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ただの過去話

日時: 2012/02/03 23:26 ( infoweb)
名前: にがうり

長い話になります。

ちょうど1年前。私が中学2年生の時でした。
私の親友が記憶喪失になりました。

きっかけらしいきっかけはなく、ただ寝て、起きたら…。
忘れ方も特殊で、小学校のこと、家族のこと、中学に入ってからの学校に関連しないことは覚えていました。

逆に言えば、「中学校」を忘れてしまったのです。
もちろん1年からどこにいくのも一緒で互いに家を行き来していた私のことも…。

それから私たちはもういちど「はじめまして。」からやりなおしました。
私は彼女を知っている。彼女は私を知らない。
そんな状況に幾度となく投げ出してしまいそうになりましたが今では友達になることができました。

しかし自分が知らない人から知っているように声をかけられるのは大きな戸惑いがあったのでしょう。
彼女は今では1か月に1度学校に来たらいいほうです。

彼女は私たちと違う高校です。
ふつうのことなんでしょうが、私たちが通うのは中高一貫校。その大半がそのまま高校に行きます。

「違う高校でも友達」
それがどれほど難しいことなのか私たちは知っています。
おそらく卒業したら会うのは数える程になるでしょう。

彼女が記憶を失ってから学校に来た回数はわずか。1か月にも満たないでしょう。…それだけの期間で2年間を取り戻すのは無理でした。


イエローページ

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Re: ただの過去話 ( No.1 )
日時: 2012/02/03 23:38 (infoweb)
名前: にがうり

1年前から私は泣けなくなりました。
当初は隣でほかの友人たちが泣いていたから。
それを見た彼女がとても申し訳なさそうな、どうしたらいいかわからないという顔をしていたから。
私だけはだめだと。
彼女の親友である私だけはほかの友人を支え、彼女のそばにいなくてはと。
だから泣いてはいけないと必死で感情を抑えて…。
このあいだ「違う高校に行く」と言われた時も普通なら驚き、泣いてしまう場面なのでしょうが
「…そっか。」
と何も感じませんでした。悲しみも、慟哭も、怒りも、思い出も。
ただ種類のわからない虚しさがありました。
   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.2 )
日時: 2012/02/03 23:46 (infoweb)
名前: にがうり

何も感じないことに気付いたとき、恐ろしくなりました。
このままでは彼女が私の中で印象に残らない。
忘れてしまう。
私は彼女のなんなのだろうと。
何も感じないはずはないのに。
私は彼女のことを何とも思っていないのかと。
私は怖いのです。
私が彼女の友達でないかもしれないことが。
   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.3 )
日時: 2012/02/04 14:41 (wind)
名前: かゆがも

>そんな状況に幾度となく投げ出してしまいそうになりましたが今では友達になることができました。
良いことされましたね。

>おそらく卒業したら会うのは数える程になるでしょう。
会う回数が減れば自然と疎遠になる、悲しいけどよくあることなんですよ。

>ただ種類のわからない虚しさがありました。
薄々分かっていたのでは?
どんなに仲の良い友人であれ、親友であれ、分かれる時はいつか来るのだ、ということを。
だから驚かなかったのではないでしょうか。

>何も感じないことに気付いたとき、恐ろしくなりました。
「虚しい」というのも立派な感情で、きちんと感じてますよ。
別れのとき、驚きや悲しさばかりではありません。

違う高校になり、疎遠になるのは良くあることですが、それでも彼女との交遊を途絶えさせたくないと願うのであれば、方法はありますよ。
自分から会いに行けばいいんです。電話やメール、手紙で頻繁に連絡を取り合うのも良い方法だと思います。
   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.4 )
日時: 2012/02/05 00:11 (infoweb)
名前: にがうり

>3
ありがとうございます。

私は臆病で…。
…連絡するのが怖いのです。
話していても彼女は私の知っている彼女と同じようで同じでない。
電車で出かけたことも、家に泊まったことも、同じ部活で涙を流したことも彼女は知りません。
ささいなことで、彼女と会話がかみあわなくなるとき。
…怖いのです。
以前なら私たちは親友だったといえる自信があるのですが、今彼女がそう思っているのかわからないのです。
「あなたは友達ではない。」
そう言われるような感じがして。
もしかしたら私がいることは迷惑なのではないかと。

