九州と言えど寒い朝です… ( No.1 ) |
- 日時: 2021/12/02 04:07 (m0sacloud)
- 名前: wagon ◆td.8hEPz4iE
- �*日本の昔話
>すす竹売り ☆吉四六(きっちょむ)さん☆ むかしむかし、吉四六さんと言う、とてもゆかいな人がいました。 以前、吉四六さんはキジを売っていると勘違いさせて、カラスを売りつけて大もうけした事がありますが(→おとりのキジ)、これはそれからしばらくたったある日のお話しです。 今度は吉四六さん、町にすす竹を売りにやって来ました。 「ささや〜ぁ、すす竹〜ぇ」 吉四六さんが声を張り上げて町の中を歩いていると、その姿を見た一人の商人が隣の店に飛び込みました。 「河内屋(かわちや)さん! ちょっと、ちょっと」 「これはこれは、虎屋(とらや)さん。どうしました?」 「ほれ、いつか。 かごの上にキジを乗せて安い値で『カラス、カラス』と言って売りに来た男がいましたね。 それを見て『きっと、カラスとキジの見分けがつかない田舎者だ』と思って、『カラスをくれ』と言うと、中から本物のカラスを取り出して売りつけたではありませんか」 「ああ、ありました。覚えていますよ」 「そう、その男が今、すす竹売りに来たんですよ。 どうです? あの時の腹いせに、うーんと油をしぼってやろうじゃありませんか」 そう言って虎屋と呼ばれた男は、河内屋にある作戦をささやきました。 「なるほど、これはおもしろい」 「でしょう。そら、やって来ましたよ。・・・おい、すす竹売り!」 虎屋が吉四六さんに、声をかけました。 すると吉四六さんは、すぐにやって来て、 「へい、ありがとうございます」 と、頭を下げました。 「ささを、一本くれないか。いくらだ?」 「はい。十文でございます」 「それ十文だ。とっときな」 「はい、ありがとうございます」 「おい、おれには、すす竹一本くれ」 今度は、河内屋が声をかけました。 「はい、ただいま」 吉四六さんが何気なくすす竹を一本渡すと、河内屋はいきなり怒り出しました。 「おいこら! これは虎屋に売ったのと同じではないか! 虎屋は『ささ』で、おれは『すす竹』と言ったんだ!」 虎屋も、吉四六さんに詰め寄りました。 「そうだ! 『ささや、すす竹』と言うからには、違う物でなければならん。 見れば、みんな同じ物だ。 お前はかたり(→人をだまして、お金を取ること)だ! ふといやろうだ!」 全くのいちゃもんですが、でも吉四六さんは平気な顔で言いました。 「これはこれは、誰かと思ったら、虎屋の旦那で」 「うん、いかにもおれは虎屋だ」 「お名前は、権兵衛さんで?」 「ああ、権兵衛だが、それがどうかしたか?」 「ヘヘへ、そちらさまは、河内屋の久六(きゅうろく)さんで?」 「そうだ。河内屋が屋号(やごう)で、名が久六だ。さあそれよりも早く、ささでないすす竹を寄こせっ!」 すると吉四六さんは、腹をかかえて笑い出しました。 「な、なにを笑う!」 「いや、実はわたしの売っている竹は、屋号が笹屋で、名前がすす竹と申すのです。 屋号で呼んでも名前で呼んでも、物はどちらも同じ物ですよ」 それを聞いた二人の商人は、 「ちくしょう、またやられたわ!」 と、言って、おとなしく店の中に帰って行きました。 おしまい。
兄弟から不用となったBlu-rayデッキを貰い、修理して使える様にしていたが、DVDを感知しなくなり、パナソニック専用のBlu-rayレンズクリーナーを購入して、十数回クリーニングしてみたが、やはり機能しなく、パナソニックのBlu-rayやテレビ専門の、御客様センターに、携帯から電話して修理可能か?と昨日、問い合わせた。 「御客様のご使用のDMR585は、2020年に部品が生産終了と、なっており、修理は出来なくなっております」との事。 『デッキ内の、ローデングが悪くなっていると思うので、他の機種を支えませんか?どうしても、ハードディスクにある番組を取り出したいですが…』 「御客様が、ご使用されてる機種は、約10年前の物で入門機であります。 Blu-ray機能しませんか?そうしたら、ダビング出来て移せます。」 『新しく買ったBlu-ray盤を感知しないのです。どうにかなりませんか?』 「残念ながら、今、調べておりますが、他機種に移すにしても、その機種は、外部出力も、ありませんし、番組持ち出し機能も付いておりません。どうしようも御座いません(-.-)」 wagonが、兄から譲り受け修理出来たのが、最後の年か… どうにか、Blu-rayでも機能しないかな?別にHDで録画しないのに…。 レンズクリーナーで、それから何回もトレイにクリーナー盤を出し入れして、クリーニングしてみた。 