こころの悩み｜悩み相談掲示板 > 怖い話５

怖い話５ 日時： 2013/03/02 23:15　( ocn) 名前： ミム こんばんわ、ミムです＾＾ ここは怖い話＆雑談（何でもｗ）有りです！ よろしくお願いします て、ていうかもう５弾なんですよ 皆さんとのきずなも深くなった気がします （私だけが感じているのかもしれないけど…） ということで――― スタート！！！ Tweet ▼

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Re: 怖い話５ ( No.1 ) 日時： 2013/03/03 08:11　(au-net) 名前： アジテイター 　５弾だ！正統派の怖いの書いておこうっと〜！ 【Ｊ型のケース】 　会社をリストラされた僕は自殺するために公園に向かった、愛用のギターをケースに入れて・・・。 　公園のベンチに座り思い出の曲を弾いた、何曲か弾いたら裏手の森の中で首吊りしよう、様々な思いがこみ上げてくるけれどもういいんだ・・・子供連れの主婦や年寄り達が僕の方を見て演奏を聴いてくれている、これが最後の思い出になるのだろう。 　その中にＪ型のケースを持った紳士が居た、彼も楽器を演奏するのだろうか？それにしても不思議な形のケースだ、辺りを夕闇が包み込み、見物客も居なくなったので僕は裏手の森に向かった。 　ギターは小脇において、枝振りの良い木にロープをかけた、公園のトイレから作業用の小さな脚立を拝借した、僕は脚立に登り首にロープを結んだ、後は脚立を蹴飛ばせば良い。 　でも僕は迷った、本当に自殺してしまってもいいんだろうか？迷っている僕の目の前にＪ型のケースを持った紳士が現れた。 「何を迷っているんですか？」 「止めようとしても無駄ですよ、僕は今から死ぬんです」 　紳士は困ったような顔をしてケースから巨大な鎌を取り出して振りかざした、鎌と夜空に浮かぶ三日月がぴったりと重なる。 「いや私も仕事をこなさないと、ノルマがあるんですよ、でも無理矢理に強要することはできませんしね」 　紳士が薄笑いを浮かべる　（死神？）　気づいたときに僕の意識は遠のいていった・・・。     Re: 怖い話５ ( No.2 ) 日時： 2013/03/03 09:56　(ocn) 名前： ミム おはようございます＾＾ 怖いっ＞＜ 自殺する人ってでもどういう感覚であの世に行くんでしょうね ？ なんか思春期になってから気になっていますｗ     Re: 怖い話５ ( No.3 ) 日時： 2013/03/03 10:19　(ocn) 名前： ショコラ アジテイターさん、めっちゃ面白いです！特に最後の方！これからも応援してます┌|≧∇≦|┘ 、ミム、おはよう〜^^     Re: 怖い話５ ( No.4 ) 日時： 2013/03/03 10:45　(ocn) 名前： ミム ショコラおはよ〜う！ 今日も会いたかったよぉ///ｗｗ     Re: 怖い話５ ( No.5 ) 日時： 2013/03/03 11:07　(ocn) 名前： ドリブラー 俺悲しい　ずっと前けいじばんで　違う掲示板で　荒しという　ケンカするときの頼もしい仲間がいた　ほかにもミートステーキとかぼうそうとか　仲間がいたのにおれはあるとき　通報された     Re: 怖い話５ ( No.6 ) 日時： 2013/03/03 11:23　(ocn) 名前： ショコラ ミム、私も会いたかったよ〜^^、ドリブラーさん、大丈夫ですか？     Re: 怖い話５ ( No.7 ) 日時： 2013/03/03 11:29　(ocn) 名前： ドリブラー 誰か　仲間　なっ　　　　　　　 て     Re: 怖い話５ ( No.8 ) 日時： 2013/03/03 11:37　(ocn) 名前： ミム ドリブラ―さん、私でよければ友達に＞＜ ていうかなりたいです＾＾ 返事待ってます 無理はしなくていいからですね＾＾     Re: 怖い話５ ( No.9 ) 日時： 2013/03/03 11:39　(ocn) 名前： ミム あっでも、荒らし仲間はって言うのはダメですけど…     Re: 怖い話５ ( No.10 ) 日時： 2013/03/03 11:40　(ocn) 名前： ドリブラー ミムさん　仲間になりやしょう　荒らしはやめます     Re: 怖い話５ ( No.11 ) 日時： 2013/03/03 11:43　(ocn) 名前： ドリブラー こんなどうしよもない俺を　気にしてくれて　あ…ありがとう…     Re: 怖い話５ ( No.12 ) 日時： 2013/03/03 12:16　(home) 名前： 　さげて下さい！！ 