新しい環境で新しい友人。
そこでは過去を気にする必要がない。
…そうしたほうがいいことはわかっています。
だから私がいないほうがいいのではないかと思ってしまいます。
私が彼女に連絡するのはただのエゴで迷惑なことではないかと…。
そう考えると…つい連絡できなくなるのです。
   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.5 )
日時: 2012/02/05 07:32 (plala)
名前: かゆがも

> 私は臆病で…。
人は誰しもある程度臆病ですけどね。
でも、物事を良い方向に変えたいときは勇気が必要なんですよ。

> …連絡するのが怖いのです。
彼女から拒絶されるのが怖いんですね。

> 話していても彼女は私の知っている彼女と同じようで同じでない。
彼女が記憶喪失であってもなくても、人はもともと変わる存在です。
1秒といえども人は同じ自分でいられません。
記憶喪失で記憶を失ったというなら、その状態があたらしい彼女です。

> 電車で出かけたことも、家に泊まったことも、同じ部活で涙を流したことも彼女は知りません。
> ささいなことで、彼女と会話がかみあわなくなるとき。
「ああ、気にしないで」と流してはどうでしょう。
あなたは彼女が覚えていないことを知っているのだから。

> …怖いのです。
> 以前なら私たちは親友だったといえる自信があるのですが、今彼女がそう思っているのかわからないのです。
> 「あなたは友達ではない。」
> そう言われるような感じがして。
あなたが彼女を親友だと思うのが自由であるように、彼女があなたを親友と思うかどうかは彼女の自由です。
あなたが彼女を親友だと思うことこそが大事なのではないでしょうか。
あなたが彼女を親友だと思うのであればやることは決まってきます。
彼女があなたをどう思うかは、彼女の自由です。

> もしかしたら私がいることは迷惑なのではないかと。
確かめる方法はあると思います。
あなたと話しているとき楽しそうにしているかどうかです。
楽しそうにしているのなら、少なくとも迷惑ではないでしょう。
もし、話に付き合っている、面倒くさそうな様子なら、迷惑なのでしょう。
手紙でも同様のことが言えると思います。
キチンと返事をくれて内容が豊富であるかどうか、
それとも返事はタダの事務的な内容か、或いは返事も滞るようになるか。

> 新しい環境で新しい友人。
> そこでは過去を気にする必要がない。
> …そうしたほうがいいことはわかっています。
新しい友人を大切にしつつ、古い友人も大切にする、という方法もあります。
しかし、もちろんどうするかはあなたの自由ですが。

> だから私がいないほうがいいのではないかと思ってしまいます。
> 私が彼女に連絡するのはただのエゴで迷惑なことではないかと…。
> そう考えると…つい連絡できなくなるのです。
試しに軽めの文書で連絡してみては?、そして反応を見るのはどうでしょう。

   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.6 )
日時: 2012/02/06 00:01 (infoweb)
名前: にがうり

>5
何度もありがとうございます。

今まで自分で自己完結して一人で実体のないものを怖がってきました。
ですが…少し前向きになりたいと思います。
確かめもせずに怖がっていることに気付きました。
…もう私たちが語り合える時間は少ないのかもしれません。
ですがその間にできることをできるだけしたいと思います。
…卒業式は笑って…なんて使い古された言葉ですが。



…ついでにまだ愚痴をいいですか。
あの日を境に変わったのは私たちだけではありません。
友達が自分を知らないことに衝撃を受けて離れて行ってしまった人。
保護するように真綿で包むような扱いをする人。
他人事のように外から同情する人。
あるいは…私のように昔と変わらない態度の人。
今となっては何が正しかったのか…。
…私含め記憶喪失ということに対してあまりにも無知


   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.7 )
日時: 2012/02/06 11:09 (wind)
名前: かゆがも

> 確かめもせずに怖がっていることに気付きました。
確かめるのは良いことですね。
確かめることができれば、あなたの態度や考えも定まります、落ち着くことができます。
確かめないとあなたの態度や考えは落ち着かず、気分が悪い思いをするでしょう。

> …もう私たちが語り合える時間は少ないのかもしれません。
> ですがその間にできることをできるだけしたいと思います。
それでいいと思いますよ。
人間、自分でできる以上のことはできません、最善を尽くせたらそれでいいと思います。