やはり、DVDに関しては感知しないままで、昔、録画した盤や新しい盤を入れても駄目(:_;) Blu-rayは、盤を感知したが、HDで録画した盤は感知しない(*_*)アナログで録画した盤は、何とか検知したり、しなかったり。 Yahoo!の知恵袋等、他人からのアドバイスを検索したが…。 もう、只のハードdeckになってしまった(T_T) 何とか高いBlu-ray盤でも、今は録画出来ないか?と思うだけ。 買うないけど、電器通販で色々とパナソニックのBlu-ray機を検索したが、安い物でも五万出さなければ買えない(*_*)Blu-rayなんか私には買う金もない。 兄から不用品のBlu-ray機を修理して使っていると、やはりビデオデッキと言う機械は観れない番組を録画してくれてる。 営業時代、ベータやVHSdeckの高い機種を買って使ってた…。 仮に、今、あってもアナログだし使えない。
SHARPならば、貯めて買えるかな…。 しかし、やはり四万は、する。 SHARP…色々買ってきたが、壊れるのが早かった。当たりハズレがあったかも知れないが好きなメーカーから外れた。 画質は、やはりパナソニックかSONY。 まだ、手持ちの機種はHDDなら使える。 ダビングしたい(:_;) 少しづつ、恵みを貯めたいが病院で精一杯(v_v)身体障害者みたいな、私を…。 もう、社会からも弾き飛ばされた。 どうにかしなければ…好きな物を一つも買えやしない‥。
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Re: kuronekokoneKo kaiの昔ばなしの御話し純喫茶店 8 ( No.2 ) |
- 日時: 2021/12/04 16:40 (spmode)
- 名前: あのぉ
- こんばんは
酷い有様になっているので今回も上げさせてもらいます。
ブルーレイレコーダー(東芝レグザ)は今中古使ってます3年落ちを買い、2年が過ぎました。 調子はよいですよ。 同型機のジャンク品を部品交換用に買ってあります、2000円でした。 ハードディスクは生きているようなので、今使っているレコーダーのハードディスクが駄目になったら自分で交換しようと想います。
メーカー修理は初めから当てにしてませんから。 拘りも大事ですが、場合により妥協も必要ですよ!
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アクセスに引っ掛かる時は、編集p(^^)q ( No.3 ) |
- 日時: 2021/12/05 04:53 (m0sacloud)
- 名前: wagon ◆td.8hEPz4iE
- ラジオで、流れた、竹内まりやの『人生の扉』
やはり良い。 しみるわ。 今の此の私には‥。
あのぉさん、こんばんわ!かな、おはようでしょうか?
確かに、残念ながら、ここ少し又、荒れていましたね。 それで、私もレスを控えておりました。
私のBlu-rayレコーダー…DVDは完全に逝かれたのを確認しました。 只、何枚か初期に録画したBlu-ray盤はHDで録画してない分は全て再生出来ました。 只、HDクラスで録画したBlu-ray盤は大切にしたい為に、押入れの中にDVDと一緒に箱に保管してる為、出すのが嫌らしいので観ておりません。 何の為に録画したのか(笑) 多分、だけどBlu-ray盤は使えるかな?と思います。 只、故障する前とローデングに倍近く掛かります。 そろそろ又、HDDが此のデッキは500GBですか?しかない為に満杯に近づいてます。 早く、ダビングしたい番組がありますが、急遽、病院に行かないとならなくなった事情が発生した為にBlu-ray盤を購入出来なくなりました。
あのぉさんは、部品を交換出来るのですか。 私は、家電に対しては、その様な知識が全く無い為に、そんな器用な事は出来ません(>_<) だから、故障したらメーカーの言いなりです。 只、自宅にあるテレビは全てTOSHIBA製です。 一番、早くに母に買ってあげた二代目(二台目)のデジタルテレビが未だに故障も無く健在で、私が正社員時代に買った別室の部屋のvictorのデジタルテレビが逝かれた為に、兄が『SHARPが良いから、金を出すから接続してくれ』と言いましたが、テレビを廃棄兼ねて、エディオンの家電店でTOSHIBAを押し切り買わしました。 嫌なんです!SHARP…。 社会に出て日立を二回ブラウン管を二回購入し、デジタル時代にSHARPを買いましたが一台、二台…五台と。 何故、他社を買わなかったか?言われたら、AQUOSが一番安く売ってて価格に負けた私も悪いですがf^_^; 携帯電話もTOSHIBAにこだわりましたが、携帯電話事業から撤退し、結局は最後の此の3Gは安いSHARPで終わりです。
