こんばんわ。 ミスがありましたので作り直しました。 ( No.1 ) |
- 日時: 2022/07/23 21:02 (m0sacloud)
- 名前: pocket radio (wagon) ◆td.8hEPz4iE
- *イソップ童話
>人間とセミ ある人が畑を食い荒らすイナゴを捕っては殺していましたが、セミも一匹捕まえました。 そして殺そうとしたので、セミが言いました。 「わたしを殺しても、何にもなりませんからおよしなさい。 わたしは畑を食い荒らしたりしません。 それどころか、わたしは涼しい歌を歌って、疲れた旅人をなぐさめています」 それを聞いた人間は成る程と思い、セミを逃がしてやりました。 虫とはいえ、人間に害を与えない物を 殺すのは良くない事です。 おしまい。
*世界の昔話 >お姫さまとドラゴン ★スペインの昔話★ むかしむかし、ある国に、とても立派な一人の王さまがいました。 その王さまには、三人のお姫さまがいます。 上の二人のお姫さまは、おしゃれ好きでわがままでしたが、一番下のお姫さまはお父さん思いのやさしい娘です。 ある日の事、王さまは遠い国へ旅をする事になりました。 王さまは、お姫さまたちに尋ねました。 「おみやげには、何を買ってきて欲しいんだね?」 一番上のお姫さまは、 「あたしには、金の着物を買ってきてちょうだい」 二番目のお姫さまは、 「あたしには、銀のがいとうを買ってきてね」 そして、一番下のお姫さまは、 「あたしには、バラのお花を買ってきてくださいな」 そこで王さまは遠くの国で用事をすませると、お姫さまたちへのおみやげを買う事にしました。 金の着物と銀のがいとうは、すぐに買う事が出来ました。 ところがバラの花だけは、売っている店がどこにもないのです。 「困ったな。バラの花がないと、あのやさしい姫がガッカリするだろうなあ」 でも、ないものは仕方がありません。 王さまはあきらめて、帰る事にしました。 帰る途中、森の中を通っていると広い広い庭がありました。 その庭にはバラのしげみがあって、美しいバラの花がたくさん咲いていたのです。 「ああ、よかった。姫へのおみやげが見つかったぞ」 王さまは大喜びで、バラの花を取るために馬からおりました。 そして王さまが一番美しいバラの花を見つけて取ったとたん、目の前に恐ろしいドラゴンが現れたのです。 「おい! 誰に許してもらって、そのバラの花を折ったのだ!」 ドラゴンは、おそろしい顔で王さまをにらみつけます。 「わっ、わたしは、旅から帰るところですが、三人の娘におみやげを買ってやると約束をしてきました。 上の二人の娘にやる金の着物と銀のがいとうは町で買う事が出来ましたが、一番下の娘に約束したバラの花だけは、手に入れる事が出来ませんでした。 それでつい、この美しいバラの花を、いただこうとしたのです」 王さまが説明すると、ドラゴンは言いました。 「金の着物や銀のがいとうではなく、バラの花が欲しいとは、一番下の娘は心のやさしい娘だな。 ・・・よろしい。バラの花を折った事は許してやるし、そのバラの花もあげよう。 そのかわり、一番下の娘をここに連れて来るのだ」 「娘を? しかし、それは」 「いいな! もし約束をやぶったら、お前の命はないぞ」 さて、王さまがお城に帰ると、上の二人のお姫さまが、さっそくおみやげをねだりました。 「お父さま、あたしの金の着物は、忘れなかった?」 「あたしの銀のがいとう、ちゃんと買ってきてくださった?」 王さまは二人に、おみやげを渡しました。 「うわ、すごい。この金の着物は、あたしの着物の中で一番きれいよ」 「この銀のがいとうは、あたしにとってもよく似合うわ」 一番下のお姫さまは王さまの様子がなんとなく悲しそうなので、何も言わず黙っていました。 すると、王さまが言いました。 「姫、これは、お前に頼まれたバラの花だよ」 「まあ、すてき。こんなきれいなバラのお花、見た事がありませんわ」 お姫さまは、心から喜びました。 それを見て王さまもニッコリしましたが、すぐにまた悲しそうな顔をすると自分の部屋に入ってしまいました。 それに気づいた一番下のお姫さまは、王さまの部屋に行って尋ねました。 「お父さま。どうして、そんなに悲しそうにしていらっしゃるのですか?」 「いいや、何でもないよ」 「いいえ、きっと心配な事が、おありにちがいありません。どうか話してください」 そこで王さまは、わけを話しました。 「実は、バラの花がどうしても買えなかったのだよ。 帰りがけに広い庭に咲いていたきれいなバラの花を見つけて折ったのだが、そうしたら急にドラゴンが現れて、お前を連れて来いと言うのだよ」 「ドラゴンが・・・」 「そうだ、わたしはどうすればいいのだ」 悲しむ王さまに、お姫さまは言いました。 「ご心配なく、お父さま。あたし、ドラゴンのところへ参ります」 「しかし、お前にもしもの事があったら」 「いいえ。あたしに何かがあってもこの国は大丈夫ですが、国王でいらっしゃるお父さまに何かがあっては、この国は大変な事になりますから」 次の朝、王さまとお姫さまは馬に乗って、ドラゴンのいる庭に出かけました。 けれどもそこには、誰の姿もありません。 そこで王さまとお姫さまは庭を通って、立派なご殿の中に入っていきました。 中に入っても誰もいませんでしたが、食堂のテーブルの上には二人の為に用意したと思われる、とてもすばらしいごちそうが並んでいました。 