賢太です。 ドリブラーくんだいたい誰だか見当がついてますよ     Re: 怖い話５ ( No.13 ) 日時： 2013/03/03 17:24　(au-net) 名前： アジテイター 　賢太さんへ、もう上げても良いかな？気を使ってくれて有り難う。 　怖い話の代表格に地獄絵図があります、悪いことすると死んでからこんなことされるよという宗教的、道義的な教えですが、クールで事務的な地獄って怖いと思いませんか？ 【罪と罰】 　俺は世に言う不良だった、十代の終わりにバイク事故で死んだらしい、たぶんここは地獄だと思う、うんざりするほど待たされてから閻魔大王らしき人物の所に連れて行かれた。 　閻魔大王は普通の背広を着ている、周りの鬼達も普通の作業着だ、だが亡者達は逆らわない、閻魔も鬼も身長が目測で３メートルほどもあったから。 　閻魔は座ったままで俺に言った。 「ああ、ただの不良か、賽の河原行きだな、決定」 　たったそれだけ、五秒程度の裁きだ、俺は切れた、ふざけるな、そんなに簡単に裁かれてたまるか、俺は不良だが大罪を犯した覚えは無い、それに具体的な罰を教えろ、河原でなにするんだ？ 　閻魔大王はジロリと俺を睨んで言った。 「お前は親に逆らい、弱者を虐めた、人の助言を聞かず、他人に思いやりの無いやつはここでは無視されるのさ、それだけ、帰れないだけ」 　俺は賽の河原という場所に連れて行かれた、河原と三途の川だけの殺風景な所、俺は歩いた、何処まで行っても河原だ、誰も居ない、何日間歩き続けたのだろう、俺は気が狂いそうになって、川に入って泳いだ、横方向なら何か変化があると思ったのだ、だが川幅が広くて泳ぎ切れなかった、気がつくと俺は川をはさんだ反対側の河原に流れ着いていた、俺は足を引きずりながら横方向に歩いた、そして何日間も歩いてみたら元の河原に戻ってきていた・・・誰も居ない、死ぬことも無く、同じ単調な風景が繰り返されるだけ・・・。     Re: 怖い話５ ( No.14 ) 日時： 2013/03/03 21:05　(ocn) 名前： ミム ドリブラ―さん いえいえ＾＾ こちらこそ友達になってくれてありがとです！ ドリブラ―さんは何歳ですか？ 賢太さん え、どうして下げないといけないんですか？ 意味がわからなくて＞＜ ごめんなさい 理解して正論だったら下げますね＾＾     Re: 怖い話５ ( No.15 ) 日時： 2013/03/03 21:07　(ocn) 名前： ミム アジテイタ―さん すごっ＞＜ ホントに死の世界って、気になる〜！ アジテイタ―さんこんなにうまく書けているということは死の世界に行ったことがあるのではｗｗｗ     Re: 怖い話５ ( No.16 ) 日時： 2013/03/03 21:57　(ocn) 名前： ショコラ アジテイターさん、めっちゃ面白いです！ドリブラーさん、友達になりましょう^^賢太さん、こんにちは〜('∀`)、ミム、明日も病院 、でも頑張るよ〜^^     Re: 怖い話５ ( No.17 ) 日時： 2013/03/03 22:02　(ocn) 名前： ドリブラー ショコラ病院？病気なの？     Re: 怖い話５ ( No.18 ) 日時： 2013/03/03 22:41　(au-net) 名前： アジテイター 閑話休題？