Re: 暇だから小説書く ( No.1 ) |
- 日時: 2014/02/25 20:37 (au-net)
- 名前: 駄文道
- どれくらい立っただろう。視界がブラックアウトしてからは時間が止まったかのようになにも変わらない。ざわつく声もなくなり永遠に感じる時間。だが悪くはない。
むしろ居心地が良い。これが死というものなのか?
体は動かない。そもそも感覚がない 首から下がないような…なんだか気持ちが悪い。
そろそろこの感覚が慣れてきた所だった。視界が徐々に明るくなってきたのだ
それと同時に手足の感覚も戻ってきた。それから音も聞こえてくるようになった 人の声がする。なにやら話しているようだ、だがよく聞こえない。すると何かが近づいてくるような足音が聞こえた 確実にこちらに向かって歩いてきている
俺の頭付近で足音が止まった。今目の前に足音の本人がいるのだろうか…
「やぁ、おはよう、目が覚めてるんだろ?」
それは、俺が数時間ぶりに聞いた声だった。
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Re: 暇だから小説書く ( No.2 ) |
- 日時: 2014/02/25 21:12 (hi-ho)
- 名前: 藍染
- 読んでます。続けてください。
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Re: 暇だから小説書く ( No.3 ) |
- 日時: 2014/02/25 22:35 (au-net)
- 名前: 駄文道
- 頭上から声がしてハッとした。もしかして自分は助かったのでは?体も治療したんだ。だから痛くない
だがうつ伏せになってる頭を上げて声の主を見た瞬間、思考が止まってしまった。
「やぁ、気分はどうだい?」
そこにいたのは、真っ白なローブに身を包んだ整った容姿の美を追求したような人物がいた。 男性か女性かわからない不思議な魅力がある。 だが問題はそこじゃない。なんと頭の上に宙に浮いた輪っかのような物がある。 そして背中には美しい白い羽根…なるほどそういう趣味なのか。 だがコスプレにしては完成度がかなり高い。まるで本物の天使のようだ… するとその天使のような人はこう言った 「君は新しくここに来た人だよね?初めまして…自己紹介は…いいか とりあえず起き上がって、怪我は完治してるからね」
…俺はその天使のような人に目を取られボーッとしていたが、今ので確信できた。ここは…病院でも…もしかしたら俺がいままでいた世界でもないかもしれないということが…
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Re: 暇だから小説書く ( No.4 ) |
- 日時: 2014/02/26 01:14 (au-net)
- 名前: 駄文道
- ゆっくりと起き上がる。あんなに痛かった体が嘘のように軽い。
スキップを取りたくなるがグッと抑えて立ち上がった。 「うん、大丈夫みたいだね」 俺の体を見ながら天使のような人は言った。 「あの…ここは…?」 俺はその人に当然の疑問をぶつける。
「あれ?、もしかして聞いてなかった?ここへ来る途中アイツに任せてたんだけど…」 天使のような人はそう言って顔に手を置いて考えるポーズを取った
「あいつ?」
「あぁ、なんでもない。気にしないでくれあいつまたサボったな…」
最後の方に小さな声で何かを言ったが聞き取れなかった。
「じゃあ、説明するね。ここは…天国さ」 澄まし顔でそんな事を言ったが当然信じられる訳がない。確かにここにいるのは紛れもなくどこからどう見たって天使だ。 だから天国と結論付ける事はできない。
「エンジェルアイランドとも呼ばれている。 ここには、なんらかの理由で死んでしまった人達が暮らす場所なんだ。 人が死ぬのには必ず理由がある。自殺や向こうのホーリツで死刑を受けた者以外はここに来る事になっているんだ。 そして、みんなここで幸せに暮らす。空腹も怪我もないんだ。」
「すごい所だな、だが自殺や死刑の人はどこに行くんだ?」
「もちろん地獄さ。」
「…」
