誰も知らない、私の留学先での恋愛・・・彼とこれからどうなるかわからないけど、今の気持ちを誰かに聞いて欲しくて書きます。
相談ではなく、今後の自分にこの思いを忘れないでいて、誰かの何かの為になれたらいいなって思ったのです
私は、容姿に恵まれた方で男は選ばなきゃ沢山いたし、道端でいきなり名刺と電話番号をわたされるなんて当たり前だった。
だけど、筋金入りの男嫌い!私の父親は元陸上軍隊であり55歳の今でもそこらへんの男に負けない上に一流大学卒業と来たもんだ。まあ私自身が在日外国人だから今の日本男性とはもちろん合わない。私の国では女より収入が下、学歴が下、その時点でもうさよならが当たり前だ。
私は最近までイタリアに行っていた。フランス留学に行ったあとの一人バカンス。もちろん、イタリアだから毎日知らない人が話しかけてくるうえにぼったくりが当たり前だったりする。
安い4ツ星ホテル(イタリアの4ツ星は一日3500円でシティホテルよりいいぐらい)に泊まり、さあ、ローマを楽しむか、と思いホテルのバーに行くと緑色の目をした彼がいたのだ。
遠くから「うわ!綺麗な子!」と何やら言っていたがシカとした。だってマッチョで腕にナイフで切りつけた跡が沢山あって怖かったんだもん。あいにくバーには人だかりで私は入れない。
困っていたら彼がここらへんを教えてくれると言うのでホテルの外でやってるお店を教えてくれるとのこと。
「どこから来たの?いつ来たの?こんな綺麗な子初めてだよ!ずっとホテルにいたけど、君をはじめて見た時、見た事ない美人だからびっくりしたよ!」さすが、イタリア。こちらもびっくりの口説き文句である
私は冷めた反応で「ああ、そうですか。」「ここの地名は?」と、見た目が日本人の私を簡単にゲットできると思わせないよう無視していた
それでも彼はなおしゃべり続ける。しかも口が早い。ちなみに会話はすべて英語だ。しかし、イタリア人の割にはボディタッチがない。出身地を聞いてみる「リビアだよ」は?リビア?どこやねん。
「ガダフィ戦争が終わってイタリアで治療して領事館がお金を出してくれる」ほうほう。ああ、最近まで戦争やっていた所ですか。
リビア人は彼だけではなかった。腕がない人、手足の神経が切られた人、指がないなんてまだましだった。彼は足と腕の神経をナイフで切りつけられ塗っていて最近まで動かなかったそうだ 続く