Re: 保健室登校 ( No.1 ) |
- 日時: 2017/04/29 11:13 (plala)
- 名前: ポイント
- あくまでも私の意見で、別に本の宣伝をするつもりはありませんが「メリットの法則。集英社。奥田健次著」という本を読むと、目からウロコという感じがすると思います。
私なりに簡単に要約しますと、人間の行動に対して多くの人は「なぜそんなことをするのだろう」と思うと、その人の心の奥底まで知ろうとしてしまいます。
不登校とかに対しても、家庭環境だのいじめだの勉強が嫌いだの、そういう原因を見つけようとしますが、それが分かったところで今さらどうしようもないし、下手をすると傷口に塩のように悪化させるのが怖くてなかなか手を出せず、まるみさんも「どうすれば良いのか」になっていると思われます。
その本によると、人間の行動は全てその人の価値観によりますが「その人にとってよい事がある。あるいはよい事が期待される」という原因によるものだと解説しています。
保健室登校にせよ、その子はその子にとって「よい事」があるからそうしているわけで、まるみさんとしては「その子のよい事」を見つけて、それを与えれば良いわけです。
その子が保健室で本を読んで過ごしているのだとしたら、その子は「本を読みたいために、保健室に来ている」として、その子の好きそうな本を与え続けるわけです。
その子が何に興味を示すかは、注意深く観察すれば分かることで、音楽に聞き入っていたら音楽が「よい事」であるし、折り紙をしていたらそれが保健室に来ている目的なのです。
「こんな本ばかり読んでいないで、教科書を読んだり運動もしましょう」というのは余計なお世話であり、それをしてしまうと「保健室へ行っても、嫌なことをさせられる」となって拒否するようになります。
端的に言えば「私が何とかしてあげよう」というのは無意味なことで、その子が嫌がるようなことさえしなければ、自分の治癒力のようなもので自然に回復するものです。
私なりの解釈でしかありませんし、私には養護教諭の経験もなく、実情が分かりませんから「そんな簡単なものじゃない」というものかと思われますので、まるみさんなりにその本から何かを見つけて欲しいと思います。
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Re: 保健室登校 ( No.2 ) |
- 日時: 2017/04/30 00:51 (spmode)
- 名前: みいな
- 私は養護教諭ではないですが、免許はもっているのでどんな仕事か何となく分かるつもりでいます。
以前教育機関に勤めていて不登校や引きこもりなどの生徒も見てきましたが、自分の心を毎日健康に保ち続けるのはとても大変なことでもありますよね。 目の前の生徒が悪いわけではなく、私の場合は感情移入し過ぎてしまうところがありました。 生徒との距離感や、時には無関心というと冷たく聞こえるかもしれませんが空気のような存在として一緒にいるのも必要かなと思います。 ただ、常に何かあれば助けるよと言う信号は送り続ける必要はあると思いますが…。 その子だけ特別扱いになってしまうことは、主さんにとってもその子にとってもまた他の児童にとってもマイナスになってしまうと思うので、もう少しその子に対して良い意味で気を遣わなくなってみてはどうでしょうか?
もちろん、そんな簡単な話ではないと思うのですが…。意識が変わると気持ちもちょっとだけ楽になると思います。
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