「この世界には、天国…つまりここと地獄が存在する。過去に悪事を措かしても法律的な死を迎えなければここに来れる。 地獄は、自殺や死刑を受けた人が行く場所。こことは違って年中暑苦しい溶岩の近くで毎日石炭を運ばさせるんさ。過酷な労働環境でね 死ぬこともできないから一生の苦痛を味わうんだ。痛みも感じない、疲れも感じない。ただ暑苦しい場所で毎日毎日寝ることもできず永遠に石炭を運び続ける…恐ろしい所だよ。」
俺には言葉がなかった。確かに本やテレビなんかでよく見た事がある。 地獄で嘘をついた者は舌を抜かれる…古い話ではあるが昔婆ちゃんから聞いた。
「…地獄で嘘をついたら舌を抜かれるんじゃないのか?」
「それは人間が作った話だろ?」 笑いながらそう言った
「実際はそんな事しない。ただ永遠に働かされるんだよ。」
「おっと、おしゃべりが長くなってしまった。これから君はこの天国で暮らしてもらう。ここには何億人もの人がいるんだ。言語の壁もないから安心してくれ。」
「後、エンンジェルランクと言うものがある。ほらこれ」 そう言うとポケットから何かを取り出した。そこには女神を象るバッチがあった。
「このバッチは自分の天使の階級を表しているんだ。君は今入ったばかりだからこの…ビギナーエンジェルのバッチをつけてね。これがあれば天使と認識されるんだ。ただ、これはずっと付けていなきゃいけないんだ。 と言うのも、最近地獄の奴らが度々天国に入る人が多いんだ。だからそれを見分けるためだね。」
「それと、こっちでも君が向こうでやってたように企業を設立させる事もできる。…まぁそんな意味はないけどね。現実世界を味わいたい人向けのゲームみたいなものだね。株価もあるし競馬やギャンブル…娯楽まお揃えてある。全部タダで出来るよ」
「ただ!?」
俺は心底驚いた。それだけの物をまさかタダで出来るとは 後で要チェックだな。
「よし、それじゃあ一通り説明も終わったし…町を案内するよ。」
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Re: 暇だから小説書く ( No.5 ) |
- 日時: 2014/02/26 13:32 (hi-ho)
- 名前: 藍染
- 読んでます。
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No.5に対する返信 ( No.6 ) |
- 日時: 2014/02/26 17:18 (au-net)
- 名前: 駄文道
- > 読んでます。
ありがとうございますー
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Re: 暇だから小説書く ( No.7 ) |
- 日時: 2014/02/26 18:56 (au-net)
- 名前: 駄文道
- これから町に行くらしいがあえて言わなかった事がある。
そう、今この空間には俺と天使さんしかいないのだ。それ以外は真っ白。どこまでも続くかのような白だ。
「じゃあ、私の手を握って?」
と言って綺麗な手を差し出した。
この人の手を…? 俺は疑問に思いながら手を握る。
「じゃあ、しっかり握っててね」
これから起こるんだろう… と一瞬の内に場面が変わった。さっきまで何もなかった空間に、急に建物が生い茂り始めた。そして賑やかな声…通行人は皆この天使と同じ白いローブに背中に羽根が生えていた。ここが…天国…。 一言で言ってしまえば大都会。現実世界と差ほど変わっていなかった。 自販機もスーパーもある。どうやらここは現実とは変わらないらしい。 少しだけガッカリした。
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Re: 暇だから小説書く ( No.8 ) |
- 日時: 2014/02/26 23:06 (spmode)
- 名前: 美菜
- 完全に小説ですね!
すごいです!
続きも楽しみにしておきます!
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Re: 暇だから小説書く ( No.9 ) |
- 日時: 2014/02/28 01:09 (au-net)
- 名前: 駄文道
- 考えたんですけど、この小説ここで書くかほかのサイトで書くかどっちのほうが良いですかね?