ミムちゃんへ 　実はアジおじさんは悪夢の中で地獄に引っ張り込まれて、閻魔大王に二回ほど会ってきました（笑）そのストーリーは長すぎてここでは書けませんが、閻魔大王は仕立ての良いダブルの背広を着た土建屋の社長のような人でした、生きてる私を引っ張り込んだのは第三者に意見を聞いて正確な裁判を行うための調査・調整のためだそうです（爆笑） 　さる御嬢様と不良青年が恋に落ち、親から逃げます、しかし逃亡時に自動車事故で二人とも死亡という現代版のロミオとジュリエットの様な事件の検証を私は任せられます、これは事故ではあるが、捕まえられるぐらいなら死んでやるという意識、未必の故意が青年にあったかどうか？私は青年と少女に会って話を聞き、地獄の照魔鏡で現場検証をして弁護人として法廷に立つという夢です、有罪にしたい閻魔と無罪にしたい私は文字通り地獄の舌戦を繰り広げました（やれやれ地獄ですら喋る凶器です）そんな私への御褒美がこの文章能力なのか、ただの寝汗だけなのか自分でも良くわかりません(*^▽^*) 　     Re: 怖い話５ ( No.19 ) 日時： 2013/03/04 08:11　(softbank220026066037.bbtec.net) 名前： nagi 始めまして… 怖い話…正直敬遠していました。無類の怖がり＆意地っ張り 始めてきましたが、 どうやら、強くなったのか大丈夫そうです… 実はときどき、荒らしが来るので、賢太さんは念のためにおしゃったのかもしれません。ひと月ほど前に、かなりひどい荒らしがあり、毎晩のように、賢太さんは、通報通報通報…悪霊退散！でしたからね… それはそれは怖い話で、ヒエ〜〜〜でした。なわけありませんが、 今回は、仲間探しでしたので大丈夫でしたが…     Re: 怖い話５ ( No.20 ) 日時： 2013/03/04 09:47　(panda-world) 名前： ショコラ みなさんおはようございます〜(⌒▽⌒)、ドリブラーさん、耳が腫れてしまってそれで、今治療してるんです 、今は腫れもしいていますが、今月手術します 、アジテイターさん、面白いです！^^、nagiさん、こんばんわ('∀`)     Re: 怖い話５ ( No.22 ) 日時： 2013/03/04 14:16　(panda-world) 名前： ショコラ あさひさん、ウシジマくんは、漫画で見たことありますが、映画はないですね〜、今度見てみます^^     Re: 怖い話５ ( No.24 ) 日時： 2013/03/04 20:24　(ocn) 名前： ショコラ あさひさん、はい、映画版も見ます^^、私は、音楽を聴いている時が一番楽しいです(⌒▽⌒)、父、母に望んでいることは、健康でいてほしいことだけです(●'ｗ'●)、娘さんの初節句、いいですね〜^^楽しそうですね('∀`)     Re: 怖い話５ ( No.26 ) 日時： 2013/03/04 20:48　(ocn) 名前： ミム アジテイタ―さん えっ？？ 大王さまに会ったのｗ アジテイタ―さん危機を乗り越えたんだね アジテイタ―さんまじでご褒美が文章力だよ！ nagiさん そうなんですか。 それは賢太さんも気になりますよね＞＜ わざわざありがとです＾＾ 怖い話一緒にしましょうよぉｗ 怖いのを克服してあげましょうｗ あさひさん す、すごい…！ 三途の川って本当にあるんだ なんかもう悪いこと出来ないよぉｗｗ 私の知り合いもね三途の川言ったことあるって言ったたんだけどまさかそれが本当だなんて… 冗談だと思ってたから＞＜ なら天国もあるのかな＞＜？ セカチューに出てた人って… あ、！ 分かった あの人なんかああ言う系などラマによく出てるよね＾＾ なんか「タイヨウのうた」とか♪ 節分初めてしたんだぁ！ 私のところはしなかったよ＞＜ ちなみにひな人形も出さなかった 悲しい雛祭りでしたｗ う〜ん親にしてもらいたいことかぁ… 私はお父さんいなかったからいるだけで幸せだなって思うけど、私的にはやっぱりちゃんと見てあげることなんじゃないのかな…？ 話を聞いてくれたり、遊んであげたり、風呂に一緒に入ったり―― それだけで十分だと思うよ！ 子供さんがうらやましい〜＞＜     Re: 怖い話５ ( No.27 ) 日時： 2013/03/04 21:00　(au-net) 名前： アジテイター 　この時期にしか出来ないサスペンス〜被害者が犯人を指し示すためのメッセージとは？