いっしょに生きよう - 死にたいあなたへ
嘆き川柳 お絵かき掲示板
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殺戮という名の愛人
寂しい。寂しい。寂しい。

なんでこんなに寂しいの?もう大人な私を抱っこしてくれる人はいない。たとえ、今さら母に抱っこされても

癒されない。もう何をしてもさびしいまま。いたいまま。苦しいまま。引き裂かれたまま。

救いもなく、終わりもない。いっそ、裂いて砕いてまっぷたつにして。

死んでリセットしたい。リセットすれば、このつらいのはなくなる。だから、リセットしたい。

私にとって、命は呪い。死ぬことは、呪いからの解放。解き放たれて、自由になること。

この灰色の世界の住人でいることが、そんなに大事なことなの?

どこへいっても、何をしても灰色。もしくは黒。

色彩は自傷をしてるときだけ。生命の呪縛をほんの少し、忘れさせてくれる。痛みで痛みを消す。苦しみで苦しみを消す。

マッチ売りの少女みたいに、つかの間、幸せを夢見る。

命の火をマッチみたいに、燃やし尽くして、死んでしまってもかまわない。

長くて寒い夜が明けて、道端に横たわる私。救いのない人生を終えて、もう二度と生まれてきたくない。

私はひびの入ったガラス。ひとおもいに割れてしまえばいいのに。

私は沈みかけた舟。羅針盤も、舵も帆も失われた。

どこへいけばいいというのか。どこへもいけやしない。行きたいところもないし、居続けたいところもない。

人しれず朽ちて沈むのをまつだけ。望みなんかない。

虚しさと熱狂。
野心と虚無感。

自己嫌悪と、自己愛の肥大。

熱すぎ、冷たすぎる感情のアップダウンに、翻弄され、いつもヒリヒリとして、誰か私を助けるか、殺すか、どちらか、してほしい。

自分に価値があると、思いそれははかなく消えて、やはり価値なんかないと思う、の繰り返し。

人の関心が欲しくて、無差別殺人をする人の気持ちがわかります。

殺戮されたいのは、自分なのです。

人に関心を向けられること。ほめられることに、飢え、かつえているのです。

誰かの承認がほしいという気弱な気持ちと同時に、それが、叶わぬのなら、殺戮を望む心。

私にとって殺戮は愛。

この重い命のくびきを断ち切り、自由にしてくれるでしょう。
16/04/06 05:51更新 / やや

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