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体調不良

日時: 2018/08/06 22:49 (spmode)
名前: みゆか

先月末まで介護職として4年間働いてましたが
6月下旬から腹痛と微熱に襲われて近くの病院に
行きましたが(ストレス)と言われました
酷くなり会社に迷惑を掛ける前に退職しました

今月からは腹痛と38度後半の熱と食欲不振に悩まされて
先週金曜日にかかりつけ病院に行きました
主治医から(ストレスでは無さそうだけど原因不明)と
言われましたが抗生物質と解熱剤が処方されました

今日で4日間薬を飲み続けて
腹痛は時々襲われます(うつ伏せや横になると酷くなります)
発熱には波が有り高い時で38度前半
食欲は相変わらず欲しく有りませんがアイスなら少し

今週の土曜日には祖父の1周忌を控えてます
祖父の介護を行い最後を看取った事も有るので
参加したいと考えてますが参加出来そうに有りません

抗生物質が明日の夕食で終わり解熱剤は後5回分は有ります
このまま様子見ても大丈夫でしょうか?
明日なら主治医が担当の日で午前中ならいます
もう一度病院に行くべきでしょうか?
熱の上がり下がりが有り日常生活に影響が出てます

今日は朝から口にしたのは水分とアイス2口とゼリーのみ
先ほど熱を測ったら37.6でした(解熱剤を服薬して3時間)

食欲が無い時でも食べれる物って有りますか?
そして解熱剤を使わずに熱を下げる方法って有りますか?

今年24歳を迎えた女性です
喘息と不整脈の持病が有り定期的に病院に通い今は
両方ともに落ち着いてます

私が2歳の時に母は事故で亡くなり父と弟は夜遅くまで働き
祖母は重度の認知症で介護が必要です
家事や介護は私が行ってますがほとんどが出来てません
この様な状況をどうにかしたいです

イエローページ

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No.0に対する返信 ( No.1 )
日時: 2018/08/09 07:02 (az)
名前: 東条

> 今年24歳を迎えた女性です

> 先月末まで介護職として4年間働いてました

介護職は短大を卒業してからですか?



> 父と弟は夜遅くまで働き

家族のなかに同じ症状の方はいますか?



> 6月下旬から腹痛と微熱に襲われて

なるほど。
1 箇月以上 も熱が下がらないし、抗菌薬も効かない、原因もわからない。
こういった場合はさっさと抗菌薬をやめて不明熱の診断をすすめる必要がある。
不明熱の定義は色々とあるのですが、原因がわからなければさっさと不明熱にして不明熱の診断をすることが大事です。

不明熱の三大原因は 「 感染症 , 膠原病 , 悪性疾患 」 です。

膠原病というのは、熱のほかに、関節が腫れている , 関節が痛い , 頭痛がする , 皮膚に発疹がある , 目に異常がある , 倦怠感 ( だるい ) , レイノー現象がある ( 皮膚の色が白色や紫色や赤色に変わる ) などが特徴です。
診断の際はこういった特徴が 「 あるのか、ないのか? 」 を見落とさないことが重要で、ない場合は膠原病の可能性は下がるので別の病気を疑います。
介護職の方でしたら色々な高齢者と接するため、こういった膠原病の方と接しているかもしれませんね。

体重の増減はどうですか?
急激に体重が落ちてきたりはしてませんか?



> 腹痛は時々襲われます(うつ伏せや横になると酷くなります)

症状は、腹痛、発熱、食欲不振、だけですか?
その他に何かありませんか?
たとえば、下痢などはありませんか?
下痢が全くなく、腹痛、発熱、食欲不振、であれば、まずは 「 腹部感染症を疑ってた方がいいのかな? 」 と思います。
また、右側、左側によって臓器が異なるため疑う病名が変わってきますが、主には 「 右側 ( 肝臓 , 胆嚢 , 総胆管など ) の痛みを訴える患者さんが多い 」 です。
腹痛と発熱で左側の痛みを訴える方はあまり少ないです。
さらに、腹部の上か、下か?というのも重要です。



> 病院に行きましたが(ストレス)と言われました

> 主治医から(ストレスでは無さそうだけど原因不明)と言われました

何科の先生に診てもらったのか憶えてますか?