二人はお腹がペコペコだったので、喜んでごちそうになりました。 それから庭に出てしばらく散歩をしましたが、やはり誰もいません。 そして夕方になって二人がご殿に戻ると、食堂のテーブルにはまたすばらしいごちそうが並んでいました。 二人が夕食をすませて寝室に行くと、ちゃんとべッドの用意も出来ていました。 あくる朝、目を覚ました二人が食堂へ行くと、おいしそうな朝食が用意されていました。 朝食を食べ終えると、王さまは目に涙を浮かべて言いました。 「姫よ。わたしはもう帰らねばならない。かわいそうだが、お前はここに残っておくれ」 「はい、お父さま。心配なさらないでね」 お姫さまは笑顔で王さまを見送りましたが、でも王さまが行ってしまうと、お姫さまは、わっと泣き出しました。 これから先、自分がどうなるのかと思うと、怖くてたまらなかったのです。 しばらくしてお姫さまは、また庭へ散歩に行きました。 すると突然、あの恐ろしいドラゴンが目の前に現れたのです。 お姫さまはまっ青になって、逃げだそうとしました。 でもドラゴンが、とてもやさしい声で言ったのです。 「怖がらないでください。 ぼくはあなたに、お嫁さんになってもらいたいと思っているのです。 ぼくのお嫁さんになると、約束してください」 「いいえ、そんな事は出来ないわ」 お姫さまは、こんな恐ろしいドラゴンのお嫁さんになる気はありません。 けれどもドラゴンと一緒にお昼を食べたり、夕ご飯を食べたりしているうちに、だんだんとドラゴンの事が好きになってきました。 それにドラゴンが、何度も何度も、 「お嫁さんになってください。幸せにしますから」 と、頼むので、心のやさしいお姫さまはつい、 「はい。お嫁さんになります」 と、言ってしまったのです。 あくる朝、お姫さまが食堂に行くと、そこにはすでに一人の美しい王子さまがいました。 王子さまはニッコリ微笑むと、お姫さまに言いました。 「おはよう。ぼくのお嫁さん」 お姫さまは、ビックリして尋ねました。 「あの、あなたはどなたですか?」 「ぼくの声を、忘れたのかい? ぼくは、ドラゴンです。 ぼくは昨日まで、魔法をかけられてドラゴンになっていました。 誰かがぼくのお嫁さんになると約束してくれれば、魔法がとける様になっていたのです。 心やさしいあなたのおかげで、
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Re: kuroneko koneKo kaiの昔話,御話し純喫茶店 13 ( No.2 ) |
- 日時: 2022/07/24 09:19 (m0sacloud)
- 名前: pocket radio (wagon) ◆td.8hEPz4iE
- 今は、朝早くか、夜遅くか、じゃないと、pocketradio…アクセス出来ないの。
だから、なかなか遅くなる。 御免ね。観てくださってる方。 3Gなんて、よう済みなんです!
*日本の昔話 >やみ夜のカラス ☆吉四六(きっちょむ)さん☆ むかしむかし、きっちょむさんと言う、とてもゆかいな人がいました。 ある日の事、きっちょむさんが町へ野菜を売りに行ってみると、大工の熊さんが、せがれの定坊(さだぼう)のえり首をつかんで大声でどなっています。 この熊さん、大工の腕は良いのですが、とても怒りっぽい人です。 えり首をつかまれた定坊は、 「ごめんなさい、ごめんなさい」 と、泣いてあやまっていますが、熊さんは許そうとはしません。 子ども好きなきっちょむさんは、二人の間に割っては入りました。 「まあまあ、熊さん。一体、どうしたと言うんですか?」 すると熊さんは、すみでまっ黒に塗りつぶされた、絵を描く絹の布を見せて、 「きっちょむさん、これを見てくれよ。わしは絵が好きだから、絵の先生に何かを描いてもらおうと思って、この絵ぎぬを買ってきておいたんだ。すると定坊の奴が、いたずらをしてこんなにすみを塗ってしまったんだ。これでは使い物にならない」 「なるほど。ちょっと、見せてください」 きっちょむさんはその絵ぎぬを受け取って、つくづくとながめてから言いました。 「熊さん、定坊は、とても絵がうまいね」 「な、なんだって?」 「定坊は、いたずらをしたんじゃなくて、やみ夜にカラスがいるところを描いたんだよ」 「えっ? やみ夜のカラスだって? ・・・なるほど、だからまっ黒というわけか。わはははははっ」 きっちょむさんのとんちに、さすがの熊さんも、お腹をかかえて笑い出しました。 そして、すっかり機嫌を直した熊さんは、 「定坊、もう、やみ夜のカラスを描くんじゃないぞ」 と、許してやりました。 おしまい(>_<)
*小話 >カニのふんどし 山奥の村に住んでいる婿さんが、嫁さんの家に呼ばれました。 「遠い所をはるばる、ようこられた」 嫁さんの家では、たくさんのごちそうを用意していました。 「うちの婿さんを、村の人にも見てもらおう」 そして家の人は、大勢のお客も呼びました。 ごちそうには、ゆでたカニも出て来たのですが、婿さんは山奥に暮らしているので、カニなど食べた事がありません。 「??? ・・・これは、どの様にして食べるもんだ?」 婿さんが、隣の人に聞くと、 「ああ、カニを食べる時はまず、ふんどし(→カニのお腹のビラビラの部分)をはずして、それから身をつつくんだ」 「なるほど。まず、ふんどしをはずしてと」 婿さんはカニのふんどしではなく、自分のふんどしをはずしてから食べ始めたそうです。(>_<)
