いっしょに生きよう - 死にたいあなたへ おばあさんの日記帳 NO 2|雑談・ラウンジ - 悩み相談掲示板
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こころの悩み|悩み相談掲示板 > おばあさんの日記帳 NO 2

おばあさんの日記帳 NO 2

日時: 2015/06/20 15:04 ( eonet)
名前: やまねこ


「人間とは何か?」という疑問に 必ず悩まされる。

それは 青春時代に多いものだと 思う。

私にとって 単純明快な答えが返ってきた。

「人間とは 社会的諸関係の総和である」という 答えであった。

心の ざわめきが この「答え」によって 解明した。

この答えを出したのは「カール・マルクス」であった。

彼は「哲学者」であり「経済学者」であり「貧乏人」であった。

日本に「革命的な学生運動」を 起動させたのは 彼の「哲学」によるものだった。

しかし!もはや 彼の思想は消去されたのと同じである。

今の 時代をコントロールできる「哲学」があるのだろうか?

戦後70年を 振り返る日記のNO2も 頑張ろうと思います。

イエローページ

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Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.1 )
日時: 2015/06/20 17:53 (eonet)
名前: やまねこ


子供たちが 小学生時代に我が家は 漫画と小説と岩波ブック・レットの 倉庫に変化してしまった。我が家には「漫画」がそろっているというので 子供の同級生がいつも 入りびたりだった。

ある時などは 息子のベットに他人が寝ていて、息子の姿がなかったりしたものだった。しかも 廊下にも 見知らぬ子がすわって 読書していたりした。

私は「ベルサイユのばら」と「王女エカテリーナ」が お気に入りだった。女性の貴族でありながら 民衆の先頭に立ち「バステイーユ」を陥落させる「オスカル」のシーンは心が躍った。

そばに居ながら 恋心を打ち明けなかった「アンドレ」が 素敵だった。なぜなら「オスカル」には信頼する貴族男性がいたからであった。

その名を忘れた。「エカテリーナ」は あまり覚えていないが、ナポレオンを手玉に取って ポイ捨てにした女性ではなかったろうか?

おそらく 戦後のインテリたちは 二度と戦争への道を歩んではならないことを 意識して行動したのだと思う。そして「フランス革命」のような 理想を掲げていたのだろう。

私は「人間とは 社会的諸関係の総和である」という言葉しか知らない。しかし!「戦争」という「社会的総和」に取り囲まれたら「人間」の存在は「人間」ではなくなる。と、考える。

私は「人間」でありたい。「犠牲」にも「加害者」にもなりたくない。
「オスカル」のように かっこよくないから そう考えるのだ。

「改めて ベルサイユのばらを草稿された 池田 理代子さんに乾杯!」である。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.2 )
日時: 2015/06/20 20:27 (softbank126116093244.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

スイマセン。今まで、原点に戻る意味で、日蓮大聖人の御書を、読んでいました。

私は、創価学会に入っています。

やまねこさん。大事なこと触れないですいません。

そうですね、岩波講座政治哲学も、最近読破しました。

近代から現代にいたる政治を、6巻にまとめたものです。

近代は革命により、貴族がなくなり、イギリスの産業革命により、貴族に代わる新たな人種、ブルジョワの台頭でしょうか、彼らの欲望は貪欲であり、労働者の命を、すり減らした張本人と言っても、過言ではありません。昔、ローマ人は金をちょうほしてました。それにより当時、香辛料は貴重で、金と同じ分量で買われていました。現在も貨幣は重要です。でも貨幣は手段であり、目的ではありません。その貨幣が、マネーゲーム化したものを、株と私は認識しています。経済と政治のグローバル化が、もたらしたものは、格差でしょうか。わが国でも労働者派遣法など小泉時代に作られ、その呪縛により、労働者は、ひどい目にあわされています。今、まさに、ロールズの20世紀の名著、正義論は読まれるべきではないか、と思います。彼は言います。「生まれつき恵まれた立場におかれた人々は誰であれ、恵まれない人々の状況を改善するという条件に基づいてのみ、自分たちの幸運から利得することが許される」この本は手元に置いてありますが、まだ読んでません。マルクス、レーニンも、全体主義により、一党独裁の官僚主義を、許す結果となっております。私たち創価学会は一人一人の、人間革命を、基調としております。煩悩即菩提です。日蓮大聖人による、日本の権力者に対しての、生涯にわかっての戦いが、御書となり残っております。人間は誰人であれ尊黄な存在として、仏の境涯がそなわってあることを、法華経により解説しています。私自身まだ凡夫です。菩薩の境涯がなかなか出ません。でも現在は勇気が、菩薩と同じことなのだと、教えられてます。何をするのも勇気です。あと只今臨終にあり、この言葉も重要に思ってます。一寸先は闇です。だからこそ瞬間の命が重要になるのです。瞬間瞬間を、情熱的に生きれば、素晴らしい生涯を得ることになるでしょう。
因果律とか、なぜ南無妙法蓮華経かは、話が長くなるのでまたの機会ということで。

   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.3 )
日時: 2015/06/20 22:14 (yournet)
名前: あかね◆iD6cSkJjJo6

やまねこさんへ

見事な思想ですね!嫌味では無いです!
インテリな人は多いです。やまねこさんや輝樹は典型的です。
良い意味です。

あたしも長文書こうと思いましたが…今は無理(^_^;)
やまねこさん、レモンバームってどうやって育てるの?
苗を貰ったんです( ´ ▽ ` )ノ


   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.4 )
日時: 2015/06/21 00:28 (spmode)
名前: 都姫

新スレおめでとうございます!

   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.5 )
日時: 2015/06/21 07:16 (eonet)
名前: やまねこ


昨日は かなり動揺した。夫が「糖尿病で 入院が必要」と言われた。我が家は 食事には厳しい掟を決めている。「無農薬、無添加」「過食禁止」「ノン・アルコール」などなどである。そして、バブル時期を除いて きわめて「粗食」である。

近代栄養学では 調理の全てには「砂糖」を使う。「砂糖」は 一日10グラムが 必要量。缶コーヒーを一本飲めば その日は もう限界なのだ。だから 我が家の料理には 「砂糖」を使わない。

子供たちには「アトピー」も出なかった。なのに!なぜ?「糖尿」なのか?というショックに加えて 夫は「自宅療養」を希望する。そのことが 私の精神的負担を どれだけ大きくするか?今更ながら うんざりしていた。夕方に お隣さんが「説得」に来てくださって、どうやら覚悟はしたらしいが、果たして のらりくねりとすり抜けそうな気がする。

腹立ちまぎれに「梅の実」を 収穫した。木登りをしなければ 届かない。梯子を幹に立てかけて、 太い枝に足をかける。子供時代から鍛えてあるとはいうものの 70歳のおばあさんが木登りをするなんて、考えられない。ついでに「枝という枝」をばきばきと カット!カット!
しておいた。来年は 低木の「梅」を 収穫できるだろう。

しかーし!今朝は「雨」なのだ。ずっしりと収穫した「梅」は どうなるのだろうか?晴れてほしいよー!

と、思いながら 寒いほどのキッチンで一人「ホット・テイー」を楽しむ。これも いいかも?鶏が 騒ぎ始めたから 晴れるかもしれない。
天気予報を聞くより、鳥の声が一番正確なのだ。出荷は「ハーフ・ハーフ」で 待機していよう。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.6 )
日時: 2015/06/21 07:21 (eonet)
名前: やまねこ


「都姫」様へ

あなたの コメントに励まされて立ち上げましたが 少々「混乱」しているようですね?まとまりがなくて 恥ずかしいです。

さっそく 来ていただき感謝しています。これからも よろしくお願いたします。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.7 )
日時: 2015/06/21 07:26 (eonet)
名前: やまねこ


「あかね」様へ

「レモン・バーム」ですかー?ふつうの土に 植えてあげればよいでしょう。レモンの香りがしますね?でも「梅雨」には 弱いですから「鉢植え」が 良いと思います。

冬には 枯れますが、春先に芽を出します。そのかわいいことは 他には 見られないほどですよ!
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.8 )
日時: 2015/06/21 07:30 (eonet)
名前: やまねこ


「輝樹」様へ

すごい読書ですねえ?目が 悪くなりますから ゆっくり!ゆっくり!

まだまだ 若いあなたの事。時間は 十分にあります。

50代、60代が 人生では 充実しています。

生きていれば!のことですから 無理をなさらないでくださいね?
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.9 )
日時: 2015/06/21 07:52 (au-net)
名前: アジテイター

 「ベルサイユのばら」と「女帝エカテリーナ」は池田理代子先生の傑作です。

 昭和47年に【ベルサイユのばら】の大ヒットが無ければ、宝塚歌劇団は潰れていたかも知れません(いや、マジでwww)少女マンガの枠を越えて社会現象にまでなった作品でございます、ちなみにフランス革命を取り扱った作品で有り、アライグマ・ラスカルとオスカルは金輪際関係無いのでござる、しょうもない冗談だとお思いでしょうが結構長期間に渡って勘違いしていた奴が居ました・・・・申し訳ありません、アジが間違っておりましたあっ!

 んでもって【女帝エカテリーナ】は恐ろしい事に全巻ともアジの目の前にあります、18世紀ロシアにドイツから嫁に来た少女が女帝の地位に登り詰めていくストーリーでございます、前半は当時の貴族内部抗争とかがリアルに描かれていて、最終的には国際戦争終結からエカテリーナの死まで描かれています、最近ではこのような作品は少なくなりました、復刻版が中央文庫コミック版で出ておりやすが、絵も文字も小さいのは老眼YA☆BA☆SU☆www

 戦後のインテリ達は吉田茂さんと白州次郎さんコンビに代表されるように、日本を東洋のスイスに位置づけて【原料を輸入し製品を輸出する経済政策を執るしか復興への道は無い、アメリカの占領を背負いつつ、実のところは手玉に取って行く、戦争で負けても外交で勝つ】というウルトラCクラスの物凄い外交を実行した人達だと信じます、戦後の日本を建て直した先人達に感謝!
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.10 )
日時: 2015/06/21 20:09 (eonet)
名前: やまねこ


「アジテイター」様へ

池田理代子さんは おしゃれで美しい「漫画家」でしたよ。「恋多き女性」でもあって、「ダンサーの肉体は 駿馬のように引き締まっているから美しい!」と おっしゃっていたことが印象的でした。

ラスカルとオスカルは似ていますねえ?だいたい「ベルばら」や、「エカテリーナ」を 話題にするのには「ジェンダー」と「ジェネレーション」という ハードルが高いです。

いつも 受け止めていただいて 感謝です。

もうすぐ「沖縄戦」ですね?プラモは完成しましたでしょうか?
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.11 )
日時: 2015/06/21 20:53 (eonet)
名前: やまねこ


朝は大雨が降り、その後快晴になった。なので、急いで「出荷」しました。とりあえず「梅」を どなたかに持ち帰っていただけたので、安心しました。夫は 薬の副作用があるらしく、今日からは全部 おばあさんの肩に のしかかってきました。でも!おばあさんは 昨日よりは元気になりました。

夫対応の食事を作り、時間を決めて 薬を飲ませる。数日はそうしたサポートが必要になった。慣れるまでのことだ。子育てに母の介護、交通事故による息子の介護。そして!夫の介護になってしまった。が、私が元気でいられることが 幸せと思っている。

今日は「さくらんぼの実る頃」というメロデイーが、一日中頭の中を流れていました。このスレは「加藤 登紀子」を 話題にしようとイメージしていたのです。

さまざまに語られる「加藤 登紀子」だが、私が一番好きな話題は「知床旅情」に纏わること。この曲は実は「藤本 敏夫」さんに教わったのだという。

二人が 知り合ったばかりのころ「藤本 敏夫」さんが「良い歌があるのだ!」と言って「知床旅情」を 朗々と歌い上げたらしい。

京都では 学生たちが集まるカフェで歌われていて、東京に居た「加藤登紀子」は 知らなかった。

「加藤 登紀子」は「歌手である自分を恥じた」という。「学生運動に人生を捧げている藤本の歌には 心があった!」

そこから 「加藤 登紀子」は「アイドル歌手」から「シンガー・ソングライター」に成長する。

一度は引退を考えながら、獄中結婚をして 出産を乗り越え「歌手」としても 大きく成長。「一人寝の子守歌」を生み出した。

「加藤 登紀子」は「聡明な女性」である。だが「藤本 敏夫」さんも立派だった。「学生運動の挫折」を乗り越えて「家庭」を保ち、事業を成功させて、潔く逝去していかれた。

男と女の関係は 単純なものでは無い。幾たびも 立ち止まり、理解しあって それぞれの役割を完成する。見事な人生だと思うのだ。





   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.12 )
日時: 2015/06/21 21:12 (softbank126044058065.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

やまねこさん。

夫の糖尿病、大変ですけど大事にしてあげてくださいね。

男女の仲、私も経験しました。とても苦い思い出が残ってます。

職場の恋愛でした。二人で小さな幸せをかみしめながら、将来のことを話し合ったものです。あるとき上司から呼ばれました。自分が精神病であること、相手の女性に負担がかかり、結局不幸せになると、諄々と諭されました。そして別れるようにと言われました。私は、彼女に、仕事を優先させたいので別れようといい、一か月挨拶以外は、口をききませんでした。そして3か月後、彼女は自殺しました。私はなんて愚かなことをしたのだろうと悔やみましたが、後のまつりです。もう遺影でした彼女の姿は見ることができません、私の机のわきに微笑んでる彼女の写真があります。今はその姿を時々見ながら、何かをせずにはいられないのです。小さいころからの読書が、私には、慰めになっています。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.13 )
日時: 2015/06/21 21:42 (au-net)
名前: アジテイター

 輝樹さんへ、あまりにも御自分を責めるのは良くないです、人は後ろを向いて生きていくことは出来ません、辛い思い出を忘れることは無理でしょうが、焦らずにゆっくりと癒やしていきましょうよ。

【閑話休題】やまねこさんへ

 知床の岬に〜♪ ハマナスの咲く頃♪

 知床旅情は有名な名曲でありますが、アジが若い頃に乗っていた三菱・ラムダGSRという車は、ドアを開くとこの曲が流れるというギミックが搭載されておりました、これはラムダが北海道工場で製作され、海外向けには三菱・サッポロというネーミングで販売されていたことに起因します、当時としては実にオシャレな装備でした。

 プラモの大和は改造とオプション盛り込んでいるので遅々として進みませんね、大急ぎで組み立てれば10日間ぐらいで何とかなるのですが、手すりとか空中線まで取り付ける予定ですので、半年間ぐらいはかかると思います、現在はやっと何とか甲板部分の木製シートを貼り終えたところですZE☆www

 
添付:1434890534-1.jpg
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.14 )
日時: 2015/06/22 04:40 (eonet)
名前: やまねこ

「輝樹」様へ

あなたが 何か思いつめておられるようには 感じていました。

何と!つらい出来事だったことでしょうね?

今もその時の「上司」が おられるのですか?

もしも 今も上司のままでしたら、なおさら苦しいでしょう。

憲法では「双方の 合意」によってのみ 結婚は成立するものですが「精神」のみならず「障害」がある場合は 周りの人々のサポートを受けながら 生きていく必要度が 高いことは事実だと思います。

しかし!上司が そういう具体的な相談相手にならず、結婚を否定されたことは 残念です。

それに!双方の ご両親や 専門家にも 相談されたら、違う答えがでたかもわかりません。

しかし!「自死」をされるほどに あなたを思っていてくださったのでしたら、それは とても大切な「恋」を経験されたわけで、あなたは 幸せなのかもわかりません。

また 「遺影」を そばにおいていつも 語りかけておられるとすれば長い「結婚生活」を 乗り越える「夫婦」のようでは ありませんか?