> …ついでにまだ愚痴をいいですか。
> あの日を境に変わったのは私たちだけではありません。
> 友達が自分を知らないことに衝撃を受けて離れて行ってしまった人。
> 保護するように真綿で包むような扱いをする人。
> 他人事のように外から同情する人。
> あるいは…私のように昔と変わらない態度の人。
> 今となっては何が正しかったのか…。
この場合、何が正しかったのは自分の心の問題になります。
離れていった人でも、彼女をイタズラに刺激しないほうが彼女のためだ、寂しいけれどここは身を引こう、と考えたなら間違いではないと思います。
保護するように扱った人も、外から同情した人も、それが彼女のためと考えての行動なら間違いではないと思います。
記憶喪失なんて気持ち悪い、彼女からは離れよう、係わり合いにならない方が自分のためと考えたなら間違いになります。
あなたのように昔と変わらない態度で接した人も、記憶喪失になろうとも私達が友達であることには変わりない、仲良くするのだ、それが彼女のためだと考えたのなら間違いではないと思います。

> …私含め記憶喪失ということに対してあまりにも無知
あなたも、他の方も別に医師ではありませんからね、記憶喪失について知らないことは罪ではないと思いますよ。
   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.8 )
日時: 2012/02/06 16:09 (infoweb)
名前: にがうり

…もうひとつ。
私はどうしても皆のように彼女の記憶が戻るようにと祈れない。
まったく戻ってほしくないどころか、戻らないほうがいいのではと思ってしまいます。
…もし戻った時に忘れている間の記憶があれば…。
彼女はきっと傷つきます。
彼女は優しい。自分が忘れたことで与えてしまった痛みを背負おうとするのではないかと心配になります。
それならば何度でも忘れてくれていい。私にどれだけ痛みを与えてもいいから彼女には傷ついてほしくない…。
なんて思うのは間違っているのでしようか。

…実際はまた忘れられる夢を見て夜中に泣いてしまう弱虫ですが。
   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.9 )
日時: 2012/02/06 16:35 (wind)
名前: かゆがも

>私はどうしても皆のように彼女の記憶が戻るようにと祈れない。
>まったく戻ってほしくないどころか、戻らないほうがいいのではと思ってしまいます。
>…もし戻った時に忘れている間の記憶があれば…。
>彼女はきっと傷つきます。
>彼女は優しい。自分が忘れたことで与えてしまった痛みを背負おうとするのではないかと心配になります。
>それならば何度でも忘れてくれていい。私にどれだけ痛みを与えてもいいから彼女には傷ついてほしくない…。
>なんて思うのは間違っているのでしようか。
よく、自分の文章を読み直して見てください。
あなたのしていることは終始彼女に傷ついて欲しくないという彼女への心配・配慮です。
自分の友人を心配すること、思いやることは正しいことです、間違いではありません。
あなたは彼女に傷ついて欲しくないから記憶が戻らないほうが良いのではと心配しているだけです。
ただ、記憶が戻って彼女に良い結果になるか、悪い結果になるかはあなたにも誰にも分からないだけです。
記憶が戻って彼女が傷つくかもしれない、という心配もできますし、
記憶が戻らないことで彼女が傷つくかもしれない、という心配もできます。

>…実際はまた忘れられる夢を見て夜中に泣いてしまう弱虫ですが。
人は誰しも弱いですからね。
強くなるしか解決法はないと思います。
それは恐らく、一生の課題なのでしょう。
   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.10 )
日時: 2012/02/06 17:03 (ocn)
名前: さくね♪

頑張れ、なんていわない。
ただ、ゆっくり歩いていけばいい。
それだけが私の言える事。。
   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.11 )
日時: 2012/02/06 23:33 (infoweb)
名前: にがうり