また、どのような検査をされたのか憶えてますか?
特に 「 エコー検査 ( 超音波検査 ) 」 や 「 血液検査 」 はされましたか?
抗菌薬を処方しているぐらいなので血液検査はされていると思いますが、エコーはどうでしょう。



> 主治医から(ストレスでは無さそうだけど原因不明)と言われましたが抗生物質と

【 熱があり 】  ⇒  【 血液検査で  ⇒  炎症マーカーの上昇 ( CRP の上昇 ) があるだけで 】  ⇒  【 すぐに多くの先生方は患者さんに何も聞かずに抗菌薬 ( 抗生物質 ) を処方する。 ( このサイトの相談でもやたらに多い ) 】
酷い先生になると血液検査もせずに抗菌薬を処方する。
患者さんの体に何が起きているのか全く知ろうともしない。

患者さんに感染症はあるのか????
では、もしあるとするなら、どの臓器に、どの微生物による、どのような感染症が起きているのか?
処方する薬は何か?
抗菌薬とするなら、経口薬か?、点滴薬か?、
こういった 『 質問 』 を患者さんの言葉に、患者さんの体に重ねていくことこそ、診療の基本です。

抗菌薬の処方は 【 問題を解決したフリ 】 に過ぎず、本当の問題は “ ほったらかしのまま ” 。
患者さんは知識がないため、先生の言った言葉を納得して抗菌薬を処方されて安心をする。
病院側からすれば、単なる保険点数稼ぎのカモです。



> 抗生物質と解熱剤が処方されました

> 抗生物質が明日の夕食で終わり解熱剤は後5回分は有ります
> このまま様子見ても大丈夫でしょうか?

抗菌薬は今月に入ってからですか?
先月はどうでしたか?
特に何も書かれてませんが、先月も抗菌薬を処方されましたか?

また、抗菌薬を何回変えたか憶えてますか?
もし先月から使用していて既に2〜3回変えている場合はすぐに中止をしてください。 ( 中止をしたい旨を必ず主治医に言ってください )
これまでの経験から2〜3回変えて効かない場合は何度変えても結果は同じです。
何度変えても効くとは思えない。

解熱剤も主治医に言って今すぐに中止。

まずは原因をすぐに突き止める必要がある。



そもそも、その先生は何を疑って抗菌薬を使用していたのか全くわからない。
『 原因が不明  ⇒  だからとりあえず抗菌薬を使用して様子をみよう 』
頭の中がクエスチョンマークでいっぱいである。。。
抗菌薬というのは、名前のとおり、菌を殺す薬。
主には細菌を殺すためにある薬だが、細菌というのは、潜伏期間が決まっている。
潜伏期間が決まっているのは細菌だけではないが、各病原微生物には時間的特徴がある。
「 潜伏期間 」 , 「 感染期間 」、そして、「 有症期間 」 だ。
感染症の診断には 【 時間 】 はとても重要です。

たとえば、ある患者さんが 「 1 箇月間、発熱を放置し、治らないため、1 箇月後に 」 病院を受診したとしよう。
もし、その患者さんが細菌感染症だった場合、通常は 【 悪化をするか、治ってしまうのか 】 のどちらかだ。
つまり、細菌感染症の場合、適切な治療をしなければ患者の症状はどんどん悪化をするか、治るかのどちらかです。
つまり、「 1 箇月以上 」 経過しているにも関わらず、症状がそんなに変わっていないということは、みゆかさんは普通の細菌感染症ではない、【 細菌感染症の可能性は極めて低い 】 といえる。
実際、抗菌薬が全く効いていないのが何よりの証拠だ。
もし本当に細菌感染症であれば、抗菌薬が効くはずだ。
そんな原因不明で処方された抗菌薬は、( 主治医に言って ) すぐに中止だ。



因みに、抗菌薬は腎臓や肝臓にも負担がかかります。
どんどん機能が悪くなるだけです。



> 明日なら主治医が担当の日で午前中ならいます
> もう一度病院に行くべきでしょうか?