たとえ、結婚して長い人生を共有しても いつかは「死」という 別れが 来るものです。私の場合も 遠い話ではありません。

彼女の「死」はあなたの「罪」では無い。

あなたを思っていてくれるなら、あなたを苦しめるはずがない。

あなたの内面には 永遠に 彼女が生き続けてくれるのだから、彼女と共に 生きていきましょう!

「岸 洋子」さんという 「歌手」の場合も、「膠原病」という病気が原因で「結婚」できなかったのですが、お相手の男性は「岸 洋子」さんが 亡くなられてからも独身を 貫かれたそうですよ。

あなたの 交際相手はどんな女性だったのか?思い出を 聞かせてくださいな?

それから「信仰」についても 憲法第20条では「自由権」として誰もが 何を信じるか?自由であり 誰もそれを 否定できないことが歌われています。

あなたが あなたの「信仰」を 恥じることもなく、打ち明ける必要もありません。もちろん 打ち明けないことが「罪」に 当たるはずもありません。

これからは 「思い出」を お待ちしていますね?










   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.15 )
日時: 2015/06/22 18:25 (softbank126116092098.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

やまねこさん。アジテイターさん。

すみません突然の告白で、そしてありがとうございます。

私のことを思ってくださり、お二人の言葉に涙が出ています。

思いで。

そう二人に共通する思いでは、小説家になることでした。

彼女は、芥川賞を、私は、直木賞を、とることでした。

彼女からは、想像力を、教わりました。

一流の西洋の画家や、音楽家、演劇など。

どちらかというと哲学思考だった私に、庶民の目線での、芸術家を、教わりました。

一番苦しんでる人たちのためにが、彼女の口癖でした。

私は名聞名利に、走りやすい傾向があります。そこを鋭く見抜いて、こんな素晴らしい庶民の芸術家がいるのよ。と、優しく諭されました。

精神性が、私よりも、豊かで上でした。

登山を、教わったのも、彼女です。高山植物が好きで、いつも小さな植物図鑑を持っていました。

スイマセンちょっと苦しくなったので、ここまでで許してください。


   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.16 )
日時: 2015/06/22 19:39 (eonet)
名前: やまねこ

おかえりなさい「輝樹」さん。苦しめてしまったかな?だいじょうぶですか?私が「穂高」の記憶を書いたときに コメントしてくださった意味が 解りました。あれは「氷壁」ろいう 小説がきっかけでしたからすべてが つながったのですね?まさか?40年前の私の青春と 重なる人だとは 想像もしていませんでした。

「高山植物」には 私も大きな感動や 一生忘れない印象を持っています。「白馬岳」から「旭岳」への「縦走」をしたときでした。
「白馬」は「万年雪」がある「難度」の高い山でした。約2キロの「雪渓」が 命取りになるじだいでした。

1973年8月6日に アタックしました。当時は「夏山」は 8月6日と決まっていました。必ず「快晴」だったからです。前夜は ふもとの山小屋で 体力を保ち、夜明けとともに 出発。

「雪渓」の手前で キャラバン・シューズに「アイゼン」を装着。縦一列になり 20分歩行5分休憩の リズムで慎重に 上り始めました。

一時間も上ると 標高が高くなり 霧がわいてきます。前後の確認をしながら ただ歩くのみ。誰かが滑れば 大きな事故につながります。

汗が 全身を濡らし、足は腫れ上がって 苦しいのぼりでした。
2500メートルあたりから 「雪渓」を抜けました。アイゼンを外して 石ころの見通しの良い登山。

。ワンゲルの学生たちも 古いリュックを背負ってくるしんでいました。私たちはすでに「アタック・ザック」を使っていましたから、重心を高く保つことで 安全に歩けたのです。 左右にぶれるリュックの列を背景に、保護色ながらも「雷鳥」を確認しました。

当時は「雷鳥」は高山に行かなくては 見られなかったので、ああ!「雷鳥に会えて よかった!」と思いました。

そこからは 山頂の山小屋まで 峻険な「岩場」でした。どこまで上るのか?見当も立ちません。夕暮れの 薄明かりの中に「お花畑」が 見えました。

あざやかな 紫色の花が ひときわ印象的でした。そして お花畑から山小屋のランプの明かりを観て 安堵しました。

苦しい登山のご褒美に 高山にしか生育できない花々が 出迎えてくれたように 思いましたし、人生もこうしたものかもしれないと考えました。

「コマクサ」という 可憐な花。「白馬」特有の「高山植物と言われた花に、翌日出会うことになりました。

これが 初めての「コマクサ」でした。そして 「白馬岳」で この花に再会することは 二度とありません。

年を取り 体の衰えとは 反比例するように あの時の 記憶は 鮮やかに生命力に 満ち満ちてくると感じるのです。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.17 )
日時: 2015/06/22 20:04 (eonet)
名前: やまねこ


「アジテイター」様へ

そうなのですかー!「大和」は 半年かかるのですね?

12月8日になりますね?

「ドアを開けると 歌いだす」車って すごいですねえ?でも!持ち主が バレバレになりますね?

メカ音痴のやまねこは 1966年の8月に「免許」を取りましたが、運転したのは10年後。友人から「アルト」という 軽自動車を買わされて すべての手続きもエスカレートに済ませてくれました。

結婚後に「コロナ2000・リフト バック」に乗り換えた時には オートマ&サンルーフ&パワー・ウインドウになっていましたから、楽しかったです。

この車は ドアミュージックではありません。FM放送が きれいに入るので クラシックを聴きながら 送り迎えをしました。

「知床旅情」から 脱線!!
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.18 )
日時: 2015/06/22 20:19 (docomo)
名前: 蓮華◆BucWQtKej3M


ご無沙汰で.....



・.*輝樹さん...*.・


.....言葉がうまく出ませんが.....



...輝樹さんの想い。。。


色んなかたちを通してちゃんと...彼女さんの元には届いているような感じが...読んでいてそう.....思いました。。。。。




..陰ながら願っています。





・.*やまねこサマへ*.・


"ベニシアさん"やっぱり、だいすきです*.・*.・*



自然とお花がやっぱり、だいすきです。






..またたまに、
ちょこっと宜しくお願い致します.....
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.19 )
日時: 2015/06/23 06:34 (eonet)
名前: やまねこ

湿度の高い朝。寒いほどだが、室温は20度。夫の受診やらで 少々混乱していた生活だったが 昨夕は珍しく「アジサイがきれいだ」と言って 枝をもち帰り、玄関、キッチン、階段下の窓辺などに 飾っていた。

私は 娘が生れたときにベビー・シッターの お姉さんがプレゼントしてくれた バラが咲いているのに気が付いて、長い枝を切って 座敷のテーブルに飾った。

互いに ストレスを感じながら過ごしていたが、休憩時間が来たらしい。おばあさんとおじいさんの暮らしを脅かすのは 病気である。

ぴんぴんころり!といければ 大往生なのだが、めったにそうはならない。特に 夫は気が小さい。気の小さい夫の介護を するのは困難である。

今日は 気分を変えて、畑仕事をしよう。「バジル」「コリアンダー」の苗を植える。「バジルは 何回にも分けて どんどん植える。
人気ハーブでもあるし、虫やら病気に弱いハーブなので 用心のため。

「コリアンダー」は カメムシのにおいがする。しかしフアンが多い。発芽が困難で なかなか 栽培が追いつかなかったが、発芽のコツがつかめたので ラッキー!!

あとは「イタリアン・パセリ」。これも発芽にてこずる。三つ葉の苗にそっくりなので、植える時には 苦労する。毎年 今頃はバサバサと切って 出荷するのに 今年は毎週 2組程度。

春に 猛然と新芽を噴き出した「月桂樹」は 先週におためし「出荷」をしたところ 誰かに連れて帰っていただいたらしい。「月桂樹」は今頃から 秋まで 順調に出荷する。秋口からは 病気と虫に襲われてしまう。

「ラヴェンダー」は 待ち焦がれられている。薄い色が出ているだけでも 必ずフアンに 抱かれて帰る。今朝の様子では「ラヴェンダー色」が出始めた。収穫は 大変だが 楽しみでもある。

「チコリ」と「デイル」には 花が咲いている。これらのハーブは「種」が 手に入らない。ので、大事に「種」を収穫する。この時期だから雨のために 受粉が困難。がんばれ!と声をかける。

さて!ハーブと過ごすために 畑に行きます。






   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.20 )
日時: 2015/06/23 09:37 (eonet)
名前: やまねこ

2時間の 畑仕事を終了!汗をかいて 「アイス・コーヒ」を味わうのも 久しぶり。この 感触は「登山」に 似ている。
「ホエーブス」というメーカーのコンロとかコッヘルなどを 先輩は揃えていた。高山では 湯沸しが大変なので 山小屋を出る時にはそれぞれに ポットに湯を入れて出るのだが、冷えた体を温めるためには湯沸しが 必用だった。

「縦走登山」の場合は パーテイを組まなければ 危険である。男性と女性は同数にして、リーダーと無線担当、救急担当は必用。当時は「短波放送」を聞いていたのか?「登山専用無線」なのか?ベテランの男性が「ヘッドホン」で、地図を確認していた記憶がある。

今はホテルになってしまったが「山小屋」は 畳一枚のスペースに煎餅蒲団で 眠る。パジャマなどに着かえない。ブラウスとセーターのまま眠る。翌日の天気や見知らぬ風景を想像しながら 眠れぬ夜を過ごす。

1980年代になって 私はこれらのブランド製品が「ダイエー」で売られているのを観たときは ショックだった。同時に「中村屋」のかりんとうが「100均」で 売られているのを見てしまった。

この国は 見境のない国に 変化していることを感じたのだった。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.21 )
日時: 2015/06/23 18:14 (eonet)
名前: やまねこ

今夜は「合唱」練習。夕食を作ってから 音取りをする。しばらくの間ピアノを弾かなかったので、バッハのソナタと、モーツアルトのソナタを弾いてみる。

今日は空気も乾燥して、ピアノの音色が良く響く。18歳の今頃。私は夢中で練習していた。音楽が好きな母が 父とお茶を飲みながら「幸せ!」と 言っていた。

自家製ミュージック・カフェだった。これが 父と母が楽しめる最後の夏とは 知らなかった。あれから51年。家に響くピアノの音色が 今は夫を 慰めている。今日は夫も ギターを爪弾いていた。

「早春賦」という 古い名曲がある。春は 名のみの 風の寒さよ と歌うのだが、「知床旅情と 同じ旋律で始まる。

それは 「モーツアルト」というウイーン生まれの天才が 作曲した「春への 憧れ」という曲に影響を受けて作られたからだと言われている。

「春への 憧れ」は 「ゲーテ」の「すみれ」という「詩」にモーツアルト」が 曲を付けたものである。

同じころ「ゲーテ」は「シューベルト」には「野バラ」という「詩」を贈呈している。わらべは みたり のなかのばーら〜!なのだ。

「ゲーテ」は ベートーベンには「シラーという友人の詩がいいよ」と
勧めたという 話があったと思うのだが 勘違いかもしれない。

こうして ゲーテやベートーベン シューベルトやモーツアルトはつながっていくのです。

「ジャン・クリストフ」はこの時代を 描いた名作なのだ。ななめ読みだが まだまだ先は長ーい。

今日は また一人運転で行くことになる。頼っているわけではないが「シカ」や「イノシシ」との 対面に備えておかねばならない。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.22 )
日時: 2015/06/23 19:26 (softbank126116093044.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

やまねこさん。

長野の山、詳しく説明してくれて、ありがとうございます。

縦走されていたのですね、本格的で素晴らしいです。

臨場感が、伝わります。

コマクサ綺麗ですよね。

今年は、尾瀬湿原で癒されたいと、思います。

ゲーテ

とても言葉の色彩が綺麗なかた。創造力が縦横無尽に、かけめぐる。

女性への暖かな目線も、もっている。

私自身、とりつかれている、地獄の環境で生きなければならなかった西洋の芸術家たちに、その苦しみを乗り越えて、菩薩の心をあらわした芸術家の心に尊敬の念を抱いている。

   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.23 )
日時: 2015/06/23 20:22 (softbank126042105109.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

蓮華さん。

優しいお言葉ありがとうございます。

ここで吐き出して、少し気持ちが、楽になりました。

つめこみがたの読書ではなく、本当に、自分の心の糧となる、読書を、ゆっくりとやっていきたいです。

少ない言葉ですが、スイマセン。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.24 )
日時: 2015/06/24 07:18 (eonet)
名前: やまねこ


「合唱」練習の翌朝は 疲れるようになった。「合唱」は そもそも 運動と同じ。「腹筋」「体幹」「肺」の機能を働かせる。

そのうえ「楽譜と指揮者を観ながら 他のパートの音を聴く」という 複雑な 能力を駆使する。

若いころは なんでもなかったことが 難しい。私の場合は パートの引張り役。発声と音の流れを 調整する。

今年は 最終年なので、指揮者の意気込みもすさまじい。練習していても 次々と新曲が出される。

でも!こうして 歌えるのは最後になるかもしれないと思うと、長い「合唱生活」が 本当に懐かしく思える。

帰宅する道。やはり「バンビ」に対面した。お互いに 落ち着いていたので 事故にもならず 安堵した。

「輝樹」様へ

「尾瀬沼」に 行かれるとのこと!楽しいことだと思います。

私は 自分の思い出を書き込んでいるので、お気遣いなく。苦しいときは どんどん書くほうが 心は軽くなりますね?

私は 書き始めたころに 新世界を観たような 気分がしました。

日記帳は 嵩張りますし 保存が大変です。ここなら そういう問題はありません。それに、考えながら 書くのは 頭の体操にもなります。

「蓮華」様は やさしいですね?私もペースを ゆるやかにしたいと思います。

では!良い一日を!




   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.25 )
日時: 2015/06/24 21:52 (docomo)
名前: 蓮華◆BucWQtKej3M

m(_∞_)m皆様こんばんわ..



・.*やまねこサマへ*.・


旦那様...やまねこ様も心身大丈夫でしょうか.....



..わたしは先日...
今がいちばん見頃のあじさい満開を見に行って来られました.......◇*.・




.....やさしい色から濃いあじさい*.・*.・*



.....緑に..きらきらした海も遠くですが一緒で..........。



海と空は繋がって見えました.......◇*.・




こころの息がほんの少し..おりて嬉しかったです。




マイペースでゆっくりゆったり.....
m(_∞_)m.....





・.*輝樹さんへ*.・


いぇいぇですm(_∞_)m



...なんとなくのお気持ちは想像はできても...



計り知れない心の痛み等は、きっとあるとは思いますので...



お返事を書いて下さり、
有難うございました!!





・.*アジテイターさんへ*.・


以前に、
三重県の餃子のコメントを有難うございました?!!


餃子が本当にだいすきで。嬉しかったのですが、、色々バタバタとちょっと来れませんでしたm(_∞_)m...



5倍?.....
すごい大きさでびっくりでした!!!!!
有難うございました。


(◎__◎) (!!!