コメントよろしくお願いしまーす
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Re: 暇だから小説書く ( No.10 ) |
- 日時: 2014/02/28 08:56 (hi-ho)
- 名前: 藍染
- 小説投稿サイトで書いたほうが、多くの方が見てくれると思います。
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No.10に対する返信 ( No.11 ) |
- 日時: 2014/02/28 18:49 (au-net)
- 名前: 駄文道
- > 小説投稿サイトで書いたほうが、多くの方が見てくれると思います。
ありがとうございます。でもやっぱり誰かが見て面白いって思ってくれた方が嬉しいです。 それが少人数であっても。 ということでもう少しここで続けさせて頂きます。
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Re: 暇だから小説書く ( No.12 ) |
- 日時: 2014/02/28 20:18 (hi-ho)
- 名前: 藍染
- >ありがとうございます。でもやっぱり誰かが見て面白いって思ってく
>れた方が嬉しいです。 >それが少人数であっても。 >ということでもう少しここで続けさせて頂きます。
そうですか。では、続きを待ってます
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Re: 暇だから小説書く ( No.13 ) |
- 日時: 2014/03/01 13:40 (au-net)
- 名前: 駄文道
- 町並みはいたってどこにでもあるような場所だ。
強いて違うことと言えば皆同じような服装…白いローブに輪っかが頭に浮いている事くらいだろう。 「ここが天国さ。きっと前に住んでた場所と変わらないって思ってるだろう。だがこっちは向こうの世界ほど厳しくないよ。 好きなときに好きなことが好きなだけ出来るのさ。 それにお金という概念がない。君にさっき渡したバッチを見せれば何だって買えちゃうんだ。」
確かにそれはすごい。このバッチにそれだけの価値があるとは思わなかった。
「あ、でも…そのバッチのランクで買えるものと買えないものがあるんだ。」
…どうやらここも向こうとあまり変わらないようだ。 そうか…じゃあまず…「いやあああああああああ!!!!」
何をしようか考えたとき、突然悲鳴が聞こえた。
「あっちゃー…やっちゃったかー…」
「なんだ?何が起こっている?」
「うん?ここに住む天使がね…"悪い事"をしたんだ 。」
悪いこと…?
「ほら、あそこ…」 天使さんが指を指す方向に…確かに見えた。 狂っているように見えた。
"次、ちょっとグロテスクなので閲覧注意です"
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Re: 暇だから小説書く ( No.14 ) |
- 日時: 2014/03/01 15:02 (au-net)
- 名前: バルドー
- あのさーここ雑談スレだよねー小説書く場所じゃないよね。
馬鹿なの?なりきりクズ野郎が。 小説なら違う場所で書けよ。通報するぞ
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Re: 暇だから小説書く ( No.15 ) |
- 日時: 2014/03/01 15:04 (spmode)
- 名前: 水城
- ご自分もカテ違いして言われたからって
人に八つ当たりですか?
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Re: 暇だから小説書く ( No.16 ) |
- 日時: 2014/03/01 15:06 (au-net)
- 名前: バルドー
- なんというか、全般でゲームの話がダメならこの人もダメなんじゃないかって。
調子乗ってるし
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No.16に対する返信 ( No.17 ) |
- 日時: 2014/03/01 15:08 (au-net)
- 名前: 駄文道
- > なんというか、全 般でゲームの話がダメならこの人もダメなんじゃないかって。
> 調子乗ってるし
すいません。ちょっと自分も意外と見てもらえてたので調子に乗っていたのかもしれません。 では、このスレは削除させて頂きます。良かったらここ以外で小説書ける場所を教えていただけませんか?
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Re: 暇だから小説書く ( No.18 ) |
- 日時: 2014/03/01 15:10 (spmode)
- 名前: 水城
- だからっていきなり通報ですか
自分と同じ人を作りたいんでしょう? それならまず注意からしたらどうです? バカとかクズとか言ってると通報されますよ 人のこと通報しようとしてるあなたこそ調子乗ってるんじゃありません?
気にくわないなら注意からして下さいね?
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No.18に対する返信 ( No.19 ) |
- 日時: 2014/03/01 15:13 (au-net)
- 名前: 駄文道
いや、あの大丈夫なんで… あまり争わないでください。 自分が場違いスレたててしまったのでこのような事が起きてしまったんです。
迷惑をかけてすいません。後、他に小説書ける場所を教えていただけませんか?
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Re: 暇だから小説書く ( No.21 ) |
- 日時: 2014/03/01 15:16 (spmode)
- 名前: 水城
- ほら、りおさんのように言えばいいですよ?
