Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part3 ( No.1 ) |
- 日時: 2015/10/09 22:00 (plala)
- 名前: リン
- part3、おめでとう(≧∇≦)
これからもがんばってくださいね!!
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.2 ) |
- 日時: 2015/10/09 22:01 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.3 ) |
- 日時: 2015/10/09 22:07 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- こんにちは 中学2年のもふとです
文章力がありませんが、よかったら見てください 意見言ってもらえるとありがたいです ちなみに前スレ「自作小説♪(´ε` ) 縁じょいタイム!Part 2は過去ログで検索することで見ることができます これからも、よろしくお願いします
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.4 ) |
- 日時: 2015/10/09 22:07 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 忠弘のプロフィール載せておきます
-
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.5 ) |
- 日時: 2015/10/09 22:35 (ucom)
- 名前: 翔陽◆XnmMBbzvQ2I
- part3おめでとう!
これからも頑張ってね。
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.6 ) |
- 日時: 2015/10/10 04:43 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.7 ) |
- 日時: 2015/10/11 12:09 (panda-world)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- ちょっと今
金沢へ旅行に来ているので、おそらく今日も小説書けません
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.8 ) |
- 日時: 2015/10/11 18:18 (panda-world)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 今、北陸新幹線の中です
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.9 ) |
- 日時: 2015/10/11 21:50 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 帰ってきました
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.10 ) |
- 日時: 2015/10/12 11:49 (plala)
- 名前: リン
- おっかえり〜(≧∇≦)
楽しかった??
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.11 ) |
- 日時: 2015/10/12 12:15 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 楽しかったですよ!
日本の文化の良さに触れることができました(*^^*)
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.12 ) |
- 日時: 2015/10/12 12:19 (plala)
- 名前: リン
- 金沢か〜
なっつかしー(≧∇≦) 昔従姉妹が住んでてん! 今は東京やけどww
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.13 ) |
- 日時: 2015/10/12 13:37 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- そうなんですか( ̄▽ ̄)
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.14 ) |
- 日時: 2015/10/12 13:38 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 僕は関東に住んでいますよ
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.15 ) |
- 日時: 2015/10/12 14:42 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 緊急です。
今、僕のサブアカから投稿してます。 普段はiPhoneから投稿しているんですが、 さっきからそのiPhoneで写真付きや文章量の多いコメントを投稿しようとしているんですが、何度やってもできません。 投稿すると
当サイトは自殺防止サイトです。 募集や勧誘(誘導)、宣伝・出会い目的の利用は、それが続く場合は、全てのアクセスログを警察に通報する対処をさせていただきます。 安全は全てに優先します。
という文が出てきます。 なぜ投稿できなくなったのでしょうか? 教えてください。
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.16 ) |
- 日時: 2015/10/12 15:23 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 誰か教えてください
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.17 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:06 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- もしかしたら
やむを得ずこの掲示板を去ることになるかもしれません
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.18 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:07 (plala)
- 名前: リン
- もう一度スレッドを立てることは出来ないんですか?
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.19 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:10 (home)
- 名前: 匿名
- 文章の内容、単語に、下ネタとか不適切な単語が入っているとそれが出ますよ。
例えば性行をしたことのない男性の俗称とかです。 その場合は文章からその単語を消せば普通に投稿できます。
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No.18に対する返信 ( No.20 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:10 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- > もう一度スレッドを立てることは出来ないんですか?
それでやってみます
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.21 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:12 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 新しくスレッドをたてても投稿できませんでした…
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.22 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:14 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 文章無しの写真だけの投稿でもダメです…
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.23 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:16 (plala)
- 名前: リン
- えーー…………
どうするよ…
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.24 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:17 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- サイト変えようかな…
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.25 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:18 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 何か運営さんに目つけられたかもしれません
規制されてるような
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.26 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:20 (eonet)
- 名前: まぁるり
- 間違えて押してしまう場合もあります
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No.26に対する返信 ( No.27 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:23 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- > 間違えて押してしまう場合もあります
何をですか?