   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.26 )
日時: 2015/06/24 22:02 (eonet)
名前: やまねこ


熱いい一日だった、と思う。朝の畑仕事をするだけで、午後3時まで眠ってしまった。目が覚めると 汗をかいていたので 「熱かったのだ」と思った。しかし!一階の キッチンに入ると 避暑ができる。


結局 一日中まったりとして 過ごした。

昨夜の「練習」を振り返り、様々なことを考えた。私は 11歳の時に「少年少女合唱団」のオーデションを 受けに行った。だが!ドアの前で ユーターンしてしまった。2回のチャンスを そうして逃した。

自分の「声」が 透き通るようで、声を出すことが気持ちよかった。「音楽」「朗読」の時間は 楽しんだ。

今でも 「鈴が鳴るような声」と言われる。しかし!合唱団に入団したのは18歳になってからだった。

登校も下校も 友人と腕を組みながら 二人で交互にパートを変わって歌い続けた。幼児教育は「教会」の中にあったから「生演奏」の「讃美歌」を 朝に 昼に 夕方に 経験したことも影響していると思う。

今の 合唱団はこの小さな町の教師たちが 作り上げた。私の「指揮者」は 「バッハ」を敬愛しておられる。長い年月をかけて 「指揮者の哲学」を 積み上げてこられた。

「歌うことは 楽しいことが基本であるが、魂を鎮めるという力を持っている」ということだ。1997年に「指揮者」の伴侶は 大病の手術をされたし、私の息子は 交通事故によって生死が危ぶまれた。おまけに寝たきりになった 母の介護も重なっていた。

しかし!「指揮者」は南アフリカで「アパルトヘイト」に苦しむ人々への応援歌として「コシ・シケレイ・アフリカ」という名曲を 選ばれた。

私はこの時に 巨大な力によって 差別を受けることや命を奪われることへの 闘いを「歌う」という事で 共感し、それによって自分の苦しみや悲しみをも 乗り越える精神を 経験した。

その後「指揮者は、伴侶を失い、私は 母を失う。息子は一命をとりとめたが「見えざる障害」を背負うことになった。

「指揮者」の精神は ますます高くなり「東北大震災」には 「バッハ」の「コラール」に 鎮魂詩をつづられて 歌った。翌年は 「大川小学校」に取材されて、家族を失った「翁」を 主役に鎮魂詩を作りあげっれた。

さらに、昨年は30年にわたる仲間の「逝去」に寄せて、すぐさま「鎮魂詩」を作成され、私たちは 棺の前で 歌った。その時に私は「棺」のなかから ねぎらっていただいたような「安らぎ」を感じたものだった。

私たちの グループは堅い絆に結ばれるようになった。そして 今年は最高のピアニストとプロの声楽家を 仲間に迎えて 魂を込めて歌い上げることになりそうだ。

長い間には いろんなことがあったが「精神」が、人を高めることを身をもって経験して生きてきた。市井の存在の中に輝くこと。その困難と喜びを 共有できたことは 幸せだった。


   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.27 )
日時: 2015/06/24 22:22 (au-net)
名前: アジテイター

 ギョウザの話題だけでは色気が無いからアジも紫陽花の話をwww ちなみにやまねこさんも蓮華さんも輝樹さんも私の事はアジさんでいいっすよ、アジテイターって打ち込みにくいからwww

 紫陽花という花は土質によって色が変わってきます、アジの庭に出来てるのは薄い紫が多いですね。

 そうかと思うと家から数十メートルも離れてないところに妙に濃い赤紫のとか、逆に真っ白なのもあります、不思議ですよねw

 現在の紫陽花のイメージは、大きくて丸い形に花弁が集まったのを連想すると思いますが、アジの裏覚えで頼りない記憶を呼び起こしてみると、それは観賞用にドイツで改良された物だと思われます。

 日本古来からの万葉の花という意味では、花弁が周囲だけ開いていて平べったいガクアジサイが日本古来の物だそうです(写真参照)もっともこの説はアジの油絵の先生(職業画家)が万葉の地味な花をモチーフにして勝負してやると意固地になっていて、それを伝え聞いただけで、植物学的には勉強しておりましぇーんw

 このガクアジサイも色とりどりだし、大きさも差がありますよね、アジの庭にも大きめのが咲いております、実家には今日も除草剤を撒きに行って来たのですが、紫陽花が凄くでかくなってやんの、邪魔にならない場所なので放っておきましたが、妙に強いですね、あまりにも大きくなると紫陽花でも大迫力です、同じくヒラドツツジも巨大になってやんの、来年はちょっと枝打ちしなきゃならねえかなあ。

添付:1435152129-1.jpg
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.28 )
日時: 2015/06/25 20:55 (softbank126121190200.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

やまねこさん。

そうですか、合唱や朗読好きなのですね。

昨日は、ゲーテ詩集の、ヘルマンとドロアーテ読みました。

詩は自由でいいですね。これからゲーテの詩集2冊あるので、読んでいきたいと思います。

悲しみは、心を美しくしてくれるものだと思います。

私も人生諦めてません。

いよいよこれからの気持ちで、彼女の夢を、私が実現したいと、思い始めてきました。

そのために、美しい言葉に、これから出会いたいです。

スミマセン。やまねこさんのお子さん、たいへんですね。

お大事にとしか言えないのですが、苦労は並大抵じゃないと思います。

それだけやまねこさんは、心が深いのですね。

久しぶりに聞こうかな。松田博幸の悲しい時はいつも
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.29 )
日時: 2015/06/26 00:53 (docomo)
名前: 蓮華◆BucWQtKej3M

・.*やまねこサマへ*.・


また大丈夫な時等に良ければ..


歌や自然・お花、色々教えてください...*.・*.*



m(_∞_)m ***





・.*アジさんへ*.・


有難うございます!!




先日見に行ってきたあじさいの中にも、
アジさんが教えて下さった"ガクアジサイ"がたくさん、ありました*.・*.・*



花弁が白ではなく、ピンク色してたあじさいも、すごく可愛らしくて..


今のお気に入りのあじさいの中の1つです.....◇*.・



※余談ですが...
"天使のウィンク"というお花があります..

※松田聖子さんの曲ではないです(笑...


(o>ω<o) ☆☆☆゙゙゙



別名(フランネルフラワー)です.....






でわでわ遅くにですがお休みなさい。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.30 )
日時: 2015/06/26 06:57 (au-net)
名前: アジテイター

 蓮華さんへ、天使のウイングとはこの花でしょうか? アジの家にある鉢植えを撮ってみました、残念ながらもう終わりっぽいですよね、咲いたばかりの時はもっと花弁全体が純白で、ピンッって伸びていました。
添付:1435269477-1.jpg
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.31 )
日時: 2015/06/26 10:11 (eonet)
名前: やまねこ


雨の 朝になってしまった。外に出るのは 億劫!昨日は 片道30キロのドライブ。往復60キロなので、用事を済ませると 直行便で帰宅。「事故」を 起こさないように往復することが「課題」になってきた。幸い 私は「無事故」なのだ。ここで暮らすには 死ぬまで運転しなければ ならない。運転が 歩行と同じ感覚なので、人の運転する車に乗るのは 大変怖い。夫の運転は 特に怖い。

今日は 夫の検査日。「絶食」していった。多分「入院」だと思う。「入院」している間に「夫の部屋」を掃除しようと たくらんでいる。退職してからは 個室を掃除するタイミングが つかめない。こちらの体調もいつでもOK!では ないから ついつい お掃除がないがしろになる。


いまいち 思考がまとまらないが、息子の事故や夫の体を心配していただいて 恐縮しています。息子の「障害」は「社会復帰」できません。しかし「運転」も「買い物」も「調理」も 可能です。「事故の後」は一人暮らしで 大学に通っていました。

「見えざる障害」ということは「脳」を「損傷」していることが原因です。一度 お豆腐がぐゅちゃぐちゃになってしまったのと 同じです。
半年間で 壊れた脳は それなりに固まりました。しかし 元のようになったわけではありません。

生きるために 形を変えた脳が ありとあらゆる努力をして 機能しているのです。ですから 一番困難なことは 対人関係が作れないことです。多くの 友人を持っていた息子にとってこれは 厳しいことでした。

しかし、不思議なことに 20歳になるまでの「脳」が損傷しますと 成人することなく 子供に返っていくそうです。ですから 20代の彼は 頑張りましたが 30代になりますと「両親の 介護が僕の仕事」と 割り切って 穏やかに暮らしています。

もちろん 身体障碍もありますが、家庭に居れば 問題はありません。

息子の夢は「経営者」になることでしたから、小規模ながら「農園経営」で やっていけるでしょう。私と夫が「従業員」という事になりますが。大きなストレスもなく、ささやかな暮らしはできると思います。

あとは「社会性」を 回復することが 課題です。「近くのスーパー」に空き店舗ができましたので「囲碁クラブ」を 開いたら良いと思いますが、もう少し時間が かかりそうです。

息子は事故までの19年間を「幸せ」と言います。いつも「僕は 幸せ!」と言っていました。苦しい時にも「19歳までの幸せ!」に 支えられているそうです。

ですから やまねこも大丈夫ですよ!

「ドロアーテ」さんは 「フランス」女性なのですね?革命の混乱で難民になったのかな?「ゲーテ」が描く女性は「身分が低いけれども けなげに生きている」人が 多いですね?

「ゲーテ」自身は「ワイマール公国」の国務大臣を務めた貴族ですが、夫人となった人は ふくよかな庶民でしたし、たくさんの子供を作っています。

「小塩 嵩」の解説では 「完全無欠な人格」だそうです。「小塩」さんは「こんな人が 身近にいたら 気持ちが悪い」と 笑いながら解説されていました。

小説は ぜひ書かれることをお勧めします。友人の中には「芥川賞」や「直木賞」は とても無理でしたけれど「文春新人賞」の「賞金ねらい」で頑張った人がいます。

最終選考に残りましたが3人の中の 一名には落ちました。でも 充実していたようですよ。その人は「シチュエイションがすべて!」といっていました。「賞金ねらい」ですからね?

でも 他の「小説家」の友人は小説を書くことは、「コツコツと日常を積み重ねること」と、言います。まずは「エッセイ」から はじめるといいのかもしれませんね?

「蓮華」さんの文章は いつもながら やさしさが漂っていますね〜!

「梅雨」の花と言えば「あやめ」かなあ?

「アジさん」フォトの「天使ノウイング」かわいいですね?やまねこは見知らぬ花です。きっと!!

今は「タイム」の花が 満開です。

「万葉のガクアジサイ」は 庭の隅に咲いています。小さくて印象的です。

「アジサイ」は「ゆきのした属」ですって!どういう関係かなあ?

では!また!






   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.32 )
日時: 2015/06/26 20:35 (softbank126042123182.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

みなさん。

今日は大学病院の精神科に、行きました。

私の症状は、躁鬱病で、気分障害に分類されるそうです。あと睡眠障害かな。昼夜逆転になるので、夜は、早めに就寝します。
通いなれた道を、車で、運転しました。

どうも私には、好きなカテゴリーがあり、その話になると、多弁の傾向にあります。

友人はよく言います。小説というより、評論を聞いてるみたい。それもそのはず、岩波書店の哲学や政治、歴史を読んでるから、世界の歴史は中央公論社で30巻揃えてます。でも、どうしてもローマやルネッサンス、近代の西洋が中心になります。もっと幅広く読むべきだと心得てますが、中国やインド、イスラームは、はぶきがちです。これからの課題になるでしょうね。

最近は日本の書物を読もうと、山本周五郎や円朝、丸山真男を集めております。友人は、山本周五郎はいいね、と、言ってくれました。私もさぶは、いいなと思ってます。まだ26巻集めて7冊しか読んでないので、この本も課題になるでしょう。山本周五郎は、江戸時代の庶民を描いた作家との認識を持ってます。それと直木賞を辞退した、孤高の作家。

敬愛する、宮本輝さんも、薦めてくれた影響があります。彼は20日書いて10日読書をするそうです。芥川賞の選考委員が、読書して言葉の表現を、勉強するのですから、私はまだまだだなという自覚があります。なんでも文章は削りに削って、その余白に読者が、様々な思いを感じるところに、骨頂があるそうです。85歳まで100冊書くという、意欲的な、作家さんです。

スミマセン私事を書いてしまいました。

やまねこさん。そう蓮華さん、癒されますよね。短い言葉の中にもきらりと光る、ダイヤモンドがあります。
どうも私は、言葉を弾丸のように書く癖があります。バンバンと鉄砲で撃つのは気持ちいいですが、受け止める方は、辛いかな、と、反省してます。今宵も、ゲーテ。ゲーテ三昧です。今度はイタリア紀行でも読もうかな、大好きなローマとルネッサンス、とても気持ちが晴れます。

やまねこさん。お子様、大学を出たのですね、素晴らしい。本は好きですか?お子さん…。私とここで会話ができればうれしいのですが。それではまた明日です。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.33 )
日時: 2015/06/26 21:29 (au-net)
名前: アジテイター

 輝樹さんへ、うーん、あなたの文章を読んでいると確かに哲学的というか、読者に付き合わない純文学の形態というか、真面目さが滲み出ているんですよね。

 ただそこで自分自身を追い詰めると苦しいです、自動車にもハンドルの遊びがないと使いづらいように、人間ならば弱いところも見せるとか、ちょっといい加減なところもあるとかが丁度良いのですけれどもねw

 アジなんぞ、たいした文章能力も無いですけれど、ネットスラングなんか平気で使ってるでしょ? これねえ、文章上の息継ぎってのに便利なんですよ、もちろん冠婚葬祭の場なんかでは使いません、なまこわんわんwww

 アジの経験上では、大きな物事を成した人物というのは、ストイックな部分も確かにありましたが、皆一様に人生を楽しんでいたことも事実です、読書を楽しむのももちろん結構です、想像の中に思いをはせるのも自由です、でも深く入り込みすぎるのは危険と裏腹な部分があります、リラックスして読書を楽しみましょうよ。

 ※そう言っているアジだって、プラモの接着剤が乾かないうちにいじりすぎて失敗すること多し、残念っ! www

 写真は庭に咲いているガクアジサイです。

添付:1435321769-1.jpg
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.34 )
日時: 2015/06/27 01:09 (docomo)
名前: 蓮華◆BucWQtKej3M

m(_∞_)m皆様こんばんわ..




・.*やまねこサマへ*.・


.....読ませて頂いた時に...ただただ凄いなと.....


...他の言葉が見つからずにいました..




..わたしの父も跳ねられましたが.....生きて帰ってきてくれました..



..兄は生まれつき治ることのない病ですが.....





この世の中に、毎日たくさんのニュースで帰らぬ人になる方も多い中で.....




この世の中数えきれない程の病がまだまだたくさんある中で知らない中で.....


健康はたったの。1つ..........。。




今は健康でいられることのほうが、
..奇跡なんだと思っています。。




"あやめ"見ましたょ◇*.・

今の季節に、いい色ですよネ.......☆*.・




もう少し先かな...

"睡蓮"もすきなので、今年もまた見られたらいいなです.......*.・*.*





・.*アジさんへ*.・


そうです!!!!!


(☆__☆) (!!!

びっくりしました!!!



写真まで撮って下さって..本当嬉しいデス!!!!!


ヽ(´▽`)/*.・*.・*



"天使のウィンク"は、
花びらの先だけがグリーン色しているのが気に入り、
わたしは去年に買いました.......◇*.・



..いちばんの見頃は少し過ぎたのかな...




お花はわたしもただすき..

なだけですが..


良ければまた..
宜しくお願いします?.......☆*.・





・.*輝樹さんへ*.・


意外に病院も疲れますよね。。



おつかれ様でした。


…ーーー☆*.・






.:*でわでわ...*:.
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.35 )
日時: 2015/06/27 12:38 (eonet)
名前: やまねこ


激しい雨音が 一夜続いた。イノシシ家族が柵を押している音が 長く続いた。不安な夜だった。4時半まで 雨が降り、5時にはからりと止んだので、出荷した。

夫は 入院しなかった。一週間の服薬と食事、運動の成果が大!!ほとんど 正常値に戻ったらしい。周囲の皆さんからは 喜びの声と、いやいや 安易すぎるとの声が 入混じる。正直 入院してほしかった。

部屋の掃除は また延長。息子も「介護」の覚悟をしていたのに 足元をすくわれた感じの ショックを表した「無理するなよ!!」と。まるで 父親のような態度を父親に見せていた。

緊張が続いたからか?夫の 表情にも疲れが 見え始める。しかし、出荷と朝の買い物をして 気分転換をして帰った。夫は朝と 夜に買い物をする。私と息子は 夫の行動を「徘徊」と申し合わせている。




   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.36 )
日時: 2015/06/27 12:58 (eonet)
名前: やまねこ

「輝樹」様へ

通院お疲れ様でした。あなたの「病名」を初めて 知って、すぐに頭に浮かんだ作家がいます。「北 杜夫」さん。「ドクトル・マンボウ 航海記」なんて ご存じないでしょうか?

