打ち込めなくなり、新しいスレに移行しました。申し訳ないです。 ( No.1 ) |
- 日時: 2022/09/26 18:27 (m0sacloud)
- 名前: wagon ◆td.8hEPz4iE
- 九州の長崎に走っていた、特急[かもめ]46年の歴史が終わりました。。
御存じ、西九州新幹線が開業の為です。。 国鉄から、JR迄続いた路線。又、JRになって新型車両になったのでしたが。 グッドデザイン賞みたいな大変な賞を取得したJRの、特急[かもめ]‥。 西九州新幹線は、かもめの名前を引き継ぎをしたが寂しいものです。。 又、新列車の観光列車、ふたつ星4047が新しくデビューもしました。 大ヒット作?の見慣れた、普通電車の型式キハ47 48に似ています。 JR九州は、観光列車に力を入れていますが、貧乏には決して乗車なんかできませんな(-.-;)
日本一短い西九州新幹線…。 意味があるのか?66キロメートルだったか? 博多からの直結、新幹線じゃあるまいし。
残念ながら、今の規格の新幹線じゃ、佐賀県が反対したって聞きました。 福岡県は、隣だからと…。 今の規格で走る新幹線は不要と。 在来線のレールに乗れる、新規格の新幹線じゃないと駄目! 結局、レールが変わっても走れる新幹線が出来なかった。 40年と歳月の時間を掛かり、博多から長崎迄の、西九州新幹線の構想はあったのに。 佐賀県の意見も判るのだよなぁ。 わざわさ、新幹線なんか走らなくても、在来線の特急で十分と…。 在来線と新幹線の時間の短縮化。 30分て…??(゜Q。)?? 昭和時代のセールスマン‥居るか、此の令和に…よ。とwagonは思う独り言( ̄▽ ̄;)
*百物語 >テンを退治したネコ むかしむかし、とても美しい一人娘を持った長者(ちょうじゃ)がいました。 長者夫婦は娘を目の中に入れても痛くないほどに可愛がっていましたが、その娘が原因不明の病気になったのです。 その病気というのが、真夜中になると突然息苦しそうにうなりだし、それが朝まで続くというものです。 長者夫婦は町から有名な医者を呼んで娘を診てもらいましたが、体はどこも悪くなく、どうしてそんな事になるのか原因が分からないと言うのです。 そこで祈疇師(きとうし→おはらいをする人)にもお払いをさせてみましたが、やっぱり効き目がありません。 長者夫婦は苦しむ娘を見るのがつらくて、ご飯ものどを通りません。 娘の病気は日に日に悪くなり、やがて寝たきりになってしまいました。 (このまま娘が、死んでしまうのでは) そう思うと、長者夫婦は気もくるわんばかりです。 さて、この長者の家には、一匹のオスネコがいました。 かつて殿さまの可愛がっていたネコの孫というだけあって、見るからに気品のあるネコです。 そのネコが、どういうわけか娘のそばを離れようとはせず、ずっと枕元で娘を見守っているのです。 ある日、奥方が娘のそばを離れないネコを見て、ふと思いました。 (娘に一番なついていたとはいえ、これほど離れないのは異常だわ。もしかするとネコが原因で、娘が毎晩苦しむのかもしれない) そこで奥方は、屋敷の者に命じてネコを屋敷から連れ出させました。 しかしネコはどんなに遠くへ連れ出しても、いつのまにか屋敷に戻って娘の枕元に座っています。 「これは困ったわ」 奥方はネコを殺そうかとも思いましたが、そんな事をすれば、どんなたたりがあるかわかりません。 ある夜、奥方は不思議な夢を見ました。 その夢の中にネコが出てきて、涙を流しながら言うのです。 「わたしは娘さんを、とても大切に思っております。 娘さんを病気にしようなど、考えた事もありません。 それなのにあなたは、わたしを疑って、娘さんの病気の原因だと思い込んでいます。 それがくやしくて、くやしくて。 わたしが娘さんのそばを離れないのには、実は訳があります。 それは天井に大きなテン(→イタチ科のけもの)がいて、娘さんの生気を吸い取ろうとしているからです。 もし、わたしがいなかったら、娘さんはすっかり生気を吸い取られて死んでしまうでしょう。 でも、わたしの力では娘さんの命を守るのが精一杯で、テンを退治する事は出来ません。 テンを退治するには、兄弟の力が必要です。 ここから何十里(→一里は、約四千メートル)か先の長者の屋敷にいる、わたしの弟を連れて来てください。 お願いいたします」 目を覚ました奥方は長者に夢の事を話して、さっそくネコの兄弟がもらわれていった長者のところへ使いを出しました。 数日後、使いの者が、この屋敷にいるネコにそっくりなネコを連れて来ました。 二匹のネコは、すぐに仲良くなり、一緒に娘の枕元に座りました。 その日の夜、ネコは再び奥方の夢に現れて言いました。 「テンは、昼間のうちは倉(くら)に隠れています。