No.0に対する返信 ( No.1 ) |
- 日時: 2014/05/08 16:33 (wind)
- 名前: かゆがも
- > 20年前、私が高校受験のとき、どうしても行きたい高校(県内トップクラスの公立高校)があったので毎日猛勉強してきましたが、願書出願の直前になって父親から「お前の成績では合格率50%位だろうから、安全策でもっと受験校のランクを下げなさい。」と言われ、大喧嘩の末に志望校(公立高校)を下げて受験しました。
あまり高校受験で浪人はしませんからね。ある程度安全策をとるのは妥当なことだと、私は思います。
> 因みに私立高校は既に合格してました。私の家は比較的裕福なので、公立高校に落ちても私立へ行く余裕は十分にあったと思います。でも父親からは、私立は学費が高いから駄目と言われてました。よって、公立高校を絶対に受からないといけない状況でした。 せっかく滑り止めの私立に受かっていたのなら、せっかくなら第一志望にチャレンジしたかったでしょうね。 しかし、父親はあなたの教育に過度の費用をかけるつもりはなかったようですね。
> 結果、ランクを下げて受験した公立高校は当然ながら合格。しかも、新聞発表で入試の答案を自己採点したら、私が行きたかった高校にも十分に合格出来る点数を取ってました。それだったら第一志望校を受験すれば良かったと後悔して父親を恨んでました。 ですが結果を見るまでは第一志望に合格できるかどうかは分かりませんからね。 無理して第一志望に入って中間〜下位に甘んじるより、第二志望に入ってトップ〜上位をキープした方が成績が良好なこともありますよ。
> 不本意ながら高校に進学した後、大学受験のときも問題が発生しました。私は将来、自動車の設計の仕事をやりたかったので、大学は機械工学など理系へ進みたかったのですが、またしても父親が「お前に理系は無理だ。どこでもいいから文系に進みなさい。浪人はゆるさないぞ。」と意味不明な事を言われ(父親は文系大学出身)、 意味不明というか、父親の中では理系の方が難関で、あなたが理系にチャレンジして浪人するより、文系になってすんなり大学合格することを望んだのでしょう。
>また大喧嘩の末に結果的には高校2年から文系コースのクラスに入り、全く興味のない文系の大学を受験。やる気のないまま受験日となり、結果、早稲田大学社会科学部と明治大学商学部に合格して、明治大学へ進学しました。国立は落ちました。 早稲田、明治だって十分名門ですよ。ですが私立大学は行かせてもらえたんですね。
> 上京してそれなりに楽しい大学生活を送ってましたが、でもどうしても納得がいかず、父親に相談せず勝手に大学を2年で退学してしまいました。 > すぐ父親にバレて、アパートに押し掛けてきて殴られ、また大喧嘩になりましたが、事実上親子の縁を切るという事で決着がつきました。 > 言い忘れてましたが、母親は父親に従うイエスマンなので、自分の意見は言わない人でした。 勝手に大学を退学してけんかになりましたが、おそらく相談して退学しようとしても喧嘩になったかも知れないですね。
> その後、私は地元へ帰らず都内の小さな自動車整備工場に就職して、給料は安かったのですが大好きな機械いじりを仕事にして、結婚もして子供も生まれました。いま子供は三人います。 > 現在、私は工場長を任されていて、社長も部下もみんな良い人ばかりで、仕事も(給料は相変わらず安いけど)充実してるの 正業と健やかな家庭を持たれているようで何よりです。
>ですが、でも時々思うのです。私の人生は本当にこれで良かったのだろうか?・・・と。 ああ、それは私も時々思いますね。でも人生にタラレバはありません。 その時、その時、限られた環境で、最善の選択を模索するしかないんでしょうね。
> 今まで、やりたい事があってもチャレンジする事すら許されない環境で育って、本当は機械工学や工業デザインをもっと専門的に勉強したかったはずが、結果としては単なる街の小さな整備工場のオッサンになってしまいました。整備工場を馬鹿にしてるつもりはありません。すみません。 > 大学を中退した後は、親は関係なく全て自己責任なのだから、自力で上を目指さなかった自分が一番悪いのは良く理解してるのですが、父親の理不尽な理由から押し付けで、人生の大事な時期に進路を勝手に決められてしまったという恨みが未だに消えません。本当は世界で活躍出来るエンジニアになれたかもしれないと想像してしまったり、実際に活躍してる人がテレビなどに出てるのを観ると嫉妬してしまいます。 高校生の頃は困難だったかも知れませんが、大学に関しては親に反対し、自分で志望の大学に入る方法もあったのですよ。 親の支援が得られなくても、自分で先に働いてお金を貯めて、それから志望の大学に入る人はいます、私の知人にも何人かいました。