「精神科医」で「躁うつ病」。「一年のうち、半年は寝てるのよ!」と母上もあきれるほどの 重症患者。なのに「芥川賞」を受賞しています。

私の青春記には 誰もがこの人の本を読んだものです。何しろナンセンス。時代が希望にあふれていましたから 余計の事ですが「井上 ひさし」さんの作品とと共に おなかを抱えて笑い転げていました。

「輝樹」さんの サイクリングや車を走らせる情景は 生き生きしていますね?「風を 感じる」表現が いいですね?

「尾瀬紀行」も楽しみにしています。

そうそう「山本 周五郎」さんの「さぶ」は ドラマで観ていますよ。
腕の立つ岡っ引き!元は 侍って かっこいいのだ!!

「樅ノ木は 残った」は「加賀百万石」を守るために命を落とした侍の物語だったかな?これも「映画」で。「仲代 達也」さんが 印象的でした。

勘違いだったら SO SORRY!!


   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.37 )
日時: 2015/06/27 13:08 (eonet)
名前: やまねこ


「蓮華」様へ

その通りだと思います。

かれこれ25年前に 海でおぼれかけた息子を 救いに飛び込んだものの心臓発作を起こして 亡くなった教師が居ました。まだ 30代でしたから 無念の涙があふれました。

しかし!私の恩師で「物理」の教師が「毎日目に見えないけれども数億の命が 消えて行ってるのだから、生きていることが奇跡なのだ」とおっしゃいまして、妙に冷静な気持ちになったことが あります。

ご病気と共に生きておられるお兄さんも「奇跡」なのでしょうねえ?

あなたのやさしさの 源ですね?きっと!!
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.38 )
日時: 2015/06/27 19:14 (softbank126067180152.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

アジテイターさん。

人生のゆとりを、教えていただきました。そうですね。私、極端なのですよ。右左、勝ち負け、とうとう、と。

仏法で、認識はしてるのですが、中道という概念が、琴の音色で表現されてます。弦をきつく締めてもやわらかく締めても、いけないのです。程よい締め具合により、絶妙な音が出るのですよね。人生もこうあるべきだとの理屈で、わかってますが、今は、ちょっと強く締めてるかなとの、感じもします。でも飛行機が空へ舞い上がるためには、十分な加速と助走も、必要ではないでしょうか?何事も始める前は、苦しいものです。

スミマセン。優しさを踏みにじるようなこと、書いてしまいました。私の病気を思ってのことだと、思います。そうなんです。走り出したら止まらない。崖に落ちるか、あたるか。痛い思いをして、きずくのです。あーまたやってしまったと。そうですね。何事も余裕をもって、私が苦しければ、苦しい文しか書けないのだし、歓喜や慈悲の心を出せれば、小説の中だけでなく、人生に、潤いを与えてくれるのでしょう。でも何か、討論みたく自分の心の中で、現在戦っています。私自身の弱さ醜さを、弾劾してるような感じ。これも病気のなせる技なのかな?
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.39 )
日時: 2015/06/27 19:36 (softbank126067180152.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

やまねこさん。

スミマセン。また利己主義で、お子さんのこと、接してしまいました。ここまで来るのにどれだけ大変な時間と、苦しみを歩んでこられたかの、ことを、忘れてました。でも優しいやまねこさんは、現在の親子関係も、何気なく書いてくれました。笑顔が見えました。お子さんの。スミマセン。

あと作家さんの紹介ありがとうございます。北杜夫氏、本棚にありませんでした。これから、ドクトルマンボウ航海記、読まさせていただきます。

今、私の業を、深く感じてます。少しでも精神を向上させようと、ダンテの、神曲の煉獄編の人々みたいなのです。でもバベルの塔は、神々の怒りをかい、壊されます。矛盾が渦巻いてます。私の中に極端から極端へ走り出す傾向が、あります。これも病との自覚がありますが、この感情辛いです。ダンテにベアトリーチェがいるように、私には、もういません。こう考えると辛いし、涙も出ます。でもいずれは誰もが経験すること、私は、たまたま早かっただけ。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.40 )
日時: 2015/06/28 14:02 (docomo)
名前: 蓮華◆BucWQtKej3M

・.*やまねこサマ...*.・

・.*輝樹さん...*.・




.....わたしも今日は、本やテレビ等で見つけたすきなきらきら言葉を書いて見ました?.....





☆夜は星になって...


あなたを見守る..




☆.....花の命は短いけれど.....


.....だから今を目一杯..咲いてるんだよね?.....



☆心ない視線に戸惑うこともあったけど..........


それと同じくらい.....


あったかい視線があることも知った..........






m(_∞_)m.....
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.41 )
日時: 2015/06/28 19:32 (softbank126067176107.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

みなさん。

スミマセン。昨日は気持ちが不安定でした。

今日は、読書がたくさんできました。題目もたくさんあげました。

焦りが昨日はあったようです。それから思考がめちゃくちゃ。

ご心配を、かけました。

母が、猫のしっぽ見てたので、私も見ました。

本のことが、製本も、ついつい素敵なデザインだったので、私も日記帳、欲しくなりました。

蓮華さん。

あたたかく、きれいな言葉をかけてくださり、ありがとうございます。

詩のような言葉で、今読んで、ホット、一息ついた感じでしょうか。

ふつつかものですが、今後ともよろしくお願いします。

   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.42 )
日時: 2015/06/28 23:40 (docomo)
名前: 蓮華◆BucWQtKej3M

皆様こんばんわ.....☆゙



わたしも今日、"猫のしっぽカエルの手"見ました……………☆*.・



素敵な手の込んだデザインがすごく綺麗で………。


わたしは"布"で作ってある製本がいいなと思ってみてました◇*.・




輝樹さん皆さん.....
これからも宜しくお願い致します...






※続けて書き込みすみませんでしたm(_∞_)m...

   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.43 )
日時: 2015/06/29 10:27 (eonet)
名前: やまねこ


二日間も 雨が降って 心配したのだけれど ハーブは花盛り。昨日は「ラヴァンダー」「セージ」「タイム」のブーケを出荷したところ すぐに連れて帰っていただいた。

ハーブは 香りも花も美しい。そうした魅力を知っていただけることは嬉しいこと。もちろん「ベニシア」さんの「貢献度」が 高いと思っている。

昨日気が付いたのだが「ラヴェンダー」も「セージ」も 花の形は同じ。「シソ科」の植物だから 茎が四角いことは知っていたが 花の形を確認したのは 長年の付き合いの中で 初めての事。

まだまだ 発見は続きそうだ。雨上がりの庭に「青しそ」の苗を植える。これからは 毎日「青しそ」の束を 出荷する。約150坪の庭が「青しそ」の ブッシュになる。この季節はシソの香りが体を包み込んでくれるから 気持ちが良くて肌もすべすべする。

「ゆず」や「すだち」の実がどんぐりくらいの大きさになっている。
12月の収穫時期まで 長い時間をかけて 実は育つ。
それぞれの「果樹」には 「生育限界」という地域があって、戦争後には 各都道府県が「農業政策」として地域に合う「果樹育成」を指導してきた。

私の住む町は 寒いので「ゆず」と「栗」を育てるように 指導研究されてきた。しかし!高齢化によって これらの「果樹」生産が 低下している。ここには 「道の駅」があるから 生産者には 恵まれた環境だが 毎年 訪れる人口は減少している。

高齢化が進み、人口が減少する未来をいかに生きるか?「やまねこ」には「秘策」があるのだ。


   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.44 )
日時: 2015/06/29 10:39 (eonet)
名前: やまねこ


「輝樹」様へ

ぜんぜん お気遣いはいりません。「輝樹」ペースを守って 周りには気を遣うことなく「書く」ことを 楽しんでください。

「芸術」は マニアックな世界ですし、相手と食い違ってもよいのです。自分との「対話」が 大切なことだと思います。

「蓮華」さんは 優しくてゆったりされていますし、アジさんは どんなことにも 対応されますから 安心して書き込んでくださいね?

ネットは 連続的に書き込みますと 大変疲れます。疲れた時は 休みましょうね?「やまねこ」も 他のカテゴリーを散歩していました。

では!また!
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.45 )
日時: 2015/06/29 10:46 (eonet)
名前: やまねこ


「蓮華」様へ

連続投稿大歓迎ですよ!

「夜は 星になって あなたを見守る!」ロマンテイック」ですね?登山をしていると 星に手が届きそうに感じる時がありましたよ。

本当に「見守られている」と感じ、感謝の思いに満たされます。

落ち着きのある 文体にはいつも癒されています。どうぞ これからもよろしく!です。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.46 )
日時: 2015/06/29 11:51 (eonet)
名前: やまねこ


「やまねこ」というハンドルネームは 「宮沢 賢治」という童話作家の作品に登場する「やまねこ」を拝借している。

「どんぐりとやまねこ」「注文の多い料理店」の「西洋料理 やまねこ軒」など、「宮沢作品」には「やまねこ」が活躍する。

「宮沢賢治」は岩手県 花巻の「宮沢商会」の 息子である。貧しい農村地域で 裕福な家庭に生まれ育ったことが 苦しくてならなかったという 心優しい作家だった。

「宮沢商会」というのは「質屋」だったからだ。貧しい農民が 品物を持っていて金に換える姿を 賢治は見て育った。農民の役に立てる生き方を望み その思いを「作品」にした。

しかし 彼は37歳にて 夭逝する。

生前に「出版」されたのは「注文の多い料理店」だけである。

私は この本の「序文」の一節に心を わしづかみにされた。


「けれども わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものとなることを、どんなにねがうかわかりません。」 原文通り。


独特の表現。不思議な文法。しかし!「物語」が「すきとおったほんとうのたべもの」になることを願うという。食べ物に困っている貧しい子供たちの成長の糧にと彼は願って 作品を書き続けた。


私はこの精神にひきつけられて「やまねこ軒」という「屋号」と「ロゴ」を 作成している。このスレが 「すきとおったほんとうのたべもの」として 私自身を満たすことができるように、願うばかりである。





   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.47 )
日時: 2015/06/29 12:13 (au-net)
名前: アジテイター

 どんなことにも対応できるかも知れねえアジっすwww やまねこさん、そりはアジの事を買いかぶり過ぎでござる、それが証拠にこの歳になっても野球のルールを把握してませんw 知ってるのは澤村投手ぐらいでございますwww

 輝樹さんへ、アジも若い頃は右から左へと極端に思考がブレてしまい、苦しい思いをしたことがあります、それは誰もが多かれ少なかれ経験することです、あまり気になさらないように。

 無責任に聞こえるでしょうが、自動車のハンドルに遊びがあるからこそ運転しやすいように、人間にもまあまあとかボチボチとかのいい加減さがあっても良いんじゃないかな? 歳を取ってからアジもそう思えるようになりました、若い頃のアジなんて、そりゃまあ生意気で人の意見なんぞ聞かねえの、思い出すと汗顔www

 やまねこさんへ、ほどよいお湿りの雨が続いてますよね、梅雨時というのは嫌な部分もありますが、降雨量が少ないのもまた困りものでもあります、植物には慈雨でございますよねw

 アジの庭先ではコスモスが成長してきているところです、毎年種を蒔いてはいたのですが、何故かコスモスだけは発芽率が低くて駄目だったのです、今度こそはと思って珍しい黄色のコスモスの種を蒔いてみたけれど、やっぱり駄目。

 土壌に問題あるのかと、今年は別の土質を移植して、大量に種を蒔いてみたら、やっと発芽して成長してくれました、秋になって花が咲くのが楽しみでござるw
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.48 )
日時: 2015/06/29 20:22 (softbank126121178071.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。


みなさんへ。

あたたかく見守ってくれて、うれしく思います。

私は、今、日蓮大聖人の、立正安国論を読み始めました。

これからは、ゆっくりと進めてまいりたいと思います。

まだゲーテ、読み終わってないのに、ゲーテと並行する感じですね。

今日は自転車に乗りたかったです、仕事がなければ80kmほどゆっくりと、日光散策したかったです。

私のハンドルネームは、宮本輝さんの輝という一字に、私の地域に根をどっしりとはり、大木となることを祈って、樹、という一字を書き加えました。

短い返信となりましたが、スイマセン。

皆さんのそれでは、ご健康と長寿を祈って、オヤスミナサイ^^;。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.49 )
日時: 2015/06/30 00:21 (docomo)
名前: 蓮華◆BucWQtKej3M

・.*やまねこサマへ*.・


お返事すごくすごく嬉しかったです!!!!!



ヽ(´▽`)/ *.・*.・*


有難うございます!!!




"きらきら"したものもすきで.....



小さい時は"星取りたい"とよく言ってました☆*.・





わたしは蓮華のお花がいちばんすきです*.・*.・*




本来は田んぼ等によく咲くお花ですが?..

..だいすきすぎて、4月頃に蓮華畑に行った時に数本持って帰ってきてしまいました.....*.・*.・*



家でも咲いてほしく、根から抜こうとしましたが、、

蓮華のお花は意外に根深く太くて.....


うまく抜けずに...
花瓶に飾りました*.・*


(´;艸;`) (ザンネン...






遅くなりましたが、
・.*皆様*.・でわでわよい夢を.....


…ーーー☆*.・


   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.50 )
日時: 2015/07/01 04:24 (eonet)
名前: やまねこ

「大雨」が 降っている。昨日は この雨を予想して「苗植え」に励み、再び 侵入されたイノシシ柵の修理に追われた。ずっと 継続して働けないから、一日かかってしまった。

どうやら「風邪」をひいたらしい。それで「薬」を飲みながら「トレード」をして、ギリシャ問題が あってなかなか困難だったが無事に「目標額」を「確保」した。

これで「合唱団」の「運送費」は 大丈夫。

「ハンドル・ネーム」の「紹介」していただき、楽しかったです。

「輝樹」さんは読書がお好きで、自然もお好き。よく考えられていますね?

「蓮華」さんは 意外でした。今でも「蓮華」をご存知なのだと驚きました。

私は 小学一年の春の記憶が「蓮華」の花です。1952年のことです。

田圃は一面の「蓮華畑」でした。学校が終わると、親せきに寄って挨拶をし、蓮華の花を観ながら歩いていると 自然に花の中で眠りたくなりました。

田圃の真ん中まで行って 寝転んでみました。すっぽりと体がお花の中に埋まってしまいました。誰からも見えない。私だけが 蓮華の中に寝転んでいました。空は晴れて、限りなく青い。私は空の中に一人で浮かんでいるような 気持ちがしました。

少し 眠ったようです。夢だったのかな?と 思いながらかえりました。蓮華の花束を抱えて。

同じことを していたとは 不思議な出会いですね?