共×病院に、22日に通う。 先生から、脳梗塞の後の今の様子を聞かれたり、製鉄病院は、いつ行くか?と聞かれたり…。 又、大腸がんの様子をカメラで撮らないとならない。癌化なっていないか?調べないとならないからと言われる。 もう、前回の、大腸カメラを入れて一年半になると。 癌を、やってしまうと、一年で、本当は撮らないとならないから、九月に、カメラ担当の先生と打ち合わせて行うと…。 本当に大腸カメラ辛い(:_;) 水(下剤)を二L飲みのと、看護師に、体内から出した物を何回も見ても貰い、OKを貰うまで。 朝から夕方迄、病院に…。 今度、九月にカメラを挿入となると四回(*_*) 腸の癌を切ると、こうなる 此のスレを観て頂いてる方! 健康診断で、何か、指摘されたら必ず、病院に行って! 何回もスレで書いてるが、pocket、radioも若い頃に、先生から何回も言われていたのに、若いから大丈夫だ!と無視をしてきたから、左脳脳梗塞になり、右手が不自由になったり、腸の癌なったり、左の目が、飛蚊症なったり。 病院さえ行って管理してたら、健康で、いつまでも生きれるんだよ。 でも、遅くなってしまったが、歯医者に、半年毎に通う事はしてる。 でも、もっと早く歯医者に行っていたら、と後悔はしてる。 自分が、なったから、こんな苦しみは、して欲しくない! 癌、脳梗塞なったら、本当に生活出来なくなるし。 車、運転出来なくなる(T_T) 今は、雑談、こんな事だから、皆さんと話せないけど。 御願いね。 なんか、おかしくなったら病院にね。 コロナ以外に!
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昔話,御話し純喫茶店 ( No.3 ) |
- 日時: 2022/07/26 06:24 (m0sacloud)
- 名前: pocket radio (wagon) ◆td.8hEPz4iE
- 昨日から、体調が、おもわしくなく、ふらついて外で、手持ちバッグを投げ出しコケるは、今日は、朝からお腹が下るわ、おかしい。
やはり、大腸カメラ検査は受けなくてはならないだろうな。 すこしづつ家事を、こなしていかねばならないだろう。 具合が悪くなったら、兄は、病院へ行けと言うが、金が無いんだ。 生命保険の引き落としもあるし。 昨日は、室内居て、エアコンを動かしてなかったから、日射病か? 余り、日が照ってなかった。 暑さも苦しくなかったし。 今日は、ちょっと苦しい。
*百物語 >海の底の蛇の目傘 ☆新潟県の民話☆ むかしむかし、金泉(かないずみ)という村に、釣り好きの八蔵(はちぞう)とい う若者が住んでいました。 八蔵が海に舟を出して釣糸をたらしていると、海草がゆれている岩かげに一本の蛇の目傘が立てかけてあるのが見えました。 「はて? こんなところに、誰が落とした物やら」 今と違って傘はとても高価な物だったので、八蔵は傘を拾おうと着物を脱いで海に飛び込もうとしました。 その時です。 「しばらく、待て」 不気味な声が、八蔵の耳に届きました。 八蔵は辺りを見回しましたが、誰もいません。 「気のせいか」 そしてまた海に入ろうとすると、今度は大きな声で、 「しばらく、待て!!」 と、言ったのです。 「どっ、どこだ? ・・・海の中からか?」 八蔵が恐る恐る海の底をのぞいてみると、傘がいきなりばっと開きました。 「ひぇーー!」 びっくりした八蔵は、懸命に舟をこいで逃げ出しました。 そしてしばらく行った所で後ろを振り返ると、長い髪を乱した女が水面に立っており、あの傘を持って追いかけてくるのです。 「まてえー、まてえー!」 「おっ、お助けを〜!」 八蔵は死に物狂いで舟をこいで、なんとか無事に村の岸へたどり着きました。 翌日、八蔵は昨日の出来事を村のみんなに話しました。 するとみんなも、驚いた顔で言うのです。 「実はおれも、あの辺で傘を持った女が長い髪をすいとるのに出くわしたぞ」 「おれが出会ったのも、あの辺だった。ひどく青い顔をしていたぞ」 「おれもだ、おれも見た」 すると、それを聞いていた村一番の力自慢の長吉(ちょうきち)が言いました。 「よし、ならばこの長吉さまが、その青い顔の髪長女を退治してやろう」 翌朝、長吉はたった一人で舟をこいで行きました。 「さてと、この辺かな? 蛇の目傘が出たというのは」 長吉は海の底をのぞいてみましたが、しかし傘はありません。 「なんだ? ここじゃないのか?」 するといきなり、青空なのに大粒の雨がざぁーざぁーと降り出して、海は高波になったのです。 「こりゃあいかん、早く岸へ戻らにゃ」 長吉が舟をこいで岸に戻ろうとすると、波間に蛇の目傘を持った長い髪の女が現われました。 長い髪の女は鬼の様な恐ろしい形相で、長吉に言いました。 「わしを退治するだと? この愚か者めが!」 水面を走って追いかけてくる女に、さすがの長吉も生きた心地がしません。 「おっ、お助けを〜!」 何とか岸へたどり着いた長吉は家へと逃げ込みましたが、それからすぐに寝込んでしまい、三日目に死んでしまったそうです。 おしまい(*_*)