> 自分の能力の無さを棚に上げて、逆恨みみたいな事を言ってるかもしれませんが、30代半ばになっても気持ちの整理が出来ずに困ってます。 > こんな事を思うのは、現状に満足していないからなのでしょうか? 人は過去の嫌なことや失敗を思い出しては苦しむ、後悔という悪癖を持っているんですよ。 ですが人に必要なのは後悔ではなく、反省です。 後悔は過去の嫌なこと、失敗を思い出して苦しむ暗い心、反省は過去の失敗を分析し、同じ失敗を二度としないように決意する明るい心です。 是非、これから人生の舵取りを人に任せないで自分で舵をとってください。
> 因みに現在も父親とは絶縁状態ですが、母親は時々こっそり孫の顔を見に来ます。 母親は喜んでらっしゃるでしょう。
>父親は、「あいつ(私の事)は本当に馬鹿な奴だ。」と未だに私の悪口を言ってるとの事です。 大抵の場合、人のことを馬鹿といったり、悪口を言う人の方が哀れな、愚か者です。 自分が悪いことをしているのに気が付かないのは最悪です、可哀そうなことなんですよ。
> このまま父親を恨んで生きて行くのはとても悲しい事なので、気持ちの整理のしかた等、何か良い方法をご存知の方がいましたら宜しくお願いします。長文失礼いたしました。 あなたの父親は子供をコントロールしようとする、融通の利かない父親でした。 しかし、衣食住の提供はキチンと受けていたのだし、私大まで行かせて貰ったのだし、もう赦してしまっては、その方が気が楽だと思います。 あなたの父親は100%の完全超人でもスーパーマンでもありません。 良い面も、悪い面も両方持っている普通の人間です。 良い面は是非見習って自分の物にしてください、悪い面は反面教師として活用し、自分はそうならないように気をつけてください。 それと父親を評価するとき、悪い面だけで点数をつけるのはフェアではありません。 あなたも父親からクリスマスや誕生日にプレゼントを貰ったり、家族で旅行に連れて行ってもらったり、一緒に遊んでもらったり、テストで良い点を取ったときに褒めて貰ったり、本を読んでもらったり、自転車の乗り方を教わったり、何らかの父親の良い面だってあったはずです。 父親の悪い面が好きになれないのは仕方ないし、無理に好きになる必要はないと思います。 しかし、父親の良い面のことも忘れないであげてください。 願わくばあなたの方から遺恨を水に流して、父親にお孫さんを会わせてあげることができたら素敵ですね。 年齢はあなたよりも父親の方がずうっと上ですが、人として、精神的に成長したところを見せてやるんです。 相手の怒りに勝つのは恨みではありません、恨んでいたらその怒りはついに終わることはありません。相手の怒りには赦しで勝つことができます。
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Re: 30代になっても、父親に対する恨みが消えません。 ( No.3 ) |
- 日時: 2014/05/08 23:22 (infoweb)
- 名前: 伸也
- かゆがもさん
ありがとうございます。 おっしゃる通り、父は融通の利かない人でした。自分と違う意見を言えばすぐに怒鳴って圧力で捩じ伏せるタイプの人なので苦手でした。 楽しかった思い出は一つもありません。高校一年の時、入学後初の中間試験で学年2位(400人中)の成績を取ったら、父親から「馬鹿高校へ入ったんだから、せめて学年1位は取りなさい」と言われてショックを受けた思い出があります。 しかし、衣食住は不自由なく提供してもらってました。それは有難いと思ってます。 理系の大学受験は、不本意ながら高校2年から文系コースに入ったため、微分積分など理系科目の授業を受講出来ず、授業のカリキュラムの問題で事実上理系受験は不可能でした。独学のみで一流大学を合格するのは、当時の私には無理です。 父親を赦す事は、今の自分なら出来るかもしれませんが、父親のほうは私を赦してくれないだろうから、結果的には衝突してまた絶縁となるかもしれません。 多分、父親は私のことを嫌いだったのだと思います。過去を思い返しても、愛情を感じた事はありません。国立大学に落ちて明治大学へ進学が決まったときも、父親がため息をついたあと鼻で笑っててショックでした。私を馬鹿にしたような笑い方でした。 まあ、この歳でこんな事を悩んでるのは私の器の小ささが原因なのはよく解ってますが、トラウマになってます。 なるべく早い時期に父親と仲直りすることが、気持ちの整理が出来るタイミングなのかもしれませんね。ありがとうございました。
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Re: 30代になっても、父親に対する恨みが消えません。 ( No.4 ) |
- 日時: 2014/05/08 23:49 (eaccess)
- 名前: abc
- 現状に満足していないから、気持ちの整理もできない、逆恨みっぽいことも思ってしまう。
って、チグハグだと思いますよ。
10代、20代前半の頃を、本当に今までの経験を踏まえた上で振り返っていますか?
