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嘆き川柳 お絵かき掲示板
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ケンガンアシュラ
遡る事300年前
時は正徳5年。
世は太平なれど その陰で、商人達の血で血を洗う
争いが昼夜を問わず繰り返されていた
彼等が欲した物それは御用達の地位
御用達・・・それは御用商人の最上位。
貨幣鋳造を始め、あらゆる業種において幕府への
物品調達を独占する事が出来るなどその特権はまさに最上位だった。
ーつまり全ての商人が喉から手が出るほど欲しい地位だったという事
如何なる手を使ってでも・・・
脅迫・・・謀略
そして暗殺・・・
ありとあらゆる手を使い商売敵を蹴落としていった。
争いの中で更なる禍根が生まれ、憎しみの連鎖が築かれていった。
巨大化した暴力の連鎖は既に当事者たる商人達ですら制御不能憎しみなっていき
この世は修羅道に成り代わろうとしていた。

徳川幕府七代将軍 徳川家継当時5歳
家継は禍根の中心であった商人達を呼び出し、ある命を下した
「争いを収めたくば・・・正々堂々と雌雄を決すがよい!!」
実に子供らしい単純で率直な提案。
だが、彼等の中にこの単純な結論に帰結しえた者は1人としていなかった。
幼き将軍の慈眼に感服し己の至らなさを恥じた。
「おおせのままにッッッ!!」
暴力は秩序を得た。
商人達は組合を結成した。利害が対立する場合組合を通して勝負の場を設ける
勝負の結果は絶対とし、また、その他一切の争いを厳格に禁じた。
勝負の方法はいたって単純。一対一のステゴロ勝負!
圧倒的原初の暴力、双方が雇い入れた腕自慢が商人達の代わりに雌雄を決する事になった。
「暴力」は「武」へ通して昇華された。
組合員達が見届ける中で勝負は行われた
一方が倒れ伏すまで・・・
徳川幕府が倒れた後も、商人達はこの勝負法を連綿と受け継いでいった。
現代!そしてそれは今なお、商人の間で継承されていた。
その勝負法の名は
闘技者の拳に、願いを託す。
「拳願仕合!!」
この話は1人の闘技者が最強を目指し闘う話である

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