|
紹介屋(コーチ屋)
多重債務者に新しい借入先を紹介するなどと称して、融資額の2〜4割の手数料を稼ぐ業者。あたかも自分の紹介で融資を得られたかのようにみせるが、実際は全く関係の無い業者を下調べし、債務者に教えるだけで何もしていないケースがほとんどである。金融業者と偽って、申込者に他社借入れを斡旋し、その手数料を強要する業者。 |
|
融資を申し込むと、うちでは貸せないと言われ、ある業者を紹介される。そこで50万円の融資を受けた後に最初の会社に電話をすると、紹介手数料と言う名目で20万を書留で郵送するように言われた。 |
|
|
|
|
整理屋
多重債務者に対して、債務を整理してやるといって近づき、違法な手数料を取って、債務を一本(1社)に整理する業者。実際は、いいかげんな手続きをする場合が多く、ひどい場合は、何も手続きをしないこともある。また弁護士事務所が債務整理を行ったように見せかけているが、弁護士事務所は名前だけを貸している場合が多い。 |
|
日弁連のホームページによると、このような「非弁提携弁護士」は東京にある3つの弁護士会所属の弁護士を中心に全国で100人以上は存在すると言われている。但し実数は不明。 |
|
|
|
|
買取屋
多重多額債務に苦しむ人に、クレジットカードで換金性の高い商品や高額な商品を買わせ、その商品を換金し、多額の手数料を要求する業者。債務者には、手数料を引かれた現金が残るが、同時にクレジットカードで商品を購入した借金も残る。 |
|
債務者のクレジットカードで50万円分のビデオ、パソコン等を購入し、20万円で下取り。差額の30万円は買取屋の儲けとなる。債務者には20万円の現金は残るものの、後日クレジット会社から50万に手数料を加えた請求が為される。 |
|
|
|
|
090金融
勧誘チラシに「090」で始まる携帯電話の番号しか記載せず、正体を明かさない新手の業者。法外な金利をむさぼる無登録業者がほとんど。決まった事務所やノウハウが不要なため、摘発が非常に難しい。厳しい取立てで、顧客を追い込むことが多いと推測されている。 |
|
携帯電話番号だけを書いたチラシを電柱に貼り付ける等して顧客を集め、1口3万円で貸し付け、先に利息分3千円を差し引いて渡し、翌日3万円を返済させる仕組み。この業者は1日1割の高金利を取っていた。 |
|
|
|
|
システム金融
不況と銀行などの金融機関の貸し渋りに苦しむ、中小・零細企業の経営者を狙った業者。ダイレクトメールやFAXで勧誘して、法定金利をはるかに超えた金利を取る。 |
|
借金の支払日が近づいている業者に対しFAXで勧誘を行い、申込がなされると審査結果がFAXで送られる。契約内容は50万の融資申込みに対して10日おきに25万の小切手を3枚切るというもの。この業者は1日5割と言う超高金利を取っていた。 |
|
|
|