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自分嫌いが直らない

1 名前:依緒:2008/04/27 15:46 ID:OawBdTvQic IP:210.136.161.148(docomo)
自分が大嫌いです。
そのくせに自殺するのは恐いんです。

最近は鬱気味のせいで
暗い人間だっていうことが部活友達にもばれて
みんなどんどん離れて行ってしまいました

クラスでもあぶれてしまい、仲のいい友達は別の人にとられてしまいました

気がつくと独り
いつだってひとり
孤独が堪らなく怖くて死にそうになるくせに、誰も私をそばにおいてくれません。

明るいいつものわたしが維持できれば、みんな話しかけてくれるのに
もうそれができません

独りは寂しいです
人に頼らないと生きている価値を見い出せない自分が憎らしいです

わたし
どうしたら…

90 名前:葉桜と魔笛 3:2008/05/07 20:08 ID:LdWrjzEkFQ IP:59.171.133.49
「姉さん、読んでごらんなさい。なんのことやら、あたしには、ちっともわからない。」
 私は、妹の不正直をしんから憎く思いました。
「読んでいいの?」そう小声で尋ねて、妹から手紙を受け取る私の指先は、当惑するほど震えていました。ひらいて読むまでもなく、私は、この手紙の文句を知っております。けれども私は、何くわぬ顔してそれを読まなければいけません。手紙には、こう書かれてあるのです。私は、手紙をろくろく見ずに、声立てて読みました。

 ――きょうは、あなたにおわびを申し上げます。僕がきょうまで、がまんしてあなたにお手紙差し上げなかったわけは、すべて僕の自信の無さからであります。僕は、貧しく、無能であります。あなたひとりを、どうしてあげることもできないのです。ただ言葉で、その言葉には、みじんも嘘が無いのでありますが、ただ言葉で、あなたへの愛の証明をするよりほかには、何ひとつできぬ僕自身の無力が、いやになったのです。あなたを、一日も、いや夢にさえ、忘れたことはないのです。けれども、僕は、あなたを、どうしてあげることもできない。それが、つらさに、僕は、あなたと、おわかれしようと思ったのです。あなたの不幸が大きくなればなるほど、そうして僕の愛情が深くなればなるほど、僕はあなたに近づきにくくなるのです。おわかりでしょうか。僕は、決して、ごまかしを言っているのではありません。僕は、それを僕自身の正義の責任感からと解していました。けれども、それは、僕のまちがい。僕は、はっきり間違って居りました。おわびを申し上げます。僕は、あなたに対して完璧(かんぺき)の人間になろうと、我慾を張っていただけのことだったのです。僕たち、さびしく無力なのだから、他になんにもできないのだから、せめて言葉だけでも、誠実こめてお贈りするのが、まことの、謙譲の美しい生きかたである、と僕はいまでは信じています。つねに、自身にできる限りの範囲で、それを為し遂げるように努力すべきだと思います。どんなに小さいことでもよい。タンポポの花一輪の贈りものでも、決して恥じずに差し出すのが、最も勇気ある、男らしい態度であると信じます。僕は、もう逃げません。僕は、あなたを愛しています。毎日、毎日、歌をつくってお送りします。それから、毎日、毎日、あなたのお庭の塀のそとで、口笛吹いて、お聞かせしましょう。あしたの晩の六時には、さっそく口笛、軍艦マアチ吹いてあげます。僕の口笛は、うまいですよ。いまのところ、それだけが、僕の力で、わけなくできる奉仕です。お笑いになっては、いけません。いや、お笑いになって下さい。元気でいて下さい。神さまは、きっとどこかで見ています。僕は、それを信じています。あなたも、僕も、ともに神の寵児(ちょうじ)です。きっと、美しい結婚できます。
 待ち待ちて ことし咲きけり 桃の花 白と聞きつつ 花は紅なり
 僕は勉強しています。すべては、うまくいっています。では、また、明日。M・T。

91 名前:葉桜と魔笛 4:2008/05/07 20:08 ID:LdWrjzEkFQ IP:59.171.133.49
「姉さん、あたし知っているのよ。」妹は、澄んだ声でそう呟(つぶや)き、「ありがとう、姉さん、これ、姉さんが書いたのね。」
 私は、あまりの恥ずかしさに、その手紙、千々に引き裂いて、自分の髪をくしゃくしゃ引き(むし)ってしまいたく思いました。いても立ってもおられぬ、とはあんな思いを指して言うのでしょう。私が書いたのだ。妹の苦しみを見かねて、私が、これから毎日、M・Tの筆蹟(ひっせき)を真似て、妹の死ぬる日まで、手紙を書き、下手な和歌を、苦心してつくり、それから晩の六時には、こっそり塀の外へ出て、口笛吹こうと思っていたのです。
 恥かしかった。下手な歌みたいなものまで書いて、恥ずかしゅうございました。身も世も、あらぬ思いで、私は、すぐには返事も、できませんでした。
「姉さん、心配なさらなくても、いいのよ。」妹は、不思議にも落ちついて、崇高なくらいに美しく微笑していました。「姉さん、あの緑のリボンで結んであった手紙を見たのでしょう? あれは、ウソ。あたし、あんまり淋しいから、おととしの秋から、ひとりであんな手紙書いて、あたしに宛(あ)てて投函していたの。姉さん、ばかにしないでね。青春というものは、ずいぶん大事なものなのよ。あたし、病気になってから、それが、はっきりわかって来たの。ひとりで、自分あての手紙なんか書いてるなんて、汚い。あさましい。ばかだ。あたしは、ほんとうに男のかたと、大胆に遊べば、よかった。あたしのからだを、しっかり抱いてもらいたかった。姉さん、あたしは今までいちども、恋人どころか、よその男のかたと話してみたこともなかった。姉さんだって、そうなのね。姉さん、あたしたち間違っていた。お悧巧(りこう)すぎた。ああ、死ぬなんて、いやだ。あたしの手が、指先が、髪が、可哀そう。死ぬなんて、いやだ。いやだ。」
 私は、かなしいやら、こわいやら、うれしいやら、はずかしいやら、胸が一ぱいになり、わからなくなってしまいまして、妹の痩せた頬に、私の頬をぴったり押しつけ、ただもう涙が出て来て、そっと妹を抱いてあげました。そのとき、ああ、聞えるのです。低く幽(かす)かに、でも、たしかに、軍艦マアチの口笛でございます。妹も、耳をすましました。ああ、時計を見ると六時なのです。私たち、言い知れぬ恐怖に、強く強く抱き合ったまま、身じろぎもせず、そのお庭の葉桜の奥から聞えて来る不思議なマアチに耳をすまして居りました。
 神さまは、在る。きっと、いる。私は、それを信じました。妹は、それから三日目に死にました。医者は、首をかしげておりました。あまりに静かに、早く息をひきとったからでございましょう。けれども、私は、そのとき驚かなかった。何もかも神さまの、おぼしめしと信じていました。
 いまは、――年とって、もろもろの物慾が出て来て、お恥かしゅうございます。信仰とやらも少し薄らいでまいったのでございましょうか、あの口笛も、ひょっとしたら、父の仕業(しわざ)ではなかったろうかと、なんだかそんな疑いを持つこともございます。学校のおつとめからお帰りになって、隣りのお部屋で、私たちの話を立聞きして、ふびんに思い、厳酷の父としては一世一代の狂言したのではなかろうか、と思うことも、ございますが、まさか、そんなこともないでしょうね。父が在世中なれば、問いただすこともできるのですが、父がなくなって、もう、かれこれ十五年にもなりますものね。いや、やっぱり神さまのお恵みでございましょう。
 私は、そう信じて安心しておりたいのでございますけれども、どうも、年とって来ると、物慾が起り、信仰も薄らいでまいって、いけないと存じます。

92 名前:fairy:2008/05/07 20:37 ID:lG8tV308pE IP:220.102.149.64
あのさ、面倒臭いんだけど。
ていうか迷惑でしょ!!!!!

93 名前:通りすがり:2008/05/07 20:56 ID:wFJuVp6ACw IP:222.7.57.83(ezweb)
小説を書きまくるのは良いけど興味の無い人にとっては凄い迷惑だな、荒らしと同じです。

94 名前:すてるす:2008/05/07 21:07 ID:NMHpmniHi2 IP:116.80.242.76
>>97
芥川も太宰はその影響を受けて自殺しましたね。太宰の自殺に関しては
付き合っている女性と別れたいために心中を装って自分だけ助かって
何回か同じ事を繰り返してた様ですね。推測ですけどね。太宰で好きなのは
女生徒とかやっぱりメロスですね。芥川ならくもの糸とか羅生門とか杜子春ですね。
二人とも30代で自殺この辺はスレチでは無いかも川端康成も自殺三島由紀夫も自殺。

何で才能がある人が自殺を選ぶのか考えてしまいます。
そうで無くとも死んでしまった。妹の話ですか・・・。
いい人て短命なんですかね。
私は中学の時同級生を白血病で亡くしました。
皆に愛されるキャラでしたのでお葬式には大勢集まりました。
その日は朝から雨でなみだ隠すためそらに向けて顔を向けた事を憶えています。
安らかな死に顔でした。くすりの後遺症でスキンヘッドでしたけど
彼は生前そんなこと気にしてないように見えました。
学校の成績も良い方でした。長期入院する事もあったのですが・・・。
彼は常に努力してたのでしょうね。800字には足りませんがスレ主さんのために辞めてください。

都築ちゃんへ

95 名前:fairy:2008/05/07 21:24 ID:lG8tV308pE IP:220.102.149.64
なんか固まってる。
なんだこりゃ・・・

96 名前:Lucy:2008/05/07 21:27 ID:welOJFQJ0g IP:122.17.243.127
>>52
>絶望
>希望
>孤独
詩にこのような象徴的に一般化された紋切り型の言葉を安易に使用してはならない。
「孤独」という黴の生えた激しく腐臭を放つ言葉を使わずに、「孤独」を表現するのが文芸なのである。「絶望」「希望」も然り。

>眼からあついものがあふれてくる
きわめて非常に完璧に果てしなく陳腐である。


>>83
>芥川龍之介の「秋」と「冬」を読んだ感想を、800字程度で提出
すこしワクワクするねえ。


>>92-93
>迷惑
くだらない投稿を読むよりはずっといい。

97 名前:すてるす:2008/05/07 21:28 ID:NMHpmniHi2 IP:116.80.242.76
>>95fairyさんごめんなさい。
おれが都築さん怒らせたからです。

98 名前:fairy:2008/05/07 21:34 ID:lG8tV308pE IP:220.102.149.64
すてるすさん
乗ったのは都築さんだから、すてるすさんだけが悪いわけじゃない。

それにさ>96みたいな人も居るみたいだしね・・・
ま、どうこういうなら、黙って本読んでたら?って思うけどな

99 名前:すてるす:2008/05/07 21:38 ID:NMHpmniHi2 IP:116.80.242.76
>>98fairyさんありがとうございます。
あらためてここの住人のみなさまにおわびいたします。

100 名前:都築:2008/05/07 22:18 ID:LdWrjzEkFQ IP:59.171.133.49
>>94

却下。

感想もしくは批評としての体裁が整ってないだろうが。
誰が、太宰と芥川と自殺をテーマに随筆を書け、と言った?

101 名前:fairy:2008/05/07 22:59 ID:lG8tV308pE IP:220.102.149.64
>100
なにを人にあったっているのだろうか?


102 名前:都築:2008/05/08 02:55 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
>>101
他人の創作でも良いものは紹介してもいいでしょ?何か問題あります?