途中で解っちゃうかな。 【ひな祭り】 　四人姉妹の長女、佳子姉さんがひな人形が飾られていた部屋で刺殺されていた、三人官女の一体を握りしめながら。 　その三人官女の人形は銚子を持って微笑んでいるだけだ、私は妹の末美を呼んで囁いた「犯人は次子姉さんだと思うのよね、佳子姉さんに借金していたし」末美がうなづく「次子姉さんだけが結婚してるのに、お金無くてキャバクラでバイトしてたしね」 「でも美津子姉さん、次子姉さんが犯人という決め手が無いわ」 　そうなのだ、次子姉さんがあやしい、動機としては借金がある、でも佳子姉さんが握りしめていた三人官女の意味が分からない、なんのメッセージなのだろう？ 　しばらくすると末子が歌い出した、小さい頃四姉妹でよく歌った歌だ。 　♪明かりを付けましょぼんぼりに　お花をあげましょ桃の花 　五人囃子の笛太鼓　今日は楽しいひな祭り♪ 　その時私はひらめいてしまったのだ、お酒をつぐための銚子、水商売、唯一の既婚者、次女、２番目、そうだっ！ 「末子ちゃん！二番よ二番っ！歌って！」不思議そうな顔をして末子が歌い出す。 　お内裏様とおひな様♪二人並んで澄まし顔♪ 　お嫁にいらした姉様に　よく似た官女の白い顔・・・ 　歌い終わった末子と私に迷いは無かった、今から次子姉さんに自白させなければならない、佳子姉さんとおひな様の前で・・・。     Re: 怖い話５ ( No.28 ) 日時： 2013/03/04 21:33　(panda-world) 名前： ショコラ あさひさん、ありがとうございます^^音楽は、ロック系、洋楽です（≧∇≦）、JUJUいいですよね〜、ミム、タイヨウの歌いいよね〜 、アジテイターさん、めっちゃ、面白いです！最後の方めっちゃいいです^^     Re: 怖い話５ ( No.29 ) 日時： 2013/03/05 10:37　(au-net) 名前： アジテイター 　綺麗すぎて怖い物ってあるよね・・・。 【悪魔の生け贄】 　不用意に妖しい世界に踏み込んだ私が悪い、まさか悪魔の儀式、恐ろしいサバトの生け贄にされるとは思わなかった・・・ 　真っ白なサテンのドレスを着せられ、身動きが取れないように寝かされた私に魔道士が銀の斧を振りかざす、氷のように冷たい光。 　次の瞬間魔道士の首は何者かによって切り落とされた、真紅の血しぶきがあがり、私のドレスに豪奢な模様を描く、正義の勇者？いや違う、美形だが暗い表情を漂わせた剣士、漆黒の鎧の騎士。 　私は戒めをとかれて騎士に抱きおこされた「あなたは誰なの？」私の問いに騎士は答えない、ただ私の手を引き、冷たく長いらせん階段を登っていく・・・ 　オレンジの光を漂わすキャンドルに照らされたその表情、辛い思い出を冷徹な意思で包んだようなその顔、騎士は重厚なドラゴンの飾りが付いた扉の前で初めて口を開いた。 「すまない、貴女に見ていて貰わないと悪魔は倒せない条件なのだ、私は円卓の騎士、ガラハット」 　円卓の騎士ガラハット、王を裏切り地獄の剣士となった元英雄、戦い続けることだけを宿命とされた伝説の貴公子・・・ 　少しだけ悲しそうな表情を見せた美しい騎士は、青白く輝く剣とピジョンブラッド色のルビーがはめ込まれた盾を構えながら扉を開けた。 ＊（蛇足）どうだ〜長編小説にしてもイケそうだろ〜エヘヘ　(*^▽^*)     Re: 怖い話５ ( No.31 ) 日時： 2013/03/05 18:37　(ocn) 名前： ショコラ アジテイターさん、長編小説絶対いけますよ〜、めっちゃ面白いです！、あさひさん、とてもスカッとします^^洋楽も是非聴いてみて下さい〜（≧∇≦）     Re: 怖い話５ ( No.33 ) 日時： 2013/03/06 12:09　(au-net) 名前： アジテイター 　あさひさんのいうニュース読みました、親なら子供を守りたい、かばってやりたいという気持ちは痛いほど分かります、そして神様はいなくても、この世に正義が存在することを信じています、たまには未来の話もいいでしょう、政治や行政の凄みって怖いですよね。 