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、 ( No.68 ) |
- 日時: 2011/01/18 19:08
- 名前: ルカ
- 孤独は凄まじいエネルギーを秘めた両刃の剣である。
ある時には孤独の持つエネルギーは、人に人生の真理を追究させ、他者に尽くさせ、美しい音楽や絵画を生み出させ、偉大な文学作品を書かせる。 孤独は慈愛の母であり、創造の父でもあるのだ。
だが、その巨大なエネルギーはしばしば、人々を負の方向に、とんでもない暴走を仕向けることもある。 孤独は人が暴走を起こすための最大の起爆剤でもあるのだ。 もちろん、ほとんどの人々は深い孤独に耐えて生きて行く。人は誰でもひとりきりで生まれて来たのだし、ひとりきりで死んでいくのだ。孤独は決して特別なものではなく、どこにでも存在する、ありきたりなものなのだ。
けれど、一部の人々は、そのありきたりな孤独に耐えることができない。 いや、正確にはそうではない。 どんなに弱い人であろうと、期間が限定された孤独になら容易に耐えられる。けれど、いつ終わるのかわからない孤独が 果たして終わることがあるのかさえ不確かな孤独が 長期にわたって続くと、特に、ある種の人々の心の中には狂気としか言いようのない妄想が広がっていく。 どんな種類の人々が狂気を膨らませることになるのかは、誰にもよくわからない。強い人は生まれつき強いのか、それとも、人生の試練の中で強くなっていくのか・・・おそらく、それも解明はされていない。
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