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Re: 暇だから小説書く ( No.22 ) |
- 日時: 2014/03/01 15:17 (au-net)
- 名前: 駄文道
- 制限で入れませんでした。後これは削除させて頂きます。
なのであまりここで争う(?)のはやめてください
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Re: 暇だから小説書く ( No.23 ) |
- 日時: 2014/03/01 15:19 (au-net)
- 名前: 駄文道
- と、思ったら入れたw
続きは向こうで書きます。良かったら見てください
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Re: 暇だから小説書く ( No.24 ) |
- 日時: 2014/03/01 15:19 (mesh)
- 名前: りお
- 紫苑さん。
いや、別に俺はここでもいいと思うけど。 せっかく作ってきたんだし、どんな内容であれ、もったいないと思う。 移動するしないは自分で決めたらいいと思うよ。
失礼しました。
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Re: 暇だから小説書く ( No.25 ) |
- 日時: 2014/03/01 22:21 (au-net)
- 名前: 駄文道
- こちらでの閲覧ありがとうございました。これからは嘆き文庫という所でヒソヒソ活動させて頂きます。
読んでくださりありがとうございました。
因みにこの小説は天国と地獄を題材にしております。 かなりの中2丸出しな文でしかも文才が皆無という悲しい小説です。 それでも読んでくださる方がいるのなら感無量でございますww
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Re: 暇だから小説書く ( No.26 ) |
- 日時: 2014/03/01 23:20 (hi-ho)
- 名前: 藍染
- バルドーさんやつあたりしてんじゃねぇよ。ここは雑談だよ。だから、基本何でもOKなんだよ。小説書いたって。
調子乗ってるのはお前だ。失せろ。
文句あるなら俺に言え。
駄文道さん・・・ 残念。俺のせいで・・・ 申し訳ありません。 嘆き文庫に行って読みます。
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No.26に対する返信 ( No.27 ) |
- 日時: 2014/03/01 23:54 (au-net)
- 名前: 駄文道
- 気にしなくて大丈夫です。
それになんかこれだけの人が見てくれてるってちょっと嬉しい気持ちもあります(笑)。是非、嘆き文庫でもよろしくおねがいしますね。
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Re: 暇だから小説書く ( No.28 ) |
- 日時: 2014/03/02 00:15 (spmode)
- 名前: 奈瑞菜
- ぇ━━ん・゜・(つД`)・゜・
私、嘆き文庫に制限で入れないんだ…。
ここでかいて欲しいです! お願いいたします!
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Re: 暇だから小説書く ( No.29 ) |
- 日時: 2014/03/02 00:19 (au-net)
- 名前: 駄文道
- …じゃあ見れない人のために嘆き文庫と雑談スレ同時進行で…やろうとか考えてみます。
とりあえず今はこの先のストーリーを考えているのでもうしばらくお待ちください
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Re: 暇だから小説書く ( No.30 ) |
- 日時: 2014/03/05 21:56 (au-net)
- 名前: 駄文道
- なんということだ。 俺の目の前で、一人の天使が羽根を切られ、どこ かへ連れ去られてしまった。 皆が見ている中で…皆、目の前の惨劇をなんとも ないような…むしろ当たり前のように見ていた。 「あれは…どういうことなんだ?」 震える声で聞く。
「あれは、地獄へ連れていく儀式。 天使が地獄へ行くにはあんな羽根はいらない。だ から罪を犯したそこでああやって羽根を取られる んだ。」
きっとここは、自分が思っていたのよりも遥かに 過酷な世界なのかもしれない。
「あの人はいったい何をしたんだ…?」
「道にゴミを捨てたんだ。」
「…なに?」
「道にゴミを捨てたんだよ。 とても許される事ではないね。」
…どうやらこの世界は、想像以上に…いや、 向こうの世界よりも過酷な生存競争を強いられる のかもしれない。 そう思い、全身の身震いが止まらなかった。
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Re: 暇だから小説書く ( No.31 ) |
- 日時: 2014/03/05 22:00 (hi-ho)
- 名前: 藍染
- ・・・・ふむふむ
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Re: 暇だから小説書く ( No.32 ) |
- 日時: 2014/03/05 22:20 (au-net)
- 名前: 駄文道
- 「じゃあ、君を部屋に案内するよ。こっち来て」
あれだけの参事がまるでなかった事のように天使さんはいつもの口調で言う。