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.28 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:31 (eonet)
- 名前: まぁるり
- ボタンとかでしょうか
私もそれありましたが ボタンみたいなところを間違って 押してたときもありました
でも長い文や画像のときだけだとすると それはないでしょうね
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.29 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:32 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- そうですか…
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.30 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:39 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- ボタンも押して無いし…
わかりません
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.31 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:39 (eonet)
- 名前: まぁるり
- まぁ物は試しです!
色々やってみましょう! 落ち込んではいられないでしょう いつも小説楽しみでしたので 何かあれば私も協力しますよ!
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.32 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:40 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- ありがとうございます
色々試してみます
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.33 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:44 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- クッキー保存って何ですか?
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.34 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:49 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 吉田君 描いてみました
-
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.35 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:49 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 投稿できました!
よかったぁ…
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.36 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:51 (eonet)
- 名前: まぁるり
- よかったです!
クッキー保存はオンにしておくことも あったんでしょうか
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Re: [緊急です] 助けてください ( No.37 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:52 (plala)
- 名前: リン
- 良かったな!!!
小説、これからも頑張って(≧∇≦)
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.38 ) |
- 日時: 2015/10/12 16:56 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- みなさん、ありがとうございます!
これからもよろしくです
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.39 ) |
- 日時: 2015/10/12 20:11 (ucom)
- 名前: 翔陽◆XnmMBbzvQ2I
- なんか、大変だったみたいだね。
お疲れ様。 小説、楽しみにしてるよ!
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.40 ) |
- 日時: 2015/10/12 20:41 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- ありがとうございます。
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.41 ) |
- 日時: 2015/10/12 23:55 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- ここは天国だ。
