この5ヶ月間楽しかったよ。あいつのおかげて凄く楽しかった。喋らない日もあった。すれちがうこともあった。でも喋る日の方が多くて、目が合う日の方が多くて…。笑いかけてくれるあいつが大好きだった。あいつがあの地獄のような日々から救ってくれた。ありがとう…。ほんとにありがとう…。
けど、これが最後かもしれない。もしクラスが違ったらこの楽しい日々は終わるかもしれない。だけど、クラスが同じになったら…。今度は一年中喋っていたい。あいつの隣にずっと居たい。そしていつかあいつにふさわしい男になるよ。あいつとなら奇跡だって起こせそうだから、俺は願うよ。
俺はただ消えそうで怖い。明日になったら俺はいないかもしれない。だから俺が生きてた証が欲しいだけだから…。