生まれて此の方…パナソニックの家電は一台も両親買えなく?ありませんでした。 高いから。定価で売ってた時代でした。 只、長兄は、家庭を持ち全ての家電はパナソニックです。 それに憧れがあったと思います。 長兄も買い換えたBlu-rayレコーダーはパナソニック。 故障したBlu-rayを私が貰いました。 録画するデッキ…ないから。 新しく買えば良かったですが、病院代に逼迫する私。 修理しました。 話が逸れてしまいました。 数年落ちとか、他社の中古でも買えたら良いのですが。 そうですね。 パナソニックに、こだわらなくても判っています。 SHARPの新しいBlu-rayレコーダーもパナソニックに無い機能を今は付けたりしています。 インターネットで色々な家電の通販を検索しましたが、やはり一番価格が安く売っている一番下のクラスのBlu-rayレコーダーはSHARPでした。 少しづつ貯めてSHARPのBlu-rayデッキを買うか‥。 SHARPならば四万出せば買える( ̄▽ ̄;) こんな身体になって車を購入する夢から家電になった私です。 でも、憧れがのパナソニック家電を私は持っておるのです。 携帯radio(^O)=3 です。
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保存していた昔話とくだらない我が話を ( No.4 ) |
- 日時: 2021/12/05 06:43 (m0sacloud)
- 名前: wagon ◆td.8hEPz4iE
- レス、わざわざありがとう。
*日本民話 >松の木の伊勢まいり ★山形県の民話★ むかしむかし、伊勢(いせ)の大神宮(だいじんぐう)へ、若い男女の二人連れがお参りに行きました。 二人はとても上品で、特に女の人は絵にかいたように美しく、名前を松子(まつこ)といったそうです。 ところがこの二人、とても世間知らずな上、お金の使い方が下手でした。 ですから大神宮へのお参りをすませての帰り道、お金が足りなくなってしまったのです。 これを知った宿屋の主人が、二人を気の毒に思って言いました。 「お客さま、宿代は心配なさいますな。来年も、お客さまの村の誰かが参宮(さんぐう)なさるのでしょう。その時に一緒に返してくだされば、結構です。ああ、それからこれは、帰りの足しに」 宿屋の主人は、二人にお金まで貸してやりました。 さてその次の年、あの二人の村から人が大勢きて、その宿屋に泊まりました。 そこで主人は、 「あの、あなた方の村の松子さんという人と、もう一人の方に、去年少しばかりおたてかえしたものがあるのでございますが、お持ちくださいましたでございましょうか?」 と、たずねてみました。 すると、その村人たちは、 「はあ、松子さん?」 と、みんな不思議そうな顔つきをしました。 「村には、松野とか松代とか、松のつく名の人間はいるが、その松子というのはおらんぞ」 「それに去年は、誰も伊勢参宮をしていないが」 それを聞いて、宿屋の主人は首をかしげました。 「へえ、さようでございますか。おかしいですねえ。決して人をだまされる方には、お見受けしませんでしたが」 それから数日後、伊勢参宮から帰ってきた村人たちは、さっそく伊勢の宿屋で聞いた話を村人たちにしました。 すると村人の一人が、大きく両手を打ちながら言いました。 「そうか、それでわかった!」 「わかったって、何が?」 「村の諏訪神社(すわじんじゃ)の二本の松の木に、去年から白い物がちらちらしているのを知っているだろう?」 「ああ、あれですか。子どもがたこでも引っかけたと思っていたのですが」 「いやいや、あれは今の話しからすると、お伊勢さんの大麻(たいま→神社からさずけるおふだのこと)ですわ」 「そういえば、確かに大麻かもしれん」 「よし、確かめてやろう」 そこで木登りの上手な人がその松の木に登っていくと、やがて上の方から、 「おーい!」 と、声がしました。 木の下のみんなは、上に向かって大声でたずねました。 「どうだったー! お伊勢さんの大麻かー!」 「ああ、やっぱり大麻だあー! 間違いなくお伊勢さんの大麻だあー!」 これを聞くとみんなはびっくりして、たがいに顔を見合わせました。 「やっぱりそうだ。この二本の大松が人の形になって、伊勢神宮へお参りしたに違いない」 そうとわかってみれば、その宿代をほおって置くわけにはいきません。 村人は村中からお金を集めて、それを伊勢の宿屋へ送り届けたそうです。 おしまい。