【５０年後に向けて】 　私はある省庁の係長だ、昨日提出した仮の予算案をボツにされた、絶対の自信があったのに納得できない、管理室長に直訴してやる。 　室長は事務室の中で金魚にエサをやっていた、人の気も知らないで脳天気な人だ、室長は私の顔を見ると微笑んで朝の挨拶をする。 「とぼけないで下さい、室長！私の仕事に何の不満があるのですか！」 　室長はヤレヤレという顔をして私が作成した文書を机に投げ出した、そして悠々と語り出した。 「君の予算配分は完璧だ、しかし予期せぬ災害に対しての配慮が足りない、景気が上向いている今こそ不慮の事故に対しての備えをしておくべきでは無いかね？」 　私は納得しなかった、そんな非合理な予算配分なんてあり得ない、いつ来るか分からない災害のために膨大な予算を掛けることに反対する連中は必ず存在するはずだ、室長は大臣を納得させられるのかと私は詰め寄った、しかし室長は微笑みを絶やさない。 「係長、新任の大臣を知っているかね？若手の女性大臣だが」 　もちろん知っている、たしか幼少の頃に両親を亡くして苦労して政治家になった方だ、だがそれが一体どうしたというのか？ 「大臣の父君は彼女を災害から守って死んだことを知っているか？」 　私は思考の死角を突かれた、しかしまだ引き下がれない、そんな個人的な理由で政治を動かして貰っては困ると食いさがった、その時に室長は鬼のような形相で私の襟首を掴み取った。 「舐めるな若造っ！いいかっ！親が子供を守るように国が国民を守れなくてどうするっ！大臣も俺も命がけで仕事してるんだっ！」 　私は絶句した、物静かな室長が激怒したのを目撃したのはそれが最初で最後だった。 　それからさらに１０年後、私は室長に出世した、あの身体を張った教えは今でも忘れていない。 　     Re: 怖い話５ ( No.34 ) 日時： 2013/03/06 18:17　(ocn) 名前： ショコラ あさひさん、お昼寝気持ちいいですよね〜^^アジテイターさん、めっちゃ面白いです（≧∇≦）     Re: 怖い話５ ( No.35 ) 日時： 2013/03/07 09:00　(au-net) 名前： アジテイター あさひさんのリクエスト、爆弾書いときましょう、初期の怖いスレで書いた作品の焼き直しです、切り口と状況は変えますね。 【春の行楽】 　昔から僕は手先が器用で機械いじりが好きだった、工科大学に進学するか某有名機械メーカーに就職するか、将来への夢を持っていたんだ。 　でもふたつとも駄目だった、試験に落ちちゃった、自分のことを馬鹿だと思っていなかったし、実技では負けない自信があったのに・・・ 　そんなへこんでいた僕をクラスメイトのＳ君が小旅行に誘ってくれた、長距離バスで遊びに行こうと。 　Ｓ君は親友だ、僕のことなんか放っとけばいいのに、元気づけてくれる、他に乗り合わせた人達も素敵な人達ばっかりだった。 　新婚のカップルさんは親に結婚を反対されていたから、これが新婚旅行の代わりと爽やかに笑った、家族全員で乗車した人達は可愛らしい双子の女の子を連れていた、五歳くらいかな？　僕たちと同じような若者もいた、テニスサークルの仲間だそうだ、すぐに友達になれそうな雰囲気だ。 　Ｓ君は僕に気を使ってその場を盛り上げてくれる、有り難う、つかの間だけど傷ついた心が癒やされるよ。 　バスは大きな道に入って高速移動を始めた、御免ね皆さん、あと１時間もすれば楽しい夢の国に到着するのに、僕が作ったのは３０分設定なんだよ、一度スイッチ入れると止められないし。 　そう思いながら僕は大きなスポーツバッグに手を入れて静かに時限爆弾のスイッチをオンにした、本当に御免ね皆さん、素人細工だからスマートな小型化は出来なかったんだ、でも威力は凄いからね、たぶん近くの車両も三台ぐらいは巻き込めるんじゃないかな、実技には自信があるんだ。     Re: 怖い話５ ( No.36 ) 日時： 2013/03/07 16:25　(ocn) 名前： ショコラ アジテイターさん、最後の方、めっちゃ面白いです！

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