Re: 死にたくない ( No.1 ) |
- 日時: 2011/08/18 08:03 (plala)
- 名前: かゆがも
- あなたは恐らく賢い方なのでしょう。
普通は死を考えることから逃避して生きるほうが多いんです。
死ぬことを考えることは、すなわち生きることを考えることです。 なぜなら生と死は二つでワンセットだからです。
死ぬことは避けられません、生まれたときから死ぬことは決まっています。 ではいかに生きるか?と私は考えます。
死後どうなるかは分かりません。 ですが死後の考え方をまとめると以下の三つになります。
キリスト教やイスラム教では死後、天国や地獄に行くと説いてます。 仏教やヒンズー教では死後、他の生命に輪廻転生すると説いてます。 一部の科学者・物質主義者は死後はない、虚無である、と説いてます。
でも知恵ある人は「死後、どうなるかはわからない。」と正直に言います。 だって死んだことないんですから。
死後のことは分かりませんが、どのように生きたら良いかは分かります。
それは「悪いことをやめ、善いことをすること」です。
もし、そのように生きていくのであれば、 死後、天国・地獄であれば天国行きですばらしいことですし、 死後、輪廻転生であればより高次の生命に生まれてありがたいことですし、 死後がないのであれば生きている間、周囲の人から信頼されて生きれるでしょう。
死後どうなるかは分かりませんが、どのように生きるべきかは実は変わらないんですよ。
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Re: 死にたくない ( No.2 ) |
- 日時: 2011/08/18 09:12 (docomo)
- 名前: ゆうすけ
- ご回答有り難うございます。
そうおしゃっていただけて少し気持ちが楽になりました。死を恐れるだけじゃなくて死を恐れた時こそ自分の人生を見つめ直すいい機会だと思い毎日を大切にしていきたいと思います!
それから僕は医者には向いていないでしょうか? 仮に医者になれたとして 人の死に直面したとき自分が立ち直れるかどうかがとても心配です。
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Re: 死にたくない ( No.3 ) |
- 日時: 2011/08/18 09:59 (plala)
- 名前: かゆがも
- 奇遇ですが私には医師の知人が沢山います。
それを参考に述べたいと思います。
>それから僕は医者には向いていないでしょうか? まずは学力、体力ですね。
>人の死に直面したとき自分が立ち直れるかどうかがとても心配です。 恐らく、慣れます。 最初は悲嘆にくれたりすることもあるでしょう。 しかし、医師はコレなら治るだろうとか、コレは今の医学では無理だ、とか分かります。 後者の場合はそれほど悲しむことはありません、なぜなら医学の限界であって、自分の責任は小さいからです。 問題は前者でしょう。今の医学で救えると思ったのに、そうはいかなかった場合です、これは大きく落ち込み、悲しくなるでしょう。 ですからそうはならないように、医師として知識を常に新しくし、技術を研鑽するしかないわけです。
それと医師でも死に直面する機会が少ない科もあります。 病理医、放射線医(診断のみで放射線治療をしない場合)、法医、研究医なら全然死そのものには触れないでしょう。 眼科、耳鼻科、皮膚科などマイナーのいわゆる開業医は死に面する機会は少ないでしょう。 (大学病院、総合病院の勤務医はたとえマイナーでも死に面する機会はある程度あります。)
医師は人様の役に立つ良い仕事だと思います。 死について何も考えが無い方より、考えがある方のほうが相応しいように私は思い出す。 是非、頑張って下さい。
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Re: 死にたくない ( No.4 ) |
- 日時: 2011/08/18 10:09 (docomo)
- 名前: ゆうすけ
- 有り難うございます。
学力の方はこのままいけばなんとか。体力は自信ないです。死を見たくないのと同時に人の命を救いたいとも感じているのでICUで働きたいなぁと思っています。矛盾してますよね。 かゆがもさんはとても立派な考えをお持ちですが死を恐怖することはないのでしょうか?質問が多くてすいません。
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Re: 死にたくない ( No.5 ) |
- 日時: 2011/08/18 10:31 (plala)
- 名前: かゆがも
- >体力は自信ないです。
大学に入ってからでも大丈夫ですよ。
>死を見たくないのと同時に人の命を救いたいとも感じているのでICUで働きたいなぁと思っています。 >矛盾してますよね。 死を見たくないから、人の命を救いたいのかもしれませんね、立派な志だと思います。 それに人はもともと矛盾した存在です。 痩せたいんだけど食べたい、健康に悪いのにお酒を飲んでしまう、よくあることなんですよ、矛盾って。
>死を恐怖することはないのでしょうか? 私は「死後のことはわからない」と書きました。 でも正直に言いますと、私は仏教徒なんです。 もし、仏教からみた死生観なら述べることは知識として出来ます。 でも、世の中宗教を嫌う人もいるので、あなたが望まないのならやめておきます。
