いっしょに生きよう - 死にたいあなたへ
嘆き川柳 お絵かき掲示板
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神様へ
ご飯を食べること。セックスをすること、それ以外にやりたいことはありません。

いつも飢えてて、もうずっと、みたされることがないなら、

ほんのすこしの情けもかけずに、殺して欲しいです。

満たされないまま、みにくく生きて、飢えても飢えても、死ぬことはない地獄。

私のほしいものは、どこさがしたって、ない。地球上のどこに行こうと、満たされ、充足することはないのです。

ご飯を食べて、お母さんを食べてしまいたい。

セックスをして、寂しさを、いっとき忘れたい。


愛なんかいらない。どうせ、私には、与えられるはずもないものです。


私の欲しいものは、受け取るには、時期を逃してしまいました。

子供時代に受け取ることができていれば、よかったものは、たとえ今、手に入ったとしても、干からびて、別のもののなっています。


強迫的な母親。存在感のうすい父親。

たくさんは、与えてくれはしなかったけど、私が今、生きているってことは、多少なりとも、与えてくれたのでしょう。


そんなことはわかっています。もっと、過酷な子供時代を過ごした人もいるのも、わかっています。

だからって、私が満たされることはないのです。死なない程度に、与えてくれるのなら、いっそのこと、

何も与えてくれずに、死なせてほしかった。


私は、お母さんのコピー人形じゃない。私が生きるか、お母さんが死ぬかどっちかです。

存在感のうすい父親は死んでしまって、愛も憎しみも何も感じません。いいたいことが、あるとしたら、

どうして、お母さんを殺してくれなかったの!と言いたい。

私の犠牲の上に、あんたたちの普通の生活はあったんだよ。と言ってやりたい。


飢えを授けるくらいなら、この世に生み出さないでほしかった。


バカで下品で、無能な母親。あの女からDNAをもらったと思いたくない。

私は、無原罪のお宿りで、生まれ、上品な母親と乳母に可愛がられて育ちたかった。

ルナアルのにんじんの母親、ルピック夫人のような母親なんか、いらなかった。ホントに土に埋めてやりたいです。


私は心が暴れて、寂しくてしかたがないです。でも、のたうちまわることもせず、毎日、息子の送り迎えをやり、

洗濯物をなんとか干して、ご飯をたいて、夫におこられないように、して、なんとかやっています。



でも、本当に何もかも、終わりにしたい。生きているから、ザワザワする。

死んでしまって、静かになりたい。


飢えながら、みにくく生き続けるより、誇り高い死が欲しいです。


そうしてもう二度と、生まれてきたくない。



過去が欲しいです。

のんきで、おばかで、とりえのない、小さな私。臆病で、恥ずかしがり屋で、ちいさなことで、すごく動揺して、怖がる私。

そんな子供時代の私を愛してくれる両親に恵まれた過去が欲しいです。


でも、過去なんて、どこにも売ってない。世界の果てまで探したって、幸福な過去は手に入らないのです。


自分を憐れむ以外に何ができるでしょうか。


幸福な過去があってこそ、幸福な未来も夢見ることができるのです。


私は未来にも、見放され、ただもう、毎日、気が狂ってるのを、悟られないように、息をひそめて、くらしているだけです。


誰か、終止符を打ってください。


手に入りそうなものは、それだけです。

臆病な、私は自分では死ねないのです。命が尊いなら、飢えも貴いのでしょう。痛みも貴く、苦しみも貴い。孤独も、空虚もみな貴いのです。


そんな貴いものは、神様に捧げます。

沈黙するしか、能がない神様に。私の貴いすべてを、捧げます。この血を、肉を、食べてください。


貴い苦しみごと、バリバリとかみくだき、食べてくれれば、私は初めて、楽になります。


そしたら、キリエをとなえて。すべてに感謝できるでしょう。
16/04/06 05:38更新 / やや

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