*日本民話 >古木の血 弘法話 ☆三重県の民話☆ むかしむかし、三重のある村の長者が庭に出て涼んでいると、西の空が明るく光り輝いているのが見えました。 「はて。あれは、何の光じゃろうか?」 不思議に思った長者が行ってみると、となり村とのさかいにある小さな湖に枯れ木が浮いていて、それがまばゆい光を放っているのでした。 「これは湖の底にあるという、竜宮御殿に使われている木の一部にちがいない」 長者が枯れ木を湖から引き上げると木は光らなくなりましたが、長者はそれを家に持って帰って大切にしました。 それからしばらくたったある日、旅の途中の弘法大師(こうぼうだいし)が、この村を通りかかりました。 大師が来たことを知った長者は、大師を自分の屋敷に招いてもてなすと、あの光る枯れ木の話をしました。 すると大師は、床の間に置かれていた枯れ木をじっと見つめて言いました。 「確かに、この木からは、ただならぬ力を感じる。 もしよろしければ、この木で地蔵菩薩(じぞうぼさつ)の像を彫りたいと思うが、いかがであろうか」 「それはそれは、まことにありがたいことで」 有名な大師が彫ってくれるというので、長者は大喜びです。 大師は長者から一本のノミを借りると、菩薩像の頭から彫っていきました。 カーン、カーン。 大師がひとノミ入れるたびに、枯れ木は不思議な光を放ちます。 さすがの大師も、少し興奮気味です。 ところが一心に刻んでいって、菩薩像を腰のあたりを彫り進んだとき、突然枯れ木から真っ赤な血が流れ出たのです。 これには大師も驚いて、 「ぬぬっ。この木は、生身の菩薩じゃ。わたしの様な未熟者では、これ以上木を刻む事は出来ません」 と、言うと、がっくりと肩を落として彫るのをやめてしまいました。 こうして腰から下が未完成の菩薩像は村のお寺へと移されて、お寺の本尊としてまつられたという事です。 おしまい(^人^)
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インターネット依存の私(*_*) ( No.4 ) |
- 日時: 2022/07/27 09:16 (m0sacloud)
- 名前: pocket radio (wagon) ◆td.8hEPz4iE
- 毎日、色んなニュース番組で、新しい株のコロナの話…。
まさか、こんなに全国に、感染者が広まるとは予想しなかった。 なかなか、外に出る勇気も無くなる。 私も、一昨日から少し体調がおもわしくない。 でも、コロナ特有の症状はない。 飛蚊症、眼科の先生が、時期に慣れると言うが、未だに慣れない(:_;) 病気じゃなく、老化か…。
*日本の昔話 >娘の寿命 ☆岩手県の民話☆ むかしむかし、年をとってから、やっと女の子にめぐまれた老夫婦がいました。 ある夏の事、年頃になった娘が留守番をしていると、汚い身なりの旅のお坊さんがやってきて家の前で物乞いをしました。 「旅の僧です。空腹で、困っております。何か食べ物を」 「あっ、はい。ではこれを」 娘が食べ物を渡すと、お坊さんは娘の顔を見ながら言いました。 「美しい娘さんじゃな。いくつになられた?」 「はい。十八です」 「十八か。・・・お気の毒に」 お坊さんは、なぜか悲しそうに言うと、そのまま立ち去っていきました。 この様子を、畑仕事から帰ってきた父親が見ていました。 気になった父親はお坊さんを追いかけると、お坊さんに理由を聞きました。 するとお坊さんは、 「娘さんはまだ若いのに、もうすぐ急な病で亡くなります。それがお気の毒で」 と、いうのでした。 「娘が病で! どっ、どうしてわかるのです! もしそれが娘のさだめなら、どうすれば逃れる事が出来るかお教えください!」 父親がとりすがるように言うと、お坊さんはこう言いました。 「白酒と杯を三つ、目隠しした娘さんに持たせて、日の出とともに東の山に向かって歩くように言うのです。 どこまでも歩いてもう進めなくなったら、目隠しをとりなさい。 すると岩の上に三人のお坊さんが座っているから、何もいわずにどんどんお酒を飲ませなさい。 お酒がなくなったら、三人のお坊さんに命ごいをしなさい。 うまくいけば、娘さんは長生き出来るでしょう」 「ありがとうございました。さっそく、その通りにいたします」 次の日、父親は教えられた通り娘にお酒を持たせて、目隠しをしました。 そして日の出とともに、家から東の山に向かって歩かせました。 娘がどんどん歩いていくと、やがて行き止まりになりました。 娘が目隠しを取ると、そこは岩穴の中でした。 目の前の一段高い岩の上に、赤い衣を着た三人のお坊さんが座っています。 娘はお坊さんたちにどんどんお酒をすすめ、お酒がなくなるとお坊さんたちに言いました。 「わたしは、お願いがあってまいりました。 旅のお坊さまの話によると、わたしはもうすぐ急な病で死ぬそうです。 どうか、お助けくださいませ」 娘が深く頭をさげて命ごいをすると、三人のお坊さんは赤くなった顔を見合わせました。 やがて、一人のお坊さんが言いました。 「人の寿命を知り、あんたをここに連れてくるとは、あの大師の仕業か。 本当は人の運命を変えてはいけないのだが、こんなにごちそうになってはことわれんな」 続いて二人目のお坊さんが、持っていた帳面を見ながら言いました。 「なるほど。確かにあと三日の寿命じゃな。まだ十八だというのに」 三人目のお坊さんが、娘にたずねました。 「あんたは、何才まで生きたいんじゃ?」 娘は少し考えて、答えました。 「はい。子宝に恵まれて、その子を大きく出来るまでは」 それを聞いたお坊さんたちは、にっこり笑うと言いました。 「うむ。よい答えじゃ。あんたの寿命に、八の字をくわえてやろう」 そしてお坊さんたちは帳面に八の字を書きくわえて、娘の寿命を八十八にしたのです。 その後、娘は幸せな結婚をして子宝にも恵まれ、大した病気も無く八十八才まで長生きをしたという事です。 おしまい。