忠弘は避暑地としてTSUTAYAに来ていた。 暑い日差しの中、自転車をこいで来た甲斐があった。映画や漫画、CDに囲まれ、外との気温を遮断されたこの空間は、別世界みたいだ。 忠弘はTSUTAYAに来るといつも最初にCDのコーナーへ行く。試し聞きできるスペースがあって、決まってそこで音楽を聞くのだ。立ち読みならぬ立ち聞きだ。 今日は最近有名になってきているアーティストのアルバムを聞くことにした。 ランキングの棚へ行き、上位の所からCDを1枚手に取り、試し聞きコーナーのカセットにセットした。 ヘッドフォンをつけ再生ボタンを押すと、最近よく聞く歌が流れた。 穏やかなメロディーと歌声が見事に合わさって素晴らしい歌を作り出している。忠弘はこの歌を気に入っていた。 忠弘がカセットの前で歌に聞き入っていると、後ろから声がした。 「水野君?」 忠弘はヘッドフォンを外し、振り返った。するとそこには同じクラスの多田という男子がいた。 「多田君!この辺に住んでるの?」 「そうだよ。ところで水野君、今日は1人?」 「うん、1人だよ」 「今暇?」 「暇だけど…?」 「じゃあ、ちょっと付き合ってくれないかな?僕ここに来るの初めてでさ。いろいろ教えてもらいたいし」 忠弘は家へ帰っても特にすることが無かったので、OKした。 「えっと、ここが漫画のコーナー。大体有名なのは揃ってるよ」 すると多田は目を輝かせて言った。 「わぁ…すごい、あれもこれも全巻揃ってる!カバーもかかってないから好きなだけ読めるね!」 「まぁ、常識の範囲ならね」 忠弘は吉田のことをチラッと思い浮かべた。 「何から読もうかな……あっ、これ聞いたことある!」 多田が手にとったのは、「暗殺教室」という漫画だった。 多田はしばらくそれを見ていた。そして呟いた。 「タイトルからして物騒な漫画だと思ってたけど、案外そうでもないね。面白い部分もたくさんあるし」 それから多田は言った。 「これ借りたいな。どうやってレンタルするの?」 「普通にレジに持っていけばいいんだよ」 「わかった」 少しして、多田が戻ってきた。 「えへへ……初レンタルだ」 手には黒いレンタル用の袋が提げられていた。 「まだ他にも色々なコーナーあるから見てく?」 「うん!」 2人は今度は映画のコーナーへ向かった。 「バックトゥザフューチャーなんかどう?面白いよ」 「あっ、それこの前テレビでやってた!面白いよね。デロリアンがタイムスリップするところなんか最高だよ!」 多田は興奮気味に言った。今まであまり接点が無かった多田だけど、案外話が合うかもしれない。忠弘はそう思った。 「ハリーポッターは?これも良いよ」 「それは本で読んだことあるよ」 そう言って多田はケースを手に取り、今度映画も見ようと呟いた。 2人はその後もしばらく店内を歩き回った。 「ふぅ…もうこんなに時間経ったんだ。そろそろ帰ろうか」 「そうだね…あっ、まだあそこのコーナー見てないよ!」 多田はそう言って指を指した。忠弘はその先を見て、慌てて言った。 「た、多田君っ、あそこは違うよ!……って、あ…」 遅かった。忠弘が注意をした時には多田はもう18歳未満お断りのコーナーに飛び込んでしまっていた。 ほんの少しの静寂。尻もちをつくような音がしてから、多田は出てきた。 「大丈夫!?多田君」 「…何あそこ?」 「あそこのコーナーは僕たちは入っちゃいけないんだよ」 忠弘がそう言うと、顔を赤くした多田は言った。 「…だよね。何かすごいものがたくさんあった気がする。本当にここは何でも揃ってるね」 「そうだね。TSUTAYAってすごいよね…」 それから2人は店を出た。 途端に熱気が体を飲み込み、汗が流れる。 「暑いね、外は」 「うん、ホント暑いよ」 「でもまぁ、TSUTAYAにいたから少しはマシになったよ。水野君、今日はありがとう」 「こっちも楽しかったよ。それじゃあ、またね」 「またね!」 多田は自転車の鍵を外してこぎ出した。 忠弘も店を後にしようと自転車にまたがった時、多田がこぎ出した方向あら大きな声がした。 「暗殺教室、お断りのコーナーに落としてきた!!!!」
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.42 ) |
- 日時: 2015/10/13 19:38 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 文化祭前でかなり結構忙しくなるので、これから少しの間、あまり投稿できなくなるかもしれません。
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.43 ) |
- 日時: 2015/10/14 18:01 (spmode)
- 名前: リーダー
- すると忠弘は
「多田君……ざまぁwww」 すると多田は忠弘を吹き飛ばした 「水野……うせろ……」 忠弘は残りの力を振り絞り逃げた しかしそれは 吉田とのバーベキューの時にまたやってくる 脅威でもあった
完
次回 業火のバーベキュー お楽しみに!
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.44 ) |
- 日時: 2015/10/14 18:08 (ucom)
- 名前: 翔陽◆XnmMBbzvQ2I
- リーダーさん、リレー小説書きません?
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.45 ) |
- 日時: 2015/10/14 18:16 (panda-world)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- いいですね。