正社員の営業時代だろうか‥。 下関で歯医者で治療した下の臼歯。 披していた金属製の物。 食事中に外れた(@_@) 御飯を頂いていた時にガリ!と。 『う?卵のかけらか?』 と口から出すと金属。 『かりゃ(*_*)九月の後半に行きつけの歯医者で定期検査をしたばかりなのに(:_;)』 困ったな…Blu-ray盤を買う予定してたのに。又、歯医者か(*_*)痛くも何とも無い。 今度の定期検査は、又、半年後の来年三月。 脳や目や検査が三月ある。 そして薬。 三月迄我慢するか‥と一瞬考えたが、披せていた物が外れたとなると、歯には穴が空いてるという事。 それまでには、空いた穴には食べた物が詰まったり、歯がしみる!になる。 また、その歯をドリルでガリガリと 長く歯医者に通う事にもなりかねない。 「今回の先生の病院では、セメント?みたいな物や義歯みたいなプラと金属の歯は色々治療したが埋めたのは金属じゃない?やはり劣化だ」と思う。 『1万しか今、手持ちが無い。足りるかな(:_;)ともかく、予約なしだが歯医者に行こう』 となり、外れた金属らしき物を洗い、袋に入れて歯磨きし着替え慌てて歯医者に向かう。 受け付けの女性が、私が入ると怪訝そうな顔をしたのを見る。 『すみません。被せ物が取れました。これです』と保険証と通院Cardと一緒に。 予約で一杯です。空くには一時間半越えますが…。 『判っています。待ちます』 と言うと、担当の女医の先生が来られ事務から袋を渡され持っていかれた。 一時間半…やはり掛かった(-.-;) 「多分、奥歯の物ですね。下の。」と言う。 さすが先生! 治療表を見ながら言う。自分が治療してない部位。 「まず、レントゲン撮りますから金属の板を噛んで」 レントゲン見て 「虫歯になりかけ。削るけど麻酔なしで。大丈夫?」 一番、歯医者で怖い((((;゜Д゜)))ドリル! だけ、誰も痛くても歯医者行かない奴(O_O) 少し広げて奥に削るから と先生。 背中に此の寒さだか汗が滲み出てる。 少し、痛く『う!』「痛いよね。もう少し」 金属じゃ無くて、白いセメントの奴で良いね と言われる。 やはり、金属は劣化が早いのかな? 「レントゲンも異状ないみたい。三月に定期検査の葉書を又、出しますから。良かったですよ。早く来てくれて…又、何かあったら来てください。終わりです」良かったo(^-^)o手持ちギリギリも掛からなかった。 一日で、やはり?終わった。
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朝から咳が止まらなく腹が痛む。困ったもの(v_v) ( No.5 ) |
- 日時: 2021/12/06 17:28 (m0sacloud)
- 名前: wagon ◆td.8hEPz4iE
- 今、ラジカセが密かなブームらしいと聞く。
CDのデジタル音源にないcassettetapeに注目をしてると若い人がいるらしい。 クラシックで古くて新しくて柔らかな音。 デジタルのスマホやCDシステムにはない音。そうだよな(>_<)昔は、乗用車にカセットが一体になった音響システムがあった。 wagonが乗り継いで来た日産サニーや三菱ブラボーには、cassetteとradioが一緒の音響システム。 wagonが最後の車となったスズキのwagonRはCD、radio、cassetteと一体だった。 確かに、ラジカセに使うcassettetapeは、今のCDにはない起伏があって比べたら違うな(^O^) だが、残念なのは、normaltapeで60分しか現在は発売されていない。 wagonは、ステレオシステムでEPやLPからcassettetapeに録音していた。 昔は、音楽normalでも音楽専門のテープがあったり、クローム(クロム)、メタルとテープがあり、最高の録音時間は120分あったがクロームやメタルにはなかった。 wagonは、90分で音楽専門テープを主に使ってた事を思い出す。 確かに、メタルやクロムだったか?音は良いが高くて買えなかった。 昔のラジカセは、今のラジカセみたいに小さくなく、少し体格が大きかった。 その分、スピーカーも大きく、高いクラスのステレオラジカセには、ツィッターまで付いていた。 高校時代、兄の仕事先の溶接工場で夏のアルバイトをして、欲しかったSONYのステレオラジカセを買った。 あの時代は、シャネルズがCMのバイオニアのラジカセと悩んだと思う。 ラジカセは絶対、ソニーと思っていた。 全然、今のラジカセは、昔のラジカセには叶わないと思う。 本当に、全メーカーが、日本のメーカーが力を開発をしていた。 せめて、新しく、TDKでも日立マクセルでもnormaltapeで90分テープを再販してくれないかな…と思います。 そうしたなら、ラジカセブームも益々、熱くならないか? 又、車にも車載のcassettetapeが又、載らないかな
今、TDKは、どんな品物造ってるのかな? cassettetape時代は、偽物が出る位、音質が良かったカセット造ってたのに‥ やはりCD関係か?
