Re: 将来の夢について ( No.1 ) |
- 日時: 2016/10/17 11:30 (ppp)
- 名前: 黒苺
- 例えば身近なものなら病院でしょうか。
病院の場合は、「医師」か「診療放射線技師」の資格が必要になりますが、その上でレントゲンを用いた一般的な検査をする仕事もありますし、放射性物質を用いた検査(PET-CTなど)は核医学と呼ばれる分野になりますし、極めて高エネルギーの放射線を用いてガンを焼き殺す放射線治療と言う分野などもあります。 医学にも興味があるならそういう方向性もあります。
(逆にそういった機械を作るメーカーへの就職も考え方としてはアリでしょうか。東芝やGE、日立製作所とかですね)
工業系なら、例えば石油プラントなどで放射性物質を用いた検査(非破壊検査)などもあります。
研究系なら、例えばシンクロトロンといった高エネルギー加速器を用いた施設への就職と言ったことも考えられます。これは研究以外にも重粒子線を用いた医療にも用いますし、稀に犯罪科学捜査への利用もあると聞いたことがあります。
いずれにしても、原子力というものをコアに学んでいって、仕事にするというのでしたら「放射線取扱主任者」の資格は必要になるかと思います。 試験は国家資格で、一種と二種の二種類があります。受験資格の制限が割と緩いので、確か高校生でも受験は出来たかと思います。
将来的に必要とされるとしたら通常、難易度の高い一種の方ですが、難易度は正直高校生レベルの理解ではかなり難しいので、チャレンジされるなら、まず二種から勉強される事をオススメします。
先々の就職活動の時にも、「原子力の仕事に就きたいから高校生の時に主任者試験を受験して合格しました」といった話はPRとしてはかなりポイント高いですからね。
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