いっしょに生きよう - 死にたいあなたへ
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いらない家具みたいな私
私の頭の中では、こんな言葉がリフレインされてる。ずっとずっと昔から。

おまえは愛されるに値しない。おまえは無価値。おまえは愛されるに値しない。おまえは無価値。

誰か私に言って欲しい。

おまえは価値があるって、愛されるに値するって、そうしてぎゅっと抱きしめて、大事な大事な子供だって言って欲しい。

でも、言ってくれる人なんかいない。


私は忘れられた家具みたいに、ただそこにあるだけ。

私は、処分するのもめんどくさい、もう使わなくなった家具。

沈黙して、そこにいることだけを、期待される。家具は、不満をいったりしないもの。言っても、それは意味不明の言語のように聞き流される。

不満を言わず、そこにいて、日常を乱したりしないことが、唯一の仕事。

生きながらに朽ち果てて、腐り落ちても、ただそこにありさえすればいい。家具の自己主張など、誰も聞きたくないのだから。
16/04/06 11:48更新 / やや

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