昭和時代を懐かしむデジタルに置いてきぼりの私。
*世界の昔話 >おしゃべりな王さま ★インドの昔話★ むかしむかし、インドに、とてもおしゃべりな王さまがいました。 王さまは朝から晩までおしゃべりばかりしていて、王さまの仕事を何もしません。 こまった家来たちは、いつも思っていました。 「なにか、王さまにおしゃべりをやめてもらう方法はないだろうか?」 そのころヒマラヤの山奥の池に、一匹のカメが住んでいました。 そこへ二羽の白鳥が飛んできて、カメと友だちになりました。 「カメさん、わたしたちの家へ遊びに来ませんか? わたしたちの家は金色のほら穴で、とてもすてきなところですよ」 「わあ、それは行きたいなあ。・・・でも、ぼくは空を飛ぶ事が出来ないし」 「大丈夫よ。わたしたちが、連れて行ってあげるから」 「ありがとう。それでは、ぜひ連れて行って」 そこで二羽の白鳥は一本の棒きれを探してくると、カメに言いました。 「さあ、この棒きれをしっかりくわえていてください。どんな事があっても、けっして口を開いてはいけませんよ」 「わかった。ぜったいに口を開かないよ」 かめが棒きれをくわえると、二羽の白鳥はその両端をくわえて空へと飛びたちました。 (わあ、なんて気持ちがいいんだ) カメは風をきって、ぐんぐん空をのぼっていきます。 ふと下を見ると、人間の子どもたちが遊んでいました。 子どもたちは空を飛んでいるカメを見つけると、口々に言いました。 「あっ、白鳥が、カメを下げて飛んでいるよ!」 「本当だ! カメのくせに、なまいきだ!」 「カメなんて、地面をはっていればいいんだ」 それを聞いて、カメは腹を立てました。 そして白鳥との約束をわすれて、思わず口を開いたのです。 「うるさいやい! ・・・あっ」 そのとたん、くわえていた棒きれから体がはなれたカメは、葉っぱのようにくるくるとまいながら下へ落ちていきました。 ドッシーーン! カメの落ちたところは、ちょうど王さまのお城の庭でした。 「なんだ! カメが空から落ちてきたぞ!」 「かわいそうに、こうらが割れて死んでしまった」 お城は、大変なさわぎとなりました。 王さまもそのさわぎを聞いて、庭へ出てきました。 「しかし、どうしてカメが空から落ちてきたのだ?」 王さまがたずねると、カメが落ちてきた理由を知っていたえらいお坊さんが答えました。 「いいですか、王さま。 このカメは、口をきいてはいけない時におしゃべりをしたから、こんな事になったのです。 これは、人間でもおなじ事。 やたらとおしゃべりする人は、みんなこのカメのようになってしまいます」 「・・・・・・」 それからというもの、王さまはよけいなおしゃべりをしなくなったそうです。 おしまい。
*イソップ童話 >タカとトンビとハト ハトたちは、しょっちゅうトンビに襲われるので、トンビよりも強いタカに自分たちを守ってくれる様にお願いしまし た。 「ああいいよ。トンビには指一本触れさせないから、安心するがいい」 タカは快く、引き受けてくれました。 喜んだハトたちはタカをハト小屋に迎え入れましたが、この時始めて、タカがトンビよりも怖い事を知ったのです。 タカの鋭いツメとくちばしで、ハトは大勢の仲間を殺されました。 その日一日のハトの被害は、トンビから受ける被害の一年分以上でした。 病気よりも恐ろしいのは、下手な医者の治療である事を、このお話しはたとえています。 おしまい。
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二日ぶりに買い出し(^_^)それだけでも楽しいもの ( No.6 ) |
- 日時: 2021/12/07 07:51 (m0sacloud)
- 名前: wagon ◆td.8hEPz4iE
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