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日時: 2016/07/02 15:17 182-167-19-45f1.hyg1.eonet.ne.jp
名前: ラキ

こんにちは、初めまして。小5女子のラキと言います。

「不思議な世界へ出かけよう」という国語の単元で、物語を書くのですが、授業中に終わらず宿題でやって、終わったのですが、自信がないので皆さんに読んで頂きたいです。

コメントの方で数回に分けて書きます。

よろしくお願いします。

主張掲示板

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逆転した立場(タイトルです) ( No.1 )
日時: 2016/07/02 15:25 eonet
名前: ラキ

「何度言えば分かるんですか、中森さん。新人だからと言って、きちんと研修しましたよね。患者さんを困らせるのはやめてくださいよ。」
ナースステーションにヒステリックな声が飛んだ。
婦長の野山貴子(のやまきこ)に新人看護師の中森恵(なかもりめぐみ)が怒られていた。
「はい、申し訳ございませんでした。」
「もう患者さんを困らせるのはやめてくださいよ。」
恵が謝ると貴子は早口で言い、その場を去った。
「ふぅー」
恵は大きなため息をついた。これで怒られたのは何度目だろう、と意味もない事を考えた。
   メンテ
逆転した立場 ( No.2 )
日時: 2016/07/02 15:46 eonet
名前: ラキ

見回り。これは恵にとっての唯一の苦手分野だ。患者にどう接して行けば良いのか分からない。かといって、貴子などに相談するのは恵のプライドが許さない。だから患者からのクレームが来るのだ。
今は302号室の前にいる。ここの患者は有明功一、42歳の男性だ。優しい雰囲気を出しているが、実は怖い。
恵にとってはとても嫌な、一番クレームをつけてくる人だ。
だが、時は来た。功一の病室のドアを開ける。
「こんにちは、何かありませんでしたか」
「おぉ、姉さん。…あったっけな〜……あったようななかったような………。」
この功一の受け答えに、恵が反応した。いや、してしまったと言うべきだろう。
トントントントン…恵のつま先が鳴った。早くしろよ、という意味だ。
「あぁ、なんだ、その態度はよぉ。考えてやってんのによぉ。チッ」
功一はこう言うと恵と反対側を向いた。
何も聞く気は無さそうだと判断し、何も言わず恵は出て行った。
カツ、カツ、カツ…音が気になりそちらを向くと貴子がいた。恵は思わず顔を背けた。
その瞬間、マニュアルに書いてあった事に気がついた。
『・病室に入る際は必ず3回ノックすること
・病室を出る際は必ず失礼しました、と
言うこと』
恵は貴子と目を合わせなくて正解だったと思った。
   メンテ
逆転した立場 ( No.3 )
日時: 2016/07/02 18:26 eonet
名前: ラキ

コンコンコン、ノックの音。
「失礼します」
続いて、
「こんにちは」
「ああ、こんにちは。」
ここは303号室。患者は森山静江、78歳の女性だ。
この患者も、恵にとっては苦手だった。なぜなら…
「今日もねぇ、孫が見舞いに来てくれたんだよ。私の好きな桃を持って来て、『いっしょに食べよ』って。あーもう、かわいいなぁ。あんたさんもいい男見つけて子供産みなぁよ。そしたら面倒見てやってもいいんだよ。」
と、孫の話ばかりで余計なお世話だからだ。
「お孫さんはかわいいでしょうね。でも私は結婚しようとは思ってないので。では。」
恵は早口で、そして愛想なく言った。
ここ最近、恵はストレスがたまっている。貴子には怒られるし患者も自分の言うとうりに、思い通りにしてくれない。
そう思いながら、次の病室、304号室に行った。
304号室の患者が誰なのかは分からない。なぜなら昨日新しく入ってきた人だからだ。
恵はドアの取っ手をつかみ、勢いよく開けた。もうムシャクシャしていてマニュアルなんてどうでもいいと思っていた。
「こん…」
こんにちは、と言おうとしたがそれは出来なかった。
目の前に眩しい光が現れ、思わず目を閉じた。ーーー
   メンテ
名前 ( No.4 )
日時: 2016/07/02 22:51 eonet
名前: ラキ

すみません。
患者の名前にふりがなを打っていませんでした。

302号室の有明功一は、ありあけこういちです。
303号室の森山静江は、もりやましずえです。
   メンテ
Re: 物語逆転した立場 ( No.5 )
日時: 2016/07/04 18:09 eonet
名前: ラキ

「中山さん、中山恵奈(なかやまめぐな)さん。」
この呼びかけに少し違和感を感じながら恵、いや恵奈目を開けた。
「昼ごはんです。早く食べてくださいよ、片付けるのは私なんだから。」
そう言って来ていた人は早々と出て行った。
恵奈は心の中で
「私は中森恵よ、どうして中山恵奈なの?てゆうかここ、病室じゃん。何か病気でもなったの?あ…さっきの人、私にそっくりだった…一体どういうことよ!!」
と言っていた。
恵奈はとりあえず昼ごはんを食べた。すると、恵奈に似ている人が入ってきた。早速恵奈は気になった事を聞いた。
「あの、あなたは名前なんと言うんですか?」
「中森恵ですが。何か。」
「…あ、いえ」
その時、恵奈は混乱していて分からなかったことに気付いた。それは「自分に似ている人」が自分だったからだ。
「では、急がないとダメなので」
そう言って恵は出て行った。

   メンテ
Re: 物語 ( No.6 )
日時: 2016/07/26 21:33 ocn
名前: 匿名


   メンテ
Re: 物語 ( No.7 )
日時: 2016/08/11 15:54 ocn
名前: 匿名

つ、続きは?
   メンテ

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Kiss!! kiss
カテゴリ 対話
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