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 r、r.r ヽ 、 /:::::::::::::::::::::::::     _  `゙''‐''"  __,,',,,,___
r |_,|_,|_,|`ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ-    _|  、-l、,},,   ̄""'''¬-
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|_,|_,|_人そ(^il:::::::::::;、-''"  ,.-'  ゙、""ヾ'r-;;:l  冫、     ヽ、
| )   ヽノ |l;、-'゙:   ,/      ゞ=‐'"~゙゙') ./. \
|  `".`´  ノヽ:::::..,.r'゙         ,,. ,r/ ./    ヽ
   入_ノ   ン;"::::::.       "´ '゙ ´ /      ゙、
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103 名前:うさぎ:2008/05/08 04:03 ID:wuZBbCiEcs IP:221.68.70.139
でたッ! ネコ人間がえしッッ!!!
・・・やばい、ウケすぎて寝れん〜

104 名前:すてるす:2008/05/08 06:48 ID:d7TKQggXt6 IP:116.80.242.76
>>102都築ちゃん
池波正太郎なら書くよ。。。

105 名前:すてるす:2008/05/08 07:16 ID:d7TKQggXt6 IP:116.80.242.76
  キコキコ   ∧ ,, ∧ お早うゴザイマスー☆
     旦  旦    ( ´・ω・) さぁ…‥ドウゾー ドウゾー
   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|─□(  つ_0
〜 〜 ̄◎ ̄◎ ̄   ◎ヽJ┴◎

106 名前:うさぎ:2008/05/08 09:59 ID:wuZBbCiEcs IP:221.68.70.139
きゃ〜゚*。(人*´∀`)。*゚きゃ〜
きょおもまたいちだんとカワユスすぎるぅ〜♪♪♪
キコキコ姿きゃわいい〜
ああ・・・かみつきたい・・・
きょおは、チビうさも一緒に
       (((*^ω^)-旦旦-(*^ω^)イタダキマ〜ス!!

107 名前:fairy:2008/05/08 17:44 ID:ZYOUND.2Cc IP:220.102.149.64
>102
絵・・・
上手いな・・・

108 名前:都築:2008/05/08 17:49 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
>>104

84 名前:すてるす:2008/05/07 19:59 ID:NMHpmniHi2 IP:116.80.242.76
太宰か吉川か司馬とか中島らもにして・・・。

ふざけるのもいい加減にしろ。
こっちは妥協して、太宰の「葉桜と魔笛」ワザワザ転記してやったんじゃないか。

さってと。そろそろタイムアップですね。
まあ、自業自得だから諦めて。

これからも、気が向いたらバンバン小説の連投やってくんで、宜しく。

109 名前:すてるす:2008/05/08 17:52 ID:d7TKQggXt6 IP:116.80.242.76
>>108
都築ちゃん池波ヨロシク。

110 名前:都築:2008/05/08 17:54 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
>>109

84 名前:すてるす:2008/05/07 19:59 ID:NMHpmniHi2 IP:116.80.242.76
太宰か吉川か司馬とか中島らもにして・・・。

自分の発言のケツも持て無い奴の事など、知ったことか。

111 名前:依緒:2008/05/08 19:25 ID:aN3HP36hEA IP:210.136.161.143(docomo)
こんばんは。
とんでもないレスの数に驚いて覗いてみました。

なんだか

相談できる居場所がなくなてしまったような
そんな気がします。
少しショックでした

すごい所になりましたね

112 名前:すてるす:2008/05/08 19:32 ID:d7TKQggXt6 IP:116.80.242.76
すいません。

113 名前:舞姫 1:2008/05/08 20:19 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
 石炭をば早(は)や積み果てつ。中等室の卓(つくゑ)のほとりはいと静にて、熾熱燈(しねつとう)の光の晴れがましきも徒(いたづら)なり。今宵は夜毎にこゝに集ひ来る骨牌(カルタ)仲間も「ホテル」に宿りて、舟に残れるは余一人(ひとり)のみなれば。
 五年前(いつとせまへ)の事なりしが、平生(ひごろ)の望足りて、洋行の官命を蒙(かうむ)り、このセイゴンの港まで来(こ)し頃は、目に見るもの、耳に聞くもの、一つとして新(あらた)ならぬはなく、筆に任せて書き記(しる)しつる紀行文日ごとに幾千言をかなしけむ、当時の新聞に載せられて、世の人にもてはやされしかど、今日(けふ)になりておもへば、穉(をさな)き思想、身の程(ほど)知らぬ放言、さらぬも尋常(よのつね)の動植金石、さては風俗などをさへ珍しげにしるしゝを、心ある人はいかにか見けむ。こたびは途に上りしとき、日記(にき)ものせむとて買ひし冊子(さつし)もまだ白紙のまゝなるは、独逸(ドイツ)にて物学びせし間(ま)に、一種の「ニル、アドミラリイ」の気象をや養ひ得たりけむ、あらず、これには別に故あり。
 げに東(ひんがし)に還(かへ)る今の我は、西に航せし昔の我ならず、学問こそ猶(なほ)心に飽き足らぬところも多かれ、浮世のうきふしをも知りたり、人の心の頼みがたきは言ふも更なり、われとわが心さへ変り易きをも悟り得たり。きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写して誰(たれ)にか見せむ。これや日記の成らぬ縁故なる、あらず、これには別に故あり。
 嗚呼(あゝ)、ブリンヂイシイの港を出(い)でゝより、早や二十日(はつか)あまりを経ぬ。世の常ならば生面(せいめん)の客にさへ交(まじはり)を結びて、旅の憂さを慰めあふが航海の習(ならひ)なるに、微恙(びやう)にことよせて房(へや)の裡(うち)にのみ籠(こも)りて、同行の人々にも物言ふことの少きは、人知らぬ恨に頭(かしら)のみ悩ましたればなり。此(この)恨は初め一抹の雲の如く我(わが)心を掠(かす)めて、瑞西(スヰス)の山色をも見せず、伊太利(イタリア)の古蹟にも心を留めさせず、中頃は世を厭(いと)ひ、身をはかなみて、腸(はらわた)日ごとに九廻すともいふべき惨痛をわれに負はせ、今は心の奥に凝り固まりて、一点の翳(かげ)とのみなりたれど、文(ふみ)読むごとに、物見るごとに、鏡に映る影、声に応ずる響の如く、限なき懐旧の情を喚び起して、幾度(いくたび)となく我心を苦む。嗚呼、いかにしてか此恨を銷(せう)せむ。若(も)し外(ほか)の恨なりせば、詩に詠じ歌によめる後は心地(こゝち)すが/\しくもなりなむ。これのみは余りに深く我心に彫(ゑ)りつけられたればさはあらじと思へど、今宵はあたりに人も無し、房奴(ばうど)の来て電気線の鍵を捩(ひね)るには猶程もあるべければ、いで、その概略を文に綴りて見む。
 余は幼き比(ころ)より厳しき庭の訓(をしへ)を受けし甲斐(かひ)に、父をば早く喪(うしな)ひつれど、学問の荒(すさ)み衰ふることなく、旧藩の学館にありし日も、東京に出でゝ予備黌(よびくわう)に通ひしときも、大学法学部に入りし後も、太田豊太郎(とよたらう)といふ名はいつも一級の首(はじめ)にしるされたりしに、一人子(ひとりご)の我を力になして世を渡る母の心は慰みけらし。十九の歳には学士の称を受けて、大学の立ちてよりその頃までにまたなき名誉なりと人にも言はれ、某(なにがし)省に出仕して、故郷なる母を都に呼び迎へ、楽しき年を送ること三とせばかり、官長の覚え殊(こと)なりしかば、洋行して一課の事務を取り調べよとの命を受け、我名を成さむも、我家を興さむも、今ぞとおもふ心の勇み立ちて、五十を踰(こ)えし母に別るゝをもさまで悲しとは思はず、遙々(はる/″\)と家を離れてベルリンの都に来ぬ。

114 名前:舞姫 2:2008/05/08 20:20 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
 余は模糊(もこ)たる功名の念と、検束に慣れたる勉強力とを持ちて、忽(たちま)ちこの欧羅巴(ヨオロツパ)の新大都の中央に立てり。何等(なんら)の光彩ぞ、我目を射むとするは。何等の色沢ぞ、我心を迷はさむとするは。菩提樹下と訳するときは、幽静なる境(さかひ)なるべく思はるれど、この大道髪(かみ)の如きウンテル、デン、リンデンに来て両辺なる石だゝみの人道を行く隊々(くみ/″\)の士女を見よ。胸張り肩聳(そび)えたる士官の、まだ維廉(ヰルヘルム)一世の街に臨める(まど)に倚(よ)り玉ふ頃なりければ、様々の色に飾り成したる礼装をなしたる、妍(かほよ)き少女(をとめ)の巴里(パリー)まねびの粧(よそほひ)したる、彼も此も目を驚かさぬはなきに、車道の土瀝青(チヤン)の上を音もせで走るいろ/\の馬車、雲に聳ゆる楼閣の少しとぎれたる処(ところ)には、晴れたる空に夕立の音を聞かせて漲(みなぎ)り落つる噴井(ふきゐ)の水、遠く望めばブランデンブルク門を隔てゝ緑樹枝をさし交(か)はしたる中より、半天に浮び出でたる凱旋塔の神女の像、この許多(あまた)の景物目睫(もくせふ)の間に聚(あつ)まりたれば、始めてこゝに来(こ)しものゝ応接に遑(いとま)なきも宜(うべ)なり。されど我胸には縦(たと)ひいかなる境に遊びても、あだなる美観に心をば動さじの誓ありて、つねに我を襲ふ外物を遮(さへぎ)り留めたりき。
 余が鈴索(すゞなは)を引き鳴らして謁(えつ)を通じ、おほやけの紹介状を出だして東来の意を告げし普魯西(プロシヤ)の官員は、皆快く余を迎へ、公使館よりの手つゞきだに事なく済みたらましかば、何事にもあれ、教へもし伝へもせむと約しき。喜ばしきは、わが故里(ふるさと)にて、独逸、仏蘭西(フランス)の語を学びしことなり。彼等は始めて余を見しとき、いづくにていつの間にかくは学び得つると問はぬことなかりき。
 さて官事の暇(いとま)あるごとに、かねておほやけの許をば得たりければ、ところの大学に入りて政治学を修めむと、名を簿冊(ぼさつ)に記させつ。
 ひと月ふた月と過す程に、おほやけの打合せも済みて、取調も次第に捗(はかど)り行けば、急ぐことをば報告書に作りて送り、さらぬをば写し留めて、つひには幾巻(いくまき)をかなしけむ。大学のかたにては、穉き心に思ひ計りしが如く、政治家になるべき特科のあるべうもあらず、此か彼かと心迷ひながらも、二三の法家の講筵(かうえん)に列(つらな)ることにおもひ定めて、謝金を収め、往きて聴きつ。
 かくて三年(みとせ)ばかりは夢の如くにたちしが、時来れば包みても包みがたきは人の好尚なるらむ、余は父の遺言を守り、母の教に従ひ、人の神童なりなど褒(ほ)むるが嬉しさに怠らず学びし時より、官長の善き働き手を得たりと奨(はげ)ますが喜ばしさにたゆみなく勤めし時まで、たゞ所動的、器械的の人物になりて自ら悟らざりしが、今二十五歳になりて、既に久しくこの自由なる大学の風に当りたればにや、心の中なにとなく妥(おだやか)ならず、奥深く潜みたりしまことの我は、やうやう表にあらはれて、きのふまでの我ならぬ我を攻むるに似たり。余は我身の今の世に雄飛すべき政治家になるにも宜(よろ)しからず、また善く法典を諳(そらん)じて獄を断ずる法律家になるにもふさはしからざるを悟りたりと思ひぬ。
 余は私(ひそか)に思ふやう、我母は余を活(い)きたる辞書となさんとし、我官長は余を活きたる法律となさんとやしけん。辞書たらむは猶ほ堪ふべけれど、法律たらんは忍ぶべからず。今までは瑣々(さゝ)たる問題にも、極めて丁寧(ていねい)にいらへしつる余が、この頃より官長に寄する書には連(しき)りに法制の細目に拘(かゝづら)ふべきにあらぬを論じて、一たび法の精神をだに得たらんには、紛々たる万事は破竹の如くなるべしなどゝ広言しつ。又大学にては法科の講筵を余所(よそ)にして、歴史文学に心を寄せ、漸く蔗(しよ)を嚼(か)む境に入りぬ。

