 Re: らんさんへ ( No.1 ) |
- 日時： 2013/04/28 08:08 (e-mobile)
- 名前： らん
- 大変な状況なのですね。精神面で不安がある際に重要になるであろうご家族のサポートが得られず、かえって不安の原因になっているような状況で、精神的に安定した状態をつくるためには自立するしかないように思われるけれどもそれには安定した職を手に入れる必要があるということでしょうか。
しかしながら、今急いで職を手に入れるとハズレの会社を引くリスクがあり、そこでの労働環境が悪いと精神面にも悪影響を及ぼすかもしれないといったことが、よくお分かりになっているということかと思います。そして、職を失った場合には実家に戻ることになってしまうので、難しい判断になりますね。
精神疾患が高校在学中かその前後から始まっていて治療に長期間かかることが想定されるものであり、治療が結構難しいタイプのものであるのなら、短期的には精神的な負担を大きくしないのが安全策であるということになるのではないでしょうか。
信頼できるお医者さんのアドバイスを参考にされるのがよろしいと思いますが、自立のために精神的にも肉体的にも負担のかかる長時間の労働の仕事や正社員の仕事を探すのはリスクが高く、軽く仕事ができ状態が悪くなれば比較的簡単に辞められるバイトやパートから入った方がよいのではないかと個人的には思います。正社員の方が給料等で待遇がよいのは明らかで手に入るのであればその方が好ましいのは言うまでもありませんが、あい様の条件でお仕事を探した場合、一般にはあい様がすごく優秀な方だというのは面接の時点ではわからないことなので、あい様の能力を評価してくれるよい会社に出会う可能性よりは残業代がまともに出ないようなブラック企業を引く可能性の方が高いと思うのです。正社員のメリットは給料がよいことや厚生年金に加入してくれるため将来の年金受給額が増えるということにありますが、受け取っている給料が多いほど厚生年金の額も増えるというシステムであるため、給料自体が安いのであれば厚生年金の額も大きく増えてはこない理屈になります。
あい様の場合には私立に特待で通われていたということでおそらく特別に優れた理解力を持たれている方なのではないかと思います。そのような場合、精神的な状態さえよくなればさらに資格を取得したり経験を積んでよい会社に移ったり自分で会社をつくったりといった選択が可能になりそうなので、短期的には精神面の安定を保つことが最も重要なのではないかと思います。（１）処方されている薬があればそれをきちんと服用することと、（２）副作用がつらくなったらきちんとお医者さんに相談されることと（３）短期的に大きな精神的負担をかけないこと、を重視するのがよく、正社員にこだわって面倒な面接を繰り返すことはないようにも思います。正社員の地位を手に入れてしまいますと、状態が悪いときに簡単に診察を受けられませんし、簡単には仕事を休めないというリスクがあるからです。
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| Re: らんさんへ ( No.2 ) |
- 日時： 2013/04/28 08:23 (e-mobile)
- 名前： らん
- とりあえず長くなってしまったのでいったん切りましたが、心の問題とつきあいつつお仕事をされていくのはやはり大変なので、あまりあせらずに考えていくのがよいのではないでしょうか。
よい正社員さんの仕事が見つかればそれはそれでよいことですし、無理をしないことが一番かな、と思います。
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| Re: らんさんへ ( No.3 ) |
- 日時： 2013/04/28 11:40 (spmode)
- 名前： あい
ご丁寧なアドバイスありがとうございます。
事実を言いますと、実家に戻る前、アルバイトを辞めたのです。アルバイトを辞めたため経済的に苦しくなり実家に戻るようになってしまったのですが、そのアルバイトを辞めた理由というのが、らんさんのおっしゃったブラック企業だったからなのです。
精神的に不安定でありながも安定した職に就くという活動はずっと前から変わっていません。そのアルバイトも、そういう状況下で始めたものでした。それでも、人と関わることや対面してお話をすることがとても苦手だっただめ、その克服の意味でアパレル販売という接客業を選んだのです。
入った当初は本当につらく、何度も辞めようと思いました。そのたび、自分の目的を思い出して踏みとどまり、店舗で店長と大差ない実績を出す程にまでなりました。私のいた店舗ではスタッフが私を含め3人と少なく、私としてはいい環境と呼べるものでした。私が社員になりたがっていたこともあって、店長が社長に社員登用と次期店長への昇格を話すように言ってくれました。サービス残業や、社長の従業員に対する接し方には納得できなかったのですが、社員にさえ昇格できれば、職種としても大好きだったので続けられる覚悟でした。
(続きます)
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| Re: らんさんへ ( No.4 ) |
- 日時： 2013/04/28 13:08 (spmode)
- 名前： あい
- 私がここを辞めるまでの経緯は、前述した条件を叶えてもらえる余地が全くなかったのは言うまでもありませんが、店長がこの件をなかなか社長に相談してくれなかったことや、何度聞いても言葉を濁すだけで昇格によって将来性を掴めそうになかったということの他に、もうひとつ理由があります。
