自己愛性人格障害の方へ
細井豊さん
僕は心理カウンセラーでも、精神科医でもなく
ただの素人ですが、ここで書かせてもらいます。
駄文ですので、先にお詫び申し上げます。
小さいころから
僕には居場所がありませんでした。
お父さんはいつも仕事ばかりで
僕のことをちゃんと見てくれませんでした。
お母さんは気持ちの上げ下がりが激しく
いつも僕に八つ当たりしてきました。
僕は
お母さんに怒られるのが
小さい頃から一番怖かったです。
お母さんの言葉はいつもナイフのように鋭いからです。
僕は親から無償の愛をもらえませんでした。
学校で、僕はいじめによく遭いました。
僕はいじられやすい。極端に言えば、いじめられっ子体質だったからです。
そのくせ、協調性がなくまわりに合わせられない子でした。
家にも学校にも
居場所がなかった僕は
自分の世界に閉じこもるようになりました。
自分よりも話が上手だったり、能力が上だったりするとすぐ妬むようになりました。
けれども、僕は話術を磨こうと努力はしませんでした。能力も上げようとしませんでした。
自分が嫌いだと思った人間は心の奥底から憎むようになりました。
けれども、僕は嫌いな人間を理解しようともしませんでした。
僕は他人をすぐ妬んだりするのに、努力をしようとしませんでした。
心の奥底で僕はなにもできない自分を受け入れて欲しかった。
甘えかもしれないけど、僕はそんな人でした。
死にたいと今までの人生で2回考えたことがありました。
これでおわりです。
僕はいまだに今の自分を変えることができていません。
死にたいと思っても、怖くて死ねないです。
僕はチキン野郎です。
だれかが自分を止めてくれると思っているからです。
そんな僕でも生きるために小さなことをやりつづけています。
特別に大きく変わったことはないです。
ただ自分のやれることを増やしています。
自分で自分を「こんなことさえもできないのか」と罵りつつも
小さくやっていっています。
もし同じ病で苦しんでいる人がいたら
どんな小さなことでもいいので
やってみてほしいです。
そんな小さなことをやってる自分を満足いかないかもしれないけど、
とにかくやることに価値があります。
ぶっちゃけ、ちょっと悪いかなと思ってもやっちゃっていいです。
それで少しでも心にゆとりが持てるなら。
他人の幸せのために
自分を犠牲にすることは頭からなくしたほうがいいです。
けれどもいきすぎた悪行は自重したほうがいいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
(2014年12月29日 細井 豊さん)
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