蓮華には 甘い蜜があって、「はちみつ」の原料でしたのに この頃は植えてあるところが 少なくなりました。

「アジ」さん!「黄色いコスモス」?幸せの色ですね?コスモスとアジさんフォトを 待っています。


   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.51 )
日時: 2015/07/01 05:14 (eonet)
名前: やまねこ


夜中の3時である。よく眠り、身体も軽くなった。読書しよう。

「どんぐりと山猫」 宮沢賢治「注文の多い料理店」より。

一郎は 小学生。ある日 おかしなはがきが来て とても嬉しい。

   かねた一郎様 9月19日
   あなたは ごきげんよろしいほで、けっこうです。
   あした、めんどなさいばんしますから、おいでんなさい。
   とびどぐもたないでください。

           山ねこ 拝

こんな 文章だ。わたしは 初めて読んだとき この文章だけで嫌になった。ところが 一郎は喜んで朝を迎える。目が覚めて辺りを見回す。

  まわりに山は 今できたばかりのように うるうるともりあがって
  まっ青なそらのしたにならんでいました。

という一郎の感性が そのとおりだと思って嬉しくなった。

一郎は谷川に沿って歩きます。すきとおった風がさあとふき、栗の木は ばらばらと実を落とす。笛ふきの滝、ぶなの木の下にたくさん白いきのこが どってこどってこと変な楽隊をやっている、くるみの木の梢を栗鼠が とんでいる。

一郎は それぞれに「やま猫」が通ったかどうか?尋ねながら 進んでいく。まるで 山の中を自分が歩いて行くような感じがして 好きなところ。

まっ黒い「かやのきのもり」は あおぞらが一切れも見えず大変急な道になり、一郎が顔を真っ赤にして 汗をぼとぼと落としながら登りますと、にわかにぱっと明るくなる。

そこは 美しい黄金いろの草原で 草は風にざわざわ鳴り、周りは立派なオリーブいろのかやの木の森でかこまれていました。

これらの表現は 「岩手山」を熟知している「宮沢賢治」だから可能だったろうと思う。山を経験しているとこれらの情景は よくわかる。

草原の真ん中で実は「どんぐりの裁判」で苦しんでいる「やま猫」裁判官と「馬車別当」に迎えられる。そして「毎年 苦しむ」という「裁判」に立ち会うことになった。

草原のあちこちに「黄金いろの円いもの」が 「赤いズボンをはいたどんぐり」だった。どんぐりたちは「わあわあにんななにかいっている」のだ。

   「頭のとがっているのが一番えらい」
   「いいえ ちがいます。まるいのがいちばんえらいのです」
   「おおきなことだよ。大きなのが一番だよ」
   「そんなことないよ。せいのたかいのだよ。」

という具合なのだ。「やま猫」は一郎に「この通りです、どうしたらいいでしょう?」と 尋ねる。

一郎は「このなかで いちばんばかで、めちゃくちゃで、まるでなっていないようなのが、いちばんえらい」と答える。

「やま猫」裁判長は それをそのまま言い渡し、騒ぎは無事におさまるという話である。

一郎は おれいに「どんぐり一升」もらって かえることにしました。
「黄金いろ」の どんぐりは いえについたころには 「あたりまえの茶色のどんぐり」にかわっていたということです。


「どんぐりの背比べ」を こうして童話にしてしまった「宮沢賢治」の賢さ!やさしさ!を感じる。子育ての時には「いちばんばかで めちゃくちゃで、まるでなっていないようなのが、いちばんえらい。」と言って こどもを励ましたものだ。

そして 子供たちは本当に めちゃくちゃになってしまっているが、この話を思い出しては「まあ、いいかな?」と 思うのである。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.52 )
日時: 2015/07/01 13:39 (openmobile)
名前: とくめい

歳は70過ぎで

19歳の子供
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.53 )
日時: 2015/07/01 17:23 (eonet)
名前: やまねこ



「とくめい」様へ

いえいえ そうではありません。

いくらなんでも70歳で、子供が19歳っていうのは きついですよ。

子供は 38歳です。

晩婚でしたからね?


   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.54 )
日時: 2015/07/01 20:15 (softbank126067182153.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

みなさん。

今日は、あいにくの天気でしたね。

やまねこさん。宮沢賢治の注文の多い料理店の感想、ありがたく読まさせていただきました。

やまねこさんらしく温和な感情が、にじみ出ていました。

どうも私は、よだかの星とか銀河鉄道の夜、グスコーブドリの伝記と、どちらかというと、悲壮的な文学に惹かれます。

徐々にですが、温かみがあり、心がほわっとする、文学に変えたいです。

私は、西洋の芸術家で、民衆のために殉教した人たちに、心に杭がうたれてます。その悲壮さに憧れ抱いてる面もあります。ミケランジェロ、ベートーベン、ヴィクトルユゴー、ジャンジャックルソー、私の心の血肉になってます。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.55 )
日時: 2015/07/01 20:29 (yournet)
名前: あかね◆iD6cSkJjJo6

やまねこさんへ

詩が素敵ですね。レモンバームありがとうございます。
元気に育っています。

古代ローマでは(マテリア・メディカ)に薬用植物として取り上げられています
紀元前より珍重されたハーブみたいですね。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.56 )
日時: 2015/07/01 21:03 (au-net)
名前: アジテイター

 輝樹さんへ、それで良いと思いますよ、無理せずに幅広い考え方を習得していくのが最高の読書方法です、思考を振り回される事を楽しむ余裕を持って、よっしゃ読んでやろうじゃねえかって、遊び心を持った方が人間は強くなれますZE☆www

 あかねちゃんへ、ハーブの歴史は古くて、あかねちゃんの言うとおり古代ローマまで遡ります、香りが良いので香料として使われた事が多かったみたいですね、当時はハーブを乾燥させた後に洗濯時に服とともに入れて香りを付けていたみたいですZE☆www
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.57 )
日時: 2015/07/01 22:36 (eonet)
名前: やまねこ


「輝樹」さん、「あかね」さん、「アジ」さんへ

雨の中 お疲れ様でした。今日の やまねこは雨の音を聴いて、大木の枝が音をたてて 揺れるのを見ながら ゆったりしていました。

「ハーブ」には 時間を図ってビニールをはずし、雨にあてました。雨は多すぎても 少なすぎても 「ハーブ」の成長を左右します。

明日は 晴れるそうで、程よい雨加減になりました。手元にある「新潮文庫」には たまたま「どんぐりと山猫」が 掲載されていますが「グスコーブドリの伝記」は 一番好きです。「献身」という「精神性」は「宮沢賢治」の「宗教観」が 反映しているという事です。

花巻郊外に「大沢温泉」という「湯治場」があって、10歳の時にはここで開かれた「夏季仏教講習会」に父親と共に参加しています。
この年には「植物採集」「昆虫標本」「鉱物採集」に熱中して「石こ賢さん」と呼ばれるようになったそうです。
この年からの「賢治」の成長は 目覚ましいです。

「鉱物採集」においては「ゲーテ」と共通するので 驚きました。

ところで、「井上 ひさし」さんの「解説」によりますと「どんぐりと山猫」は「一番も二番も誰が偉いも木端微塵に砕いたナンセンス」だということです。

解釈においては やまねこは安易すぎたのですが、それはしょうがないですね?だって やまねこは作家ではありませんから。

「あかね」さん!レモン・バームのお茶もおいしいですよ!!
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.58 )
日時: 2015/07/01 23:30 (docomo)
名前: 蓮華◆BucWQtKej3M

皆様こんばんわ.....☆゙゙


・.*やまねこサマへ*.・


..やまねこ様も蓮華とそのような素敵な思い出話等もあったんですね.....◇*.・



...わたしも小さい頃から今も変わらず蓮華はだいすきです..........*.・*




今は見る機会が本当に数少なくはなりましたが、


4月頃に行ったところはテレビでもちらっと映った蓮華畑で.....



本当に良かったですし、感動しました.....☆彡*.・



小さい可愛らしいハチもいて、絵になる景色でした。





きらきらした"ゲンジボタル"も見たいな..........
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.59 )
日時: 2015/07/02 09:29 (eonet)
名前: やまねこ


「蓮華」様へ

おはようございます。昨日の雨が嘘のような 青空です。むしむしとした今日のような 夜に「源氏ほたる」が キラキラと舞を見せてくれるのですが、どうでしょう?

先日はうちの窓からも キラキラ〜が見えましたが。

美しいものを 追いかけている「蓮華」さんのところにもキラキラ〜!
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.60 )
日時: 2015/07/02 10:02 (au-net)
名前: アジテイター

 蓮華さん、やまねこさんへ

 アジが子供の頃には蓮華畑は春の風物詩として日本中で見ることが出来ました、稲作農家にとっても蓮華を育てた後に水田にすき込むことで、土中の窒素成分が増して肥料となったのです。

 現在では化学肥料が普及し、蓮華を好む害虫の大発生や養蜂家の減少と言った悪条件が重なったがゆえに蓮華畑は激減しました、実に可愛らしい景観作物でもありますから惜しいことです。

 しかし岐阜県などでは蓮華畑を求める養蜂家も存在します、輸入品と比べればコストの問題でキツイのは事実ですが、蓮華の種を無償提供して出来たハチミツも一部提供するという破格の条件で農家に蓮華畑を作って貰ってるそうでござる。

 アジの思い出では、蓮華畑に来るミツバチをマクロ撮影したことですかね、こりはニコンFという五十年以上昔に作られたカメラをオーバーホールして、ウエストレベルファインダーとマクロレンズを取り付けたセットの試し撮りをしていたのでござる、ただこのような今時珍しい骨董品カメラで撮影していると、好き者の爺様が数人そばに寄ってきます、ハチが逃げるから勘弁してもらいたいものでござるwww

 
添付:1435798921-1.jpg
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.61 )
日時: 2015/07/02 11:46 (docomo)
名前: 蓮華◆BucWQtKej3M

皆様こんにちわ.....☆゙゙



・.*やまねこサマへ*.・


やまねこ様が窓から見えた、"きらきら"は、"ホタル"かな?.....




(´;ω;`)ホタルも今は随分と減りましたね.....




わたしの窓からもホタルが見えたらすごく嬉しいですが.....




ザンネンさんです(凹...




きっとやまねこ様の辺りには"ホタル"が見られるのかなぁと思って書いてみました.......☆*.・






・.*アジさんへ*.・


自然やお花はすきですが、"虫"が大の苦手です.....


ですが蓮華畑に行ったときは、
そのような可愛らしいハチがいたので、わたしも蓮華と一緒に写真を撮ろうとしたのですが...


自分の中で思う、いい感じに撮ろうともたもた角度等を変えたりしているうちに、...ハチが飛んでいってしまって(涙...




ポストカードにもなりそうな?...本当に良い風景でした☆*.・




※ちなみに去年の秋頃かは少し忘れましたが、、


透きとおったオレンジ色のような、やまぶきいろのような"コスモス"....
わたしも初めて見ました..


発色がすごく綺麗でした..







でわでわまた.....☆*.・
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.62 )
日時: 2015/07/02 19:18 (eonet)
名前: やまねこ


「蓮華」様、「アジ」様へ

そうですよー!ここは「源氏ほたる」の名所ですよー!

ここは「銅」が採掘できるというので「源氏」の「武器製造」という「後方支援」の地域なのだそうです。

近くでは「源氏祭り」も行われています。私は「平家」の末裔なので行きませんです。なーんてことはありませんが「祭」は嫌いです。

庭にくることもありますよー!きらきら〜!ってね?



「蓮華」フォトは素晴らしいですね?みつばちが はっつきりと映っているのでびっくりしました。

まわれの ぼかしも素敵です。

いろいろ 検索しましたが「メカ」の組み合わせは 解りませんでした。「アジ」さんは 頭が良くて凝り性ですね?そういう人は一人で楽しんでくれるから、家庭に一人は必要ですね?

この町では ここまでの「凝り性」を 見たことはありません。
ブラボー!!
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.63 )
日時: 2015/07/02 20:39 (softbank126121173042.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

みなさん。

やまねこさん、アジさん、蓮華さん。

遊び心ですね。楽しくなければ、生きていても苦しいだけです。

私も蓮華さんみたいに詩が書きたい。

カメラ持ってます。ニコンのデジタル一眼レフで5300です。

主に山の風景や、機関車を撮っています。

梅雨が終わったら、尾瀬に行く計画を練っています。群馬県側から入り、鳩待峠を下って、湿原に出ます。真っすぐ東に向かい、見晴らし台の、弥四郎小屋に泊まろうと思い。パソコンで情報を集めてます。
至仏山とても山の形がきれいなので、たくさん撮りたいです。

彼女の遺影も一緒に持ってきます。きっと喜んでくれると自分勝手に思ってます。

やまねこさん。宮沢賢治とゲーテの共通点、石に見出したのは、すごいと思います。ゲーテは自然科学論で、光のプリズムを思い出しますが、本をとって、読んでみたら地質学のことも書いてありました。あと植物学とか動物学、気象学、色彩論、科学方法論、形態学序説と、ゲーテ全集14巻には書いてありました。奥が深い。

若きウェルテムの悩み、ファウストを読んで、まあいいかと思っていた自分が情けない^^;。ちゃんと全集があるのだから、読まなくては^^。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.64 )
日時: 2015/07/02 21:17 (eonet)
名前: やまねこ


「輝樹」様へ

お疲れ様でした。今日は とても楽しい気持ちが 伝わりますよ。

そうそう!「輝樹」さんは 動きをレポートするのがお上手です。

まるで「映像」を見るように 感じますよ。

「彼女」さんと共に尾瀬にいかれる気持ちは 素敵です。

計画を立てるのもお好きなようですし、カメラ・ワークも楽しまれる。

「男子」ですねえ?私の 若いころの男性たちを 思い出します。

「至仏山」の姿を ぜひぜひ 収めてきてくださいね?

「ゲーテ」と「宮沢賢治」は よく似ています。これは長い間忘れていたことですが、思い出せたのはここの皆さんのおかげです。

同じ風景が 年齢によって違って見えるように、本を読んでみると若いころとは 違って感じられるのは 大きな幸せ!

「梅雨」が 早く終わったら良いですね?
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.65 )
日時: 2015/07/03 00:50 (docomo)
名前: 蓮華◆BucWQtKej3M

皆様こんばんわ.....☆゙゙


・.*やまねこサマ...*.・


本当にうらやましい限りです.....☆*.・☆*.・☆





・.*輝樹さん...*.・


"詩"は皆さんの読んでらっしゃる本とは少しジャンル等が違いますが.....



..そこからのきらきら言葉や、すきな曲の歌詞、テレビ等を見ていいなと思ったきらきら言葉等で.....



...わたしの詩ではちょっとなかったりです.....



(Тωヽ)..