今、思い返すと“それ”は私が入社して半年ほど経ったころから続いていたような気もするのですが、実は店長からセクハラを受けていました。
容姿についてのあれこれ(体重を聞かれたり、「痩せすぎだ」、「ぽっちゃりしていた方が女性はいい」、「生理ちゃんと来てる？」など)を問われることは頻繁にあったので、それはセクハラとは思いませんでした。というよりも、入った当初から、体調が極端に悪くなる時があることは話していたので、単に心配してくれているのだと思っていました。体重や体型を言われるのは嫌でしたが、「痩せすぎだから生理来ないんじゃないの？」と言われたことがあり、私にとってはそれは心配しているのだと受け取れました。
それが一気にエスカレートしたのはそれから間もなくです。仕事の腕が上がるにつれて精神的にも落ち着くことが多くなりました。体重も少しずつ増え、一見して“そういう”人だとは思えなかっただろうと思います。しかし、その頃から店長の態度も急変し、私はまた情緒不安定が続く日々に逆戻りに。
具体的な被害については、発言や要請です。「最近太ったでしょ？なんかいい女になってきたんじゃない？」、「彼氏に胸揉んでもらって大きくしたら？」、「生理中に生でヤれば生理痛は治まるよ」、「(商品を指差して)これコンドームに見えるんだけど」、「どの体位が一番好き？」、「彼って激しいの？」等々。そのうち、キスや行為を求めるようになって、私は仕事の実績も落ちるようになってしまいました。最終的には、実績が落ちると、「何時までに売上、いくらまで上げて。頑張んないとキスするからね」と脅すようになりました。
これら店長の言動はあくまでも冗談めいた口調で、私自身もあくまで明るくふざけて交わしていましたから、やはりエスカレートするだけなんですよね。仕事の話に関しては当然真剣に、また私も店長とそこまで変わらないような業務を任されていたので、仕事上多くの業務はふたりで行っていました。ですからセクハラもあくまで冗談として受け流すことしかできませんでした。
高校時代のトラブルの傷さえ、完璧に治ったわけではありませんでした。この職場には高校卒業と同時に入社しましたから、むしろ引きずったままだったのです。そこに店長からのセクハラが上乗せされてしまい、精神的にあまりにも不安定になってしまったため、退社を決めました。
本来なら今年の2月いっぱいで辞める運びでした。社長、店長にも承諾してもらい、残りの時間を精一杯勤めようと思っていた矢先のこと。売上報告の店長との電話で、「襲うよ!?」と脅迫されてしまったのです。もうこの頃には、満足に男性のお客様に接客をすることさえできなくなっていました。接客を怠れば当然、売上は悪くなります。それについて責められるのは当然のことですが、店長からの性的な発言、要請にもうどうしようもなく追い詰められてしまって、売上を伸ばすどころではなかったのです。それでもシフトには出なくてはいけませんし、職場に出勤することがやっとのことでした。
それなのに、そんな最中、「もうちょっと頑張れない？(中略)ほんとにもう襲うよ!?」と。
限界でした。あと２週間ほどシフトは残っていたのですが、その日退勤後に「今日限りで辞めます」との連絡をしました。当然、納得してくれるまで随分かかりましたが、「もう接客に行ける体調ではない」との一点張りでようやく認めてくれました。今年の2月のことです。
それから間もなくして収入がないために実家に戻ったのですが、やはり実家も安らげず、今に至るのです。
病院には、ひとり暮らしをしていた頃は一度も行きませんでした。実家を出る際に処方してもらった薬で充分足りるほど精神的に安定していました。シフトがころころ変わったりあまりにも不安定で時間が決めづらかったこともあって、本当に悪いときにしか服用しなかったのです。(依存から抜けたかったのですが、本当はいけないことなんですよね。)
今に至るまでの経緯を時期で言いますと、高校入学が4年前の2009年。進級して間もなくの家庭不和悪化と男子生徒とのトラブルが2010年の梅雨。それから不登校になって中退、編入したのが、その年の11月。通院をしながら通信教育で3年生になって、2011年の11月にひとり暮らしを始めまして、年を越した2012年の2月にようやく卒業資格を得ました。同時にあの職場に採用され、そのような事情で今、実家に戻ったわけなのです。
母校を通じての面接もまだ二社、再通院も1回です。
実家を出たい気持ちは変わらず強いのですが、正直、男性に対してはもちろん拒絶反応が出てしまい仮に面接がうまくいったとしてもまともな勤務ができるかも
分かったものではありません。それでも実家に居たのでは、精神的不安定を悪化させてしまう要素は充分にあります。
きっとこのまま面接を続けたのでは、自分で整理が付かなくなることは目に見えている気がします。やはり、通院に専念した方がいいのかもしれません。そしてもう一度、私の状態を家族に話して向き合う必要もあるのでしょう。ここに戻った以上は、ここで生活をしなければいけませんし、避けては通れないんだと思います。
しかし、母が、私が実家を出る前にパニック障害を新たに患ってしまい、今も“そういう”話をすると怖いと言って逃げてしまいます。父はもともと家庭には無関心でしたから、ひとつのことを話すのに全てのいきさつの説明がいるわけでして、それを父が理解できるとは到底思えないのです。セクハラの件も父に直接話す勇気もありません。んなし状態で、果たして私の傷を家庭内で理解してもらえるのか？病院も、女医さんが担当してくださるところを探して変えるつもりですが人と面と向かって話をすること自体、私には勇気のいることなのです。