115 名前:舞姫 3:2008/05/08 20:21 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
 官長はもと心のまゝに用ゐるべき器械をこそ作らんとしたりけめ。独立の思想を懐(いだ)きて、人なみならぬ面(おも)もちしたる男をいかでか喜ぶべき。危きは余が当時の地位なりけり。されどこれのみにては、なほ我地位を覆(くつが)へすに足らざりけんを、日比(ひごろ)伯林(ベルリン)の留学生の中(うち)にて、或る勢力ある一群(ひとむれ)と余との間に、面白からぬ関係ありて、彼人々は余を猜疑(さいぎ)し、又遂(つひ)に余を讒誣(ざんぶ)するに至りぬ。されどこれとても其故なくてやは。
 彼人々は余が倶(とも)に麦酒(ビイル)の杯をも挙げず、球突きの棒(キユウ)をも取らぬを、かたくななる心と慾を制する力とに帰して、且(かつ)は嘲(あざけ)り且は嫉(ねた)みたりけん。されどこは余を知らねばなり。嗚呼、此故よしは、我身だに知らざりしを、怎(いか)でか人に知らるべき。わが心はかの合歓(ねむ)といふ木の葉に似て、物触(さや)れば縮みて避けんとす。我心は処女に似たり。余が幼き頃より長者の教を守りて、学(まなび)の道をたどりしも、仕(つかへ)の道をあゆみしも、皆な勇気ありて能(よ)くしたるにあらず、耐忍勉強の力と見えしも、皆な自ら欺き、人をさへ欺きつるにて、人のたどらせたる道を、唯(た)だ一条(ひとすぢ)にたどりしのみ。余所に心の乱れざりしは、外物を棄てゝ顧みぬ程の勇気ありしにあらず、唯(たゞ)外物に恐れて自らわが手足を縛せしのみ。故郷を立ちいづる前にも、我が有為の人物なることを疑はず、又我心の能く耐へんことをも深く信じたりき。嗚呼、彼も一時。舟の横浜を離るるまでは、天晴(あつぱれ)豪傑と思ひし身も、せきあへぬ涙に手巾(しゆきん)を濡らしつるを我れ乍(なが)ら怪しと思ひしが、これぞなか/\に我本性なりける。此心は生れながらにやありけん、又早く父を失ひて母の手に育てられしによりてや生じけん。
 彼(かの)人々の嘲るはさることなり。されど嫉むはおろかならずや。この弱くふびんなる心を。
 赤く白く面(おもて)を塗りて、赫然(かくぜん)たる色の衣を纏(まと)ひ、珈琲店(カツフエエ)に坐して客を延(ひ)く女(をみな)を見ては、往きてこれに就かん勇気なく、高き帽を戴き、眼鏡に鼻を挾ませて、普魯西(プロシヤ)にては貴族めきたる鼻音にて物言ふ「レエベマン」を見ては、往きてこれと遊ばん勇気なし。此等の勇気なければ、彼活溌なる同郷の人々と交らんやうもなし。この交際の疎(うと)きがために、彼人々は唯余を嘲り、余を嫉むのみならで、又余を猜疑することゝなりぬ。これぞ余が冤罪(ゑんざい)を身に負ひて、暫時の間に無量の艱難(かんなん)を閲(けみ)し尽す媒(なかだち)なりける。
 或る日の夕暮なりしが、余は獣苑を漫歩して、ウンテル、デン、リンデンを過ぎ、我がモンビシユウ街の僑居(けうきよ)に帰らんと、クロステル巷(かう)の古寺の前に来ぬ。余は彼の燈火(ともしび)の海を渡り来て、この狭く薄暗き巷(こうぢ)に入り、楼上の木欄(おばしま)に干したる敷布、襦袢(はだぎ)などまだ取入れぬ人家、頬髭長き猶太(ユダヤ)教徒の翁(おきな)が戸前(こぜん)に佇(たゝず)みたる居酒屋、一つの梯(はしご)は直ちに楼(たかどの)に達し、他の梯は窖(あなぐら)住まひの鍛冶(かぢ)が家に通じたる貸家などに向ひて、凹字(あふじ)の形に引籠みて立てられたる、此三百年前の遺跡を望む毎に、心の恍惚となりて暫し佇みしこと幾度なるを知らず。
 今この処を過ぎんとするとき、鎖(とざ)したる寺門の扉に倚りて、声を呑みつゝ泣くひとりの少女(をとめ)あるを見たり。年は十六七なるべし。被(かむ)りし巾(きれ)を洩れたる髪の色は、薄きこがね色にて、着たる衣は垢つき汚れたりとも見えず。我足音に驚かされてかへりみたる面(おもて)、余に詩人の筆なければこれを写すべくもあらず。この青く清らにて物問ひたげに愁(うれひ)を含める目(まみ)の、半ば露を宿せる長き睫毛(まつげ)に掩(おほ)はれたるは、何故に一顧したるのみにて、用心深き我心の底までは徹したるか。
 彼は料(はか)らぬ深き歎きに遭(あ)ひて、前後を顧みる遑(いとま)なく、こゝに立ちて泣くにや。わが臆病なる心は憐憫(れんびん)の情に打ち勝たれて、余は覚えず側(そば)に倚り、「何故に泣き玉ふか。ところに繋累(けいるゐ)なき外人(よそびと)は、却(かへ)りて力を借し易きこともあらん。」といひ掛けたるが、我ながらわが大胆なるに呆(あき)れたり。
 彼は驚きてわが黄なる面を打守りしが、我が真率なる心や色に形(あら)はれたりけん。「君は善き人なりと見ゆ。彼の如く酷(むご)くはあらじ。又(ま)た我母の如く。」暫し涸れたる涙の泉は又溢れて愛らしき頬(ほ)を流れ落つ。

116 名前:舞姫 4:2008/05/08 20:22 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
「我を救ひ玉へ、君。わが恥なき人とならんを。母はわが彼の言葉に従はねばとて、我を打ちき。父は死にたり。明日(あす)は葬らでは(かな)はぬに、家に一銭の貯(たくはへ)だになし。」
 跡は欷歔(ききよ)の声のみ。我眼(まなこ)はこのうつむきたる少女の顫(ふる)ふ項(うなじ)にのみ注がれたり。
「君が家(や)に送り行かんに、先(ま)づ心を鎮(しづ)め玉へ。声をな人に聞かせ玉ひそ。こゝは往来なるに。」彼は物語するうちに、覚えず我肩に倚りしが、この時ふと頭(かしら)を擡(もた)げ、又始てわれを見たるが如く、恥ぢて我側を飛びのきつ。
 人の見るが厭はしさに、早足に行く少女の跡に附きて、寺の筋向ひなる大戸を入れば、欠け損じたる石の梯あり。これを上ぼりて、四階目に腰を折りて潜るべき程の戸あり。少女は(さ)びたる針金の先きを捩(ね)ぢ曲げたるに、手を掛けて強く引きしに、中には咳枯(しはが)れたる老媼(おうな)の声して、「誰(た)ぞ」と問ふ。エリス帰りぬと答ふる間もなく、戸をあらゝかに引開(ひきあ)けしは、半ば白(しら)みたる髪、悪(あ)しき相にはあらねど、貧苦の痕を額(ぬか)に印せし面の老媼にて、古き獣綿の衣を着、汚れたる上靴を穿(は)きたり。エリスの余に会釈して入るを、かれは待ち兼ねし如く、戸を劇(はげ)しくたて切りつ。
 余は暫し茫然として立ちたりしが、ふと油燈(ラムプ)の光に透して戸を見れば、エルンスト、ワイゲルトと漆(うるし)もて書き、下に仕立物師と注したり。これすぎぬといふ少女が父の名なるべし。内には言ひ争ふごとき声聞えしが、又静になりて戸は再び明きぬ。さきの老媼は慇懃(いんぎん)におのが無礼の振舞せしを詫(わ)びて、余を迎へ入れつ。戸の内は厨(くりや)にて、右手(めて)の低きに、真白(ましろ)に洗ひたる麻布を懸けたり。左手(ゆんで)には粗末に積上げたる煉瓦の竈(かまど)あり。正面の一室の戸は半ば開きたるが、内には白布(しらぬの)を掩へる臥床(ふしど)あり。伏したるはなき人なるべし。竈の側なる戸を開きて余を導きつ。この処は所謂(いはゆる)「マンサルド」の街に面したる一間(ひとま)なれば、天井もなし。隅の屋根裏よりに向ひて斜に下れる梁(はり)を、紙にて張りたる下の、立たば頭(かしら)の支(つか)ふべき処に臥床あり。中央なる机には美しき氈(かも)を掛けて、上には書物一二巻と写真帖とを列(なら)べ、陶瓶(たうへい)にはこゝに似合はしからぬ価(あたひ)高き花束を生けたり。そが傍(かたはら)に少女は羞(はぢ)を帯びて立てり。
 彼は優(すぐ)れて美なり。乳(ち)の如き色の顔は燈火に映じて微紅(うすくれなゐ)を潮(さ)したり。手足の繊(かぼそ)く(たをやか)なるは、貧家の女(をみな)に似ず。老媼の室(へや)を出でし跡にて、少女は少し訛(なま)りたる言葉にて云ふ。「許し玉へ。君をこゝまで導きし心なさを。君は善き人なるべし。我をばよも憎み玉はじ。明日に迫るは父の葬(はふり)、たのみに思ひしシヤウムベルヒ、君は彼を知らでやおはさん。彼は「ヰクトリア」座の座頭(ざがしら)なり。彼が抱へとなりしより、早や二年(ふたとせ)なれば、事なく我等を助けんと思ひしに、人の憂に附けこみて、身勝手なるいひ掛けせんとは。我を救ひ玉へ、君。金をば薄き給金を析(さ)きて還し参らせん。縦令(よしや)我身は食(くら)はずとも。それもならずば母の言葉に。」彼は涙ぐみて身をふるはせたり。その見上げたる目(まみ)には、人に否(いな)とはいはせぬ媚態あり。この目の働きは知りてするにや、又自らは知らぬにや。
 我が隠しには二三「マルク」の銀貨あれど、それにて足るべくもあらねば、余は時計をはづして机の上に置きぬ。「これにて一時の急を凌(しの)ぎ玉へ。質屋の使のモンビシユウ街三番地にて太田と尋ね来(こ)ん折には価を取らすべきに。」
 少女は驚き感ぜしさま見えて、余が辞別(わかれ)のために出(いだ)したる手を唇にあてたるが、はら/\と落つる熱き涙(なんだ)を我手の背(そびら)に濺(そゝ)ぎつ。

