Re: 食欲と体重 ( No.1 ) |
- 日時: 2015/09/03 01:03 (home)
- 名前: プリン
- T.ストレス
ストレスによる症状は個人差があり、かつ多彩です。最初は誰にでも起こる症状から始まりますが、ストレス状態の継続、病気への不安などから次第に症状が増えたり酷くなる危険性があります。ストレスによる身体症状としては、首こり、肩こり、めまい、倦怠感、疲労感、頭痛、頭重、動悸、不眠、ふるえ、四肢冷感、ほてり、発汗異常、息切れ、胸部圧迫感、胸痛・背部痛、食欲不振、胃部膨満感、胃痛、便秘、下痢などの自律神経が失調した症状が挙げられ、精神症状としては、イライラ、不安、強迫、抑うつ、焦燥、無気力、意欲低下などが挙げられます。特に首こりが酷い場合、眼精疲労がある場合には、それが根源であることもあります。
U.「病院で異常がない」といわれる。 それは西洋医学の弊害です。近年、西洋医学は目覚ましい発展を遂げてきました。しかし、その発展過程から器官毎(病気毎)に診療科が専門・細分化され、「人を診る」のではなく「病気を診る」医学になっています。したがって、「検査に異常が無ければ病気では無い」となるのです。そして、精神分野の科学的解明が進まないことや、精神と身体との関係(心身分離説)の考え方、1人の診療に時間をかけたくないなども、その一因でしょう。膨満感、胃痛、便秘、下痢などの自律神経が失調した症状が挙げられ、精神症状としては、イライラ、不安、強迫、抑うつ、焦燥、無気力、意欲低下などが挙げられます。特に首こりが酷い場合、眼精疲労がある場合には、それが根源であることもあります。
V.東洋医学(鍼灸)を試してみてはいかがですか。 鍼灸医学は古代より「心身一叙(心と身体は一体である)」という考え方をしています。病気の原因にしても「心(情動)」が大きな要因と考えています。鍼灸医学では七情といい、「怒り、喜び、思う、憂う、悲しみ、驚き、恐れ」の感情が過度になると病になるとしています。難しく考える必要はありません。怒り過ぎて頭が痛くなったり、悩み(思い)過ぎて胃が痛くなったりしたことがあるでしょう。驚いて腰を抜かすという慣用句もありますよ。こうした過度な感情(ストレス)が続くと病気になるという考えです。したがって、様々な愁訴(症状)があるのに「異常がない。」と言われて悩んでいる場合には、「心身一叙(精神と身体は一体)」の考えに基づいた、「人を診る」医学の鍼灸治療をお勧め致します。
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