至急。　ラブレター第一だん。

>どう思いますか?
>好きな人との関係変わりませんかね?
>意識してもらえると思いますか?

…先日の人か。
ラブレター作戦に打って出ることにしたんだな。
だが「昔みたいに話せる関係になりたい」って、少々表現が微妙じゃないか？
仮に彼が「うん、いいよ」と返事し、変わらず待ちの姿勢だったら現状とさほど状況に差はないよ？
つまり、「話したいだけならいつでも話しかけてくれていいよ」という姿勢だったらさ。
それではあなたの行動に、全てを懸けた価値が無いだろう。
いわゆる費用対効果として釣り合いがとれない。
ラブレターを渡す行為というのは、告白をするのとほぼ同等の勇気を必要とする行為。
それだけの行動に打って出る決意をしたならば、それ相応の対価が無いと釣り合わない。
つまり、しっかりと好きだということと、付き合って欲しいというところまで言い切らないと。
察しが良い相手なら、あなたの現在の文面だけでも好意は薄っすらと伝わるが、彼が極端に鈍い男なら、今挙げたように話しに来るのをただ待ってるだけかもしれないしさ。

それとさ、あなたに長期戦をしている余裕は無いのよ。
もちろん、今言ったような誤解等でまごついてる時間もさ。
時間が経てば経つほど、常に連絡をとれて彼と親密になれるライバルAちゃんの方が有利になるわけだから。
このラブレターを渡す作戦というのはさ、野球で例えるなら一発逆転ホームラン狙いの作戦なわけだよ。
ライバルAちゃんは順調にヒットを重ね、現在ランナー1塁2塁といったところ。
今度彼と何人かで遊びに行くということで、また順調にヒットを放ち満塁は時間の問題、下手したらそこで1点入っちまう。
どちらが先に1点を取るかのゲーム。
反してあなたはヒットを放つ手段が無いし、ランナーを重ねて行く時間も無い。
だからラブレターという三振かホームランを狙い、一発逆転を目論むわけだろう？
これは追い詰められたあなたに残された大いなる賭けなんだよ。
そんな失敗が許されない大事な局面で、何とでもとれるような文面で勝負に臨むなど愚策という他ないだろうと。
そこまでする決意なら、しっかりと意思は伝え切るということだ。