<9
…初めはただ気持ちを吐き出すだけにしようと思ってたんですが…。
改めて気付かされたこと、私のなすべきことが見えてきた気がします。
本当に感謝してます。


あの時。
彼女が記憶を失ってから、私たちがその事実を知らされるまで1か月ほどあリました。
しかもその間少しですが学校に来ていました。保健室登校ですが。
もともと体が弱く休みがちの彼女。
誰も保健室登校であることに疑問を抱きませんでした。
しかし、彼女が保健室にいると聞いて行ってみたとき、私は違和感を覚えました。
「久しぶり。」といえば「あっ…久しぶり。」とかえってくる。
でも私は気付いてしまいました。
彼女が私たちに向けた笑みが他人に向ける愛想笑いであること。
その視線の先には名札。
何よりその目が知らない人に対するそれでした。
…それがわかるぐらいには仲良かったのです。
記憶喪失。
一番に浮かんだのはその言葉。
ありえないはなしではないことは知識として知っていましたが。
でもこんなこと誰にも言えるはずがない。
「彼女がわたしたちを忘れているかも。」なんて。
一緒にいた友人に「なんかおかしかったよね?」と言っても「そう?普通にいつもどうりじゃん。」と。
私だけが感じる違和感。
自然と保健室から足が遠のいていきました。
…事実を知ったのは偶然でした。
先輩からの預かりもの。
普段ならまた保健室で渡そうと思うのですが。この日はなぜか家まで届けたいと思ったのです。
彼女の家にいたのは担任の先生。
ついにこのときが来たか。そう感じました。
案の定聞かされたのは記憶喪失になったという話。安堵したのを覚えています。
でも『そうだと思う』と『そうだと知る』は違います。
家に帰った瞬間涙が止まらなくなりました。
   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.12 )
日時: 2012/02/07 09:40 (wind)
名前: かゆがも

>「久しぶり。」といえば「あっ…久しぶり。」とかえってくる。
>でも私は気付いてしまいました。
>彼女が私たちに向けた笑みが他人に向ける愛想笑いであること。
それで気付くとは本当に仲が良かったのですね。

>案の定聞かされたのは記憶喪失になったという話。安堵したのを覚えています。
記憶喪失疑いが記憶喪失と確定したわけですね。
彼女が記憶喪失になったのは残念なことです。
しかし、記憶喪失であるとハッキリ分かったのは悪いことではありません。
病気が変わっているのでご家族も、先生も公表しにくかったでしょうね。

>家に帰った瞬間涙が止まらなくなりました。
親しい友人が変わった病気になり、しかも自分のことを忘れているなんて、悲しくなって当然です。
しかし、何時までも悲しんでいるわけにはいけません。
病気とはいつ何時、誰がなるか分からないものです。
泣いて悲しみに浸っても辛いだけですからね。
何時かは涙をぬぐってまた歩き出さないといけないんですよ。
   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.13 )
日時: 2012/02/07 11:21 (infoweb)
名前: にがうり

次の日。
先生が学年全員に彼女の話をしました。
驚いて私に事情を聞きに来る人。
その場で茫然とする人。
日、保健室に行った友人たちは泣き崩れてしまいました。
私は「とりあえず自己紹介やな。私は○○やで。」と笑っていいました。ここで自分まで泣けば彼女は戸惑うと。
…笑えていたかは自信ありませんが。

でもそのあと友人たちに言われたのです。
『あの状況で泣かないのはおかしい。本当に友達なのか。』
もう何が正しいのか。私のすることが間違っているのかわからなくなりました。
友達ならば泣いて悲しむものだ。笑うなんてできないはずだ。
…だから私たちは友達ではないと。
あの日泣きました。泣いて泣いて。泣いてたら前を向けないから。笑って笑ってもう一度やりなおせばいい。
その考えはおかしかったのでしょうか。

教室に戻っても声が聞こえました。
「友達がああなってよく笑えるもんだ。」「なんで何ごともなかったようにしてるのかな。」「友達なんて思ってなかったんじゃないか。」「悲しまないなんてかわいそうだ。」「むしろ不幸を喜んでるのでは。」
何も感じていないはずはない。でも私はおかしいのか。つらい。苦しい。私は…。
皆は悲しめという。大人は彼女を支え守れという。私は友達になりたいと思う。
大人に相談しても「彼女のほうが苦しんでるからがまんしろ。」
今まで誰にもこんな話をできませんでした。
   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.14 )
日時: 2012/02/07 12:20 (wind)
名前: かゆがも

>保健室に行った友人たちは泣き崩れてしまいました。
予想される反応ですね。

>私は「とりあえず自己紹介やな。私は○○やで。」と笑っていいました。ここで自分まで泣けば彼女は戸惑うと。
>…笑えていたかは自信ありませんが。
とても立派な態度です、偉いと思います。

>でもそのあと友人たちに言われたのです。
>『あの状況で泣かないのはおかしい。本当に友達なのか。』
果たしてその友人が自分達が泣けば何かが良くなるとでも思っているのでしょうか。
泣く、というのは本当は愚かな行為なんですよ。
だって人が病気になるのはよく考えたら当たり前のことなんです。
自分や友人は特別に病気になりません、なんてことはありません。
自分や他の大切な人も何時、何の病気になんてなるか分からない、と覚悟している人は泣き崩れません。
そもそもあなたは彼女を混乱させないように泣くのを堪えていただけではないでしょうか。