正直、もうこの世界にいることが嫌になってきたことだ。これからどんな生活を送ればいいのだどうか…
そう考えながら歩いている内に、豪華なホテルが見えた。妙にクラシックに出来ている。 「すごいでしょ〜、これが君たちが住むホテルさ。 住人が増えるごとに部屋数が増えるんだ。」
ホテルを見上げながら天使さんが言う。 確かにこのホテルはかなりの大きさだ。 地上から見上げてもてっぺんが見えない。
「…まぁそれだけの数の人がここにいるんだけどね。 あ、君の部屋は、最上階の一番奥だよ。エレベーターを使って行ってね。 私はそろそろ行くよ」
「急いでいるのか?」
「うん、さっきの罪人を地獄へ送る手続きをしなくちゃいけないから。受付は済ませてあるから後は部屋でくつろいでて。 違う天使が君の所に行くはずだから。」
「ちょ、ちょっと」
「じゃあ!」
制止の声も聞かずに天使さんは青空に消えていった。
|
Re: 暇だから小説書く ( No.33 ) |
- 日時: 2014/03/18 15:42 (au-net)
- 名前: 駄文道
- 電話をかける1人の人 間。 何回かコールしたあと、繋がった。
「…もしもし?」
「…ええ、順調ですよ。」
「もちろん、動脈、心拍数共に正常です。」
「…ええ、恐らく。」
「…はい、わかっています。成功すれば…」
「ええ、もちろんです。…はい。」,
「ところで、例のアレは?」
「…そうですか。それはそれは…」
「…ええ、わかりました引き続き」
「はい、では、また…」 episode.?
遅くなってすいませんでした!短くてごめんなさい
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Re: 暇だから小説書く ( No.34 ) |
- 日時: 2014/03/19 15:33 (hi-ho)
- 名前: 藍染
- 大丈夫です。気長に待ってます。
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Re: 暇だから小説書く ( No.35 ) |
- 日時: 2014/03/19 19:10 (spmode)
- 名前: 北諸組マジ天使!
- 面白い!続き待ってます!
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Re: 暇だから小説書く ( No.36 ) |
- 日時: 2014/03/20 01:41 (dion)
- 名前: うぇる
- 今は会話の羅列を小説と呼ぶの?
同人ラノベでももっと情景・心情の描写はしっかりしてるけどね〜スレ主および絶賛者は小説、まともに読んだこと無いんじゃない?
折角こういう場を使って書こうってなら質の向上は追求してもらいたいからダメ出ししとくよ〜
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Re: 暇だから小説書く ( No.37 ) |
- 日時: 2014/03/20 11:24 (au-net)
- 名前: 駄文道
- うぇるさん(本当にすいません)
背景描写や人物の心理的描写を事細かに書いてしまうとおそらく みんな途中で飽きてしまうと思います。 自分含めて。でも頑張ってみたいと思います。 ありがとうございました!
|
Re: 暇だから小説書く ( No.38 ) |
- 日時: 2014/03/20 11:54 (au-net)
- 名前: 駄文道
- ホテルについた後も、自分の中であの光景がフラッシュバックする。
質素な一人用ベッドに横になれば、鮮明に浮かび上がった。 大量の血液を流しながらただひたすら悲鳴をあげる「罪人」。 そんな光景を当たり前のように見ている他の天使たち。 どれも、当たり前なのだろうか…?
震えが止まらなかった。それはきっと恐怖心からなるのだろう。 自然と涙も出そうになる。いつか自分がああなったら どうすればいいのか。だまってもがれていく羽を見つめる事しか出来ないのだろうか。しかし自分にはまだ羽も輪っかもない。 あの人は日が浅いと言っていたが生えてくるものなんだろうか。
いずれにせよ、ここがどんな場所なのかはさっきのでハッキリとわかった。 後はどう生きていくか…か
おそらくこの世界は「罪」に関して異常なほど厳しいのだろう。 「ゴミを道に捨てたから羽を切られて地獄へ落ちる」これが 地獄へ落ちる理由なら、これからの行動に注意しなくてはならない。
例えば、口論だ。誰かと口喧嘩をすれば、二人とも地獄へ落ちるだろう 「悪口」と言う罪で だが単純にこれは「悪口」を発さなければいいことだ。なんら問題はないだろう。
あまり考えたくないが、もしも自分が罪を犯してしまった時にどうすればいいか考えなくてはならない。おとなしく羽を切られるか… 逃げるのか…それともなにかその場しのぎの言い訳を考えるか
おとなしくしていれば地獄のような苦しみに絶えなくてはならない。
逃げればすぐに捕まってしまうだろう
ということは言い訳か。しかしあまり妥当な判断とは言えない。 だが痛い思いをする時間が少しでも遅れるならいいのかもしれない。何事も覚悟が必要だ。
…そうか、この世界で生きていかなければならないのか… 永遠に「罪」という存在に神経をすり減らし、怯える日々が続く。
今はあまり考えたくない。折角ベッドがあるのだ。少し寝かせてもらおう。 episode3.意識
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Re: 暇だから小説書く ( No.39 ) |
- 日時: 2014/03/20 12:13 (plala)
- 名前: アイクン◆hy.2BlgPD/.