お休みなさい.......☆
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.66 )
日時: 2015/07/03 12:09 (eonet)
名前: やまねこ


雨に打たれた ハーブやら 自家製の「ポテト」「オニオン」の収穫。

すくすくと 背を伸ばしている「ニラ」の列を眺めながら「アイス・コーヒ」を飲む。山の「苞の木」やら「樫の木」やら「柿の木」の種が自然に芽を出している。「まきストーブ」には 使えるが、畑の真ん中に生えていると困るので 気の毒ながらカットする。

蛇やトカゲはまったくどこかに身を隠し「ミミズ」だけが 地中から抜け出してくる。太いのやら 細いのやらが お祭り騒ぎ。畑には 「窒素分」が多いので ミミズは嬉しいらしい。ミミズの体を通り抜けて窒素は分解され 土壌が豊かになる。

「窒素」は約5段階の分解を繰り返し「アミノ酸」になる。この状態が植物にとって一番の美味。下手をすると「硝酸体窒素」という「有害物」に変化する。そうなったら植物は 枯れる。「発酵」と「腐敗」の分岐点を考えながら栄養補給をしなければいけない。

11時には 部屋に入る。この頃は夫が 食事を作る。「糖尿」を治すために「真剣」である。野菜を一日に350グラム。私のメニュでは 十分に一食で350グラムは 食しているのだが、なぜか?彼は 自分で 作り始めた。退職後のだらだら生活を反省しているらしい。

「自己管理」ということは なかなか難しい。学校や社会人として時計に合わせた生活の糸が切れると、何をしたらよいか 解らなくなる。
30年前に私も 悩まされたことだが、夫も8年ぶりに 我を取り戻したようだ。


   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.67 )
日時: 2015/07/03 12:33 (eonet)
名前: やまねこ


輝樹さんの「尾瀬沼旅行」を ネット体験してみる。「至仏山」を探して、位置やら映像を 確認する。興味深いのは「高山植物」。この山は「蛇紋岩」という 崩壊しやすくて 風化が早い岩山らしい。

そこに「蛇紋岩植物群」と呼ばれる 特有の植物が生育しているらしい。例えば「オゼソウ」「ホソバヒナ・ウスユキソウ」「タカネバラ」などで、私は多分 見たことがない。

もっと 興味深いのは「蛇紋岩」の山が 北海道の「アボイ岳」と岩手県の「早池峰山」という事だ。「早池峰山」には「タイマグラ」という地名が残っている。それは「アイヌ言葉」で「森に通じる道」という意味があるらしい。

「タイマグラ」は「アジ」さんご紹介の「開拓地」であった。昭和が終わる頃に 電気が通じたという「秘境」だったらしい。そこで暮らす「じいちゃん・ばあちゃん」を記録した「映画」があって 私は気分が滅入ると それを観た。大地に根を張るということは この人たちの事だと あこがれたものだ。

「早池峰山」には「ハヤチネ・ウスユキソウ」が生育している。そのフォトを見て驚いた。「天使のウイング」にそっくりなのだ。
「エーデルワイス」という花が日本の「ハハコグサ」によく似ているように 驚いた。

いつか!しっかりと 調べてみたいものである。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.68 )
日時: 2015/07/03 12:56 (au-net)
名前: アジテイター

 さてさて梅雨明けはいつになりますやら、アジも糖尿による末端神経障害で早期引退してからは、健康的な晴耕雨読の生活が出来るであろうと都合よく考えておりましたが、俗世への欲望が強すぎるというか、小人閑居して不善を為すというか、好き勝手な生活はやめられまへんなwww お恥ずかしいことでござるw

 梅雨の間はウオーキングついでに写真を撮ることもかなわず、プラモ作成を細かい部品と格闘しながらやってるわけでございます。

 輝樹さんはニコンの5300だそうですが、実用的な一眼レフで良うござんす、アジの場合はニコンデジタル一眼は古いレンズを活用するためのテストベッドとしてD40Xを持ってるだけですが、これのアイピース部分にオリンパスの接眼レンズを付けております、老眼対策のためですが、これがまあなんとキヤノンのEOSキスシリーズにもピッタリなんだわ〜☆ 有難うオリンパスさんw

 アジのメインはEOSデジタルシリーズなのですが、古いカメラも集めて愛着あるから捨てられず、ニコンはFを4台F2を3台集めてレンズやアクセサリーも数多く買い込み、オーバーホールまでしたのに、ろくに使ってないんでやんの、大判カメラなんか完全に防湿庫の肥やしになっておるでござる。

 時々は調子を見るために動かしてやらないとね〜☆ グラフレックスというカメラを御存知でしょうか? 映画ローマの休日に出てきた大判のハンドカメラでございます、昭和天皇陛下が終戦後に全国行脚をなされたときに進駐軍が手にしていたのもこれでございました、今現在もアジの手元で元気に動いているでござるwww
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.69 )
日時: 2015/07/03 20:52 (softbank126121191092.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

みなさん。

やまねこさん。
蛇紋岩のこと、詳しく書いてくれてありがとうございます。とても滑りやすい石なので、登山には、注意が必要です。あと高山植物の紹介、嬉しくなりました。今回は、登山はしませんが、尾瀬湿原を満喫したいと思ってます。

蓮華さん。
蓮華さんの言葉は、ほんと、ほんわかして、暖かいんですよ^^。私もそういう文が書けたらなあ、願いがあります。
でも桜梅桃李ですからね。私なりに個性を発揮できれば、それだけでうれしく思います。

アジさん。
すごいの一言です。カメラの情熱わかります。みんな機械式ですよね、電池を使わないで、使えることは、あらゆる極限の状態で、カメラが使えるのです。もしかして大判は、ハッセルブッラッドかな、それにカールツアイスレンズを使えば、王道ですよ。

やまねこさんは、蓮華さんは、植物が大好き、ドイツのロマン主義が、合ってます。私もゲーテかじりかけだけど、何となく気持ちわかります。うちの庭には、これからユリが咲きます。母が大事に雨の降る前、支柱を立てていました。ちょっとお手伝いをしました。20本もあるので、花が一斉に咲くと、壮観だなと、思います。

アジさんのミニ知識と、おっしゃってますけど、どうも私は本でしか、知識を吸収することができません。アジさんは、庶民の目線で、書いてらっしゃいます。そこがすごいと感じるのです。私もみなわらなければ…。もっと人間味のある、記事を書きたいです。それには人生経験が不可欠ですね。やまねこさんが、50代、60代が実り豊かになるとも書いていました。どっしり構えます。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.70 )
日時: 2015/07/03 21:46 (au-net)
名前: アジテイター

 輝樹さんへ、いえいえハッセルのような高級品ではございませんw 大阪のサカイマシンツールで製作されたトヨフィールド45CFというカメラです、このカメラは大判カメラとしては比較的新しいカメラでございまして、エンジニアリングプラスチックと金属のハイブリッドで出来ていますから、実に軽いのです。

 レンズは小型の一眼レフや中判カメラのようにマウントが存在せずに、ボードと呼ばれる金属板を使用するので基本どんなメーカーのレンズでも使用出来ます、ニッコールとかフジノンとかコンゴーなどが手軽ですが、中古市場で探すと千差万別に選べます、ズームが存在しないのと動き物の撮影に弱いのが弱点かな?

 カールツアイスは昔に短期間ではありましたが、コンタックスで85ミリf1.4を使ったことがあります、ありゃ難しいレンズですよね、普段はたいした描写じゃ無いくせに、ビシッと決まった時には凄い描写をします、麻薬のようなレンズだなあと思った事がありますZE☆www

 それに比べるとニコンやキヤノンのレンズは押し並べて優等生でござるw ニッコールのオールドレンズでは135ミリのf2、85ミリのf1.4、35ミリのf1.4を中心に使っていますが、55ミリマイクロも捨てがたいですね、マクロ撮影に関してはオートフォーカスよりマニュアルの方が楽なのでございますが、さてさて何時まで老眼が耐えられるのかは分かりませんw

 アジのような年代は人間露出計及び巻き上げ親指なるものが内蔵されてる世代のようでございまして、いまだに電池無しの機械式カメラを使えますが、世の中便利な物が沢山あるのにねえw 無理しないでEOSデジタルばかり使ってりゃ楽なのに、昔のカメラも時々は使ってみたくなるんですよね、困ったものですwww 
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.71 )
日時: 2015/07/03 23:05 (docomo)
名前: 蓮華◆BucWQtKej3M

皆様こんばんわ.....☆゙゙


・.*やまねこサマへ*.・


今日は"やまもも"を小さい頃以来に久しぶりに見かけたので、
同じように食べてきました.....*.・*.・*




..ちょっとながくためらいもしましたが?...


大丈夫だよね??して食べたら、美味しかったです!!


今がいちばん熟してて、甘かったです*.・*.・*



やまねこサマも食べられたことはありますか〜〜





・.*輝樹さんへ*.・


有難うございます嬉しいです。


ヽ(´▽`)/ *.・*.・*



※また良ければ..お花のお話等もほんの少しでも大丈夫なので、できたらいいなです.......☆




※ちなみに"ユリ"のお花の花言葉は、"純粋"等です。





でわでわ皆さんお休みなさい.......☆
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.72 )
日時: 2015/07/04 12:02 (eonet)
名前: やまねこ

昨夜は「熱帯夜」だった。今年初めてだ。寝不足のまま「出荷」する。「夫」も 「何度も 目が覚めた」という。夫の部屋は「山おろしの風」が通り抜ける 涼しい部屋なのだが、湿度が高かったのだろう。

「出荷」後、ベットに倒れこんだ。3時間も熟睡した。「昨夜」は「鹿の声」がしたので、心配だった。午後には またまた 「鹿ネットの調査」をしなくては ならない。

そういうことがあって「宮沢賢治」の「鹿おどり」という「短編」を読む。これは「ししおどり」と読む。そして「花巻」では9月21日の「賢治祭」で 必ず踊られる。9月21日は「宮沢賢治」の「命日」なのだ。


   「鹿おどりのはじまり」 宮沢賢治作

「そのとき西のぎらぎらのちじれた雲のあいだから、夕日は赤くな  なめに苔の野原に注ぎ、すすきはみんな白い火のようにゆれて光りました。」 

と、はじまる情景描写は 本当に映像のようです。すすきが揺れるのを何度も見ていますが「しろい炎」とはすばらしい表現だと思いました。

「わたくしが疲れてそこに眠りますと、ざあざあ吹いていた風が、だんだん人の言葉にきこえ、やがてそれは、いま北上の山の方や、野原に行われていた鹿踊りの、ほんとうの精神を語りました。」

「風が言葉を語る」経験することが何度もありました。肉親を亡くしたり、幼い子供を置いて働くとき、友人が去った時。しかし!「言葉を語る」とは 良い表現です。


PM1時に「美容院」の予約なので、ひとまずお休み。

輝樹さん、アジさん「メカニック・トーク」が楽しいです。

蓮華さん「やまもも」食べていましたよ。戦後は「福岡名産」で、立派なのが 箱の中にきれいに並んでいたことを 覚えています。
甘かったです!こちらには「やまもも」の木がありますが、すっぱいです。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.73 )
日時: 2015/07/04 17:14 (eonet)
名前: やまねこ

午後4時に 帰宅。雨が大降りになって、夫は裏山の「鹿ネット」を修理している様子。だが、私は疲れていますし夫は病人ですし、助け合えないです。少し 心配ですが 余計なことをしないほうが安全か?と思います。


さて 朝の続きを読みながら、パソコンを打ちます。


そこらがまだまるっきり、丈高い草や黒い林のままだったとき、嘉十はおじいさんたちと北上川の東から移ってきて、小さな畑を開いて、粟や稗をつくっていました。

この「嘉十」が 主人公である。「嘉十」は膝を痛めている。それで西の山の中の湯のわくとこへ行って、小屋をかけて泊まって療すのでした。ということだ。

これは「大沢温泉」をモデルにしているようだ。天気のいい日に、「嘉十」もでかけていきました。糧と味噌と鍋とをしょって、もう銀色の穂を出したすすきの野原をすこしびっこをひきながら、ゆっくりゆっくり歩いて行ったのです。

ずいぶんと歩いてから「嘉十」は 野原の真ん中で「栗」と「栃」の団子を食べますが、少し残します。「こいづば鹿さ呉でやべか。それ、鹿、来て喰」といって 「うめばちそう」の白い花の下に置きました。

しかし「手ぬぐいを忘れた」ことに気が付いて 引き返そうとしたときに「鹿」の気配を感じ取りました。すくなくとも「5、6ぴき、湿っぽい鼻ずらをずうっと延ばして、しずかにあるいているらしいのでした」

それからは 鹿のふしぎな行動がはじまります。「団子」をたべるでもなく 輪になって廻っているのです。そして どの鹿も 輪の真ん中に気を取られている様子。

なぜか?と言えば どの鹿も頭も耳も眼も そちらを向いていて、ときどきは よろよろと輪から離れて そちらに行きそうでした。
もちろん輪の中には 「団子」があるのですが、鹿たちが気にかけているのは その横に落ちている、嘉十の白い手ぬぐいらしい。


ここまで読んだら、夫から「救援」以来が来ました。また続きは夜に読みます。雨に うたれて〜死んでしまい〜た〜い〜!!な〜んて!!
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.74 )
日時: 2015/07/04 20:13 (eonet)
名前: やまねこ

6時半に 作業終了。夫は「入浴」、私はユーチューブで「鹿おどり」を観てみる。岩手には いろんな「鹿踊り」があるらしい。「宮沢賢治」が 童話に描いたとおりの踊りもあると「夫」は言う。できればそれを観たかったが、残念であった。

「嘉十」が観た「鹿」たちは 輪をめぐりながら 会話している。そして「嘉十」は 「鹿」の会話を聞きわけるのだ。「鹿」の会話は。

「じゃ、おれ行って見て来べが。」
「うんにゃ、危ないじゃ、も少し見でべ。」

「生ぎものだがも知れないじゃい。」
「うん。生きものらしどごもあるな」

といった具合。そのうちとうとう一匹が、いかにも決心したらしく、背中をまっすぐにして環からはなれて、真ん中の方に進み出ました。

そして、おそるおそる「てぬぐい」に近づいて行ったが、飛び上がって引き返す。

 「なじょだだ。なにだだ。あの白い長いやつあ。」
 「縦に皺のよたもんだけなあ。」
 「そだら生きものだないがべ。やっぱりきのこなどだべが。」
 「うんにゃ。きのごだない。やっぱり生きものらし」

という具合。いっぴきづつ「てぬぐい」に近づいて、においをかいでみたり、なめてみたりする。
最後の「鹿」が 「しばらく 首を下げて手ぬぐいを嗅いでいたが、もう心配も何もないという具合に いきなり くわえて戻ってくる。

そこで「鹿」たちはぴょんぴょん 跳びあがりました。

 「おう うまい、うまい、そいづだい取ってしめば、あどは何っても  おっかなぐない。」
 「きっともて、こいづあ大きな鍋牛の干からびだのだな。」
 「さあ、いいが、おれ歌うだうはんてみんな廻れ。」

その「鹿」はにんなの中にはいってうたいだし、みんなはぐるぐるぐるぐる手ぬぐいをまわりはじめました。

走りながら廻りながら踊りながら、鹿はたびたび風のように進んで、手ぬぐいを角でついたり足で踏んだりしました。
嘉十の手ぬぐいはかあいそうに泥がついてところどころ穴さえあきました。

それから「嘉十」の団子を 一口ずつたべました。鹿はまたまた わになってぐるぐるぐるぐるめぐりあるきました。

嘉十は あんまり 良く鹿を観ていたので、自分までが「鹿」のような気がしていまにも 飛び出そうとしましたが、自分の大きな手が目に入ったので 思いとどまりました。

太陽が沈み始めると、鹿のめぐりはゆるやかになり 互いにうなずきあって、やがて一列に太陽に向いて、それを拝むようにしてまっすぐに立ったのでした。嘉十はゆめのように見とれていました。

 「はんのぎの
  みどりみじんの葉の向
  じゃらんじゃらんの
  お日さんかがる。」

と、歌う「鹿」の声は「水晶の笛」のよう。嘉十は目をつぶってふるえあがりました。
「鹿」は 順番に太陽に感謝を捧げますので、嘉十もおもわず太陽を拝みました。
最後の「鹿」は

 「ぎんがぎの
  すすぎの底でこっそりと
  咲ぐ うめばちの
  愛どしおえどし。」

と、歌い上げて 短く笛のように鳴いてはねあがり、はげしくはげしくはしりまわりました。
「嘉十」はもうまったく自分と鹿との違いを忘れて

 「ホウ、やれ、やれい。」と叫びながらすすきのかげから飛び出しました。鹿は驚いて一度に竿のように立ち上がり、それからはやてにふかれた木の葉のように、逃げ出しました。

「嘉十」は にがわらいをしながら、泥のついて穴のあいた手ぬぐいをひろってじぶんもまた西のほうにあるきだしたのです。



読了!!賢治さんの物語のやさしさに 癒された一日でした。我が家に来る「鹿」も「笛」のように 鳴くことでしょう。


輝樹さんの 庭のゆりを拝見したいです。我が家の庭には「甘草」の花が咲き始めました。
「ニッコウキスゲ」によく似ているので、わざわざ 植えた野草です。

では!!おやすみなさい。
 
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.75 )
日時: 2015/07/04 20:43 (yournet)
名前: あかね◆iD6cSkJjJo6

やまねこさん、皆さんこんばんは。

今日も殆んどの地域で、雨だったのではないでしょうか?
あたしの家の庭に、大きなタイムが花を咲かせています。

タイムは古代ローマでは、男性を褒める香りだそうです。
あたしが、子供の頃からあるので気にもしませんでした。

やまねこさんのレスは優しい…本当に優しい詩のようです。


   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.76 )
日時: 2015/07/04 20:56 (softbank126116092087.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