八方塞がりと言いますか、何から手を付けていいのか分からないのです。
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| Re: らんさんへ ( No.5 ) |
- 日時： 2013/04/29 07:32 (e-mobile)
- 名前： らん
- お仕事上の「それ」という大変なご負担があったのですね。非常にお気の毒でした。おうちの方にそれを話してよい方向に行きそうなのであればそれがよろしいのですが・・・。お母様にパニック障害等の問題があるのでしたら難しいところでしょうか。また、そうした状況をお話すすることはあいさんの現在の状況と退職した理由を理解してもらうという意味では役に立つかもしれませんが、これで家庭不和が解決するわけでもないでしょうし、またそもそもあいさんの辛い状況に理解を示してくれるとは限りませんから、ご家族へのご説明はあまり重視しなくてもよいような気がします。
大きい会社ですと、こうした会社内での「それ」は相談窓口があったりして少しは改善する道もあることがありますが、小規模な店舗ですと逃げ道がないので難しいですよね。
あえて接客をするお仕事を選ばれて苦手なことを克服する努力をなさったことは本当にすばらしいことだと思うのですが、今度はすでに経験を積んだ状態ですから、無理に接客をするタイプの職ではなくてもよいのかもしれません。
回復の道のりは長いものですから、あまり無理をして就職活動でご負担をかけ過ぎないようになさってくださいね。
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| Re: らんさんへ ( No.6 ) |
- 日時： 2013/04/29 08:03 (e-mobile)
- 名前： らん
- 短期的にはちょっと休んでからバイトを探すか、バイトしながらよい正社員の仕事を探すか、すぐに正社員の仕事を探すか、ということになるわけですが、いずれにせよ仕事を探すという大枠は同じですから、あまり難しく考える必要はないと思います。よいと思うものが見つかったら応募すればよいというところでしょうか。
春の方が安定した職を手に入れやすいとか、前職との期間があまりない方が再就職に都合がよいといった事情はあるかもしれませんが、前職が正社員ではない以上は急ぎ過ぎない方がいいでしょう。
あい様がお書きになった事情からしますと、あい様は２０歳ちょっと前かそれくらいの年齢であると推察しますが、完璧な文章構成をされていると思います。高校時代のある時期、間違いなく強力な国語力を持たれていた方であろうと思いますので、そちらの方向を生かすような「堅いタイプ」のお仕事を探してもよいのではないでしょうか。苦手を克服する接客が悪いわけではないのですが、「明るさ・体力・話のうまさ」みたいなものが第一で「文章力・理解力」が第二に必要とされるタイプのお仕事よりは、逆のタイプのお仕事の方があいさんの能力を発揮できる可能性が高いのでは・・・。張り切って元気よく声を出すお仕事ではなく、病院・歯科医といったわりと静かに挨拶して地味に書類を書く仕事が含まれているお仕事の方が・・・。
あるいは時期的には宅検あたりの資格をねらってそこから就職するコースもありかと思います。あい様に申し上げるまでのないことですが、資格には３種類あり、（１）ワードやエクセルの検定みたいに個人の能力を証明するもの、（２）宅検や薬剤師のように資格者を営業所ごとに置くことが決められているために、営業上必ず必要とされ求人がある資格、（３）医師、弁護士、税理士等、その資格があることで独立して仕事ができるもの、があるわけです。長期的には（２）、（３）の系統の資格があると便利ですよね。
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| Re: らんさんへ ( No.7 ) |
- 日時： 2013/04/29 18:25 (spmode)
- 名前： あい
何度もご丁寧にありがとうございます。
文章についてお誉めの言葉も嬉しく思いました。
ありがとうございます。
私自身、アパレルは大好きなのですが、今の私にはハンディがありますから、接客業として見ると不向きなのでしょう。やはり、らんさんのおっしゃった、堅いタイプの方が私にとっても働きやすいのだろうと充分に察しがつきます。私自身も、デザイナー、企画、ディレクター、美術と言ったいわゆる裏方のお仕事にとても興味を持っていますから、専門なり資格なりでその道に進むことも可能なのだとは思います。また、小学生の時から書道を得意としていまして、いずれは師範を取るつもりでしたからそれを今、挑戦してもいいわけですよね。
いずれにせよ、らんさんにおっしゃっていただいたように、焦らずが一番大切なのでしょう。
家族とは、このまま不和で平行線のまま終わるのは納得が行きませんし、両親は私の、私は両親の苦しみを分かり合わなければならない時が遅かれ早かれ来るのでしょう。その時に、私自身、落ち着いて向き合えるように、精神面のケアはやはり重視した方がいいのかもしれません。
私は6月で二十歳になります。選挙にも行かなければいけませんし、何をするにも成人としての社会的義務や責任は重いですし、恥ずかしくない社会人でありたい。そのために今は、通院に専念しながら、就職についてはもう一度考え直してみようと思います。
色々と尽心なご意見、ありがとうございました。おかげで、気持ちが軽くなった気がします。
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