Re: お祝い事ではないのに ( No.2 ) |
- 日時: 2012/04/28 14:03 (hnext)
- 名前: ささみ
- 仏式での葬儀だと思われますので、そのつもりでレスさせていただきます。
仏教では死後49日間は故人の霊魂は現世に留まっていると考えられています。 葬儀の夜の宴会は故人の思い出を語ったり、それぞれの近況を語ったり、泣いたり、笑ったり、そうやって語り合う事でまだ居るであろう故人に聞いてもらう意味もあり、心残り無く故人を送り出す為の物です。 また、『葬儀に人が多く集まる=それだけ慕われていた』と解釈されるので、盛り上がれば盛り上がるだけ良い物なのです。
参列者をもてなす行為は近しい親族が忙しくする事で大事な人を亡くした事実を少しずつ自分の中で消化できるようにする効果もあります。
未成年だけれど子供とも言えない思春期の身内にとっては、酔っ払った大人達の会話に入るのは難しく、またあまり良い気分で無いでしょうから、ゆゆりまさんにとって不可解で不愉快な席だったのは仕方の無い話でしょう。 折を見てご両親や親戚の方と思い出話をすると良いかも知れませんよ。
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Re: お祝い事ではないのに ( No.3 ) |
- 日時: 2012/04/28 14:18 (softbank219018203120.bbtec.net)
- 名前: A♪
- 私は、それは仏教の死生観によるものではないかな、と思います。宗教学者ではないので、あくまでも個人の感想でしかないですが。
仏教において、死は終わりではないからです。 死は、あくまでも通過点であり、輪廻転生していくつもの人生を経験し、その中で悟りを開けば、より完全な世界にいけるとされているからです(ごくさっくりというとですが)。
なので、ご遺族にとっては悲しいことではありますが、特に天寿を全うして、もしくはある年齢を生きられたうえでお亡くなりになった場合などは、ある種一区切りついた、ということでもあり、悲しいだけではない、ということなのではないかと思います。
また、故人と関係のあった方のご足労と生前の親交に感謝する意味で、食事を提供し、故人をしのんでいただく(どんな形であれ)ということも有るかな、と思います。
ともあれ、おじい様のご冥福をお祈りいたします。
※もしも、仏教以外の宗教でしたら、ごめんなさい。
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