みなさん。

アジさんへ。
私も基本的には、キャノン、ニコンぐらいしか、カメラはぞんじてません。ニコンは軍事の時代からあった会社で、光学機器から始まったと、記憶してます。なので、カメラのボディーは堅牢で、黒と黄色の発色がいいと聞いてます。キャノンは、人肌、白ですね、それと赤がきれいに発色すると聞きました。ボディーは、ちょっとニコンの堅牢さより落ちるとの評判を聞いてます。でも、独自のオートフォーカスで、瞬時にピントが合います。それに人肌がきれいに映るので、広告業界、報道業界は、ほとんどキャノンでしょう。ニコンはある意味、特殊な存在なんでしょうね。宇宙ステーションでの天体の撮影は、ニコンでしたし。でもデジタルカメラになって、特色とか欠点といったものが、なくなりつつあるのが現状でしょうか。

やまねこさんへ。
今日は、古本屋に立ち寄ったら、宮沢賢治全集が、筑摩で、おいてありました。全部は買えないので、童話の部分、八巻から一二巻買いました。注文の多い料理店は一二巻に収録、ホット一安心、明日は日曜日、天気も雨、晴耕雨読の私は、早速、注文の多い料理店読むつもりでいます。やっと会話ができそうです。ゲーテのイタリア紀行、いよいよローマです。われもまたアルカディアに、から読み始めて、やっと私のアルカディア、ローマです。ミケランジエロ、レオナルドダヴィンチ、ラファエロ、ゲーテはどう感じるのでしょうか。一七八六年一一月一日です。始まりは。

蓮華さんへ。
純粋いい花言葉ですね、はじめて知りました。まだつぼみですが、そろそろ開花です。雨の中の開化はやめてほしいと願ってます。というより早く終われ梅雨ですね^^;。梅雨が終われば自転車も、登山も、カメラも、始まるのに、一日千秋の思いです^^。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.77 )
日時: 2015/07/04 21:38 (au-net)
名前: アジテイター

 ど〜も〜☆ カメラ大好きのアジっすw カメラに詳しくない人でも楽しめる雑談を目指してみませうwww

 日本光学(現ニコン)は大正時代からありました、カンノン(現キヤノン)は昭和一桁代から技術研究所的に始まりました。

 輝樹さんの書き込み通りニコンは海軍御用達でありました、初期の頃は双眼鏡が主流だったみたいです、有名所では戦艦大和の計測装置でござるw 主砲撃つ時の距離を測るファインダーなのですが、流石に大和、ファインダーの全長は15メートルもあったそうです。

 変なのは陸軍の戦車・大砲用の計測機器は東京光学(現トプコン)が請け負っていたことです、トプコンはカメラも作っていましたが、現在でも道路工事の測量士さんなんかが三脚の上に乗せている測量機器あるでしょ? あれの製造で有名です。

 違うところに注文して会計も別ってのが陸軍と海軍の仲の悪さを象徴してますねw 敵同士かよwww

 それはともあれニコンFシリーズが丈夫であったのは事実であります、堅牢さゆえに宇宙ステーションでも使われましたし、冒険家の植村直己さんが持っていたのもニコンのウエムラ・スペシャルでした。

 犬ゾリで極寒の地を目指す冒険家のために、ニコンはカメラ内部の油を凍らせないように抜き、金属が皮膚に貼り付かないように樹脂部品を付け、硬度の高いチタニウムも使用しました、そのカメラを木箱に入れて何回も階段から滑り落として故障度合いを調べるという実験も行ったのです、職人の意地が炸裂だZE☆www


添付:1436013538-1.jpg
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.78 )
日時: 2015/07/05 08:48 (eonet)
名前: やまねこ


「あかね」さんへ

おはようございます。「やまねこ」は時には「山猫」になったり、「化け猫」になりますが、ここでは 優しい気持ちで過ごせます。

大黒柱の「アジ」さん!さわやか青年「輝樹」さん!春風のような「蓮華」さん!勉強家の「あかね」さん。

独り言で 始めた日記ですが、今は 家族になりました。

家族の声がすると 明るい陽射しを感じます。

「タイム」の香りにはそんな意味がありましたかー!ここの「タイム」も満開です。今日は たくさん摘んで「男たち」に香りの贈り物をしてみましょう。

「タイム」「セージ」「マジョラム」「ラヴェンダー」の ブーケを出荷しました。ハーブ・マニアは お花を好まれます。本当にきれいですもの。

「あかね」さんの「ハーブ・ニュース」は新鮮ですよ!ありがとうです。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.79 )
日時: 2015/07/05 09:28 (eonet)
名前: やまねこ


「われもまたアルカデイアに!」って聞くだけで 心が震えますわ〜!!でも「イタリア・紀行」は読んでいないのですよ。

「ワイマル公国」の「国務大臣」を 勤め上げて、のちにさっそうと旅立ったという事は 知っています。姿を想像するだけでわくわくします。

お話、待っています。

「筑摩全集」買ってしまったのですか?うちにもあったのにー!と言っても 届けられませんね?私が読んでいるのは「新潮」で、「解説」がおきにいりです。

「新潮」は「童話集」は3部。「注文の多い料理店」「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」です。ほかには「宮沢賢治研究者」の「天沢 退二郎」氏が編集された「宮沢賢治詩集」、あと「ポラーノの広場」が ありますかねえ?37年間の間に たくさんの作品を残していますね?

「銀河鉄道」などは、「角川」時代と「筑摩」、そして「新潮」では 内容が だいぶん違うそうです。推敲を重ねたという事でしょうか?

昨日は「尾瀬沼」の「花」を楽しみました。きれいな花が咲いていますね?「二輪草」は ここでも群生している場所がありました。「鹿おどり」に登場する「うめばちそう」を今日は 調べます。

梅雨が 明けますように!!


   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.80 )
日時: 2015/07/05 10:08 (eonet)
名前: やまねこ


「アジ」様へ

はい!おかげでよく解りました。「測量機器」は「トランシット」って言います。「伊能忠敬」の時代から「三角測量」は行われていたらしい。これは、我が家の専門家に聞きました。

「トプコン」ほどの「レンズ」ではなかったでしょうけれど、「伊能忠敬」さんもレンズを使っていたのだ。

因みに、地図を作るために 高山のてっぺんに「三角点」という「石柱」が立てられているらしい。一等から三等まであって、「輝樹」さんがフォトに収められる「至仏山」の山頂にも「三角点」があるらしい。

山頂が 見通し良いのでそうなったのだろう。同じ「蛇紋岩」の「早池峰山」も「三角点」だそうです。

うーん!この年になっても 新知識は楽しいものです。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.81 )
日時: 2015/07/05 20:40 (softbank126116089052.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

みなさん。

アジさんへ。
ニコンの技術は、戦艦ヤマトに使われていたのですね、なんか誇らしく思うようになりました。開発者じゃないのに・・・。楽しい会話でした。ありがとうございます。勉強になりました。

やまねこさんへ。
今日は、曇りだったので、久しぶりに自転車に乗りました。読書は宮沢賢治のどんぐりとやまねこ。アイロニーがとても面白いです。どんぐり些細な問題は、政治討論のようにも思えました。いろいろな解釈ができて、それでいて読んでて楽しい。童話のすごさを、改めて感じました。
宮沢賢治の暖かなまなざしは、一郎の一言に尽きるのです。一番ダメなのが、実は一番いい。ほっとしますね、世の中にこんな人がいたんだということが^^;。

   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.82 )
日時: 2015/07/05 21:27 (softbank126116089052.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

みなさんへ。

イタリアで始まった、ルネッサンスはドイツで花が咲きました。私は、ゲーテ、ベートーベン、カントの3人が、ルネッサンスを継承して、発展させた人物だと思います。

悲しいかな、ベートーベンとゲーテ、些細な行き違いで、仲たがいをしてしまいました。ギリシア神話の神々に譬えると、ゲーテはアポロン、ベートーベンはディオニソスとでもいえましょうか。ゲーテの科学の目と思考は、明晰な知識を私たちに与えてくれます。ベートーベンの不屈な魂と、第九のヒューマニズムは、時代を超えて世界遺産になっています。ゲーテはベートーベンの運命を、これほどの力強い集中力を持ち、精力的で、内面的な芸術家はいないと言ってます。ですが、美しいと同時に、なんという悪魔的な仕事だろうと、囁いたりもしてます。またある温泉街で、二人で歩いてると、ワイマール大公が取り巻きと一緒に、近づいてきました。ゲーテはサッとわきによけて、おじぎをしました。ベートーベンはまっすぐに、おじぎなどせずに、ずんずんと歩いていきます。ベートーベンは、言います。私たち二人の天才が力を合わせればきっと、人類に貢献する、素晴らしい作品ができるであろう。でもその態度と一言が、横暴にゲーテは、聞けたのでしょうね。
ファウストのオペラ化は、ベートーベンはしたかったのですが、出来ずじまいです。

   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.83 )
日時: 2015/07/05 21:31 (au-net)
名前: アジテイター

 やまねこさんへ、トランシットという単語が出る日記帳の教養度数YA☆BA☆SU☆w ドゥンドゥンやろうZE☆www

 伊能忠敬さんの実績は素晴らしいものでございます、当時に正確な地図を作る行為は並大抵のことでは無く、また出来上がった地図は国の最高機密でもありました、悪用されたら大変ですからね。

 ただアジが伊能忠敬さんを尊敬するのは、その技術や実績だけではございません、彼は自分にも家族や使用人にも贅沢を普段から戒めてる人でございました、しかし飢饉や災害の被害にあった方達には緊急に救援米を差し出しています、合理的なお金の使い方を知ってる人だったのでござる (*^▽^*)

  輝樹さんへ、戦争は忌まわしい物には違いありません、しかし大きな戦争が起こる度に人類の技術が向上してきたことも事実なのです、ここら辺は実に悩ましい所ではあります。

 妙なこぼれ話としては(裏付け無しw)小型軽量で簡単で良く写る一眼レフが欲しいという東西冷戦時代のスパイという特種な職業の方々が居ましたが、キヤ●ンが初代EO●キスというカメラを開発したときには既にソ連が崩壊してしまいました、うーむ、ママにも写せる簡単・軽量・静かでお手軽な一眼レフの意外にダークな一面を勘ぐるのはアジだけでせうかwww


添付:1436099507-1.jpg
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.84 )
日時: 2015/07/06 08:42 (yournet)
名前: あかね◆iD6cSkJjJo6

やまねこさん 皆さん

おはようございます!
最近ハーブの本にハマって日々読んでいます(^_^;)
あのビールに使うホップって別名(西洋唐花草)っていうそうです。
夏場はツルが1日に1メートルも伸びる事もあるみたいです。

ゲーテの晩年、食欲が落ちてものが食べれない時に(シュバルツビア)多分ビールの種類だと思います。

これを毎朝半リットル飲んで詩を書いてたとありました。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.85 )
日時: 2015/07/06 17:21 (eonet)
名前: やまねこ


「あかね」さんへ

こんにちは!ハーブ研究たのしみですね?

「ホップ」ね?そうなんですよ。成長が早いので「グリーン・ガーデン」として 人気がありますね?「多年草」ですから いいですね?

「ビール」の「泡」、「香り」、「苦味」をつかさどる「ハーブ」らしいですね?

「シュバルツ」は「黒ビール」のことですね?「ビール」の原料は「大麦」ですが それを「薪」や「藁」でいぶしていたらしいです。それで「黒い」色だという事ですが、もともとは「インカ帝国」あたりで作られていたのを ヨーロッパに持ち帰り、改良しておいしい「シュバルツ・ビール」を製造するようになったらしいです。

ヨーロッパでは「大麦」はうまく育たないという事で「葡萄」を原料にした「ワイン」が主流になったそうですよ。

ドイツ語圏の「ウイーン」では ホテルでは「ワイン」でした。が、「ミュンヘン」という「パブ」では、「シュバルツ・ビール」を飲んで歌い、踊っていました。

「ゲーテ」が終末期に「ビール」を飲んでいたのは「医薬品」として用いられていたからでしょう。女性は美容のために洗顔にも使ったそうです。

「もっと!光を!」と 言い残したという事です。残念です。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.86 )
日時: 2015/07/06 17:33 (eonet)
名前: やまねこ

「アジ」さんへ

貴重な 「フォト」をありがとうございます。夫が 夜に確認したらしいです。「勘違い」だったと言っていました。

「三角測量」が実施されたのは「明治時代」になってから「内閣府」が行ったらしいです。

「伊能 忠敬」さんは「大型分度器」のようなのを 使っていますね?

「記録」することには 「意味」がありますねえ?

「新田 次郎」さんの先品で「剣岳.点の記」という作品があって、三等三角点時代にもっとも 測量が困難だった「富山県」の「剣岳」を測量した「測量官.柴崎 芳太郎」を主人公に描いた作品があります。

もともとは「東京タワー」の建設にかかわっていた「新田 次郎」さんは「登山」マニアで、こうした「作品」が生れたらしいです。

夫も巻き込んで 楽しみました。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.87 )
日時: 2015/07/06 18:41 (eonet)
名前: やまねこ


「輝樹」様へ

「サイクリング」良かったですね!梅雨時は蒸し暑いでしょう。
でも!気分転換になりますね?

「宮沢賢治.フィールドノート」という「集英社」の本が 家にありました。「林 由紀夫」さん1996年版です。家族のだれが買っていたのか?解りませんが おもわっず読んでみました。

「どんぐりと山猫」がトップ.ページですから 引き込まれました。

作品の舞台は「岩手山」と 思い込んでいましたが 実は「早池峰山」でした。「早池峰山」をチベットの「カイラス山」に重ね観ていたらしいです。

「カイラス山」は「シャーマン山」だそうで、「下背に日の出を持つ山を持つ山に関する童話風の構想」という詩で この山を讃えているそうです。

「林 由紀夫」さんによりますと、「一郎」は「岳集落」から「河原坊」まで、夜間歩行をして野宿。日の出とともに登り始めています。

「岳集落」から「荒川高原」までの 山道は「一郎」の紹介通りだそうです。

「早池峰神社」からは「岳川」沿いに「ブナ林」「ミズナラ」「カエデ」「カンバ」などの深い森が続くそうです。

これらは「どんぐりの木」です。紅葉の美しい季節なら「黄金色のどんぐり」が あるということは想像出るような気がします。

「滝」がいろいろとあります。「笛吹の滝」というのは「笛貫きの滝」のことらしく、地下水が石灰岩の割れ目から噴き出している珍しい滝ということです。

「河原坊」では野宿をしたらしいです。

「スエーデン.マッチ」でたき火をして朝を待ったそうです。

「早池峰山」の高山植物「ハヤチネ.ウスユキソウ」は「日本版エーデル.ワイス」と呼ばれているそうです。嬉しい!!

登山道具が紹介されてあります。「ハンマー」「ルーペ」「クライノメータ」夜空を見るための「カール.ツアイス社製の望遠鏡」

手帳と「ステッドラーのシャープペンシル」などなど。

彼は「ダット号」という「車」も 持っていたみたいです。
裕福だったのですねえ!はあ〜〜〜〜!!

