いっしょに生きよう - 死にたいあなたへ
嘆き川柳 お絵かき掲示板
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伏魔殿の女に告ぐ
キリエ・エレイソン。神よ、お憐れみ下さい。ジーザス・クライストよ、お憐れみ下さい。神よ、お憐れみ下さい。

罪ぶかき私をお憐れみ下さい。そして、彼女に伝えてください。私がひどく怒ってるってことを。

私を不愉快にするのをやめるつもりがないなら、彼女は、死なない程度に、後ろから、スパナで背骨と、首の骨を砕かれることになるということを。


でも、きっとあの鈍そうなゲロブスババアは、骨を砕かれても、気づかないでしょう。あのての頭の悪い女は、ベッドに固定され、管につながれる生活がお似合いです。


残りの一生を、身動きもならず、痛み止めの薬の夢の中で過ごす。そんなのがお似合いなのです。

そして、時々、自由に動いていたことがあった……そっちの方が夢だったのではないだろうか、と思うようになるのです。


痛み止めの薬の夢の中で生きる。

それは、彼女にとっては幸せなことではないでしょうか。悩んだり苦しんだりしなくていいのですから。私が彼女に示す慈悲というものです。


そう、私は、罪深い女ですが、慈悲も持ち合わせています。ハンニバル・レクターは、腹ただしい者の、顔の皮をそいで、鼻の軟骨を犬にくわせて、それから首の骨を砕いているのですから。でもそれがまっとうなやり方でしょう。


愚鈍で、無知蒙昧で、人を不愉快にさせることに、なんの躊躇もない輩は、そんなふうに戒められて、初めて自分の愚かさに気づくのです。


ジーザス・クライスト。彼女に伝えて下さい。私を馬鹿にしたように、チラチラ見るのをやめる気がなければ、彼女の鼻の軟骨も、犬の餌になるってことを。


私は、いつも血を見たいのを、こらえてるんです。

血の海になった床には、レバーのような赤黒い塊があって、黒い犬が赤い舌で、それを舐めてる…そんな美しい光景が、見たいのです。
16/04/06 11:47更新 / やや

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