リレー小説なら、自分の好きな展開にすることができますよ!
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.46 ) |
- 日時: 2015/10/14 18:42 (panda-world)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- <雑談ですが>
文化祭で僕たち中学2年生は劇をやるんですが その材料の買い出しに行ってきました。 予算は1万円。 ダイソーや学校近くの文房具屋などに制服のまま買いに行きました。 ほとんど買えたのですが、ポスターカラーがどこの店にもありませんでした(・・;) 疲れてヘトヘトです。
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.47 ) |
- 日時: 2015/10/16 06:59 (panda-world)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 今日、小説書こうと思います。
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.48 ) |
- 日時: 2015/10/16 07:02 (panda-world)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- なぜか
panda-worldになってしまいました。 たまにhi-hoになるんですが… なのでとりあえず、成りすましとはトリップで見分けてください
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.49 ) |
- 日時: 2015/10/16 23:36 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 「水野〜 こっちこっち〜」
待ち合わせ場所は鹿波駅にした。忠弘は手をふる吉田の所へ向かった。 「やぁ」 「じゃあ行くか」 今日は吉田の家へ泊まりに行く日だ。2人はホームへ向かった。 「吉田君の最寄駅は蛍水駅だったよね?」 「あぁ、『最寄り駅』はな」 「え?」 「蛍水駅からバスでまた少し行くんだ。だからちょいと遠いぜ」 バスは初耳だ。それにしても吉田の家、どんななんだろう。 電車がホームに着き、それに乗りこむ。この電車に乗るのは実は初めてだ。 「何駅目?」 「えぇと、1,2,3…………9駅目」 平日の朝ということもあり、電車はドアが開くたびに人を飲み込んだり吐いたりしていた。2人は鹿波駅始発の電車に乗ったので席が確保できたが、この混み具合はスゴい。 「すごい……混んでるね」 「ああ、この電車は結構良いところ走ってるからな。利用する人も多い」 30分程して蛍水駅に着いた。2人は人混みをかき分けて電車を降りた。 「ふぅ〜 脱出成功」 ホームには会社に向かうサラリーマンや部活へ行く学生達がいた。みんなが通勤通学する中で遊びに行くって……何か不思議な感覚だ。 「改札はこっちだ」 忠弘は吉田の後に続き、改札を出た。そして今度はバス停へ向かった。 階段を降りて見ると、バス停にはすでに人の列が出来ていた。ここからまた混雑している中に飛び込むのか…と考えるとため息が出た。 「それで、どの番号のバス停で待てばいいの?」 「3番」 忠弘は3番のバス停に目を向けた。そして忠弘は不思議に思った。1,2,4番のバス停には人が大勢並んでいるのに、3番のバス停にはほんの2,3人しか並んでいないのである。 「吉田君、なんで3番だけあんなに空いてるの…?」 「ん?ああ、なぜだかね。まぁ、乗ってみれば分かるだろ」 吉田の言葉を疑問に思っていると、3番のバス停にバスが到着した。なんてことない、普通のバスだ。 2人はバスに乗り込み、後ろから2番目の席に座った。車内には他に、男子高校生と70近くのおばあちゃんがいるだけである。 プシューと音がしてドアが閉まった。と同時にバスがゆっくりと動き始めた。 バスは駅を出て、道路に出た。横を電化製品店やファミレスなどが流れていく。 普通のバスだ。普通の道を走っている。少しして男子高校生がバスを降りた。 「…やっぱり分からない。普通のバスじゃない。何でこんなに空いてるの?」すると吉田は、まぁ焦るなという感じで言った。 「もうすぐ分かるよ……お、トンネルだ」 見ると先の方にトンネルが見えた。しかし注意しないと気づかないくらい地味だ。 するとバスはそのトンネルをくぐった。 「あれ?何でこんなとこ…街を走るんじゃないの?」 トンネルの中は、まだ朝なのに暗くかった。 「まぁな。1,2,4はその通りだ。だけどこの3番っていうのはちょっと違ってな」 トンネルは続く。 「違うって……そもそもなんであんなところにトンネルがあったの?」 「さあ。なぜだか知らないけど」 トンネルは続く。 「本当に暗いね…バスのライト以外、光がない」 「だな」 トンネルは続く。 「……にしても、長くない?このトンネル」 「あ、光はバスのライトだけじゃないみたいだぜ」 前を見ると、出口から光が見えた。 「もうすぐ終わるぞ」 そしてバスは暗闇から光のある世界へ飛び出した。 忠弘は急に明るくなったことで目がチカチカした。 「うわっ、明る…………って、え?」 忠弘は目を疑った。明るさに目がまだ慣れていなかったが、その光景は忠弘の目にはっきりと映った。 「どうだ、水野?」 吉田はニヤッとして言った。 忠弘は目をパチパチさせたが………間違いない。 目の前にはたくさんの田畑が広がっていた。 さっきまであった街はどこへ行ったんだ?まるで別世界へ来たようだ。 「あ……あのトンネル1つで、こんなに変わるものなの…?」 「それが変わっちまうんだよな。ここはさっきまでの街とは違う。田舎、だな」 バスはそこだけ綺麗に舗装された道路を進んでいった。流れる田畑や緑を横に見せながらー