117 名前:舞姫 5:2008/05/08 20:22 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
 嗚呼、何等の悪因ぞ。この恩を謝せんとて、自ら我僑居(けうきよ)に来(こ)し少女は、シヨオペンハウエルを右にし、シルレルを左にして、終日(ひねもす)兀坐(こつざ)する我読書の下(さうか)に、一輪の名花を咲かせてけり。この時を始として、余と少女との交(まじはり)漸く繁くなりもて行きて、同郷人にさへ知られぬれば、彼等は速了(そくれう)にも、余を以(も)て色を舞姫の群に漁(ぎよ)するものとしたり。われ等二人(ふたり)の間にはまだ痴(ちがい)なる歓楽のみ存したりしを。
 その名を斥(さ)さんは憚(はゞかり)あれど、同郷人の中に事を好む人ありて、余が屡(しば/\)芝居に出入して、女優と交るといふことを、官長の許(もと)に報じつ。さらぬだに余が頗(すこぶ)る学問の岐路(きろ)に走るを知りて憎み思ひし官長は、遂に旨を公使館に伝へて、我官を免じ、我職を解いたり。公使がこの命を伝ふる時余に謂(い)ひしは、御身(おんみ)若し即時に郷に帰らば、路用を給すべけれど、若し猶こゝに在らんには、公の助をば仰ぐべからずとのことなりき。余は一週日の猶予を請ひて、とやかうと思ひ煩ふうち、我生涯にて尤(もつと)も悲痛を覚えさせたる二通の書状に接しぬ。この二通は殆ど同時にいだしゝものなれど、一は母の自筆、一は親族なる某(なにがし)が、母の死を、我がまたなく慕ふ母の死を報じたる書(ふみ)なりき。余は母の書中の言をこゝに反覆するに堪へず、涙の迫り来て筆の運(はこび)を妨ぐればなり。
 余とエリスとの交際は、この時までは余所目(よそめ)に見るより清白なりき。彼は父の貧きがために、充分なる教育を受けず、十五の時舞の師のつのりに応じて、この恥づかしき業(わざ)を教へられ、「クルズス」果てゝ後、「ヰクトリア」座に出でゝ、今は場中第二の地位を占めたり。されど詩人ハツクレンデルが当世の奴隷といひし如く、はかなきは舞姫の身の上なり。薄き給金にて繋がれ、昼の温習、夜の舞台と緊(きび)しく使はれ、芝居の化粧部屋に入りてこそ紅粉をも粧ひ、美しき衣をも纏へ、場外にてはひとり身の衣食も足らず勝なれば、親腹からを養ふものはその辛苦奈何(いかに)ぞや。されば彼等の仲間にて、賤(いや)しき限りなる業に堕(お)ちぬは稀(まれ)なりとぞいふなる。エリスがこれを(のが)れしは、おとなしき性質と、剛気ある父の守護とに依りてなり。彼は幼き時より物読むことをば流石(さすが)に好みしかど、手に入るは卑しき「コルポルタアジユ」と唱ふる貸本屋の小説のみなりしを、余と相識(あひし)る頃より、余が借しつる書を読みならひて、漸く趣味をも知り、言葉の訛(なまり)をも正し、いくほどもなく余に寄するふみにも誤字(あやまりじ)少なくなりぬ。かゝれば余等二人の間には先づ師弟の交りを生じたるなりき。我が不時の免官を聞きしときに、彼は色を失ひつ。余は彼が身の事に関りしを包み隠しぬれど、彼は余に向ひて母にはこれを秘め玉へと云ひぬ。こは母の余が学資を失ひしを知りて余を疎(うと)んぜんを恐れてなり。
 嗚呼、委(くはし)くこゝに写さんも要なけれど、余が彼を愛(め)づる心の俄(にはか)に強くなりて、遂に離れ難き中となりしは此折なりき。我一身の大事は前に横(よこたは)りて、洵(まこと)に危急存亡の秋(とき)なるに、この行(おこなひ)ありしをあやしみ、又た誹(そし)る人もあるべけれど、余がエリスを愛する情は、始めて相見し時よりあさくはあらぬに、いま我数奇(さくき)を憐み、又別離を悲みて伏し沈みたる面に、鬢(びん)の毛の解けてかゝりたる、その美しき、いぢらしき姿は、余が悲痛感慨の刺激によりて常ならずなりたる脳髄を射て、恍惚の間にこゝに及びしを奈何(いか)にせむ。

118 名前:舞姫 6:2008/05/08 20:23 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
 公使に約せし日も近づき、我命(めい)はせまりぬ。このまゝにて郷にかへらば、学成らずして汚名を負ひたる身の浮ぶ瀬あらじ。さればとて留まらんには、学資を得べき手だてなし。
 此時余を助けしは今我同行の一人なる相沢謙吉なり。彼は東京に在りて、既に天方伯の秘書官たりしが、余が免官の官報に出でしを見て、某新聞紙の編輯長(へんしふちやう)に説きて、余を社の通信員となし、伯林(ベルリン)に留まりて政治学芸の事などを報道せしむることとなしつ。
 社の報酬はいふに足らぬほどなれど、棲家(すみか)をもうつし、午餐(ひるげ)に往く食店(たべものみせ)をもかへたらんには、微(かすか)なる暮しは立つべし。兎角(とかう)思案する程に、心の誠を顕(あら)はして、助の綱をわれに投げ掛けしはエリスなりき。かれはいかに母を説き動かしけん、余は彼等親子の家に寄寓することゝなり、エリスと余とはいつよりとはなしに、有るか無きかの収入を合せて、憂きがなかにも楽しき月日を送りぬ。
 朝の(カツフエエ)果つれば、彼は温習に往き、さらぬ日には家に留まりて、余はキヨオニヒ街の間口せまく奥行のみいと長き休息所に赴(おもむ)き、あらゆる新聞を読み、鉛筆取り出でゝ彼此と材料を集む。この截(き)り開きたる引より光を取れる室にて、定りたる業(わざ)なき若人(わかうど)、多くもあらぬ金を人に借して己れは遊び暮す老人、取引所の業の隙を偸(ぬす)みて足を休むる商人(あきうど)などと臂(ひぢ)を並べ、冷なる石卓(いしづくゑ)の上にて、忙はしげに筆を走らせ、小をんなが持て来る一盞(ひとつき)のの冷(さ)むるをも顧みず、明きたる新聞の細長き板ぎれにみたるを、幾種(いくいろ)となく掛け聯(つら)ねたるかたへの壁に、いく度となく往来(ゆきき)する日本人を、知らぬ人は何とか見けん。又一時近くなるほどに、温習に往きたる日には返り路(ぢ)によぎりて、余と倶(とも)に店を立出づるこの常ならず軽き、掌上(しやうじやう)の舞をもなしえつべき少女を、怪み見送る人もありしなるべし。
 我学問は荒(すさ)みぬ。屋根裏の一燈微に燃えて、エリスが劇場よりかへりて、椅(いす)に寄りて縫ものなどする側の机にて、余は新聞の原稿を書けり。昔しの法令条目の枯葉を紙上に掻寄(かきよ)せしとは殊にて、今は活溌々たる政界の運動、文学美術に係る新現象の批評など、彼此と結びあはせて、力の及ばん限り、ビヨルネよりは寧ろハイネを学びて思を構へ、様々の文(ふみ)を作りし中にも、引続きて維廉(ヰルヘルム)一世と仏得力(フレデリツク)三世との崩(ほうそ)ありて、新帝の即位、ビスマルク侯の進退如何(いかん)などの事に就ては、故(ことさ)らに詳(つまびら)かなる報告をなしき。さればこの頃よりは思ひしよりも忙はしくして、多くもあらぬ蔵書を繙(ひもと)き、旧業をたづぬることも難く、大学の籍はまだ刪(けづ)られねど、謝金を収むることの難ければ、唯だ一つにしたる講筵だに往きて聴くことは稀なりき。
 我学問は荒みぬ。されど余は別に一種の見識を長じき。そをいかにといふに、凡(およ)そ民間学の流布(るふ)したることは、欧洲諸国の間にて独逸に若(し)くはなからん。幾百種の新聞雑誌に散見する議論には頗(すこぶ)る高尚なるもの多きを、余は通信員となりし日より、曾(かつ)て大学に繁く通ひし折、養ひ得たる一隻の眼孔もて、読みては又読み、写しては又写す程に、今まで一筋の道をのみ走りし知識は、自(おのづか)ら綜括的になりて、同郷の留学生などの大かたは、夢にも知らぬ境地に到りぬ。彼等の仲間には独逸新聞の社説をだに善くはえ読まぬがあるに。

119 名前:舞姫 7:2008/05/08 20:23 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
 明治廿一年の冬は来にけり。表街(おもてまち)の人道にてこそ沙(すな)をも蒔(ま)け、※(すき)[#「金+のつくり」、161-下-29]をも揮へ、クロステル街のあたりは凸凹(とつあふ)坎(かんか)の処は見ゆめれど、表のみは一面に氷りて、朝に戸を開けば飢ゑ凍(こゞ)えし雀の落ちて死にたるも哀れなり。室(へや)を温め、竈に火を焚きつけても、壁の石を徹し、衣の綿を穿(うが)つ北欧羅巴の寒さは、なか/\に堪へがたかり。エリスは二三日前の夜、舞台にて卒倒しつとて、人に扶(たす)けられて帰り来しが、それより心地あしとて休み、もの食ふごとに吐くを、悪阻(つはり)といふものならんと始めて心づきしは母なりき。嗚呼、さらぬだに覚束(おぼつか)なきは我身の行末なるに、若し真(まこと)なりせばいかにせまし。
 今朝は日曜なれば家に在れど、心は楽しからず。エリスは床に臥(ふ)すほどにはあらねど、小(ちさ)き鉄炉の畔(ほとり)に椅子さし寄せて言葉寡(すくな)し。この時戸口に人の声して、程なく庖厨(はうちゆう)にありしエリスが母は、郵便の書状を持て来て余にわたしつ。見れば見覚えある相沢が手なるに、郵便切手は普魯西(プロシヤ)のものにて、消印には伯林(ベルリン)とあり。訝(いぶか)りつゝも披(ひら)きて読めば、とみの事にて預(あらかじ)め知らするに由なかりしが、昨夜(よべ)こゝに着せられし天方大臣に附きてわれも来たり。伯の汝(なんぢ)を見まほしとのたまふに疾(と)く来よ。汝が名誉を恢復するも此時にあるべきぞ。心のみ急がれて用事をのみいひ遣(や)るとなり。読み畢(をは)りて茫然たる面もちを見て、エリス云ふ。「故郷よりの文なりや。悪しき便(たより)にてはよも。」彼は例の新聞社の報酬に関する書状と思ひしならん。「否、心にな掛けそ。おん身も名を知る相沢が、大臣と倶にこゝに来てわれを呼ぶなり。急ぐといへば今よりこそ。」
 かはゆき独り子を出し遣る母もかくは心を用ゐじ。大臣にまみえもやせんと思へばならん、エリスは病をつとめて起ち、上襦袢(うはじゆばん)も極めて白きを撰び、丁寧にしまひ置きし「ゲエロツク」といふ二列ぼたんの服を出して着せ、襟飾りさへ余が為めに手づから結びつ。
「これにて見苦しとは誰(た)れも得言はじ。我鏡に向きて見玉へ。何故(なにゆゑ)にかく不興なる面もちを見せ玉ふか。われも諸共(もろとも)に行かまほしきを。」少し容(かたち)をあらためて。「否、かく衣を更め玉ふを見れば、何となくわが豊太郎の君とは見えず。」又た少し考へて。「縦令(よしや)富貴になり玉ふ日はありとも、われをば見棄て玉はじ。我病は母の宣(のたま)ふ如くならずとも。」
「何、富貴。」余は微笑しつ。「政治社会などに出でんの望みは絶ちしより幾年(いくとせ)をか経ぬるを。大臣は見たくもなし。唯年久しく別れたりし友にこそ逢ひには行け。」エリスが母の呼びし一等「ドロシユケ」は、輪下にきしる雪道をの下まで来ぬ。余は手袋をはめ、少し汚れたる外套を背に被(おほ)ひて手をば通さず帽を取りてエリスに接吻して楼(たかどの)を下りつ。彼は凍れるを明け、乱れし髪を朔風(さくふう)に吹かせて余が乗りし車を見送りぬ。

120 名前:舞姫 8:2008/05/08 20:23 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
 余が車を下りしは「カイゼルホオフ」の入口なり。門者に秘書官相沢が室の番号を問ひて、久しく踏み慣れぬ大理石の階(はしご)を登り、中央の柱に「プリユツシユ」を被へる「ゾフア」を据ゑつけ、正面には鏡を立てたる前房に入りぬ。外套をばこゝにて脱ぎ、廊(わたどの)をつたひて室の前まで往きしが、余は少し踟(ちちう)したり。同じく大学に在りし日に、余が品行の方正なるを激賞したる相沢が、けふは怎(いか)なる面もちして出迎ふらん。室に入りて相対して見れば、形こそ旧に比ぶれば肥えて逞(たく)ましくなりたれ、依然たる快活の気象、我失行をもさまで意に介せざりきと見ゆ。別後の情を細叙するにも遑(いとま)あらず、引かれて大臣に謁し、委托せられしは独逸語にて記せる文書の急を要するを飜訳せよとの事なり。余が文書を受領して大臣の室を出でし時、相沢は跡より来て余と午餐(ひるげ)を共にせんといひぬ。
 食卓にては彼多く問ひて、我多く答へき。彼が生路は概(おほむ)ね平滑なりしに、轗軻(かんか)数奇(さくき)なるは我身の上なりければなり。
 余が胸臆を開いて物語りし不幸なる閲歴を聞きて、かれは屡驚きしが、なか/\に余を譴(せ)めんとはせず、却りて他の凡庸なる諸生輩を罵りき。されど物語の畢(をは)りしとき、彼は色を正して諫(いさ)むるやう、この一段のことは素(も)と生れながらなる弱き心より出でしなれば、今更に言はんも甲斐なし。とはいへ、学識あり、才能あるものが、いつまでか一少女の情にかゝづらひて、目的なき生活(なりはひ)をなすべき。今は天方伯も唯だ独逸語を利用せんの心のみなり。おのれも亦(また)伯が当時の免官の理由を知れるが故に、強(しひ)て其成心を動かさんとはせず、伯が心中にて曲庇者(きよくひもの)なりなんど思はれんは、朋友に利なく、おのれに損あればなり。人を薦(すゝ)むるは先づ其能を示すに若(し)かず。これを示して伯の信用を求めよ。又彼少女との関係は、縦令彼に誠ありとも、縦令情交は深くなりぬとも、人材を知りてのこひにあらず、慣習といふ一種の惰性より生じたる交なり。意を決して断てと。是(こ)れその言(こと)のおほむねなりき。
 大洋に舵(かぢ)を失ひしふな人が、遙(はるか)なる山を望む如きは、相沢が余に示したる前途の方鍼(はうしん)なり。されどこの山は猶ほ重霧の間に在りて、いつ往きつかんも、否、果して往きつきぬとも、我中心に満足を与へんも定かならず。貧きが中にも楽しきは今の生活(なりはひ)、棄て難きはエリスが愛。わが弱き心には思ひ定めんよしなかりしが、姑(しばら)く友の言(こと)に従ひて、この情縁を断たんと約しき。余は守る所を失はじと思ひて、おのれに敵するものには抗抵すれども、友に対して否とはえ対(こた)へぬが常なり。

