この掲示板を利用しているたくさんの方々の悩みに比べたら、私の悩みなんて本当に小さなことだと思いますが、どうか、たかだか中学生の恋愛ごっこと思わず、読んでくださいお願いします。
私は、中学三年の、女子です。
私と、私の好きな人…矢崎… 矢崎と私の共通の友達…岡田、西本…が、主に出てきます。すべて仮名です。
とても長くなりますが、読んでください。
始まりは、二年のとき、初めて私が矢崎にであった時でした。
矢崎は、とても明るく面白い、みんなの中心的人物でした。
だけど、決して自分を着飾ったり、人を蔑んだりしない人でした。
そんな彼に、私は憧れを抱きました。
いつだって世間体を気にして生きている私と、正反対の人だったから。
憧れが、恋心に変わったのは、夏休み前のことでした。
席替えで、矢崎と前後になりました。
私と矢崎は一日中、それこそ授業中もずっと話していました。
話が尽きることはありませんでした。
そうしていく中で、私は矢崎の性格をたくさん知りました。
スゴく優しいこと。人が傷つくことは絶対にしないこと。友達思いなこと。照れ屋なこと。家庭科が苦手なこと。理科が得意なこと。歌うことが好きなこと。好きなバンド、好きな歌手、好きな番組。
夏休みになって、矢崎と会わなくなって、淋しいと感じるようになって。
私、この人のこと本気で好きなんだ。
そう、はっきりと、自覚しました。
夏休みがあけてからも、私と矢崎はたくさん話しました。
矢崎も、私のことを特別扱いしてくれたことも、何度かだけ、ありました。
あんなに嬉しい思いは、ほんとにはじめてでした。
矢崎のことが、心から好きでした。
それから、月日は流れて、三年になりました。
私と矢崎は、クラスが離れ、全く話すことがなくなりました。
そうなってくると、私もいよいよ矢崎を「好きな人」としてしか意識できなくなってしまい、なんだかお互いに廊下ですれ違う時とか、微妙に目があって気まずかったんです。
そんなある日、私は、矢崎が二年の時私のことが好きだった、という話を聞きました。
つまり、俗にいう両思い、だったわけです。
半信半疑でしたが、それを聞いてしまうともう、いてもたってもいられなくなって、私は矢崎に告白してしまいました。
吐き気がするほど緊張した感覚が、今でも鮮明に思い出せます。
矢崎は、いいよ、と言いました。
まさか、矢崎と付き合える日がくるなんて思ってもみなかったんです。それに私は、今まで彼氏なんかいたことがないし、まして告白だって初めてしたし。
どうしたらいいのか、全然わからないまま。
それでも、期待はしたんです。
二年の時みたいに、矢崎とまた毎日のように話せるんじゃないかなって。
でも、違いました。
結局、私たちは気まずいままで。
一言すら話せず。
メールも数通、しただけで。
なにもしないまま、10日たった日の夜、別れを告げられました。
何がいけなかったのか。なにが良くなかったのか。考えても考えても、答えは出ませんでした。
矢崎がわたしを好きじゃなかったから。
それが一番、しっくりくる答え。
辛くて辛くて、でも、涙は出なくて。
どうせ振るんなら、告白した時に振ってくれたら良かったのに!そしたら、期待なんかしなかったのに!
そう、責める勇気さえ、わたしにはありませんでした。
だって、矢崎に嫌われたくないから。
世間体が、悪くなるから。
自己嫌悪なんてもんじゃなかったです。
諦めようと思って、諦めたいって思って、忘れようとして、でも忘れられなくて。
そんな日々が続きました。
そして、別れてから二週間たったある日、私は、三年になって同じクラスになった岡田から、ある事実を聞きました。
矢崎がわたしを振った日は、二年の時同じクラスだった西本が、私たちの交際をみんなに広めた日で、そのことで矢崎と西本は、喧嘩をしたらしいんです。
そして、一週間前…つまり別れてから一週間たったくらいの日に、矢崎は岡田に、まだ私のことが好き、的なことを言ったらしいんです。
岡田の推測によると、矢崎はまだわたしのことが好きで、でも西本に言いふらされてみんなにばれたのが嫌だったから振ったんじゃないか、ということ。
そんな都合いい話あるかな、と思ったけれど、今のわたしには希望の光のような話でした。
だけど、その話のせいで、いまだに私は矢崎への未練を断ち切ることができないんです。
その話を聞いてから一週間たったけれど、なんの進展もない。
だけど、もしも、まだ矢崎が私をおもってくれていたらと思うと、諦めることすらできない。
わたしは悲しんだり喜んだり、もうどうしていいかわからないんです。
一年間溜め込んだ想いを打ち明けて、叶ったと思ったら、突き落とされて。
それでもまだ、嫌いになれずに。諦めることもできずに。
矢崎への想いは、募るばかりで。
別れた原因も、今の矢崎の気持ちも、何一つわからない中で、わたしはどうしようもないんです。
毎日毎日、矢崎とはすれ違うたびに気まずいし、もちろん話すことなんてできません。
一番好きな人と、目も合わせられない関係になんて、なりたくなかった。
長文を読んでくださった方々、本当にありがとうございます。
ぐちぐちと書いていますが、自分が招いた結果なのだと、理解しているつもりです。
わたしはどうしたらいいのか、教えてください。
お願いします。