明日の午後、わたしたちを五番目の倉に入れて、外からかぎをかけてください」 そこで次の日、長者と奥方は二匹のネコにたっぷりとごちそうを食べさせて、言われた通りにネコを五番目の倉に入れて外からかぎをかけました。 すると間もなく、中からドタンバタンと、ネコたちの暴れる音が聞こえてきます。 中の騒ぎがあまりにも激しいので、長者も奥方も倉の戸を開けようかと迷っていると、 キィーーーーッ! と、気味の悪い動物の鳴き声が聞こえて、それから全く音がしなくなりました。 「どうしたのだろう?」 心配になった長者が思い切って戸を開けると、一匹のネコが血まみれになって飛び出してきました。 倉の中では、もう一匹のネコが銀色の毛をしたテンののど元に噛み付いたまま倒れています。 「大変だ!」 長者がそばへ行ってみると、テンはすでに死んでいましたが、ネコはかすかに息をしています。 長者はすぐにネコを抱き上げると、先に飛び出した血まみれのネコと一緒にかいほうしてやりました。 けれどそのかいもなく、二匹のネコはやがて息をひきとったのです。 しかしその日から娘の具合が良くなり、真夜中になっても苦しむ事がなく、次の日の朝には起き上がる事が出来たのです。 「それもこれも、みんなあのネコたちのおかげだ」 喜んだ長者は、たくさんのお坊さんを呼ぶと、二匹のネコの為に盛大(せいだい)なお葬式をあげて、屋敷の庭にネコの塚(つか)を建ててやったそうです。 おしまい(:_;)
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今迄で一番長い昔のです。 ( No.2 ) |
- 日時: 2022/09/28 03:55 (m0sacloud)
- 名前: wagon ◆td.8hEPz4iE
- *世界の昔話
>罪(つみ)ほろぼしをした男 ☆スペインの昔話☆ むかしむかし、スペインの田舎町に、とても働き者の娘さんがいました。 娘さんはお金持ちの家で女中(じょちゅう)さんをしながら、一生懸命にお 金をためました。 欲しい物も買わず、遊びにも行かな かったので、お金はたくさんたまりました。 そこで女中さんをやめて、自分の家へ帰る事にしたのです。 でもせっかくためたお金を、途中でドロボウにとられたら何にもなりません。 娘さんは心配になって、いつも親切にしてくれる宿屋のおかみさんのところへ相談にいきました。 「一人で帰るのは不安なので、誰か一緒に行ってくれる人はいないでしょうか?」 するとおかみさんが、こう言いました。 「それじゃ、うちのだんなに頼んでみるわ」 それを聞いて娘さんは、とても喜びました。 「わあ、ありがとうございます。おじさんなら、安心です。ぜひお願いします」 さて、娘さんは大事なお金を袋につめると、宿屋のだんなと一緒に出かけました。 しばらく歩いているうちに、だんなの頭にふと悪い考えが浮かんできました。 (この娘、けっこう金を持っていやがるな。・・・もし、この金が自分の物だったら) すると急に、そのお金がほしくなり、 (もうすぐ山道だ。娘を殺して金をうばっても、誰にもわかりゃしない) と、まで、思うようになりました。 そこで人気のない山道へ来ると、だんなが立ち止まって言いました。 「袋が重くて大変だろう。わしが持ってあげよう」 「ご親切に、すみません」 娘さんは何の疑いもなく、だんなに金の入った袋を渡しました。 そのとたん、だんなはふところからナイフを取り出して、娘さんにおそいかかったのです。 「な、なにをするんです!」 助けをもとめようにも、他には誰一人いません。 娘さんはたちまち、胸を刺されて死んでしまいました。 しかもだんなは娘さんが生きかえらないようにと、娘さんの首まではねて草むらの中にうめてしまいました。 そしてお金の袋を持って、逃げるように家へもどってきました。 だんなは、血のついたお金の袋を投げて言いました。 「むっ、娘をやっちまった」 「なんだって!」 おかみさんは、思わず声をはりあげました。 「大丈夫。誰にもわかりゃしないさ」 「この人でなし! あんたはオニだよ、悪魔だよ。わたしたちの友だちを、あんなに働き者の娘さんを殺すなんて!」 おかみさんは、髪の毛をかきむしってさけびました。 「おい、たのむから、そんな大声を出さないでくれ。ほんの出来心だったんだよ」 「わたしの亭主でなかったら、おまわりさんのところへつき出してやるのに」 「なあ、お願いだから、わしを助けてくれよ」 だんなは、おかみさんに手を合わせました。 「ふん! どうなっても、わたしは知らないからね!」 おかみさんはそれっきり、何も言いませんでした。 だんなはしばらく家に閉じこもっていましたが、頭に浮かんでくるのは娘さんが死ぬ時のおびえた顔でした。 うらめしそうな二つの目が、頭からはなれません。 