121 名前:舞姫 9:2008/05/08 20:24 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
 別れて出づれば風面(おもて)を撲(う)てり。二重(ふたへ)の玻璃(ガラス)を緊しく鎖して、大いなる陶炉に火を焚きたる「ホテル」の食堂を出でしなれば、薄き外套を透る午後四時の寒さは殊さらに堪へ難く、膚(はだへ)粟立(あはだ)つと共に、余は心の中に一種の寒さを覚えき。
 飜訳は一夜になし果てつ。「カイゼルホオフ」へ通ふことはこれより漸く繁くなりもて行く程に、初めは伯の言葉も用事のみなりしが、後には近比(ちかごろ)故郷にてありしことなどを挙げて余が意見を問ひ、折に触れては道中にて人々の失錯ありしことどもを告げて打笑ひ玉ひき。
 一月ばかり過ぎて、或る日伯は突然われに向ひて、「余は明旦(あす)、魯西亜(ロシア)に向ひて出発すべし。随(したが)ひて来(く)べきか、」と問ふ。余は数日間、かの公務に遑なき相沢を見ざりしかば、此問は不意に余を驚かしつ。「いかで命に従はざらむ。」余は我恥を表はさん。此答はいち早く決断して言ひしにあらず。余はおのれが信じて頼む心を生じたる人に、卒然ものを問はれたるときは、咄嗟(とつさ)の間(かん)、その答の範囲を善くも量らず、直ちにうべなふことあり。さてうべなひし上にて、その為(な)し難きに心づきても、強(しひ)て当時の心虚なりしを掩ひ隠し、耐忍してこれを実行すること屡々なり。
 此日は飜訳の代(しろ)に、旅費さへ添へて賜(たま)はりしを持て帰りて、飜訳の代をばエリスに預けつ。これにて魯西亜より帰り来んまでの費(つひえ)をば支へつべし。彼は医者に見せしに常ならぬ身なりといふ。貧血の性(さが)なりしゆゑ、幾月か心づかでありけん。座頭よりは休むことのあまりに久しければ籍を除きぬと言ひおこせつ。まだ一月ばかりなるに、かく厳しきは故あればなるべし。旅立の事にはいたく心を悩ますとも見えず。偽りなき我心を厚く信じたれば。
 鉄路にては遠くもあらぬ旅なれば、用意とてもなし。身に合せて借りたる黒き礼服、新に買求めたるゴタ板の魯廷(ろてい)の貴族譜、二三種の辞書などを、小「カバン」に入れたるのみ。流石に心細きことのみ多きこの程なれば、出で行く跡に残らんも物憂かるべく、又停車場にて涙こぼしなどしたらんには影護(うしろめた)かるべければとて、翌朝早くエリスをば母につけて知る人がり出(いだ)しやりつ。余は旅装整へて戸を鎖し、鍵をば入口に住む靴屋の主人に預けて出でぬ。
 魯国行につきては、何事をか叙すべき。わが舌人(ぜつじん)たる任務(つとめ)は忽地(たちまち)に余を拉(らつ)し去りて、青雲の上に堕(おと)したり。余が大臣の一行に随ひて、ペエテルブルクに在りし間に余を囲繞(ゐねう)せしは、巴里絶頂の驕奢(けうしや)を、氷雪の裡(うち)に移したる王城の粧飾(さうしよく)、故(ことさ)らに黄蝋(わうらふ)の燭(しよく)を幾つ共なく点(とも)したるに、幾星の勲章、幾枝の「エポレツト」が映射する光、彫鏤(てうる)の工(たくみ)を尽したる「カミン」の火に寒さを忘れて使ふ宮女の扇の閃きなどにて、この間仏蘭西語を最も円滑に使ふものはわれなるがゆゑに、賓主の間に周旋して事を弁ずるものもまた多くは余なりき。
 この間余はエリスを忘れざりき、否、彼は日毎に書(ふみ)を寄せしかばえ忘れざりき。余が立ちし日には、いつになく独りにて燈火に向はん事の心憂さに、知る人の許(もと)にて夜に入るまでもの語りし、疲るゝを待ちて家に還り、直ちにいねつ。次の朝(あした)目醒めし時は、猶独り跡に残りしことを夢にはあらずやと思ひぬ。起き出でし時の心細さ、かゝる思ひをば、生計(たつき)に苦みて、けふの日の食なかりし折にもせざりき。これ彼が第一の書の略(あらまし)なり。

122 名前:舞姫 10:2008/05/08 20:24 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
 又程経てのふみは頗る思ひせまりて書きたる如くなりき。文をば否といふ字にて起したり。否、君を思ふ心の深き底(そこひ)をば今ぞ知りぬる。君は故里(ふるさと)に頼もしき族(やから)なしとのたまへば、此地に善き世渡のたつきあらば、留り玉はぬことやはある。又我愛もて繋ぎ留めでは止(や)まじ。それも(かな)はで東(ひんがし)に還り玉はんとならば、親と共に往かんは易けれど、か程に多き路用を何処(いづく)よりか得ん。怎(いか)なる業をなしても此地に留りて、君が世に出で玉はん日をこそ待ためと常には思ひしが、暫しの旅とて立出で玉ひしより此二十日ばかり、別離の思は日にけに茂りゆくのみ。袂(たもと)を分つはたゞ一瞬の苦艱(くげん)なりと思ひしは迷なりけり。我身の常ならぬが漸くにしるくなれる、それさへあるに、縦令(よしや)いかなることありとも、我をば努(ゆめ)な棄て玉ひそ。母とはいたく争ひぬ。されど我身の過ぎし頃には似で思ひ定めたるを見て心折れぬ。わが東(ひんがし)に往かん日には、ステツチンわたりの農家に、遠き縁者あるに、身を寄せんとぞいふなる。書きおくり玉ひし如く、大臣の君に重く用ゐられ玉はゞ、我路用の金は兎も角もなりなん。今は只管(ひたすら)君がベルリンにかへり玉はん日を待つのみ。
 嗚呼、余は此書を見て始めて我地位を明視し得たり。恥かしきはわが鈍(にぶ)き心なり。余は我身一つの進退につきても、また我身に係らぬ他人(ひと)の事につきても、決断ありと自ら心に誇りしが、此決断は順境にのみありて、逆境にはあらず。我と人との関係を照さんとするときは、頼みし胸中の鏡は曇りたり。
 大臣は既に我に厚し。されどわが近眼は唯だおのれが尽したる職分をのみ見き。余はこれに未来の望を繋ぐことには、神も知るらむ、絶えて想(おもひ)到らざりき。されど今こゝに心づきて、我心は猶ほ冷然たりし歟(か)。先に友の勧めしときは、大臣の信用は屋上の禽(とり)の如くなりしが、今は稍(やゝ)これを得たるかと思はるゝに、相沢がこの頃の言葉の端に、本国に帰りて後も倶にかくてあらば云々(しか/″\)といひしは、大臣のかく宣(のたま)ひしを、友ながらも公事なれば明には告げざりし歟。今更おもへば、余が軽卒にも彼に向ひてエリスとの関係を絶たんといひしを、早く大臣に告げやしけん。
 嗚呼、独逸に来し初に、自ら我本領を悟りきと思ひて、また器械的人物とはならじと誓ひしが、こは足を縛して放たれし鳥の暫し羽を動かして自由を得たりと誇りしにはあらずや。足の糸は解くに由なし。曩(さき)にこれを繰(あや)つりしは、我(わが)某(なにがし)省の官長にて、今はこの糸、あなあはれ、天方伯の手中に在り。余が大臣の一行と倶にベルリンに帰りしは、恰(あたか)も是れ新年の旦(あした)なりき。停車場に別を告げて、我家をさして車を駆(か)りつ。こゝにては今も除夜に眠らず、元旦に眠るが習なれば、万戸寂然たり。寒さは強く、路上の雪は稜角ある氷片となりて、晴れたる日に映じ、きら/\と輝けり。車はクロステル街に曲りて、家の入口に駐(とゞ)まりぬ。この時窓を開く音せしが、車よりは見えず。馭丁(ぎよてい)に「カバン」持たせて梯を登らんとする程に、エリスの梯を駈け下るに逢ひぬ。彼が一声叫びて我頸(うなじ)を抱きしを見て馭丁は呆れたる面もちにて、何やらむ髭(ひげ)の内にて云ひしが聞えず。「善くぞ帰り来玉ひし。帰り来玉はずば我命は絶えなんを。」
 我心はこの時までも定まらず、故郷を憶(おも)ふ念と栄達を求むる心とは、時として愛情を圧せんとせしが、唯だ此一刹那(せつな)、低徊踟(ていくわいちちう)の思は去りて、余は彼を抱き、彼の頭(かしら)は我肩に倚りて、彼が喜びの涙ははら/\と肩の上に落ちぬ。
「幾階か持ちて行くべき。」と鑼(どら)の如く叫びし馭丁は、いち早く登りて梯の上に立てり。
 戸の外に出迎へしエリスが母に、馭丁を労(ねぎら)ひ玉へと銀貨をわたして、余は手を取りて引くエリスに伴はれ、急ぎて室に入りぬ。一瞥(いちべつ)して余は驚きぬ、机の上には白き木綿、白き「レエス」などを堆(うづたか)く積み上げたれば。

