彼は自分の気持ちに正直で一直線です。
状況を考えず思った事を口に出し行動を貫きます。
実は数年間別れていた時期があり、お互い好きで好きで別れていたので、お互い気持ちが残っていました。
昔から、片道2時間かかる遠方にいるし超多忙でも、
たとえ、滞在時間が行き帰りの方が短くても、10分だけでも、普通に「今から行く」と言って帰り道のようにやってきます。
それで近くでメールして、その時私が忙しければ、また帰ればいいし、という感じで、
行きたいと思うとすぐ行動をしてしまうようです。
私が前に、バイト先におっさんにセクハラをされて困ったというメールを見るや否や、怒ってすぐにやってきました。
態度とかは、全然にゃんにゃん系でもなく、極めて硬派で、好きとかほとんど口にも出さず、よくわからないな、と思っていました。
私の中ではずっと今まで、彼はすごく淡白でクールで引きずるタイプとは真逆で、実際モテるタイプなので、すぐ忘れられていると思っていたけど、
久々に会ってみると、私以上に想いが膨らみきっていたようで、ちょっとびっくりするくらい、男女逆転しているように、こんなに繊細で一途なんだと正直驚きました。
もちろん私も本当に心から好きだった人だったのでうれしかったです。
ただ、好きは好きでも温度差というか、あまりに私の思っていた人物像と違い、熱い熱い想いを直球で投げられるので、うれしい反面、
本当に何年も私の事を想っていたのだろうか。
お互い他の人とつき合ったりもしてるし、など私は少し冷静に思っています。
そして、昔、変なプライドが邪魔して好きで何も言えなかった自分、別れてしまったことを悔やんでいるようで、その想いの分、大きいようです。
もちろんうれしいし、私の気持ちと相乗効果で盛り上がっていますが、
好きじゃ足りない、
好きすぎておかしくなりそう、
昔も今も会いたくてどうしようもないんだよ、
など最上級の表現方法をするようになりました。
そしてあるとき、そういう雰囲気になっているときに、じっと見つめ、
あ~殺したいんだよ、と言われました。
へ?と唖然とすると、
「もう、愛おしすぎて、だれか俺にとどめさして欲しい。殺したい程お前を愛してるんだよ、
もういっそこのまま殺して俺も死にたい」
と真顔で言われました。
返答に困り、そして、無防備な状態だったので、
ま、マジで!?とちょっと身の危険を感じ、
笑ってごまかしていると、
「例えばの話」
と言われました。
例えばの話だそうですが、よく意味がわかりません。
好きだから殺したいってどういうことでしょうか。
彼の気持ちが今無限大なようなので、少し怖さを感じます。