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.50 ) |
- 日時: 2015/10/18 10:19 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 「着いたぜ」
トンネルを抜けてから30分、最寄りのバス停に着いた。 お金を払い、2人はバスを降りた。 忠弘は大きく息を吸った。すると、緑の匂いと朝の新鮮な空気が合わさって身体を満たした。 そのまま深呼吸をし、辺りを見渡した。 舗装されていない道、緑色をした木々、穂が出始めた稲がたくさんある田…… 忠弘は未だに信じられなかった。こんなに近くにこんなにも田舎な所があったとは… あのトンネル1つでこんなにも変わるのか? すると、忠弘の心を読み取ったかのように吉田が言った。 「あのトンネル、俺が言わなきゃ気づかなかっただろ」 「う、うん」 「きっとあのすごい地味なトンネルが街と田舎を分けたんだろうな。気づかれないくらい地味なおかげでこんなになった、ってとこかな」 吉田はそう言うといつもの調子に戻った。 「まぁ、それより俺の家に行こうぜ!ここから5分ありゃ着くよ」 吉田は歩き始めた。忠弘はその後に続いた。 「今、父さんは出張中だから、家にいるのは母さんだけ」 「うん」 足をつけるたびに音を立てる道を歩き、角を曲がった。 「よぉし、着いたぜ。ここが俺の家だ」 家は忠弘の家と同じようだ。さすがに一階建の窓が開きっぱなしの家ではなさそうだ。 「さ、入って入って」 「あ、うん…」 中学校に入って以来、友達の家にあがるのは初めてのことなので、忠弘は緊張していた。 「そんなに警戒しなくていいって。別にエイリアンがいるわけじゃないんだから」 吉田はそう言ってニッと笑った。 「じゃあ、俺が先に家入るからその後水野入れ」 そして吉田は勢いよく玄関のドアを開けた。 「ただいま〜」 「お、お邪魔します…」 すると奥から、はーいと声がした。 「おかえり……あら、いらっしゃい。水野君よね?」 「あ、はい。えと…今日はよろしくお願いします!」 そう言って忠弘は深々とお辞儀をした。 「いいのよ、そんなにかしこまらなくて。さ、玄関にいないであがってね」 「はい、お邪魔します!」 忠弘は靴を脱ぎ、家にあがった。 「とりあえず、俺の部屋来るか?」 「うん」 2人は二階へ上がった。 「ここが俺の部屋。ほら、入って」 忠弘は吉田の部屋に足を踏み入れた。 そして部屋を目にして最初に浮かんだのは、書庫という単語だった。 本がめちゃくちゃある。本と言ってもほとんどが漫画だが、綺麗に全巻揃っていて有名な漫画は大体ある。TSUTAYAと張り合えるのではないか? 「どうだ?吉田太樹ライブラリーは」 「スゴイね……よくこんなに揃えたね」 「まぁな。漫画マニアだからな」 吉田は適当に漫画を手に取りながら言った。 「読みたかったらいつでも貸すぜ。ここは全品無料だからな」 「あ、ありがとう」 そして忠弘はふと机の上に置かれている宿題に目を向けた。 「どう?宿題は」 「宿題?あぁ、あれね。大丈夫大丈夫、31日までには終わるよ」 「本当?」 忠弘は放りっぱなしの宿題の冊子をパラパラとめくってみた。 「綺麗だね」 「おぉ、俺の字の上手さを分かってくれるか」 「字?活字しか書かれてないけど」 「へ?」 「…真っ白。そうとうマズいんじゃない……これ」 「あ〜 何とかなるって。心配無用」 その時、部屋のドアが開いた。 「スイカ持ってきたわよ。はい、どうぞ」 吉田の母は切ったスイカ2つを盆に載せて来た。 「お〜 スイカ」 「あ、ありがとうございます」 吉田が盆を受け取った。 「上手そ〜 ほい、水野」 忠弘はスイカを受け取った。そして、スイカをかじった。 よく冷えたスイカの甘みが口いっぱいに広がっていく。美味い。 「美味しいね。このスイカ」 「だろうな〜 川でギンギンに冷やしといたからな」 「川で?」 「あぁ」 忠弘の家では川でスイカを冷やすなんてことはない。と言うより、川に食べ物を入れるという発想がなかった。家の近くに流れる川は、何が含まれているかわからないのだ。その中に入れるなんて、忠弘の家ではあり得ない。 「よし、これ食べたら外に行くか」 「そうだね」 2人はかじったら種を出すを繰り返し、スイカを完食した。 「ふぅ〜 美味しかった」 「やっぱ、夏はスイカだな」 吉田は皿を盆に乗せ、立ち上がった。 「じゃあ俺、これ台所に置いてくるから水野先外出てて」 「うん」 忠弘は部屋を出て、階段を降りた。そして玄関で靴を履き、外へ出た。 暑さが、冷えた体を一気に包む。外では蝉がミンミン鳴いていた。 でも、いつもの暑さとは何か違う。なんていうか、ここは自然の暑さがある。いつもみたいに車や密集した人など人工的な暑さは感じられず、爽やかな風も吹いている。 忠弘はもう1度、大きく深呼吸をした。
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.51 ) |
- 日時: 2015/10/18 12:14 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 昨日は部活で書けませんでした
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.52 ) |
- 日時: 2015/10/18 12:19 (plala)
- 名前: リン
- 大丈夫ですよ!