123 名前:舞姫 11:2008/05/08 20:25 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
 エリスは打笑(うちゑ)みつゝこれを指(ゆびさ)して、「何とか見玉ふ、この心がまへを。」といひつゝ一つの木綿ぎれを取上ぐるを見れば襁褓(むつき)なりき。「わが心の楽しさを思ひ玉へ。産れん子は君に似て黒き瞳子(ひとみ)をや持ちたらん。この瞳子。嗚呼、夢にのみ見しは君が黒き瞳子なり。産れたらん日には君が正しき心にて、よもあだし名をばなのらせ玉はじ。」彼は頭を垂れたり。「穉(をさな)しと笑ひ玉はんが、寺に入らん日はいかに嬉しからまし。」見上げたる目には涙満ちたり。
 二三日の間は大臣をも、たびの疲れやおはさんとて敢(あへ)て訪(とぶ)らはず、家にのみ籠り居(をり)しが、或る日の夕暮使して招かれぬ。往きて見れば待遇殊にめでたく、魯西亜行の労を問ひ慰めて後、われと共に東にかへる心なきか、君が学問こそわが測り知る所ならね、語学のみにて世の用には足りなむ、滞留の余りに久しければ、様々の係累もやあらんと、相沢に問ひしに、さることなしと聞きて落居(おちゐ)たりと宣ふ。其気色辞(いな)むべくもあらず。あなやと思ひしが、流石に相沢の言(こと)を偽なりともいひ難きに、若しこの手にしも縋(すが)らずば、本国をも失ひ、名誉を挽(ひ)きかへさん道をも絶ち、身はこの広漠たる欧洲大都の人の海に葬られんかと思ふ念、心頭を衝(つ)いて起れり。嗚呼、何等の特操なき心ぞ、「承(うけたま)はり侍(はべ)り」と応(こた)へたるは。
 黒がねの額(ぬか)はありとも、帰りてエリスに何とかいはん。「ホテル」を出でしときの我心の錯乱は、譬(たと)へんに物なかりき。余は道の東西をも分かず、思に沈みて行く程に、往きあふ馬車の馭丁に幾度か叱(しつ)せられ、驚きて飛びのきつ。暫くしてふとあたりを見れば、獣苑の傍(かたはら)に出でたり。倒るゝ如くに路の辺(べ)の榻(こしかけ)に倚りて、灼くが如く熱し、椎(つち)にて打たるゝ如く響く頭(かしら)を榻背(たふはい)に持たせ、死したる如きさまにて幾時をか過しけん。劇しき寒さ骨に徹すと覚えて醒めし時は、夜に入りて雪は繁く降り、帽の庇(ひさし)、外套の肩には一寸許(ばかり)も積りたりき。
 最早(もはや)十一時をや過ぎけん、モハビツト、カルヽ街通ひの鉄道馬車の軌道も雪に埋もれ、ブランデンブルゲル門の畔(ほとり)の瓦斯燈(ガスとう)は寂しき光を放ちたり。立ち上らんとするに足の凍えたれば、両手にて擦(さす)りて、漸やく歩み得る程にはなりぬ。
 足の運びの捗(はかど)らねば、クロステル街まで来しときは、半夜をや過ぎたりけん。こゝ迄来し道をばいかに歩みしか知らず。一月上旬の夜なれば、ウンテル、デン、リンデンの酒家、茶店は猶ほ人の出入盛りにて賑(にぎ)はしかりしならめど、ふつに覚えず。我脳中には唯我は免(ゆる)すべからぬ罪人なりと思ふ心のみ満ち/\たりき。
 四階の屋根裏には、エリスはまだ寝(い)ねずと覚(お)ぼしく、烱然(けいぜん)たる一星の火、暗き空にすかせば、明かに見ゆるが、降りしきる鷺の如き雪片に、乍(たちま)ち掩はれ、乍ちまた顕れて、風に弄(もてあそ)ばるゝに似たり。戸口に入りしより疲を覚えて、身の節の痛み堪へ難ければ、這(は)ふ如くに梯を登りつ。庖厨(はうちゆう)を過ぎ、室の戸を開きて入りしに、机に倚りて襁褓(むつき)縫ひたりしエリスは振り返へりて、「あ」と叫びぬ。「いかにかし玉ひし。おん身の姿は。」
 驚きしも宜(うべ)なりけり、蒼然として死人に等しき我面色、帽をばいつの間にか失ひ、髪は蓬(おど)ろと乱れて、幾度か道にて跌(つまづ)き倒れしことなれば、衣は泥まじりの雪に(よご)れ、処々は裂けたれば。

124 名前:舞姫 12:2008/05/08 20:25 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
 余は答へんとすれど声出でず、膝の頻(しき)りに戦(をのゝ)かれて立つに堪へねば、椅子を握(つか)まんとせしまでは覚えしが、その儘(まゝ)に地に倒れぬ。
 人事を知る程になりしは数週(すしう)の後なりき。熱劇しくて譫語(うはこと)のみ言ひしを、エリスが慇(ねもごろ)にみとる程に、或日相沢は尋ね来て、余がかれに隠したる顛末(てんまつ)を審(つば)らに知りて、大臣には病の事のみ告げ、よきやうに繕(つくろ)ひ置きしなり。余は始めて、病牀に侍するエリスを見て、その変りたる姿に驚きぬ。彼はこの数週の内にいたく痩せて、血走りし目は窪み、灰色の頬(ほ)は落ちたり。相沢の助にて日々の生計(たつき)には窮せざりしが、此恩人は彼を精神的に殺しゝなり。
 後に聞けば彼は相沢に逢ひしとき、余が相沢に与へし約束を聞き、またかの夕べ大臣に聞え上げし一諾を知り、俄(にはか)に座より躍り上がり、面色さながら土の如く、「我豊太郎ぬし、かくまでに我をば欺き玉ひしか」と叫び、その場に僵(たふ)れぬ。相沢は母を呼びて共に扶(たす)けて床に臥させしに、暫くして醒めしときは、目は直視したるまゝにて傍の人をも見知らず、我名を呼びていたく罵り、髪をむしり、蒲団(ふとん)を噛みなどし、また遽(にはか)に心づきたる様にて物を探り討(もと)めたり。母の取りて与ふるものをば悉(こと/″\)く抛(なげう)ちしが、机の上なりし襁褓を与へたるとき、探りみて顔に押しあて、涙を流して泣きぬ。
 これよりは騒ぐことはなけれど、精神の作用は殆(ほとんど)全く廃して、その痴(ち)なること赤児の如くなり。医に見せしに、過劇なる心労にて急に起りし「パラノイア」といふ病(やまひ)なれば、治癒の見込なしといふ。ダルドルフの癲狂院(てんきやうゐん)に入れむとせしに、泣き叫びて聴かず、後にはかの襁褓一つを身につけて、幾度か出しては見、見ては欷歔(ききよ)す。余が病牀をば離れねど、これさへ心ありてにはあらずと見ゆ。たゞをり/\思ひ出したるやうに「薬を、薬を」といふのみ。
 余が病は全く癒えぬ。エリスが生ける屍(かばね)を抱きて千行(ちすぢ)の涙を濺(そゝ)ぎしは幾度ぞ。大臣に随ひて帰東の途に上ぼりしときは、相沢と議(はか)りてエリスが母に微(かすか)なる生計(たつき)を営むに足るほどの資本を与へ、あはれなる狂女の胎内に遺しゝ子の生れむをりの事をも頼みおきぬ。
 嗚呼、相沢謙吉が如き良友は世にまた得がたかるべし。されど我脳裡(なうり)に一点の彼を憎むこゝろ今日までも残れりけり。

(明治二十三年一月)

125 名前:fairy:2008/05/08 20:28 ID:ZYOUND.2Cc IP:220.102.149.64
都築さんへ
あのさ、やめてくれない?
昨日のネコ人間とコメントみて、あ・だめ・もう、許して・・・て位
今日は一日はまってたんだよね。大人気ないコメントと、大人なコメントが、
絶妙にマッチしてて、私の笑いのツボにはまってたんだよね。
頼むから、やめて。
お・ね・が・い

126 名前:都築:2008/05/08 20:56 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
>>125
他人の創作でも良いものは紹介してもいいでしょ?何か問題あります?

                        ,、 '";ィ'
________              /::::::/l:l
─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、    __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !|
  . : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|
、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::::ノ::::ぃ::ヽ::::::ヽ!
.ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::::::/" ::     '\-:'、
. \::゙、: : : :./:::::::::::::::::::::::::::::(・ )::  ,...,(・ ):::':、      で ?
 r、r.r ヽ 、 /:::::::::::::::::::::::::     _  `゙''‐''"  __,,',,,,___
r |_,|_,|_,|`ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ-    _|  、-l、,},,   ̄""'''¬-
|_,|_,|_,|_,|、-‐l'''"´:::::::'  ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、,
|_,|_,|_人そ(^il:::::::::::;、-''"  ,.-'  ゙、""ヾ'r-;;:l  冫、     ヽ、
| )   ヽノ |l;、-'゙:   ,/      ゞ=‐'"~゙゙') ./. \
|  `".`´  ノヽ:::::..,.r'゙         ,,. ,r/ ./    ヽ
   入_ノ   ン;"::::::.       "´ '゙ ´ /      ゙、
 \_/  //:::::::::            {.        V
   /   / ./:::::::::::::            ',
  /  /  /:::::::::::::::::.            ',.

127 名前:fairy:2008/05/08 21:15 ID:ZYOUND.2Cc IP:220.102.149.64
て、自分から反論して今に至ってるんじゃないのかしら?
あ・・・だめ・・・
絵と都築さんマッチしすぎ。
またツボにはまった。もうやめてくれない?
キャラ合いすぎだって・・マジ・・・あ・・・ダメ・・・

128 名前:都築:2008/05/08 21:21 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
>>127
>自分から反論して今に至ってる

そうですね。悔い改めました。
これからは、他人の創作をバンバン投稿してゆきたいと思ってます。

自分の意見など、糞食らえです。

129 名前:fairy:2008/05/08 21:30 ID:ZYOUND.2Cc IP:220.102.149.64
そんなコト悔い改めなくて良いー!
程々でしょ?
ホント大人なんだか、子供なんだか、摩訶不思議

130 名前:都築:2008/05/08 21:34 ID:UZMNoEm6yQ IP:59.171.133.49
>>129

あなたもぜひ。悔い改めてください。

131 名前:名無しさん:2008/05/08 21:36 ID:57xrftHVZw IP:124.25.138.179

カマ ヤロウ ガ ナニカ イッテマスネ トリアエズ ニゲルカ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ___ ______       ───────────…‥
         /日 「  日\_\   ━━━━━━━━━━…‥
         |. │/ \ ┃ ..|しぃ |       ───────────…‥
  ________\∧∧ |_/__/      \ | / /━━━━━━━━━━…‥
  ()__|_日 (゚ー゚* )(@)目〓〓」_┐   ゞ ⌒ヾ∠_ ────────…‥
      \_=∪∪=―― ̄   \__┐     =- 三ニ=−──…‥
          <_<_| └― __┐ //_  く ̄ ━━━━━━━━━━…‥
          </</√       / / ∨.N \  ────────…‥
                            ━━━━━━━━━━…‥
                    ────────…‥
                           ━━━━━━━━━━…‥

132 名前:fairy:2008/05/08 21:47 ID:ZYOUND.2Cc IP:220.102.149.64
都築さんへ
承知いたしました

133 名前:Lucy:2008/05/08 22:06 ID:lGQHN4Ll.. IP:122.17.243.127
>>105
わたしはきみの自慢の詩らしきもの(>>52)を思いきりバカにしている(>>96)のだけれども、なにも反論はないのかね? 衆人環視のなかで勢いよくパンツをおろされてくやしくないのかね?

さて、きみのくだらないパンツはそこに置いておく。はやく回収したまえ。

134 名前:すてるす:2008/05/09 07:01 ID:q7jDyX3zlg IP:116.80.242.76
>>133沈黙の凡人。。。

135 名前:依緒:2008/05/09 18:48 ID:dBHgl3B4lw IP:210.136.161.49(docomo)
裏切られる
裏切られてる
信じきってはいなかったけど
信じることもやめたのに
こんなにも
辛い

お腹が、痛い



もう
消えちゃえない、かな

136 名前:咲き:2008/05/09 19:00 ID:D9jm4ejaX6 IP:219.125.145.74(ezweb)
なんの話なんですか?

137 名前:すてるす:2008/05/09 20:22 ID:q7jDyX3zlg IP:116.80.242.76
都築ちゃん好きですよ。カキコお願いします。

138 名前:依緒:2008/05/09 21:04 ID:bpKUvynTpE IP:210.136.161.45(docomo)
夕寝してきました。
よく寝た(´・ω・`)

>>136
意味不明ですいません。
今までちょっと鬱気味だったんです
人から故意に
ひとりきりにされる様な事態が起きてしまって

あ、そういうことしてくるんだなって
驚いたっていうか、悲しかったような

その人に、面と向かって言いたいことがあるんですが
なんか勇気でなくて
もやもやしてます

139 名前:fairy:2008/05/09 21:54 ID:c2RILLiwgo IP:220.102.149.64
こんばんは
絵の好きな、高校生の方でしたよね?
一人きりにされるような事態?
文句を言いたいのかな・・・

140 名前:依緒:2008/05/09 23:20 ID:wdI7HeeBs2 IP:210.136.161.50(docomo)
>fairyさん
こんばんは。覚えてくださってましたか…(;_;)

以前相談して、「困ったら話聞いてあげる」
とか言う部活仲間もいたんですけど
結局昼休みは他の子集めて自主練始めたりしてて

あーそっか…
結局こうやってますます溝が深まるんだなぁ
なんか…なぁ、みたいな

今ネガティブだから何考えても仕方ないんですけど
諦めがつかない自分は嫌です(・ω・`)
それともちゃんと言ったほうがいいんだろうか…

141 名前:fairy:2008/05/09 23:42 ID:c2RILLiwgo IP:220.102.149.64
人に遠慮してる?