>もう何が正しいのか。私のすることが間違っているのかわからなくなりました。
友人が間違っていて、あなたが正しいです。

>友達ならば泣いて悲しむものだ。笑うなんてできないはずだ。
>…だから私たちは友達ではないと。
彼女のためを思って泣くのを我慢したというのは、悲しんで泣いて見せるより、人として一段格が上なんです。
誇っていいですよ。

>あの日泣きました。泣いて泣いて。
独りのときは泣いても致し方ないですね。

>泣いてたら前を向けないから。笑って笑ってもう一度やりなおせばいい。
>その考えはおかしかったのでしょうか。
100%正しいと思います。

>「友達がああなってよく笑えるもんだ。」
>「なんで何ごともなかったようにしてるのかな。」
>「友達なんて思ってなかったんじゃないか。」
>「悲しまないなんてかわいそうだ。」
私の予想ですが、このような発言をする人達は彼女の親友ではなかったのでは、と思います。

>「むしろ不幸を喜んでるのでは。」
失礼な物言いですね。

>何も感じていないはずはない。でも私はおかしいのか。つらい。苦しい。私は…。
おかしくないですよ。立派です。

>皆は悲しめという。
人に悲しめなんて、愚か者の考えです。

>大人は彼女を支え守れという。私は友達になりたいと思う。
こっちには賛成です。彼女を支え守ることと、友達になることはほぼ一緒と考えていいでしょう。

>大人に相談しても「彼女のほうが苦しんでるからがまんしろ。」
彼女には彼女の、あなたにはあなたの苦しみがあります。
比較しても意味ないことです。
   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.15 )
日時: 2012/02/08 00:17 (infoweb)
名前: にがうり

<14
ただうれしいです。初めて考えを肯定されました。
『間違ってない。』ずっとその言葉が聞きたかったのです。


私は彼女の『保護者』になりたいわけじゃない。
彼女の『友達』になりたいのです。
でも周りの大人は守れという。皆も母のようだという。
保護者では対等な関係ではないと思うのです。
…前の私たちの関係ではないと。
行事のどんなことでも一緒になりました。
教え、手を引かなければならないと言われました。
それはうれしくもあり…同時にさみしさを感じました。
ある日は担任に呼び出され
「いつも彼女を世話してるけど君はつかれてないか?嫌になったらいつでもいいな。」と。
私は彼女を『世話してる』なんて思ったことはありません。
ただ友達として話し、一緒にいるだけだと思っています。
それを『世話してる』から疲れているのではと言われた時よくわからない怒りがありました。…友達と話して疲れるものかと。
でもいろいろな人から何度も言われたのできっと傍からみれば『世話してる』だったのでしょう。
私はただ隣を歩いていたかった。
前に立って守るのではなく、隣でゆっくりと一歩一歩歩きたかった。
今は少し前にいるのかもしれないけど隣に来るまで待っていたかった。
でもそれではダメだと。前にいなくてはならないと先生も友人も親も言う。
隣でバカして騒ぐのではなく、一歩下がった所から見守るような存在にならなくてはいけないと。
…今思うと私と彼女の成績を比べ、考えたことだったのでしょうが。
皆がそういうので私は頑張りました。
彼女の前にたてるように。勉強でも、そのほかいろいろなことでも。
前に立てないなら一緒にいなくていいと言われているような気がして。
そういう意味では私以外の彼女の友人がとても羨ましかった。
彼女の隣で騒ぐことのできる彼らが羨ましかった。
彼女の前に立つことは頼られるうれしさとよくわからない孤独、悲しさが共存する感情を伴いました。
   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.16 )
日時: 2012/02/08 06:52 (plala)
名前: かゆがも

> 私は彼女の『保護者』になりたいわけじゃない。
> 彼女の『友達』になりたいのです。
確かに保護者では守る側と守られる側、友達は対等というイメージがありますね。
しかし、そんなに言葉にとらわれずとも良いのでは。
彼女が困っているときはあなたが彼女の力になる側になるときですし、
あなたが困っているときは彼女があなたの力になる側になるときです。
友達は対等で、お互いに持ちつ、持たれつだと思います。