いや、やっているよ。と思うのであれば。
今、家族がいて、あなたはお仕事している。 子供が、「うちは金があるから私立いっていいだろ」って言ったら、そりゃそうだって思います? こいつ、お金を稼ぐってことがどういうことか分かってんのか? って思いませんか?
意に沿わない大学にいった。 では、なんで、大学在中に再受験しなかったの? こそっと受験して合格した後なら、常に安全策をとる父親ですもん。説得できたでしょ。
大学2年で退学。・・・・・ 親に相談なく、辞めてたんですよね。
今のアナタなら、子供が同じことしたら、どう思います? イキガルナって思いません? 意地の張りどころが違うって思いません?
社会人になり、家族を持ち。いろんな責任が担ってきたアナタなら、意に沿わなくとも、頭を下げることもあり、お金を出すこともある。 そんな経験はしてきていますよね?
それを踏まえたうえで、もう一度、過去を振り返ったら、親に迷惑かけたな っていう気持ちが出てくることを切に願います。
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Re: 30代になっても、父親に対する恨みが消えません。 ( No.5 ) |
- 日時: 2014/05/09 06:44 (infoweb)
- 名前: 伸也
- ともちんさん
ありがとうございます。 そうですね、どちらを選択しても後悔してた可能性はあります。ただ、自分で選んだ道に進んで失敗したら納得できたと思うのですが、父親が勝手に選んだ道に進んで、つまらない高校生活を送ったあと結果的には大学を中退してしまったので、父親の言う通りにやった挙句がこれなので後悔してる気持ちは倍増です。 やりたい事がみつからない若者が多い中、私はやりたい事が明確だったにも関わらず、父親の決め付けで違う方向へ進んでしまいましたが、そういった考え方が根本的に間違えてるのかもしれません。少なくとも現状に満足していないのは、父親のせいではなく私自身の問題なんでしょうね。ただ一つ後悔してるのは、攻めたりチャレンジする事なく、守りに入った人生を送ってきたのでつまらない時間を過ごしてきた事です。 松下幸之助の言葉、たしかにそうですね。少しでも早く父親を愛せるように努力してみます。
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Re: 30代になっても、父親に対する恨みが消えません。 ( No.6 ) |
- 日時: 2014/05/09 07:23 (infoweb)
- 名前: 伸也
- abcさん
ありがとうございます。 そのチグハグな状態なので悩んでるのです。 たしかにお金を稼ぐのは大変な事です。ただ、私の父親は相続で貰ったマンション一棟、アパート2棟を所有しているので、不労所得がかなりあったと推測してます。私が子供の頃からマイカーも高級車ばかりで、クラウン→ベンツ→クラウン→BMW→BMWと頻繁に乗り換えてました。フランスまでゴルフをやりに行ったりもしてました。因みに母親からの情報だと、現在タイへゴルフをしに行ってるとの事です。
大学在学中に再受験はしませんでしたが(大学受験を経験した人ならわかると思いますが、文系の勉強をしてきた人が理系を受験・合格するのはほぼ無理です。逆なら可能性ありますが。)、在学中の大学の理工学部へ転部試験は受験しましたが不合格でした。合格者はゼロでした。
私の子供(真ん中の子)は、ピアノとバイオリンをやってるため、現在私立の音大付属小学校へ通わせてます。正直かなり家計を圧迫してるのですが、私は子供が望むなら借金をしてでも(まだ借金してるわけではありませんが)お金を工面して通わせたいと思ってます。