私は自分にあててしかモノいえないんで、自分だったらどうするかを述べますね
自主訓練を始めてたら、なんで私も誘ってくれないの!!と、ぶ〜ぶ〜参加する。

142 名前:カズラ:2008/05/10 11:37 ID:nBJ2cafh1E IP:59.143.192.194
依緒さん、嫌な思いをしてしまったんですね。
でも、今日はちょっと、うまく人付き合いをするには的な方向から話しますので、依緒さんにはちょっと嫌なレスになってしまうかも。

受身はダーメダメ(fairyさんの真似)
そういう時は「私もやりたい!入れて?」で、大丈夫ですよ。今の依緒さんには怖い言葉だと思いますが、一般的に、なんて事のない普通の言葉です。
それで避けられたら裏切りとも言えると思いますが、待ってるだけの状態の人を積極的に誘わないからと言って、裏切りと決めるのは早いですよ。
確かに依緒さんの気持ちを聞いたのだから、依緒さんの気持ちを十分に汲めば誘うのが流れだとは思いますが、それを当たり前と思うのはちょっと違うように思うのです。
確か「気を遣ってしまう」事を避けたくて今の状況になっていると友達は言ったのですよね?気持ちを汲むって、気を遣うことでしょう?
それで依緒さんもその仲間達と仲良くしたいと思うのなら、依緒さんから行かないと、ですよ。でなければ今までと同じになってしまう。関係を改善したいのが依緒さんなら依緒さんが動くしかないのです。
怖いと思うのですが、もう一歩踏み込んでみたら、依緒さんは友達にとって、付き合いやすい人になると思いますよ。

143 名前:依緒:2008/05/10 18:33 ID:QX92wSY1ho IP:210.136.161.52(docomo)
こんばんは。
今日はやることすべて失敗して、今まで泣いてました。
カズラさんのレスを読んでおけばなぁと思いました

朝早く自主練に行ったんですが
そこにはもう人がいて
Aという子ですが、今私が一番分からなくて、疎遠にされてしまった子です。
挨拶したけど、返ってきませんでした。
話しかけられずに沈黙が続いて、他の子が来てから、思わず逃げるように帰ろうとしまいました。
前に相談した子が
「もう帰るの?まだ時間早いよ」と声をかけてくれたのに
思わずぽろっと「いつもの上手い人同士で練習するもんだしね」と言ってしまいました。
私、本当に駄目ですね。せっかくのチャンスだったかもしれないのに。

そのことを母と話していたんですが、話が逸れて、勉強のことになり文句になり、結果母を傷つけてしまいました。
わたしが本音を話すと、また余計なことまで言ってしまって…
自分が嫌で、知らない間に爪で引っかきまわした腕も傷だらけで。

明日は 母の日なのに

144 名前:fairy:2008/05/10 18:54 ID:byyJs1wVpg IP:220.102.149.64
依緒さんへ
こらこら、そこでへこまないの・・・
今の気持ちを声を掛けてくれた友達に伝えれば良いじゃん。
本当は嬉しかったのに心にもない事言って、ごめんね・・・って。
チャンスは一回じゃない!
へこみっぱなしだと、そのままになっちゃうよ。

それと、Aと云う子の事は気にしない方が良いよ。
こっちからハブハブ。

お母さんにも同じ。
明日、カーネーションをプレゼントするつもりだったのかな?
余計な事を言って後悔するのも、経験の一つだし、
今の依緒さんは余計な事言って、嫌な気持ちを、次でしない様に練習してるんだと思うよ。
誰でも、そうやって経験を重ねて行くんだと思う。


145 名前:Lucy:2008/05/10 20:18 ID:KcCJvq8S82 IP:122.17.243.127
>>134
それで、きみはいつまでノーパンでいるつもりかね?

146 名前:カズラ:2008/05/10 20:22 ID:nBJ2cafh1E IP:59.143.192.194
うん、大丈夫。分かってくれてる人がいるから大丈夫。
失敗した本人よりも周りは気にしないので大丈夫ですよ。
思いを伝えて「また一緒にやさせてもらっていい?」でOKですよ。
多分ね、依緒さんの気持ちもある程度理解していると思いますよ。だってAさんの態度もその友達は想像つくわけでしょう。
疎外感でいっぱいの依緒さんが、どれだけ頑張ってきたかなんとなく分かるはずですよ。

お母さんの事は災難でしたね。親はそうやって話しがズレ勝ちで説教し勝ちなのですよ。相談が説教になってはいたたまれない気持ちになるのも分かりますよ。そうなると静かに話し合いも難しいですよね。それが普通だと思います。
親はちょっとの事ではへこたれないので大丈夫。親子は本音が出ていいですよ。お互いにとってその方がいいのですよ、本当は。
お母さんも今頃、自分の言い方も悪かったなぁと考えてますよ。
母の日、丁度いいじゃないですか。絵を描いてあげるとかどうですか?

147 名前:カズラ:2008/05/10 20:28 ID:nBJ2cafh1E IP:59.143.192.194
でも自分から行って偉ーーい!怖かったでしょ。
そんな勇気ある自分を褒めよう^^

148 名前:すてるす:2008/05/10 20:31 ID:ZUbfCfZEtw IP:116.80.242.76
ルーシーさんてピーナッツの?俺はチャーリィ。それともスヌピー
ウッドストックかな?

>それで、きみはいつまでノーパンでいるつもりかね?

パンツはくのめんどくさい。ハハハハ・・・。



149 名前:Lucy:2008/05/10 20:44 ID:KcCJvq8S82 IP:122.17.243.127
>>148
>ピーナッツの?

おしい。


>パンツはくのめんどくさい

では、せめてモザイクをつけたまえ。
ともかく、きみのパンツはわたしが預かっておく。

150 名前:依緒:2008/05/11 23:48 ID:DUA4lQ9v/. IP:210.136.161.49(docomo)
こんばんは。
fairyさん、カズラさんアドバイスありがとうございました。

母の日はおかげさまで無事に過ごせました。
カーネーションと贈り物の効果ですかね…(^^;)あ、あと絵も描きました
ともかく、母の機嫌は直ったようです。

例のAなんですが
クラス同じで、教室移動とかは私の友達を交えて3人でいるんですよね〜…(´Д`)
クラスでは話すんですけどね。微妙な関係ですね。

あ、あんま気遣うのヤメヤメ。
おやすみなさい(^-^)ノ~

151 名前:fairy:2008/05/11 23:57 ID:eYtYWI0LM2 IP:220.102.149.64
こんばんは(^^)
元気そうで良かった。お母さんと仲直りできて良かったね。
キツイ時には、いつでも、おいでね。
おやすみなさい。

152 名前:都築:2008/05/12 01:36 ID:2k9.nLqw5A IP:59.171.133.49
もうね、ワカラナイ人なんて居ないと思うけどさ。「パンツ」がなにを喩えているのか、という話。

アダムとイブが、知恵の実を食べて、まず最初に何をしたか?という事。
全裸を恥じ、局部を葉っぱで隠しました。

で、パンツ履いてない奴は、知恵の実を食う前、つまり「ヒト」であって「人間」ではない、という皮肉なんですねぇ。

もうね、ワカラナイ人なんて居ないと思うけどさ。

153 名前:すてるす:2008/05/12 04:17 ID:v/qxAuvibg IP:116.80.242.76
内のネコが亡くなって号泣する夢を見たことそれでさっき起きた。
いままでで最高悲しい夢で起きてもしばらく心臓ドキドキ。

154 名前:すてるす:2008/05/12 04:21 ID:v/qxAuvibg IP:116.80.242.76
>>153は今日悲しかった事に書くつもりだった。タイムラグ。

155 名前:Lucy:2008/05/12 21:55 ID:U2QGsTZalk IP:122.17.243.127
>>154
はい、というわけで、すてるすさんのパンツは洗濯してアイロンかけて、ついでにLucyの顔をプリントしておいたから、いつでも取りにおいで。

早くしないとわたしがはいちゃうぞ。

156 名前:うさぎ:2008/05/13 00:02 ID:jWC5tUVho6 IP:221.68.70.139
>>155Lukyさん
すてるすさん、パンツだけ輪はいてましたよ。
ほらこれ…↓
http://jp.youtube.com/watch?v=qshkAR__fpU&feature=related

157 名前:うさぎ:2008/05/13 00:11 ID:jWC5tUVho6 IP:221.68.70.139
すいません、わ、の変換間違えちゃった!

158 名前:カズラ:2008/05/13 02:24 ID:mVdkhXEEO. IP:59.143.192.194
こんばんは。
母の日作戦(?)大大大成功でよかったですね^^
絵も!どんな絵ですか?お母さん?

例のAさんって同じクラスで、しかも移動時に話たりするんですか?すげー。それなのに無視したんですか?
随分ハッキリしてますね。び、微妙ですね・・・。

おやすみなさい!(二日後ですが)

159 名前:うさぎ:2008/05/13 03:19 ID:jWC5tUVho6 IP:221.68.70.139
依緒さんごめんなさい!

ハジメマシテだけど、あたしも依緒さん元気そうでうれしいデス♪

160 名前:fairy:2008/05/13 03:27 ID:r6cxr56LX2 IP:220.102.149.64
うさぎさん
ありがとうございます。
これからも、日々精進いたします。
違うって! 失礼しました〜

161 名前:カイル:2008/05/17 11:59 ID:j02gfILEQE IP:219.125.148.174(ezweb)
依緒さんこんにちはo(^-^)o
Aさんという人は冷たいですね。挨拶をして無視されるのはきついですね…

162 名前:依織:2008/05/17 20:23 ID:WHUc52DfGs IP:220.157.167.141
>>161
カイルさん、こんばんは。

Aとは中学時代も友達で、家も近くて一緒に登下校も一緒で
どちらかというと仲が良かったんですよね。
やっぱり高校に入るとかわってきちゃうのかな。
新しい友達のほうが魅力的だって感じだし。

クラス一緒なんだからまずは目を合わせるくらいしてほしい。
見ないように避けられちゃ、挨拶もできない!(・ω・`)
嫌いでもいいけどそんなに態度にだすのやめてー、って思いますね。

163 名前:カイル:2008/05/17 20:47 ID:PeoMblxXS2 IP:219.125.148.182(ezweb)
依緒さんこんばんはo(^-^)o
寂しいですね…突然友達が別の友達のところにいって無視されるのは。私も小学生の時親友だった子が中学あがったら避けるようになりました。なんでそうなっちゃうのでしょうかね…

164 名前:依緒:2008/05/17 22:08 ID:FDwfZi8vlU IP:210.136.161.149(docomo)
>カイルさん
付き合いが長くなると、お互いの嫌なとこも自然に分かってきますよね。
私も正直、そう感じ始めたのも原因じゃないかなぁと思います。
まあ…真相は聞いてみないと分からないですからね

友達も恋愛も「追うと逃げる」の関係ですから、
追うより相手のほうからやってくるような人間にならなきゃな〜…と。

165 名前:カイル:2008/05/17 22:30 ID:JsKJ.IxQvQ IP:219.125.148.181(ezweb)
追うよりついてくる人間になる。ですか…『一生友達だね』と言う人は注意するべきかも。断定は出来ないけど(汗)

166 名前:カイル:2008/05/17 22:30 ID:ZxagvzYJl2 IP:219.125.148.170(ezweb)
追うより相手の方からくる人間になる。ですか…『一生友達だね』と言う人は注意するべきかも。断定は出来ないけど(汗)

167 名前:黄色:2008/05/18 11:35 ID:SGgB4eeLw6 IP:203.213.176.47
                      ↑賛成です。

168 名前:カズラ:2008/05/18 11:55 ID:.tWvyXyWDI IP:59.143.192.194
「一生友達だね」
私も賛成かも。
「自分は裏切るかも」と同意語のような気がします。
人が強調する言葉には逆の意味が含まれていることが多い気がします。

169 名前:黄色:2008/05/18 13:39 ID:SGgB4eeLw6 IP:203.213.176.47
最近新しく出会った人に私の雰囲気、だったかな?好きだと言われましたけど、内心引きました。この子はヤバイって。今までの経験がそう思わせたんだと思います。逆に私の事を「友達」だとか、褒めた事がない子が友人にいますけど、20年来つきあってます。お互い何もしゃべらなくても平気なんですよね。

170 名前:依織:2008/05/18 16:37 ID:rH7.j/cSSU IP:220.157.167.141
こんばんは。
ちょっと気持ち寂しくなってまた覗きに来ました(・ω・`)
最近夜になるとよくしんみりしてます。
なんでだろ、年かなー?笑

いつも一緒にいる人間が親友じゃなくて
近すぎず、遠すぎず、一緒にいて気が楽な人が親友じゃないかなと思います。
親友はつくるものでもなく、知らない間にできるもんだと。

私は会えなくても8年間手紙をやり取りしてる子がいますが、
いつか大学生になったら、二人で旅行に行く約束してます^^

171 名前:カズラ:2008/05/19 03:55 ID:p1DqH7ya/Q IP:59.143.192.194
こんばんは、依緒さん^^

夜になるとしんみりですかぁ。
暗いですし、色々考えやすいからかなあ?