*小話 >ろうそくちくわ むかし、田舎に住んでいる男が町に出て、生まれて初めてちくわを食べまし た。 「おおっ、これはうまい」 大変おいしかったのですが、名前がわかりません。 それでも村に帰って、みんなに自慢しました。 「あれはうまかった。 丸くて、細くて、中にしんがあって(→ちくわは竹輪と書き、竹にちくわのもとを巻いて焼きます。この場合のしんとは、その竹の事です)、白い物だ」 これを聞いた男が、自分もちくわを食べてみようと町へ出かけました。 「すみません。名前はわからないのですが、丸くて、細くて、中にしんがある、白い物を探しているんだが」 「はい。丸くて、細くて、中にしんのある、白い物ですな。それなら、これでしょう」 店の人はそう言って、ろうそくを持ってきました。 「なるほど。確かに丸くて、細くて、中にしんがあって、白いな。では、これをもらおう」 男は店を出ると、さっそくろうそくを食べてみたのですが、これがちっともおいしくありません。 それでも男は、この事を村へ帰って自慢げに話すと、聞いていた庄屋さんが言いました。 「ばか。お前が食ったのは、ろうそくといって燃える物だ。 すぐに水を飲まんと、今に腹が燃え出すぞ」 「なにっ、それは大変!」 男はあわてて池に飛び込んで、水をガブガブと飲んだそうです。 ♪ちゃんちゃん おしまい (^O^)
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もう、二度と雑談は、ロックから解除は難しいだろう。此の様子じゃ… ( No.5 ) |
- 日時: 2022/07/29 20:37 (m0sacloud)
- 名前: pocket radio (wagon) ◆td.8hEPz4iE
- *土用とは立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間を指しますが、立秋前の最も暑い夏の土用が有名です。
その期間中の丑の日に夏ばて防止にウナギを食べる習慣は、江戸時代から続いているといいます。 土用の丑にウナギを食べるようになった理由は、次のようにいわれています。 江戸時代、商売がうまく行かないウナギ屋が、物知りな発明家として有名な平賀源内(ひらがげんない)の所へ相談に行きました。 すると源内は、「丑の日に『う』の字がつく物を食べると夏負けしない」という民間伝承があるから、店先に『本日丑の日』と書いて店先にはるといいだろうと、勧めました。 すると、有名な源内の言うことならと、町の人たちが集まり、そのウナギ屋は大変繁盛したということです。 その後、他のウナギ屋もそれを真似するようになり、土用の丑の日にウナギを食べる風習が定着したのです。
*日本民話 >十数えてごらん ★鹿児島県の民話★ むかしむかし、ある年の大みそかの事 です。 空に登るお日さまがお坊さんに姿をかえて、とぼとぼ村を歩いていました。 お坊さんは大きな庄屋(しょうや)の家を見つけると、家の戸をトントンとたたいて言いました。 「何か、食べる物をめぐんでくだされ」 すると、けちん坊の庄屋は、 「こじき坊主にやる物は、何一つない。とっとと失せろ!」 と、お坊さんを追い返してしまいました。 坊さんは仕方なく、庄屋の隣の貧しいおじいさんとおばあさんの家へ行きました。 すると出てきたおじいさんは、 「これはお坊さま。たった今、アワガユが出来たところです。どうぞ、お食べ下さい。一緒に年忘れをしましょう」 と、お坊さんを家の中に入れると、アワガユを出してくれました。 「これはご親切に。いただきます」 お坊さんはアワガユをすすりましたが、アワはほんの少ししか入っていません。 けれどもそれはましな方で、おじいさんやおばあさんが食べているアワガユは、アワがまったく入っていない、ただのお湯です。 お坊さんはふところから葉っぱを三枚取り出すと、おばあさんに言いました。 「そのおなべを洗って、この葉っぱを煮てごらんなさい」 おばあさんが言われた通りにすると、おなべの中に野菜の煮物がいっぱい出てきました。 次に坊さんは、米粒を三粒取り出して言いました。 「おかまを洗って、このお米をたきなさい」 その通りにすると、今度はおかまいっぱいにホカホカのご飯がたきあがったのです。 「さあ、これでおかずもご飯も出来ました。三人で、楽しい年忘れの食事をしましょう」 おじいさんとおばあさんは、生まれて初めてまっ白なご飯をお腹いっぱいに食べました。 ご飯が終わると、お坊さんが二人に言いました。 「明日はお正月じゃ。もし望みがかなうなら、あなた方は宝物が欲しいかな? それとも、もう一度若くなりたいですかな?」 「はい、わしらはよく話します。二人が出会った十七、八に戻ってみたいと」 おじいさんがそう答えると、お坊さんはたらいにお湯をわかすように言って、黄色い粉をパラパラとお湯の中に入れました。 「さあ、二人で手をつないで、お湯につかってみなされ。そしてゆっくりと、十数えてみなされ」 おじいさんとおばあさんは、言われた通りにお湯につかりながら、 「・・・一、・・・二、・・・三、・・・四、・・・五、・・・六、・・・七、・・・八、・・・九、・・・十」 と、ゆっくり十数えると、二人はたちまち若い娘と若者になっていたのです。 