- というか
嘆き文庫というカテゴリーがあるのでそちらに書かれてみては? そのほうが多くの方に見ていただけるかと思いますよ。
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Re: 暇だから小説書く ( No.40 ) |
- 日時: 2014/03/20 12:32 (au-net)
- 名前: 駄文道
- 嘆き文庫でも書いています。
制限で入れない人がいると思うのでこちらでも書かせていただいています。 すいません
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Re: 暇だから小説書く ( No.41 ) |
- 日時: 2014/03/20 13:01 (plala)
- 名前: アイクン◆hy.2BlgPD/.
- そうでしたか。
では頑張って書いてください。
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Re: 暇だから小説書く ( No.42 ) |
- 日時: 2014/03/29 22:52 (au-net)
- 名前: 駄文道
- 神は、この世に命を残した。
星を破壊し、環境を破壊。そして無意味な争いをする愚かで卑劣な劣等生物を産み出した。それらは地球という星に寄生し、無惨にも地球を食い荒らしたのだ。そして、人間は日々進化している
どんなにあがこうと、進化は止められない。その 歴史は淘汰されていく。何千年、何億年の 歴史が語り継がれていく。その過程で、良くない物が産まれた。 決して存在してはならない。 人間(神の異物)が…
他の生命とは違う。言葉があり、欲が強く、肉体、精神共に軟弱であるが、それが集まればどうだろうか。 正に脅威と言えるだろう。現に人間は、大量の動物を殺している。 愚かな争いも起こしている。その度、地球は確実にダメージを受けていることもわかっているだろう。
確実に崩壊への道を辿っている。一度通った道は二度と後戻りは出来ない。 そうだろう?
『罪人』よ。
慣れない事はするもんじゃないですね
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Re: 暇だから小説書く ( No.43 ) |
- 日時: 2014/04/01 09:51 (hi-ho)
- 名前: 藍染
- 続き待ってます。
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Re: 暇だから小説書く ( No.44 ) |
- 日時: 2014/05/08 23:52 (dion)
- 名前: 業務員
- これも破壊します
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Re: 暇だから小説書く ( No.45 ) |
- 日時: 2014/05/09 00:05 (dion)
- 名前: 駄文道
- ちょっと待って。
考えててるから後3日くらい待って あ。機種変しました。iPhoneですね。前のとは勝手が違う・・・ えっと。
今は何時だろう。 少し寝ると言ってだいぶ寝てしまったようだ。 ゆっくりと目を開けてベッドの脇にある小さなタンスの上に粗末に置かれた針時計を見る。起きたばっかりで視界がぼやけているが確認できた。丁度12時・・・ と時間を確認するも先程が何時かわからない俺にとっては結局無意味な行動だった。
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Re: 暇だから小説書く ( No.46 ) |
- 日時: 2014/05/09 00:27 (spmode)
- 名前: 遥
- 駄文道〜♪
久しぶり!覚えてる?葉那とか津とかと話してた遥だよ!
