Re: 考えたんだが ( No.1 ) |
- 日時: 2013/02/07 22:42 153.134.80.192
- 名前: まどみつ
- まず、イジメを「戦争」で例えよう。
戦争が起きる理由は、両方の意見の食い違いから発生する「ズレ」である。そして両方が「自分は正義」だと思っていて、「相手は悪」だと思っているから。
これをイジメに変換してみよう
イジメが起きる理由は、両方の意見の食い違いから発生する「ズレ」である。そして両方が「自分は正義」だと思っていて、「相手は悪」だと思っているから。
戦争をイジメに変換しても、然程違和感は無い。何故ならメカニズムが似ているからである。
人の精神構造上、自分が常に正義だと思い込む節がある。だから、クラスで浮いている奴が居ると「何だコイツ・・・」と思うのである。(ちなみに少なくとも自分はそう)
そして、その「何だコイツ・・・」と言う芽がつぼみになると、「何だコイツ・・・」が「うぜぇ・・・」に変わる。
そして、ついに花になってしまうと「コイツと関わるのはやめよう。」や「コイツ浮いてるから、ちょっといじめてやる」に変わってしまう。
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Re: 考えたんだが ( No.2 ) |
- 日時: 2013/02/07 22:57 153.134.80.192
- 名前: まどみつ
- >>1の続き
そして、それがどんどん大きくなっていく度に、イジメはひどくなってしまう。
風に揺られ、種子が地面に落ちるようにイジメが広まる。
そしてその花が枯れれば、イジメは収まる・・・
そんな訳ないのである。
花が大きくなるのは「ピーク」なだけであって、枯れると言う事は「ピーク」を過ぎただけになるのである。
結局イジメは続く。そして、種が地面に落ちて、また芽になる。そしたらまたイジメが起きる。
この無限ループである。
なら、その種を取り除いてしまえば良いのでは?
そう思うだろうが、それは無理である。
さっきも言った様に、人は「自分が正義」だと思い込む節がある。
イジメっ子がイジメられっ子と言う「敵」を攻撃する時、自分がそいつより、「上」の立場にいると思え、「快感」を得られる。だからイジメを続ける。
人は、自分より「下」に何かがいないと不安になってしまう。
そういう快感こそ、イジメと言う花の栄養になり、花が大きくなるのである。
栄養が渡ると、種子が落ちた場所からまた新しい花が咲く。
その花が花畑になると、そのイジメっ子の「味方」が増えると言う形になり、集団でイジメが起きる様になる。
そうする事によって「団結力」が生まれる様な気がして、気持ちが良くなる。だからイジメを続ける。
そして、それを続けていく事によって、「自分は正義」だと勝手に確信してしまい、イジメられっ子と言う「敵」を排除しようと考える。
だからイジメられっ子を自殺まで追い込もうとする。
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Re: 考えたんだが ( No.3 ) |
- 日時: 2013/02/07 23:23 153.134.80.192
- 名前: まどみつ
- >>2の続き
ここまで、イジメについて話してきたが、次は「何故無くすのでは無く、減らすのか?」と言う事について話す。
また戦争で例えよう。
此処で話すのは第二次世界大戦。
犠牲者は一般人だけで80万人、兵士で230万人にも及ぶ。
終戦後、マッカーサーによって、日本国憲法が改定され、今、我々は平和に暮らしている。
此処で大事なのは、第二次世界大戦に負けたと言う「前例」があったと言う事。
もし、第二次世界大戦で日本が勝っていたら?
おそらく、平和にはならなかったはずだ。
そもそも、第二次世界大戦という、歴史に名を残す戦争が無かったら?
おそらく戦争は起きていたはずだ。
イジメもそれと同じである。
しかし、イジメは歴史に残る様な事例が無い。
イジメに関する法律もな無い。
だから起こってしまう。
人の精神構造上、それは仕方の無い事だ。
今、イジメはとても深刻な問題である。 イジメによって、尊い命が失われている。
しかし、そういう前例があるから、イジメをやめようと言う学校も増えつつあるのだ。
おそらく、そういう前例がなかった場合。中学生、高校生の間で、 イジメは「遊び程度の物」で片付けられてしまう。
だから自分は、イジメを無くすのでは無く「減らす」のが一番良いと思いましたね。
言いたい事は、「前例」がなければ、再び起こると言う事です。
意味不明でしたが、何か意見があるならどうぞ。
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