二人が喜んでいると、もう夜が明けてきました。 「あっ、若水(わかみず→元日の朝に初めてくむ水)をくまないと」 娘になったおばあさんが井戸に水をくみに行くと、若返ったおばあさんにおどろいた隣の庄屋夫婦がわけをたずねました。 「はい。実はお坊さまが家に来てくださり・・・」 話を聞いた庄屋夫婦は、すぐに隣の家からお坊さん引っ張ってくると、むりやりごちそうを食べさせて言いました。 「どうぞお坊さま、わしらも隣の二人のように若返らせてください!」 「・・・なら、ふろをわかしなさい」 庄屋夫婦がおふろをわかすと、お坊さんは黄色い粉をパラパラとおふろに入れました。 「さあ、二人で手をつないで、お湯につかってみなされ。そしてゆっくりと、十数えてみなされ」 「ありがたい! これでわしらは若返るぞ!」 庄屋夫婦はお風呂に飛び込むと、ゆっくりと言われていたのにすぐに十数えてお風呂から飛び出しました。 「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十!」 すると庄屋夫婦は、ずるがしこいサルになっていたという事です。 おしまい(^O^)
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相変わらずか…未だ((T_T)) ( No.6 ) |
- 日時: 2022/08/01 05:18 (m0sacloud)
- 名前: pocket radio (wagon) ◆td.8hEPz4iE
- どんなに新型コロナを予防しようと、此だけ世間に流行ると、どう防御をしてよいのか判らなくなる。
個人、こじんで手洗いとか消毒しないとならない。 基本的の事をして行くしかないか…。 マスクを二枚付けて少しでも予防しなくてはならないかも…暑さより息苦しさより感染を予防するならば。 今日から、私も、していかねばならないと思っている。 スレを観てくださる貴方は?
*日本の昔話 >うば捨て山
むかしむかし、六十才をこえたお年寄りを、『うば捨て山』という山に捨てる国がありました。 はじめは食べ物がなくなったために仕方なくお年寄りを捨てていたのですが、食べ物がある今でも、この国では六十才をこえたお年寄りを山に捨てるのです。 そうしないと、殿さまからひどい目にあわされるからです。 ある年の事、ちょうど六十才になったおじいさんがいました。 息子や孫たちはおじいさんをかごに入れると、仕方なくうば捨て山へ出かけて行きました。 うば捨て山は昼でも暗い森の奥なので、ちゃんと目印をつけていないと、ふもとには帰れません。 かごの中のおじいさんは時々かごから手を出して、道の木の小枝をポキポキと折りました。 「おじいさん、こっそり村へ帰るつもりかな?」 孫の言葉に、息子が心配顔で尋ねました。 「おじいさん、ポキポキ折った小枝をたよりに、また帰るつもりか?」 もしそうだとすると、殿さまにひどい目にあわされます。 おじいさんは、静かに首を振りました。 「いいや、そうじゃない。 わしは、死ぬ覚悟は出来ておる。 この枝は、お前たちが村へ帰るための目印だ。 道に迷わぬようにな」 それを聞いた息子や孫たちの目から、涙がこぼれました。 「おじいさん、ごめんなさい!」 「おじいさん、かんべんな!」 「あははは。泣くな、泣くな。それよりも日がくれる前に、早くうば捨て山に行こうじゃないか」 おじいさんは孫の頭をなでながら言うと、息子がきっぱりと言いました。 「いいえ、だめです! 殿さまから、どんなひどい事をされても構わない! おじいさんも一緒に、村へ戻るんです!」 こうして息子たちはおじいさんを連れ戻すと、こっそりと家の奥に隠しておきました。 それから数年後、このお年寄りを大事にしない国に隣の国から使いが来て、こんななぞかけをしました。 どこから見ても色も形もそっくり同じ二匹のヘビを持って来て、 「どちらがオスで、どちらがメスかを当ててみろ」 と、言うのです。 殿さまも家来たちも、どちらがオスでどちらがメスかなんて分かりません。 そこで役人たちは、国中の村々を回って尋ねました。 「だれか、このなぞかけがわかる者はいないか? わかった者には、殿さまからほうびがもらえるそうだ」 しかし殿さまや家来たちにもわからないことが、村人にわかるはずがありません。 「うむ。誰もわからぬか」 役人たちがあきらめて帰ろうとすると、あのおじいさんの孫が前に出て言いました。 「そんなの簡単さ。 家の座敷にワタをしいて、ヘビをはわせてみればいい。 一匹はジッとしているし、もう一匹はノロノロはい出すさ。 はい出す方がオスで、おとなしくしているのがメスだ」 「それは本当か?」 「ああ、うちのおじいさんに聞いたから間違いないさ」 「なに? 確かお前のところのじいさまは、とうのむかしにうば捨て山に捨てたはずでは」 「あっ、いや、その、聞いたのはむかしだ。ずーっとむかしに聞いたんだ」 「・・・ふむ。とにかく今は、なぞかけの答えを殿さまに知らせねば」 役人たちはそう言うと、お城へと帰っていきました。 孫が答えたなぞかけの答えは見事に正解で、それを聞いた隣の国の使いは感心しながら帰って行きました。 実はこのなぞかけ、この国の人間がおろか者ばかりの国なら攻め込んでやろうと、隣の国の殿さまが考えたものでした。 それが見事に正解したので、隣の国の殿さまは、 「あの国には、知恵者がおる。