更新気長に待ってます
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Re: 暇だから小説書く ( No.47 ) |
- 日時: 2014/05/09 18:16 (hi-ho)
- 名前: 藍染
- いつでも構いませんので、続き待ってます。
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Re: 暇だから小説書く ( No.48 ) |
- 日時: 2014/09/17 21:40 (dion)
- 名前: 駄文道
- 丁度二度寝というものをしようとした時だった。
部屋のドアにノックが三回ほど鳴り響いた。 こんな時になんだ・・・と心の中で悪態をつきながら、重い頭を枕から起こし、だるい体をなんとか動かした。元々低血圧なためか、どうも寝起きは辛い
立った数メートルの廊下が妙に長く感じた。 俺としてはやっとの思いでドアにたどり着く。 ノブを掴み、ゆっくり回しながら開けたが、鍵が閉まっていたため ガチッと音がして空かなかった。 気を取り直し、ノブの上についている回転式のロックを外して今度こそ扉を開けた。
「どちらさまですか?」 俺が扉を開けるとそこには見知らぬ顔がいた。 40代半ばの男性だ。見るからに汚らしくもとの色が分からない位汚れ、 穴だらけの布シャツに、シミだらけの茶色いズボンを履いている。 靴がないのだろうか、素足で爪は伸び放題、ホームレスのような男がいた。 顔は伸び放題の髪に覆われよく見えない。 「兄ちゃんよ」 男がそう言った。明らかに不潔そうな見た目に反し、声はとても優しそうだった それに香水のような匂いもする。
「新しく来たやつだろ、俺、この隣住んでる人でさ」
どうやらこの人も死人らしい。ここにいる人はみんなそうだろうが
「よろしくな、ここはよ。お前がいた世界とは違う所なんだ」 男がそう言ったので自慢気にこう言った。 「そんな事は知ってるぞ」
「あぁそうかい」 どうやら滑ってしまったようだ
「天国だって言われただろ。ヘッヘッヘ なーにが天国なんだろうね」
男はニヤリと笑って言った。その時初めて男の顔が見えた。 髭は伸び切り、目は何かを悟ったように 酷く冷たい目だった。
「兄ちゃん、ここに来た事、いや死んだ事を後悔するべきだぜ」
「どういうことだ?」
男は少し間を開けるとこう続ける
「狂ってんだよぉ、ここの人間は。いや神様かな? 見ただろ、今日でもう四人目だぜ?羽もがれたの」
そこで俺はまたあの惨劇を思い出してしまった。 あの女性の叫び声・・・流れ出る血・・・
「へへっ、兄ちゃんにはちと過激すぎたかな。 ここはな、"悪い事"をする奴を滅法嫌ってる。 まさに、ゴミを道端に捨てたやつとかな」
「酒も博打も風俗も思う存分出来るぜ。でもな、 悪い事を一つでもして見な。途端にあいつらが来てお前の まだ生えてない羽をもぐかもしれねぇからな」
そう言われると改めて恐怖が身体中を震えさせた。次あの惨劇が 自分にも・・・そう思うとやはり全身の震えを隠すことはできなかった。 自然に冷や汗が垂れてくる。何度も光景をフラッシュバックさせる。 怖い、怖い・・・
「へへっ兄ちゃん、大丈夫か?」 声をかけられ我に返る。恐怖を押し殺すように俺はふと男に疑問を投げかけた その男には羽がないのだ。 きっとここにきて随分経つのだろう。 あの光景を見たとしても酒のつまみにでもしていそうだ
「アンタ、羽はないのか?」 そう聞けば男は少し、顔を落とした
「初めて生えた時、ちょっとやっちまってな。 もがれて地獄へ落とされた。 あそこに落とされると嫌でも実感するよ。 この世界の方が何十倍も、何千倍も良いってな」 _______________
お久しぶりです。長らくお待たせしてすいませんでした 実は、何度も書こうとは思っていたのですが、 色々あって、結局半年程放置してしまいました 次は、いつ上げるかわかりませんが閲覧してくださってる方がいれば 気長にお待ちください
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Re: 暇だから小説書く ( No.49 ) |
- 日時: 2014/09/18 00:15 (infoweb)
- 名前: 遥
- 式呉お疲れ様!
私、いろいろあったけど頑張ってるよ 待ってるからね!
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No.49に対する返信 ( No.50 ) |
- 日時: 2014/09/18 17:17 (dion)
- 名前: 駄文道(雑談)
- > 式呉お疲れ様!
> 私、いろいろあったけど頑張ってるよ > 待ってるからね!
遥さん久しぶりです。 大丈夫ですか?、最近元気がなさそうでしたけど・・・ 僕も頑張ります、何かあったらいつでも相談乗りますよ。 結構不定期なんであまり期待しない方がいいですが・・
小説の方もいつも読んでいただきありがとうございます。 こっちも頑張って書くのでよろしくお願いします!
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