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小豆は『小豆は〜〜について考えてみた』について考えてみた ( No.92 ) |
- 日時: 2012/06/08 23:32
- 名前: 小豆
- ※本文中にナルシスチックな表現が散見されますが、
これは自己陶酔によるものではなく、 客観的な判断及び、一部、周囲への見下し によるものであることをここに明記しておきます。
研修旅行中、ディスカッションなるものがあって、 班でひとつのテーマについて話し合って、 それを学年全体に発表するってものだったのです。 なんで他県まで来てそんなことしなければいけないんだ! と思いつつ、 まあ、どうにかなるだろう、 と班のディスカッションの流れを静観してたわけ。 だけど途中でおゆうぎ会みたいな雰囲気に嫌気がさして、 ちょこっと文句を言ったんだな。 これが僕の三日間を苦労の絶えないものに変えるとは知らずに……。
僕の介入によりふわふわメルヘンチックなディスカッションまがいは終了したんだけど、 班の中の数名、ちょこっとできる奴が僕の意見につっかかってきたんだよね。 もちろん反論は大歓迎なんだけど、 自慢みたいになっちゃうけど話しているステージが違うんだよね。 例えるなら老練の政治家と2ちゃんで知識かじって批判している奴(世の中、こういう奴ばっかで困っちゃうんだよね)が話しているみたいなさ。 僕は彼らと僕の間にある言葉の隔たりを埋めるのになんと一時間。 メルヘン組はおしゃべりしつつ、めんどくさそうにそれを観戦してた(笑) さてさて、彼らの誤解も解けてこれでようやく一段落…… のはずだった! しかし、甘かった! 「君が発表をやれ」 と誰が言ったわけでもなくそんな流れになった。 まあ、当たり前だよね。 僕以外あんなこと言えないだろうから。
ところでディスカッションの発表というものはひどく難しいものである。 僕の中では明確なビジョンがあって、 周囲から出てくる意見のほぼ全てが理にかなっていないと思っても、 その全てを否定するわけにはいかない。 この班の人間とはまだ半年以上仲良くしていないといけないから。 そこまでは良い。 僕はかなりワガママを通しつつも、 筋は通っていたためかあまりけむたがられずに済んだ(たぶんね)。 しかし、問題はその先だ。 思ってもいないことをさも自分もそうだと信じきっているように話さないといけない苦痛! あー、もう!
当日、一応の形はできたもののちっとも好きになれない原稿を手に自分の発表の順番を待った。 しばらく他の班の発表を見ていると 同じテーマを扱った班がいるのがわかった。 発表者は推薦組のお嬢様二人。 校長先生の言葉を引用しちゃったりして、 いかにも教科書通りの満点解答。 ああ、こういう人が推薦とるんだな、 って思ったらお嬢様二人にも、 足引っ張ってくださった同じ班の皆様にも、 なんかムカついてきて(お嬢様の片方は僕の行きたい大学の推薦狙いってこともあってかな)、 直前になって台本を大幅に書き換えた。 そして発表が始まって、まだイライラがおさまらないもんだから、 後半は台本無視して、哲学用語をいっぱい引用してやったり、 哲学者の名前を羅列してみたり、 最後の方は自分でも何言っているのかよくわかんなかった(笑) とりあえず教科書通りの美しさとは別の、 そしてディスカッションの本当の側面を提示はできたし、 悪くはない出来だったんだろう。 いらないと判断した他人の意見はその場でカット。 ほとんど僕の意見に仕上げてしまった(僕に全てを委ねて、遊んでいた君たちが悪いのだ)
スッキリした気分で会場を後にしようとしたとき、 担任に握手を求められ、喜ぶべきところなんだろうけど、 またドンヨリした気分になってしまうのだった。 心がひねくれているよなぁ。
だけど、得るものも大きい行事ではあった。 机上の論理の危険性も再認識したし。 二次元で線と線を結んでいくだけじゃ見えないものがあるのに、 人間の思考って基本二次元なんだよね。 それがなにに行き着くかっていうと、人間中心主義。 これはノートの上で言葉を線と線で繋いだことがある人はわかると思うんだけど、 その考え方だと往々にしてヒトラーさんが顔をのぞかすんだよね。
これを避けるには色々な方向から数を重ねて考えるしかない。 そうすれば言葉は三次元に飛び出し四次元の扉を開ける。
『小豆は〜〜について考えてみた』シリーズは基本的に即興だから、 机上の論理に陥りがちなんだよね。 彼らと同じレベルで言葉を使っているのはちょっとやだなぁ……と。
人のふり見て我がふりなおす! ちょっと愚痴まじりですんませんm(__)m
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