下手に攻め込んでは、負けるかもしれん」 と、この国に攻め込むのをあきらめたのです。 さて、孫のおかげで助かった殿さまは、城に孫を呼び寄せると言いました。 「そなたのおかげで、この国は救われた。約束通りほうびをやるから、何でも望むがよいぞ」 「あの、何でもでございますか?」 「そうだ。何でもよいぞ」 そこで孫は、殿さまにおそるおそる言いました。 「ほうびの代わりに、その、うば捨て山に年寄りを捨てるのを、やめるわけには・・・」 「ほう。なぜじゃ?」 「実は、あの答えは、おじいさんに聞いたのです」 「うむ。むかし、じいさまに聞いたそうだな」 「それが、むかしではなく・・・」 孫から全ての事を聞いた殿さまは、にっこり笑って言いました。 「よしわかった。そなたの望みを、かなえてやろう。これからは、年寄りを大切にすることを約束しよう」 こうしてこの国は、お年寄りを大切にする国になったと言うことです。 おしまい(@_@)
*小話 >とこを取れ
むかし、山奥の村に見回りの役人がやって来て、庄屋さんの屋敷に泊まりま した。 そして晩ご飯が終わると、役人は庄屋 さんに言いつけました。 「とこを取れ」 「はあ? とこをですか?」 「そうじゃ。何か不都合があるのか?」 「いえいえそんな、めっそうもない」 庄屋さんは役人を泊めるために、せっかくきれいな床の間付きの座敷を作ったのですが、役人の言いつけには逆らえません。 「それではすぐに、とこをお取りいたします」 庄屋さんは大工を呼んで、さっそく床の間を取り壊しました。 これを見て、役人が言いました。 「これ、何をする!」 「はい。床を取れと、もうされましたので」 「この馬鹿。床を取れと言うのは、ふとんをしけという事だ」 役人は、あきれ果てたそうです。 ♪ちゃんちゃん (おしまい)!
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ロックしているのにアクセス本当にありがとう(^O^) ( No.7 ) |
- 日時: 2022/08/01 22:14 (m0sacloud)
- 名前: pocket radio (wagon) ◆td.8hEPz4iE
- コロナが、とんでもなく流行っている今、本当は、外には出たくないが、髪が伸び、堪らなくなり駅前の散髪しに出掛ける。
足が無いので、携帯で時刻を確認して、家の前にあるバス停に。 不織布マスクを二枚重ねて。 夏場のマスクは辛いが、又、今度のコロナもたちが悪い。 感染するよりマシと思うが、死にそうになる位。 ペットボトルに麦茶を入れて行くが、すぐに無くなる。 福岡県も36℃。 電気代が今月から又、上がったが、昼夜問わず、フル回転。 皆さんも、電気代を惜しむ事なく、夜もエアコンを使って下さい。 そして、枕元にも、お茶や水を置いていて。 身体が弱っている処にコロナは、やって来る。 どうか、コロナに感染しない様に決められた事は忘れなく。 御互い、気をつけて!
*世界の昔話 >人魚のしかえし ★デンマークの昔話★ むかしむかし、北の冷たい海に、一人の美しい人魚(にんぎょ)が住んでいました。 この人魚は五頭のウシを飼っていて、とても大事にしています。 ある日、人魚はウシを近くの島まで連れて行って、お腹がいっぱいになるまで草を食べさせてやりました。 その様子を、この島に住むいじわるな人間たちが見ていました。 「おい、人魚だぞ」 「ああ、人魚のくせにウシなんか飼いやがって」 「どうだ、あのウシを取ってしまわないか?」 「いいな。しかしウシよりも、人魚が腰にまいている帯(おび)を手に入れないか? あの帯には、宝石がたくさんついているという話しだ」 そこで人間たちはウシに近づくと、人魚からウシを取り上げてしまったのです。 「わたしのウシを、返してください!」 ウシを取られた人魚は、泣いて人間たちに頼みました。 「返すもんか。・・・でも、お前が腰にまいている帯(おび)をくれたら、ウシを返してやってもいいぞ」 「帯を? だけどこの帯は、人魚だけしか使うことが出来ないんです。人間が持っていても、少しも役に立たない帯ですよ」 「うそをつくな! その帯には宝石がたくさんついているじゃないか。その宝石があったら、おれたちは大金持ちになれる。さあ、ウシを返してやるから帯をよこせ!」 人魚はウシをとても可愛がっていたので、仕方なく帯を人間たちに渡してウシを返してもらいました。 でも、なんだかくやしくてたまりません。 そこで人魚は、ウシに言いました。 「さあ、砂をほって、いじわるな人間たちにしかえしをしてやりなさい」 するとウシたちは、砂を角や足でほりはじめました。 すると砂が風でまいあがり、いじわるな人間たちの住んでいる村へと飛んでいきました。 「さあ、もっと砂をほって、人間たちの家をうめてしまいなさい」 人間たちの村に飛んでいった砂は、どんどんどんどん降りつもり、やがて人間たちの家をうめてしまいました。 あわてて逃げ出した人間たちは、 「ふん! ちっぽけな家ぐらい、なくなったってかまうものか! こっちには宝石のいっぱいついた帯があるんだ。これがあれば、大きな城だってたてられるさ」 と、ニコニコ顔です。 でも、人魚から取りあげた帯をよく見てみると、宝石など1つもついていません。 いつの間にか帯はコンブに変わっていて、宝石は海で岩などについているフジツボに変わっていたのです。 おわりじゃ!