次はいつですか?
病院へ行ってすぐに抗菌薬の中止と解熱剤の中止をしてもらって、不明熱の診断をするために他の病院を紹介してもらってください。

その病院へ何度も通院されても、原因がわからないまま抗菌薬を変えて様子を見るだけ、あるいは、抗菌薬がダメならその次はステロイドを使用されるだけで ( ステロイドで炎症を抑えるだけなので )、結果は同じです。



> 発熱には波が有り高い時で38度前半

> 熱の上がり下がりが有り日常生活に影響が出てます

熱があるというだけで解熱剤をすぐに処方する先生方が多いが、使う必要はない。

解熱剤を飲んでいるため、本来の熱の特徴がマスクされて全く不明だ。
本当はもっと熱があるはずだし、熱の上がり下がりというのも、本来なら一定なのかもしれないのに解熱剤を使っているため、一時的に下がっているようにみえるだけなのかもしれない。
あるいは、本当に上がったり下がったりしているのかもしれないし、上がった場合も何度まで上がるのか、下がる場合も何度まで下がるのか全く分からない。
とにかく、熱というのは、「 熱が高い = 緊急性が高い病気、重症度が高い病気 」 と思いがちですが、熱の高さは全く関係ありません。
「 熱が低くても緊急性の高い病気はあります 」
「 熱が高い = 緊急性が高い 」 ということではないし、「 慢性的な熱 ( 長期間の熱 ) は解熱剤がなくても死ぬことないし 」、「 解熱剤を使用することで熱の特徴が分からなくなり、病気の正体が分からなくなるだけ 」 なので使わない方がいい。
( 主治医に相談して ) 今すぐに解熱剤を中止し、熱の特徴 ( 熱のパターンと , 熱型 ) を知ることの方が重要です。
毎日体温を測るのはつらいかもしれませんが、しばらくこまめに体温を測ってメモをするようにしてください。



> 解熱剤を使わずに熱を下げる方法って有りますか?

原因にもよりますし、無理やり下げる必要はありませんよ。
これがもし小児 ( 子ども ) であっても同じです。
子どもにはつらい思いをさせるかもしれませんが、熱を下げることよりも、まずは原因を知ることの方が大事です。
ですから、基本的には解熱剤やステロイドで無理やり下げる必要はありません。



> 先月末まで介護職として4年間働いてました

> 熱の上がり下がりが有り

介護職であれば、高齢者と接することで高齢者が持っている感染症に罹患する可能性がある。
たとえば、細菌感染症。
これは高齢者に非常に多い。
若い人ではウイルス性が多く、高齢になればなるほど、細菌性が多くなります。
ですから、もしかすると、病院の先生は 【 介護職 】  ⇒  【 何らかの細菌に感染したのかも? ( 細菌感染症 ) 】 と考えて  ⇒  【 抗菌薬を処方 】 されたのかもしれません。 ( 恐らく、病原体の潜伏期間は全く考えていない )
ただ、最初に言ったように、みゆかさんは細菌感染症の可能性は低い。
では何なのか?というと、【 高齢者から感染する病気、潜伏期間が長い病原体、不明熱、高熱、熱が上がったり下がったりする、腹痛があるが、下痢はない、腹部感染症、そしてよくある頻度の高い病気 】 としてまず必ず挙げなければいけないのが、世界三大感染症の 「 結核 」 です。
不明熱の原因はたくさんあるのですが、みゆかさんの訴えから考えた場合、結核は必ず挙げなければいけない感染症です。

その他に挙げなければいけないのは、性感染症。
「 彼氏がいるのか、いないのか 」、「 最近、性行為をしたかどうか? 」 で変わってきますが、性感染症も否定できません。



> 食欲が無い時でも食べれる物って有りますか?

自分が欲しいものを食べるようにしてくさい。
ただし、原因が何処にあるのかわかるまでは脂っぽいものは控えてください。



> 祖母は重度の認知症で介護が必要です
> 家事や介護は私が行ってますがほとんどが出来てません
> この様な状況をどうにかしたいです

もし結核だった場合は最低でも半年間は治療が必要になります。
まだ結核と決まったわけではありませんが、もしものために、介護を誰がするのか話し合っておいてください。
   メンテ

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