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Re: 死にたくない ( No.6 ) |
- 日時: 2011/08/18 10:56 (docomo)
- 名前: ゆうすけ
- 僕は一応どの宗教も信仰していませんが是非教えていただきたいです。
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Re: 死にたくない ( No.7 ) |
- 日時: 2011/08/18 11:58 (plala)
- 名前: かゆがも
- まず生きることの定義をさせていただきます。
岩は見たり、聞いたり、しませんし、動きもしません。 人は見たり、聞いたり、考えたり、動いたりします。 この差が生きているということです、そしてこの生きる機能のことを心と呼びます。 即ち、生命-肉体=心、或いは生命=心+肉体、となります。 この世の全ては物質エネルギーか心(精神エネルギー)で出来ています。 肉体は物質ですね、そこに心があって生命になります。
心はさらに分けると六つの部門に分けられます。 目に外部の情報(光)が入ると眼識として認識します、 耳に外部の情報(音)が入ると耳識として認識します、 鼻に外部の情報(香り)が入ると鼻識として認識します、 舌に外部の情報(味)が入ると舌識として認識します、 身体に外部の情報(触感・熱さ・冷たさ・痛み・痒み)が入ると身識として認識します、 そしてそれぞれ情報を受けて感情や考えや妄想や意志が起こるのが意識です。 心は眼識、耳識、鼻識、舌識、身識、意識で構成されています。
例えばですが、ゴキブリをみて「気持悪い!」と思ったとしましょう。 このときの心の流れですが、 まず、ゴキブリの映像が目に入ります(感受)、 次に、映像をゴキブリだと認識します(認識)、 そして、気持悪い、殺してやろうと思います(感情・思考・意志) とこのような流れになります。 感受→認識→感情・思考・意志、まとめるとこんな感じです。 外部の情報にふれ、感受が起こり、感受が消え、認識が起こり、認識が消え、感情・思考・意志が起こります。 即ち、心は生まれたり、消えたりしているんです、連続してないんです、生滅を繰り返しているんです。 ただし、とても早い!すさまじく早いんです、そのため心はずっとあるような錯覚を受けます。 川がありますよね。しかし、本当にあるんでしょうか? 川も細かく見れば実際には水分子が絶えずその場所を流れているわけで、ずっと同じ水分子が留まっているわけではありません。 川は無数の、全く異なる別の水分子が流れているんですが、遠くから見ればまるで川は存在するように見えます。 心も川もポイントは細かく、厳密に見ることです。 生命を生命たらしめているのは心です。 でもその心は一時も休むことなく生滅しているんです。 「心の消滅=心の死」は実は常日頃起こっているんです。 ただ、皆さんが一般的に言う肉体の死とは異なりますよね。
それでは肉体の死ですが、コレは単純に体の故障です。 どんなものでも必ず壊れるんです、肉体も例外ではないだけです。 肉体が生命を維持できなくなると、心は肉体から離れます、コレが死です。 肉体から離れた心は次の肉体とくっつき、また生命として活動します、コレが輪廻です。 物質エネルギーは絶えず流転しています。 例えばマッチをすって火をつけたとしましょう、火はやがて消えます。 それではマッチや火は何の存在もなくなってしまったのでしょうか? 実際には光や熱エネルギーに変換されたり、二酸化炭素や煤になっただけで物質エネルギーが消滅したわけではありません。 精神エネルギー(心)もこの辺は同じです。 また別の生命に変換して、生死を繰り返すんです、無限にです。 この無限の生死(輪廻)から抜け出す(解脱)ことを教えるのが仏教です。
すなわち、仏教では生と死は表裏一体なんですよ。 仏典ではより善く生きている人たちはそんなに肉体の死を気にする必要がない、と説いています。 より善く生きている人たちは死んでもより高次の生命に生まれ変わるだけだからです。 これらの話は輪廻が前提になっています、しかし、輪廻が分かるようになるのは修業を積んだ聖者だけです。 我々、凡夫は知識として知るのみです。
そこでNo.1のコメントが出てくるんです。実はこのコメント自体も仏典から引用したものです。 この教えなら輪廻が分からなくても実行できるからです。
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Re: 死にたくない ( No.8 ) |
- 日時: 2011/08/18 13:06 (docomo)
- 名前: ゆうすけ
- 貴重な話を有り難うございます。
かゆがもさんと話すことができてとても良かったです。自分の死への考え方も変わった気がします。これから良い行いを沢山して自分の人生が終わる時に決して後悔しないようにしたいです。質問への丁寧なご回答本当にありがとうございました。また死ぬことが怖くなったらかゆがもさんのコメントを見て強く生きていきたいです。
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