*イソップ童話 >からいばり
故郷(こきょう)の人から、いつも『へ ぼ選手』『腰抜け選手』と言われているスポーツ選手が、あるとき外国へ行きました。 しばらくたって故郷に帰ると、この男はみんなに行った先の色んな国で、素晴らしい成績を修めたと自慢して、 「特に、ロドス島では、ジャンプの素晴らしい記録が出ましてね。オリンピックのチャンピオンも、いまだかつて出した事のない大記録を作りましたよ。本当です。あの時見ていたロドスの人がこの町に来たら、その通りだったと証言してくれるでしょう」 と、言いました。 すると、それを聞いていた人々の中の誰かが叫びました。 「なあに、証人なんかいらないよ。ここがロドス島だと思って、飛んでごらん」 「そ、それは・・・」 実力のない人が、あの時はどうだったと自慢しても、誰も感心してくれません。 おわり〜い(-_-)
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今日も暑い!皆さん、気をつけてよ。 ( No.8 ) |
- 日時: 2022/08/02 08:47 (m0sacloud)
- 名前: pocket radio (wagon) ◆td.8hEPz4iE
- 先程、コンビニに出掛けたが、少し気になる事。
此の暑い中、不織布マスクは熱がこもり、辛い。 なんか、楽に考えているのか?布製マスクやウレタンマスクをしてる人が前より増えたのではないか。 確か、前、ウレタンマスクや布製マスクは、エアロゾルだったかな、マスクを通して、着けない位に意味がないと騒いでいた筈。 幾ら、これらのマスクを付けていても意味がないから、今の此のコロナ感染が拡大している気がします。 此のスレを観ていて下さる方は、不織布マスクしてる? ちょっと、感染が拡大してるのに、掛からないと思っている人が多くなったのかな…。
*世界の昔話 >ほら吹き男爵 イノシシの親子
★ビュルガーの童話★
わがはいは、ミュンヒハウゼン男爵(だんしゃく)。 みんなからは、『ほらふき男爵』とよばれておる。 今日は、すこし良い話を聞かせてやろう。 ある深い森の中で、わがはいはイノシシの親子を見つけた。 「これは、よい獲物だ」 イノシシの肉は食べると体が温まるので、寒い冬にはもってこいだ。 わがはいはすぐに鉄砲を構えると、狙いを付けて引き金を引いた。 ズトーン! しかし名人でも、時には失敗をする。 鉄砲の玉はどこかへと飛んで行き、その音にびっくりしたイノシシの子が一目散に逃げて行った。 だが、なぜか母親の方はそこに立ち止まったまま、一歩も動こうとしない。 「はて、なぜ逃げないのだろう? ・・・おや?」 よく見ると、この母親は目が見えず、口にイノシシの子の尻尾の切れはしをくわえていたのだ。 イノシシの子は自分の尻尾を目の見えない母親にくわえさせて道案内をしていたのだが、どうやらわがはいのはずれ玉が、そのイノシシの子の尻尾の中ほどを切ってしまったらしい。 だから母親は、動く事が出来ないのだ。 「ああ、何と美しい、親子の愛情だ」 わがはいの目から、思わず涙がポロリとこぼれた。 「まったく、玉が当たらなくて良かったわい」 もしも親子のどちらかに玉が当たっていたら、残った方から残酷な人間とうらまれたに違いない。 「おふくろさん。おどかして、すまなかった。もう二度と狙わないから、元気で暮らせよ」 わがはいは、まだ食べていないお昼のお弁当を母親の前に置くと、その場を後にした。 そして、やがて戻ってきたイノシシの子と母親は、わがはいのお弁当をおいしそうに食べると、母親は短くなったイノシシの子の尻尾を再びくわえて、森の中へと入って行った。 『親子の愛はこの世でもっとも美しい物で、なんびともそれを引き離してはいけない』 これが、今日の教訓だ。 では、また次の機会に、別の話をしてやろうな。 おしまいo(^-^o)
*イソップ童話 >「旅人が女神に出会ったところ」 荒れ野を旅していた人が、たった一人でしょんぼりしている女の人を見つけました。 「あなたは、誰ですか?」 「真実の女神です」 「女神がいったいどうして、こんな荒れ野にいるのですか?」 「それは、むかしはうそをつく人は、いくらもいなかったけれど、今では誰もかれもうそをつくようになってしまって、わたしの居場所がなくなってしまったのです」 うそをつくのが平気な人は、そのうち神さまにも見捨てられてしまうと、このお話しは教えています。 おしまい。 短か?o(><)o
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熱中症に気をつけてね。 ( No.9 ) |
- 日時: 2022/08/05 15:46 (m0sacloud)
- 名前: pocket radio (wagon) ◆td.8hEPz4iE
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