> でも周りの大人は守れという。皆も母のようだという。
> 保護者では対等な関係ではないと思うのです。
> …前の私たちの関係ではないと。
> 行事のどんなことでも一緒になりました。
> 教え、手を引かなければならないと言われました。
> それはうれしくもあり…同時にさみしさを感じました。
今は彼女が病気で困っているとき、あなたが彼女の力になるケースが多かったのでしょう。
友達は持ちつ、持たれつとは言いましたが、そのときの状態や力関係でその比率は変わると思います。
その時は、彼女が困っている場合>あなたが困っている場合、だったのでしょう。
また、いつ何時、彼女が困っている場合<あなたが困っている場合、なる可能性だってありますよ。

> ある日は担任に呼び出され
> 「いつも彼女を世話してるけど君はつかれてないか?嫌になったらいつでもいいな。」と。
> 私は彼女を『世話してる』なんて思ったことはありません。
> ただ友達として話し、一緒にいるだけだと思っています。
> それを『世話してる』から疲れているのではと言われた時よくわからない怒りがありました。…友達と話して疲れるものかと。
傍から見たら、その時はあなたが彼女を助けるケースの方が多いわけですからね、第三者から見たら『世話をしている』ように見えたのでしょう。
先生はあなたの心配をしてそのように言葉をかけただけだと思います。
『世話をしている・疲れている・嫌になったら』などと心外な言葉を言われて怒りがこみ上げたかもしれませんが、人は相手の心を読むことは出来ません、許してあげてください。
「ご心配ありがとうございます。でも全然私は疲れていませんし、嫌でもありません。」とでも返しておけばよかったのでしょう。

> でもいろいろな人から何度も言われたのできっと傍からみれば『世話してる』だったのでしょう。
でしょうね。外からはそう見えるのでしょう、外からは。
自分の心のうちは自分にしか分からないものです。

> 私はただ隣を歩いていたかった。
> 前に立って守るのではなく、隣でゆっくりと一歩一歩歩きたかった。
> 今は少し前にいるのかもしれないけど隣に来るまで待っていたかった。
> でもそれではダメだと。前にいなくてはならないと先生も友人も親も言う。
> 隣でバカして騒ぐのではなく、一歩下がった所から見守るような存在にならなくてはいけないと。
> …今思うと私と彼女の成績を比べ、考えたことだったのでしょうが。
> 皆がそういうので私は頑張りました。
> 彼女の前にたてるように。勉強でも、そのほかいろいろなことでも。
> 前に立てないなら一緒にいなくていいと言われているような気がして。
少し前を歩いて彼女の手を引いてあげることはあながち悪いことだとは思いません、むしろ良いことだと思います。
彼女も感謝していることでしょう。

> そういう意味では私以外の彼女の友人がとても羨ましかった。
> 彼女の隣で騒ぐことのできる彼らが羨ましかった。
> 彼女の前に立つことは頼られるうれしさとよくわからない孤独、悲しさが共存する感情を伴いました。
一緒に馬鹿やってた方が一体感がありますからね、一抹の寂しさがあったのでしょう。
時に彼女の前を歩き手を引いてやり、時に彼女のところまで戻って一緒に騒いでみる、
そんなケースバイケースで身軽に振舞い方をかえる、というやり方もあったかもしれませんね。

   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.17 )
日時: 2012/02/13 00:45 (infoweb)
名前: にがうり

最近、夢を見る頻度が高くなってきました。
忘れられる夢を。
毎回、学校の保健室で皆と楽しそうに話しているのでいつものように話しかけると私だけ「初めまして。」と言われるところで目が覚めます。
何度も何度も私だけが忘れられてしまう夢を。
時々、なんだか怖くなるのです。
…いつか現実になるのではないかと。
以前なら杞憂だと済ませたのでしょうがもう遠い話ではなくなってしまった。
現実に、近くで起こりうるものだと知ってしまった。
だからこそ怖くなるのです。

この夢のせいか最近妙に情緒不安定になるのです。
いきなり泣きだしてしまったり、よくわからないざわめきというか不安に駆られたり、無意識に涙が出ていたり…。
…ここに書き込むときはもやもやする漠然としたさみしさがある時です。



…明後日彼女が久しぶりに学校にきます。
おそらく違う学校になることを友達にいうのでしょう。

   メンテ
Re: ただの過去話 ( No.18 )
日時: 2012/02/13 09:53 (wind)
名前: かゆがも

夢は将来への期待や、不安の反映だったり、昼間の記憶の残渣だったりします。
いずれにせよ、自分でコントロールできるものでもありませんし、あまり気にされないほうが良いでしょう。

彼女があなたを忘れようと、違う学校にいこうと、彼女の幸せを願う、それだけではいけませんか?
   メンテ

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