もふとさんの小説、楽しみにしてまーす(≧∇≦)
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.53 ) |
- 日時: 2015/10/18 12:27 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- ありがとうございます
|
Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.55 ) |
- 日時: 2015/10/19 21:13 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 「おまたせ〜」
吉田が玄関から出てきた。 「水野、どこに行きたい?」 「どこにって言われてもまだこの場所のことよく知らないから、吉田君が行きたいところでいいよ」 「俺が行きたいところか…」 吉田は、うーんと唸った。 その時突然、忠弘の頭に何かが乗った。 「わっ何!?」 次々と何かが降ってくる。 「これは…プリントだ」 吉田は地面に落ちたそれを拾って言った。 「プリント?何で?」 その時、上の方から声がした。 「あ〜 ごめん太樹。風でプリント飛んじゃった」 そして声の主が窓から顔を出した。瞬間、忠弘は目を疑った。 「おっす、翔」 「よぉ、太樹……と…」 「島田先輩!!??」 忠弘は思わず大きな声を出してしまった。 「み、水野君?」 島田先輩も驚いている。 「お、水野知ってるのか?……って、あっそうか!水野ランキング部だったな!」 いやいやいやいや、マジで…?まさかこんなところで島田先輩と会うとは……それも家が吉田の家の隣?嘘でしょ? 忠弘はあまりのことに混乱した。 「落ち着け水野。何だ、翔と会ったのがそんなに嬉しいのか?お?」 「翔…?あ、島田先輩の名前ね…ってそういう訳じゃなくて、誰でも驚くでしょ、この状況!!」 そう、よりによってこんな田舎なところでだ。 忠弘は今日何回目かの深呼吸をした。それで少し落ち着き、窓から顔を出している島田先輩に目を向けた。 「いや、俺もびっくりしたよ。水野君がこんなところにいるなんて。取り敢えず今外出るからちょっと待ってて」 そう言って島田先輩は窓を閉めた。
数分後、島田先輩が玄関から出てきた。 「はい、プリント」 忠弘と吉田は待ってる間にプリントを拾っておいた。 「おぉ、ありがとう」 島田先輩はプリントを受け取った。 忠弘は島田先輩に今日遊びに来たことを話した。 「ふ〜ん、遊びに来たんね」 「はい、まさか島田先輩が吉田君の家の隣だなんて知らなくて…」 「なんだ太樹、言ってなかったのか」 「あ〜 すっかり忘れてた」 吉田はそう言ってへへへと笑った。 「そんなことより、どっか遊びに行こうよ」 「そうだね」 「じゃあ、あそこの神社に行かない?」 「いいね、行こう」 吉田と島田先輩は歩き出した。忠弘はその後に続いた。 「ここってホント田舎ですね…」 忠弘は少し奥にある森林や流れる川を見て言った。 「まぁね、たまにはこういうのもいいんじゃない?」 島田先輩は口笛を吹きながら言った。 「そうですね…のどかな所ですね」 小鳥のさえずりが聞こえる。空も晴天だ。 「どう?ここから競走する?」 「いいぜ、行くぞ!」 「ちょっ、待ってよ!」
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.56 ) |
- 日時: 2015/10/21 20:26 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 今週はオール部活です
毎日です!