だんなは何とかして娘さんの事を忘れようとすると、どこからともなく、 「罪ほろぼしをしなさい。罪ほろぼしをしなさい」 と、いう声が、聞こえてきました。 だんなはあわててあたりを見回しましたが、誰もいません。 すっかり怖くなって、おかみさんにその事を話すと、おかみさんがつめたく言いました。 「今度その声が聞こえたら、『どこで?』とたずねてみるんだね!」 次の日、だんなの耳にまた、 「罪ほろぼしをしなさい。罪ほろぼしをしなさい」 と、いう声が、聞こえてきました。 だんなは怖いのをがまんして、その声に聞きました。 「どこで?」 すると、その声が言いました。 「セビリアの町で」 だんなはビックリして、キョロキョロあたりを見回しました。 でもやっぱり、誰もいません。 だんなはこの事を、おかみさんに話しました。 「そんならお前さんは、セビリアの町へ行かなくては罪ほろぼしは出来ないよ」 「でも、用もないのに、セビリアの町へ行くなんて」 だんなが悩んでいると、いつの間にか何も聞こえなくなりました。 それから二、三ヶ月たつうちに、だんなは娘さんの事をすっかり忘れてしまい、おかみさんもその事にはふれなくなりました。 ある日、二人の紳士(しんし)が、この田舎町にやってきました。 だんなの宿屋に泊まった二人は、だんなに言いました。 「これからセビリアの町へ行くのだが、はじめてなので困っている。誰か案内をしてくれる者はいないかな? もちろん、お礼はたっぷりはずむが」 それを聞いただんなが、おかみさんに相談しました。 「そうだね。悪くない仕事だから、誰に頼んだって喜んで引き受けてくれるわ」 「そうだな。確かにこいつは、悪くない仕事だ。よし、わしが行こう」 だんなは、二人の紳士に言いました。 「それでは、わたしが案内しましょう」 こうして三人は、セビリアの町へ向かいました。 二人の紳士はお金持ちで、途中で食べたごうかな食事も紳士たちが払ってくれました。 三人がセビリアの町のホテルへ着いたのは、まだお昼過ぎでした。 すると、紳士の一人が言いました。 「おかげで助かったよ。お礼もかねて、夕飯に子ウシの頭の丸焼きをごちそうしたいが、どうだね?」 「そいつはうまそうだ。では、わたしが子ウシの頭を買いに行きましょう」 「ああ、よろしくたのむよ」 紳士からお金を受け取っただんなは、さっそく町の市場へ行って子ウシの頭を買いました。 だんなは子ウシの頭をマントの下へ入れると紳士の待っているホテルへ急ぎましたが、その途中で二人のおまわりさんに呼び止められました。 「おい、どこへ行くのかね?」 マントの前をふくらまして歩いているだんなを見て、おまわりさんはあやしい男と思ったのです。 「そのマントの下にかくし持っている物は、何かね?」 「はい、これからホテルへもどるところです。マントの下の物は、お客さんに頼まれた子ウシの頭です。晩ご飯のおかずにするもんで」 「では、その子ウシの頭とやらを、見せてくれないか?」 「いいですとも。べつに、あやしいもんじゃありませんから」 だんなはマントの下から、子ウシの頭を取り出しました。 ところがどういうわけか、子ウシの頭はいつの間にか、だんなが殺した娘さんの首にかわっていたのです。 「これが、子ウシの頭かね?」 「そんなバカな!」 だんなは、まっ青になりました。 さっき買ったのは、確かに子ウシの頭でした。 それがどうして娘さんの首にかわってしまったのか、いくら考えてもよくわかりません。 「お願いですから、ホテルへ行かせてください! 二人の紳士に会えば、わたしが子ウシの頭を買いに行った事がわかりますから」 「よし、そこまで言うなら、ホテルへ連れて行ってやろう」 おまわりさんたちはだんなを連れて、ホテルに行きました。 ところがホテルには、二人の紳士の姿はありませんでした。 ホテルの人にたずねても、そんな人は来ていないと言います。 「いや、確かに三人で、ここへ来たんだ!」 いくらだんなが言っても、ホテルの人は知らないと言います。 「お前は人殺しの上に、うそまでつくとはとんでもないやつだ!」 おまわりさんはだんなをろうやに放り込むと、裁判官をよんできました。 だんなは仕方なく、娘さんを殺して首をはねたことを白状したのです。 三日後、だんなは死刑になりました。 あやしい声が言ったように、だんなはセビリアの町で罪ほろぼしをしたのです。 おしまい(>_<)
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又、楽しかった夢。辛い。 ( No.3 ) |
- 日時: 2022/09/29 02:57 (m0sacloud)
- 名前: wagon ◆td.8hEPz4iE
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