私は父親から愛されていなかったと思ってます。クリスマスプレゼントも好きな物を買ってもらった記憶がありません。知人から貰った物(父親の友人がおもちゃメーカーに勤めていて、彼から貰った売れ残りのおもちゃがクリスマスの夜に私の枕元に置かれていた事があります。)とか、文房具のみとか、長靴と傘とか、こんなクリスマスプレゼントで喜ぶ子供っているでしょうか?もちろん贅沢を言ってるのもわかってますが実際問題として。
過去を振り返ると恨みばかり出てきてしまうので、深く考えずに出来る限り父親を愛せるように努力してみます。 少なくとも現状に満足していないのは私自身の責任だとは思ってます。
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No.3に対する返信 ( No.7 ) |
- 日時: 2014/05/09 14:41 (wind)
- 名前: かゆがも
- > おっしゃる通り、父は融通の利かない人でした。自分と違う意見を言えばすぐに怒鳴って圧力で捩じ伏せるタイプの人なので苦手でした。
やはり自我(エゴ)の強い方なのでしょう。
> 楽しかった思い出は一つもありません。 それは珍しいケースですね。何かしら良い思いでがあることが多いのですが。
>父親から「馬鹿高校へ入ったんだから、せめて学年1位は取りなさい」と言われ これは酷い。
> しかし、衣食住は不自由なく提供してもらってました。それは有難いと思ってます。 そこはそう思っておきましょう。
> 理系の大学受験は、不本意ながら高校2年から文系コースに入ったため、微分積分など理系科目の授業を受講出来ず、授業のカリキュラムの問題で事実上理系受験は不可能でした。独学のみで一流大学を合格するのは、当時の私には無理です。 高等数学を独学するのは確かに困難ですね。誰か教えてくれる人が必要です。学校じゃなくて塾とかでも良かったのでしょうが。
> 父親を赦す事は、今の自分なら出来るかもしれませんが、父親のほうは私を赦してくれないだろうから、結果的には衝突してまた絶縁となるかもしれません。 父親があなたを赦せないのは父親の度量、器の問題であり、あなたの問題ではないですね。
> 多分、父親は私のことを嫌いだったのだと思います。過去を思い返しても、愛情を感じた事はありません。 小さい頃、幼少の頃からそうだったのでしょうか。
>国立大学に落ちて明治大学へ進学が決まったときも、父親がため息をついたあと鼻で笑っててショックでした。私を馬鹿にしたような笑い方でした。 それは酷い。
> まあ、この歳でこんな事を悩んでるのは私の器の小ささが原因なのはよく解ってますが、トラウマになってます。 でもあなたの方が父親よりは器が大きそうですよ。
> なるべく早い時期に父親と仲直りすることが、気持ちの整理が出来るタイミングなのかもしれませんね。ありがとうございました。 仮に、あなたが父を赦し、父があなたを赦さなくても、あまり気にしないでください。 ただ、その場合はあなたの方が器、度量が大きいだけで、人格の差が出ただけです。
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RE ( No.8 ) |
- 日時: 2014/05/09 14:57 (ezweb)
- 名前: 直江
- その考え方 嫌いではない。一見すると30過ぎたいい大人が まだ親がどうこうと言ってるような文章だけど、そこには 未だに向上心や自分の可能性を諦めずにいる姿にも感じる。
まぁ 自身が1番わかってると思うけど、そこまで死ぬ気で勉強してないでしょ?もっと能力あったでしょ?好きだったかも知れないけど本気ではなかったと思う。
もし仮に死ぬ気でやった と言うならば、残念ながら2流の学力しかなかったから、父親のいう通りにして正解だったと思うよ。
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