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.57 ) |
- 日時: 2015/10/21 20:34 (ucom)
- 名前: 翔陽◆XnmMBbzvQ2I
- 大変だね。
頑張れ!
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.58 ) |
- 日時: 2015/10/21 21:01 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 文化祭まであと3日!
頑張ります!
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.59 ) |
- 日時: 2015/10/26 15:10 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 忠弘、吉田、島田先輩は神社の前に立っていた。
「ふぁ〜 やっぱり太樹は足速いね、かなわないよ」 「へへっ、まぁな」 3人は少しかがんで息を整えた。 「ここは坂間(さかま)神社の入り口だよ」 「へぇ…」 緑に囲まれ、上へと続く道はどこまでも続いていそうだった。 「よし、登るぞ〜」 吉田は先頭に立って歩き始めた。 「足下気をつけて、滑りやすい所もあるから」 「は、はい」 忠弘は島田先輩の後を歩いた。 石段などなく、ただの茶色い道が続いている。その道を、木々の間から漏れる日の光が照らしていた。 「やっぱりここに来ると涼しいね」 「そうですね」 緑に囲まれているせいか暑いという感じは無く、爽やかだった。 歩くこと10分、赤く、少し色が落ちた鳥居が見えてきた。 「お、見えた見えた。坂間神社、到着!」 鳥居の前には石段があり、3人はそれを登った。 そして最後の石段を登りきった時、目の前に古い木造の小さな建物が見えた。 「よ〜し、お参りしてくか」 吉田は言った。 3人は賽銭箱の前に立ち、神社によくあるシャラシャラ(鈴?)の紐を揺らして音を鳴らした。 「2礼、2拍、1礼だよ」 島田先輩はこちらを見て言った。 忠弘は2回礼をし、パンパンと2回拍手し、最後にもう1回礼をした。 「そうだ、夜の肝試しここでやるか」 「おっ、肝試しなんてすることになってるの?いいね」 「はぁ…」 3人は来た道を戻り、石段をおりた。
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.60 ) |
- 日時: 2015/11/07 11:02 (spmode)
- 名前: もふと
- スレ主は急病によりこのスレは終了します
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.61 ) |
- 日時: 2015/11/07 11:11 (ucom)
- 名前: 翔陽◆XnmMBbzvQ2I
- びっくりした〜
ただの成り済ましか。
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.62 ) |
- 日時: 2015/11/07 16:08 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- えっと、上のはなりすましですけど
事情があって本当にしばらく書けません ただ、また戻ってくるつもりです その時はよろしくお願いします ではまた
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.63 ) |
- 日時: 2015/11/07 16:57 (ucom)
- 名前: 翔陽◆XnmMBbzvQ2I
- まってるよ。
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.64 ) |
- 日時: 2015/11/08 10:32 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- ありがとうございます
あ、この小説が事情があって書けないだけなので他のスレでは書き込みするつもりです
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失礼します〜 ( No.65 ) |
- 日時: 2015/11/12 15:34 (ocn)
- 名前: みぃな
- 小説、頑張ってください!
応援してます〜
あまり来れずすみません
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.66 ) |
- 日時: 2015/11/18 18:28 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- みぃなさん、ありがとうございます。
もうしばらく休止させていただきます。 再開した時はまたよろしくお願いしますm(_ _)m
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.67 ) |
- 日時: 2015/11/22 09:27 (softbank220003034177.bbtec.net)
- 名前: もふと
- 再開するのは明日です
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.68 ) |
- 日時: 2015/11/22 09:30 (spmode)
- 名前: トクドルフ◆IPCtZngZZy6
- 別に興味ないので5年後でもオーケーです
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Re: 自作小説 ♪(´ε` ) 縁じょいタイム! Part 3 ( No.69 ) |
- 日時: 2015/11/22 10:57 (hi-ho)
- 名前: もふと◆/qV0wauoYK.
- 5年後でも再開できればいいのですが…
今のところ、再開のメドがたっていません すみません あ、でも興味ないからいいのか それでも、期待している他の皆さんには申し訳ございません もしかしたら、新しい小説を書き始めるかもしれません
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