   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.88 )
日時: 2015/07/06 18:56 (au-net)
名前: アジテイター

 やまねこさんへ、アジの知ったかぶり講座でございやすw

 前回の私の返事(No.83)の画像にある、伊能忠敬さんの大型分度器のような道具は小象限儀と言います、この画像のように使用するのは土地の勾配を測るためでござる、梵天を持って立っている人の目を目標に、この道具で測れば勾配角度が分かるのでございます。

 これよりも大きい中象限儀と言う物も存在しました、形と原理は同じような物なのですが、こちらの方は望遠鏡が真ん中に付いておりまして、主に晴れている夜に使われました、星の南中高度を測って経度の測定などをしたのでござる。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.89 )
日時: 2015/07/06 20:44 (softbank126116091182.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

やまねこさん。

返信ありがとうございます。新田次郎は、強力伝を読みました。

スミマセン。また批評してしまいましたね。ゲーテの日記を読んでいましたが。私の思ってるローマとは、違った感想でした。あたりまえなのですが、どうも、私には、宿業とでもいうべき悲壮感が、影のようにくっついてます。ミケランジェロ、ベートーベン、ヴィクトルユゴー、ロマンロランが、思考から離れません。私自身、苦しい経験を幾度となくしました。その苦しみを赤裸々に表現してくれて、前進しようと、慰めてくれるのが、紹介した芸術家たちなのです。ゲーテは以前は何の抵抗もなく読めましたが、苦しみを経験して、そのもがきを、力強く表現し、ミケランジェロが描いた神々が、人間として、それも傷ついた民衆として描かれたユゴーの、レ・ミゼラブル、ノートルダム・ドゥ・パリ、世界観が変わりました。あとジャンクリストフですね。
ダメなんです、私は汚れてしまったのだろうか、とも、思いました。
重厚で、性格が極端であること、と、アンチヒーローなんです。大藪春彦のような主人公ではありません。常に、最下層の民衆で、神曲の煉獄編を想像すると、わかると思うのですが、もがき苦しみます。それと私、モーツアルト聞けないのです。ゆいつ聞けるのが、ピアノ協奏曲20番だけです。あとはバッハとベートーベンとブラームスなのです。お気に入りは、バッハでシャコンヌ、ベートーベンで序曲コリオラン、ブラームスで交響曲4番。軽やかな、行進曲とか、オペラはダメです。どうしても深刻に考えてしまう。でも宮沢賢治の童話だけは、読めるのです。そしてよだかの星は、涙があふれるのです。

また独白してしまいました。場を汚してしまいましたらすいません。

ちょっと鬱の周期に入ったのかもしれません。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.90 )
日時: 2015/07/06 21:40 (au-net)
名前: アジテイター

 輝樹さんへ、よだかの星は名作ですよね、あの小さな童話には物凄く大きな世界が広がっています、読み終えた人間の心を掴んで離さない何かがあります、それは宗教観でしょうか、それとも人間の業に対する痛烈な皮肉でしょうか、転じて夜空に美しく輝くよだかの星への尊敬なのでしょうか。

 歌うような祈るような文章を読み感動した少年期を思い出しました、あの残酷なまでに行間に潜む鋭利な感覚、童話とは思えないスピード感の強弱、素晴らしい作品です。

 今でもよだかの星は青白く燃えているのでしょう。

 
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.91 )
日時: 2015/07/06 22:02 (eonet)
名前: やまねこ


「輝樹」様へ

お疲れ様です。

誰にも 「元気な時」と「疲れた時」が繰り返すものだと思いますよ。若いときは 若いから、高齢になれば 高齢の 波が寄せては返すものです。

ですから どんどん書いてください。「やまねこ」は 受け止めるのが下手ですが、「アジ」さんも「蓮華」さんも「あかね」さんも 聞き上手です。

「よだかの星」は「悲壮」というよりは、「自分が自分であること」を貫きたかったのだと思います。私は その気持ちがよくわかります。

社会関係の中で 少しは相手と調和するという努力をしますが、自分を捻じ曲げることはしません。職を失うことになろうと、自分のままで生きることを選びます。

それはそれで、とても苦しいことなのですけれどね?孤独だったり、途方にくれたり しますねえ!

「宮沢賢治」も不器用な人間でしたから、「よだかの星」を書いたのだと思っています。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.92 )
日時: 2015/07/07 18:32 (eonet)
名前: やまねこ


「アジ」さんへ

コメント ダブってしまって済みません。ねぼけていました。

今日は「お見舞い」と「合晶」の予定があって、昨日から緊張気味。

二つの 用事をかたずけられるか?不安な年齢です。

車で通いなれた 道路は まるで別の地域のように 目まぐるしく変化していました。

ぐっすりと眠って これから 練習に行ってきます。

「輝樹さん

今日は 元気かな?
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.93 )
日時: 2015/07/07 20:45 (softbank126042115206.bbtec.net)
名前: 輝樹

こんばんは。

アジさん。やまねこさん。

ちょっとずつですが、波が下がってる感じです。こころのカテゴリーで、励ましてる人がいるのですが、ちょっと辛くなってきました。

体がだるくなったり、頭痛がしたりと、体にも変調が出てきました。

やっぱりちょっと鬱気味です。私の場合、薬でコントロールしているので、そんなに下がりませんが、気分は憂鬱な感じです。

音楽療法ですね、こんな時の特効薬は、ブラームスです。CDで全集持ってます。11のコラール前奏曲作品122遺作オルガンを、今晩は聞こうと思います。

それと、よだかの星、アジさん、やまねこさん、共感してくれてありがとうございます。
アジさんの解説嬉しかったです。私の考え方と共通する部分がありました。
やまねこさん。心配をかけてます。ただ明るい作品を読めない時期が、少しあると思います。悲劇になってしまうのですが、スイマセン。暗い話に、少し、もしよろしければ、付き合ってください。


   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.94 )
日時: 2015/07/07 20:59 (yournet)
名前: あかね◆iD6cSkJjJo6

やまねこさん、皆さん

こんばんは、宮沢賢治で盛り上がってますね。
彼は生前農学校を造ったり、合成宝石を作ろうとしたり、不器用ながらも精一杯生きたと思います。

夜鷹(よだか)なんですね…あたしは中学生の時、プラネタリウムで見てその後本で読みました。 考えさせられる内容でした

今日は七夕ですがこっちは曇っています。
輝樹さんの体調が良くなったらいいのに…

   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.95 )
日時: 2015/07/08 10:10 (eonet)
名前: やまねこ


「梅雨」らしい朝が開けました。「七夕」の昨日、お見舞いに行きました。意識がないと聞いていましたが、声をかけると「眼を開く」。手を握ると「柔らかい 表情」を見せてくださった。

「意識がない」と言うのは「状態」がいろいろあるだろうが、私は「深い眠り」状態だと思っている。

息子が 意識不明になった時に「手」を 握って心の中から子供に話しかけ続けた。一億年の時間差を埋めることだと考えて、手と手の会話をつづけた。

三週間で覚醒しなければ「気管切開」が行われる。「あと一日だよ!」「早く目を覚まして!」と 話し続けた。

そして、見事に三週間目の朝に「覚醒」した。嬉しかった。

見舞ったのは「高齢者」。「覚醒」ではなく「永眠」を願った。「安楽」に 出来るだけ早いことを願って、96年の人生に「感謝と礼節」を届けて、お別れしてきた。

「眼」を開けて」くださったのは、私への「励まし」だったと、信じている。


帰宅して「熟睡」。また一人運転で「合唱」に行く。私たちは毎年「バッハ」の「コラール」を 歌う。が、今年の「コラール」は「ハインリヒ・イザーク」のコラールである。

「混成四部合唱」だが 音が少しずれるように作成されている。ちょうど「グレゴリオ聖歌」を聞いているような、厳かな響きになる。

  
  インスブルックよ さようなら」 作曲 ハインリヒ・イザーク
                    (1450〜1517)

インスブルックよ いざさらば
われは旅立つ 我が道を
見知らぬ異郷へひたすらに
よろこびすでに消え去りぬ
再び我にもどるすべなく
悲し暮れる異国の空

いまぞ背負わむ 悲しみを
されど愛しきひとにのみ
嘆き心を訴えむ
愛しの君よ、おお、来たりませ、わが胸に
われを憐れめ、心から
君と別るるこの我を

星の数なる人の中で
永遠に君のみ愛するぞ。
神のめぐみに、汝が身を清く
誠実と名誉、名が得たかく
つつしみ深く過ごされよ
ふたたびわれの来る日まで



イザークは 「皇帝マクシミリアン一世」の「宮廷作曲家」となってウイーンやインスブルックの宮廷で活躍した。
この曲は その「インスブルック」の街を離れて、見知らぬ国へ旅立つ淋しさを歌った曲であり、人々のこころをとらえて 愛好されたという。しかも バッハは「マタイ受難曲」の中に 形を変えて用いられるほど親しまれ続けたという事だ。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.96 )
日時: 2015/07/08 11:31 (eonet)
名前: やまねこ

「ウイーン紀行」

「やまねこ」はモーツアルトがお気に入りである。ピアノでも 比較的初期段階で「ソナチネ」という「ダンス曲」を練習する。彼の情報は「戦後」では「天才」ということだけ。1960年代になっても「マニア」のなかでも「解釈」は 難しかった。

しかし1986年に「アマデウス」という「映画」が製作されるや、彼の素顔が 見え始めてフアンは激増した。「癒し系」のミュージックとして 「音楽療法」「野菜成長促進」「動物のストレス解消」にとブームが起きた。

1980年代は「FM放送」で、一日中「モーツアルト特集」を流していたから、かなりの情報を身に着けることができた。「NHK]でも「渡辺 晋一朗」と「壇 ふみ」さんが ナビゲートしてくれたりした。

母が 天寿を全うしてから「ウイーンに行きたい」と言っていたことを思い出した。私が 小学生の頃だった。まだ その頃は 一般人は「海外渡航」はできなかったし、一ドルが360円くらいだったから 母は夢を描いていたのだ。

記憶を思い出してから 涙があふれた。そして、遺骨と共に「ウイーン」へ 旅立った。空港から「アウト・バーン」を走る。この道路は「ヒトラー」の「遺産」でもある。広い道路を 感慨深く走った。

「ウイーン」はかつての「城壁」を取り壊して「リンク通り」という「市電」が走っている。
世界的に 有名な「オペラハウス」が 「市電」の始発駅になっている。

その裏手には「ホテル・ザッハ」のビルがあり、一階は「ケーキ・ザッハ」である。内装は「金」一色。「成金」と言われている。

日本で「ザッハ・トルテ」と呼ばれる チョコレート・ケーキは ここで修業した 日本のケーキ職人が 輸入したものだ。

そのまた裏手に「カレーラス」「ドミンゴ」など、オペラ歌手が「定宿」にしていたホテルがあり、私はそこに 滞在した。古い映画に登場するエレベーターやホテルマンが ドラマのようだった。

部屋に 荷物をおいて すぐに「シュテファン寺院を訪ねる。巨大な建物で 屋根には「双頭の鷲」が絵抜かれている。これえはヒトラーを思い起こすが、実は「ハプスブルグ家」の「紋章」なのだ。

うす暗い 寺院の中は 埃のにおいが漂っていた。外に出て 小雨が降る中を歩く。リンクの中は歩行者天国で ストリート・パフォーマンスの賑わいだった。

一人の「老婆」が「サックス」を 吹き鳴らしていた。ゆったりとした音が リンクの中を吹き抜けて スイスの山で ホルンの音を聴いているような 気持ちよさだった。

帰国したら「サックスを習おう!」と 決意したのだが、いまだ 実現せず。再来週に「水道チューブで尺八を作る」という企画に参加して
「サックス」の代わりに「吹く楽しみ」を 味わうつもりである。

   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.97 )
日時: 2015/07/08 18:00 (eonet)
名前: やまねこ

「ウイーン紀行」

 さて、ウイーンに旅立った目的の一つは「モーツアルトの家」を訪ねることだった。

「シュテファン寺院」の裏手に 幅狭い「畳石」の路地が 残されている。こじんまりとした建物が並んでいてその中に「モーツアルト・ハウス」と書かれた建物を見つけた。

一人で入ってみた。一階は土間で、荷物が置ける。当時は「馬車」を使っていたらしいが、馬が休めるほどの スペースは無い。
壁にはおしゃれなデザインがほどこされた「手洗い」がついてある。
今は 水道だが、当時はどうだったのだろう?まさか!水道は 無かっただろう。

きゃしゃな 周り階段を上ると2階は「二部屋」の 住居である。
ドアのそばには 女性が受け付けている。「リンク!」と 手をまわして案内してくれる。

「モーツアルト」の「直筆楽譜」がガラスケースに展示してあった。

まったく「書き直しが無い」!これが 「天才」の楽譜なのだと、感心する。

しかし、こじんまりとした部屋の中で ピアノはどうしていたのだろう?周りから 迷惑がらていなかっただろうか?などと 心配したものだ。

「楽譜」は「ドン・ジョバンニ」と 読めたが 確かか?どうか?わからない。何にしても「天才」の 生活した空間に自分が立っていることが いかにも不思議な気持ちだった。

ホテルに返ろうとすると、お酒を飲んだ男性が 千鳥足で近寄ってきた。もちろん!何を言っているのか?解らない。

そうなのだ!ここは 日本では無い!と、気が付いて 急いでホテルに帰った。

のちになって「ベートーベン」や「ブラームス」も同時期に この町にやってきて 暮らしていたことを知った。もう一度 訪問できれば楽しいだろうが、もはや夢となった。
   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.98 )
日時: 2015/07/08 19:23 (eonet)
名前: やまねこ

「ウイーン紀行」


ウイーンの街には まだたくさんの思い出があるのだが、ひとまず「ウイーンの森」の記憶に 飛んでみたい。

オペラ・ハウスの前から「市電」に乗って、「南のウイーンの森」に出かける。リンクを離れて 風景は草原に変わり それから葡萄畑が広がっていく。

ここの葡萄畑は 平地にあってその畑の中には 小さなパブが建っている。そこでは「自家製」のワインを飲める。日本の農家が小さな食堂を営んでいるような 感じがする。

やがて 大きな木が多くなる。「ウイーンの森」は 終点だった。駅と言っても 線路と同じ高さで、すぐそばには「露店」が並んでいる。「果物」「野菜」が 色とりどりに並んで とても美しい。

そのテントには メイプルの大木から 実がドサドサと落ちてくる。誰も驚かないし、片付けることもしない。私は思わずその実を手に取ってみた。

日本の「栗」ほどではないが 少し棘があって、中には「栗」そっくりの実が入っている。栗と違って とんがりがない。食べられるのか?どうなのか?聞いてみるほどの語学力は無い。

山手に向かう。すると、「ドイツ・とうひ」という松の大木が並んでいる。その根元には「松ぼっくり」が 山積みに落ちていた。

私は ビニール袋に 「松ぼっくり」を詰め込んだ。ふた袋も収穫して満足した。「ドイツ・とうひ」の「松ぼっくり」は「鳩時計」にぶらさがっている 長細いもので、ドイツの「黒い森」特産だと聞いていたから 思いがけない出会いに 感激した。

「ウイーンの森」は またゆっくりと思い返したいが、そこからの帰りに感激的な出来事があった。
市電に乗ってリラックスしていると、メタボのおばさんがいきなり「ワン・トレイン!」「オペラ・ハウス・ワン・トレイン」と叫びながら指を前に差し出している。視線が私を観ているので「ミイ?」と聞くと笑顔でうなずいてくれた。私は 意味は解らないけれど「ダンケ!!」と叫んで、一両目に走って移動した。

その直後!私が座っていた 車両は切り離されて 右折していった。
わー!もう少しで まったく違う方向に 運ばれるところだった。
それにしても、どうして?私が「オペラ・ハウスまで帰ることが 解ったのだろう。ごくごく 普通の叔母さんだったのだが、あのときの親切は 鮮やかに記憶している。

危機一発で 無事にホテルに帰り ベットに転がり込んだ。この時に母を連れてきていたら 大変な目に合わせることになったと、つくづくとこの幸運を感謝した。


   メンテ
Re: おばあさんの日記帳 NO 2 ( No.99 )
日時: 2015/07/08 19:25 (zaq)
名前: ゆうりんーー

やまねこさま
よましていただきました
つぶやき文庫に小説を投稿してみたらどうですか
   メンテ

Page: 1 |

この度、テーマを『生きること、そうでなければ、死ぬことについて』としまして、皆様の死生観や現実の生活における知恵など、自由な視点からの寄稿をお願い申し上げております。




カテゴリ こころの悩み
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