そうですね。親友は着かず離れずで、なんというか、お互いが必要な時にだけでいいというか。もう頻繁な交流なんかしなくても絆があるから大丈夫!みたいな。
で、互いのいいところも悪いところも把握してて、それでも認め合ってるような。
はい。知らない間にそうなってるって感じですよね。

旅行いいですねぇ♪
私も卒業旅行しました。

172 名前:カイル:2008/05/19 04:35 ID:xoua1IKpws IP:219.125.148.174(ezweb)
カズラさん、依緒さん、黄色さんこんばんはo(^-^)o
親友ですか…みなさんがとても羨ましいです。自分はどこか友達が信用できなくて本当の友達が誰なのかわからないです。自分の過去を話した子も私に『親友だよ』と言ってきますがどこか信じられなくて。

173 名前:カズラ:2008/05/20 03:16 ID:eyfRfRZRck IP:59.143.192.194
>>172
ああ〜、おお〜、ほほ〜。
ただ「一生」と違って、「親友」の定義は人により違うと思うから、友達の中ではカイルさんは「親友」と呼ばれるものに属しているのかも知れないね。

174 名前:名無しさん:2008/05/22 16:19 ID:InDEuRmyMg IP:220.99.176.30
ヤッホー

175 名前:fuwari:2008/05/26 13:19 ID:rh.bvOw0uA IP:124.208.110.158
鬱病のひとは、たいていじぶんが大嫌いですよね。。。;;
さて、どうしたら良いモノだろうか…日々悩まずにはおれませんね。。。。;;
おくすりのチカラを借りて頂いて、穏やかな気持ちになって、
考えずにいられるようにしないと・・・なのでしょうね^^;;

176 名前:すてるす:2008/05/26 13:51 ID:QKIVaG5XYg IP:116.80.242.76
ファッション雑紙とかでチョイ悪るおやじとかハゲてもカッコいい。

177 名前:fuwari:2008/06/01 04:30 ID:R.a1Mdqmhg IP:124.208.110.158
ん〜。ウツになって、早数ヶ月になります。
以前のわたしとは、打って変わってしまったことがショックでしたが、
ウツになると、性格というか人格が変わってしまうんですね。
これもしかたのないこととして、うけとめてやろうではないかって。
そう思えるようになりました。

178 名前:sky:2008/06/01 14:23 ID:OZOtEEUncU IP:123.108.237.1(jphone)
私も心底自分が嫌いです。
自分を好きになりたい、信じたい気持ちはあるのに、どうしてもそれを否定する自分が出てきます。本当に自分が嫌いってことは悲しいし、苦しいですよね…。

なんでこうなっちゃったんだろ…

179 名前:夏目(fairy):2008/06/01 19:16 ID:MasiqlKxec IP:220.102.149.64
skyさん
はじめまして^^
本当に自分が嫌いなら悩まないのではありませんか?

好きになる為にはどうしたら良いか、信じる為にはどうすれば良いか。
自分を否定しない為には、どうすれば良いか考える方が良いと思いませんか〜?

なっちゃたモノは仕方がないの。
なっちゃたモノが嫌なら、そのなっちゃったモノから脱出を試みる努力を自分で導き出す。
で、私は、やって来ましたよ!

180 名前:依織:2008/06/01 19:55 ID:b/ovL/zaD6 IP:220.157.167.141
こんばんは。最近の私はもっぱら部活にテストです。
たいして落ち込む出来事もなく、元気にやってます(・ω・`)

>>fuwariさん、skyさん。

どうもはじめまして。
私はうつ病を親に理解してもらえず、
ほんとにうつ状態のまま治療もせずここまできてしまいました。
とても大変ですよね。
二重人格のようになってしまうというのも、よく分かります。
明るいと思えばいつの間にか落ち込んだり、どっちが本当の自分か、分からなくなってしまいますよね。

わたしもfuwariさんと同じく
普段の自分もうつ状態の自分も、どっちが本来の姿とかじゃなくて
どっちもほんとの私自身なんだなぁ、ということに、ようやく気付き始めました。

「こんなの本当のわたしじゃない!」と否定するのは辛かったけど
「これも頑張って生きている私の一面だから、仕方ない」
なんて思うようになったら、少しずつ自分との向き合い方も変わりました。
前よりも自分が好きになれたような。

fuwariさんの言うとおり、受け止めることで少しは楽になれると思います。
人生、鬱になったら終わりじゃないですからね^^
skyさん ゆっくりやっていきましょう。

また来ますね(^0^)ノ

181 名前:sky:2008/06/02 21:23 ID:Gs.mlqvHbI IP:123.108.237.9(jphone)
夏目(fairy)さん、はじめまして、こんばんは!
昨日はありがとうございました。
自分を好きになるためには、信じるためにはですね。私もその考え方のほうが素敵だと思います!そう頭では分かっているんだけど…やっぱり私の性格やキャラみたいなものがなかなか↓でも!!少しずつでも、そう考えられるようにしたいと思います。
全く女って…大人って……そもそも人間てのは面倒臭いですね(笑)面倒臭いから楽しかったり、悲しかったりも感じることが出来るんでしょうけど。もっとサバサバした素直な人になりたいです。


依織さん、こんばんは。はじめまして!
そうですね!!焦ることは何1つないですね。
ゆっくりいきましょ〜!ありがとうでした。

182 名前:夏目(fairy):2008/06/03 19:37 ID:wz2Hsr0m/E IP:220.102.149.64
skyさん
頂いたレスを見逃してました。遅くなってごめんなさい。
自分を好きになる為には、自分で自分が好きな所を、まず一つ見つけてみてはどうですか?
だれでも必ず良い所を持っていますよ^^
>人間てのは面倒臭いですね、面倒くさいから楽しかったり・・・
まさに、その通りだと思います。まあ、凹む時もあるさ。
そこで自分はダメだ・・・と思わない方が良いと思います。
それに凹むだけ凹んだら気が済むと思いませんか?
色んな思い(今のskyさんの状態)や経験をして、思いなおして、繰り返して行くうちに
サバサバ素直?に段々となってくと思います。場数がモノ言うと思いませんか?
きっと今は自分経験積んでるんです。


依緒さん
元気そうですね^^良かった!
部活等で忙しいみたいで、安心しました^^

 

183 名前:sky:2008/06/04 02:45 ID:Kr8glU.IUY IP:123.108.237.1(jphone)
夏目(fairy)さん

自分の長所か〜。そういえば短所もあれば長所もあるんでした。どうしても落ち込んでいると、哀しさや苦しさ故に良い所なんて掻き消されてしまいますね。人間の感情ってすごいと言うか、ある意味単純なのかもしれないとつくづく思います。哀しさで覆い尽くされたり、些細なことで喜べたり。でも何で喜びと哀しみだったら、人間は哀しみの感情の方が何倍にも大きく感じるのかな…。不思議です。

なんて勝手に言いたいこといつも言ってすみません(__)今更改まって心の内なんて普段言えなくて…。
聞いてもらえただけで感謝です!!ありがとうございます。

184 名前:夏目(fairy):2008/06/04 04:29 ID:mKWAGhr3Ws IP:220.102.149.64
skyさん
私も、落ち込んでると、どうしても否定的な気持ちが増幅されちゃいますね。
そうすると悲しみの感じ方が強くなると思います。
ただ、自分の元気の良い時は逆に喜びの気持ちの感じ方が強くなりますね。
悲しみの気持ちをふき飛ばしちゃうと言えば良いかな・・

でね、気持ちが否定的になってると、どうしても良いこと考えられなくなっちゃう。
自分はダメなんだ・・って思い込んで自己暗示をかけてしまい、
どんどん悲しみの感じ方が強くなる。
そうすると良い所が沢山あるのに、気が付けなくなっちゃう。
一人で考えてると余計でも、そうなると思いますよ。

良いところ好きなところを一つみつけてみて下さい。自分の自信につながると思います。
そこから段々と自分の良いところ思い出して行けると思います。
人間の感情って、ある意味単純なんです。私もそう思います。

落ち込んでる時は、何でも良いから喋ると楽になります。
我慢しない方が良いです。
面と向かって言えないことって沢山ありますもんね。
また良ければ寄ってみて下さい。

あと、名前は「夏目」で構いません^^

185 名前:依緒:2008/06/05 23:46 ID:md5qbIVK1A IP:210.136.161.149(docomo)
今晩は。
なんだか今日は気分が不安定で全然ダメでした。
久々に泣きました。
部活は少し辛くなりました。体調はいいのに、やっぱり人付き合いに悩む自分がいます。
やっぱりまだまだ未熟だ…(・ω・`)

自分が気付かなきゃよかったとか、勘違いしてればよかったと思うことがたくさんありすぎて、途方に暮れたら悲しくなりました。
気付かなきゃ今ごろうまくやっていたかも、なんて今さら考えたり。

今落ち着いて考えたら、なんかくだらないこと考えてるなー…と思えるけど
気付かないふりができない、痛い言葉をかわせない自分が
今日は何だかほんとにみじめに思えました。
楽しかった過去と比べちゃ苦しいだけってちゃんと分かってるのになぁ…
疲れてるのかな…

鬱気味な書き込み失礼しました(;ω;)
ちょっと気持ち整理です。

186 名前:カイル:2008/06/06 00:08 ID:BZauKuFT8Y IP:219.125.148.177(ezweb)
依緒さんお久しぶりです
嫌なこと言われたのかな?ゆっくり休んでくださいね。私はしょっちゅう陰口言われているよ(ToT)

187 名前:依織:2008/06/07 01:14 ID:UYMdlvUSHw IP:220.157.167.141
今すごく辛いんだ、って

今でも変わらず話しかけてくれて
力になってくれる、と言ったあの人に

相談してもいいのかな…

もう自分じゃどうにもできないことだから
駄目元で、最後のつもりで、話してみようか。

どうしようか、悩んでる自分も、ちょっと厭です(;_;)。

あ、これまた訳わかんない文章に…

188 名前::2008/06/08 02:34 ID:bx9s5FcmJc IP:59.143.192.194
何か言われちゃった?
うん、相談してしまおう!

189 名前:依緒:2008/06/09 19:23 ID:seV3Cu2cmI IP:210.136.161.45(docomo)
>>188
また部活の問題ですね。
相談してみましたけど
「自分との長期戦頑張ってみよー」的な感じでしたね。
長期戦、いま耐えられる気がしないです(・ω・`)
多分これ鬱病がまた発病してますんで…

今日は授業で思いっきり人間違いをして笑われて恥ずかしい思いをして、
相変わらず居づらい部活を一人で帰って、
駅で自転車を倒したあげく、帰れば母親が鬱なわたしを見て、嫌そうにため息をつく。

今眠って
明日もう目がさめなきゃいいのになぁ…

あーあ…集中力も思考も最低だな…(・ω・`)


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